私の持っている植物関連の本を紹介します。
欲しい本があったら、新刊以外はほぼフリマサイトで買っています。逆に買っても今イチと思った本や、面白かったけど一読すれば満足する本はすぐにフリマサイトで売ってしまうので、ここに載せてるのは全て個人的にオススメできる本です。
育て方はネット検索で十分ですし、オシャレなレイアウトの仕方などもGS含めネットで十分なので、そういうのは求めていません。植物図鑑のようなカタログのように見れる本が好みなので、そういう本を求めています。
ただ、本の内容を撮影して載せるのはどうやら著作権に引っかかるらしく、リンクも貼れないので、表紙のチラ見せで載せます。(表紙も問題があったら消します)
10年以上前に買った本もあり、既に廃刊の本もありますが、今はフリマサイトで簡単に中古が買えるので気にせず載せます。
全て持っている本なので「この本にこの品種は載ってる?」など質問があれば、わかる限りでお答えします!
(2022年4月)
新たにいくつか本を購入したので追加し、全体を編集しました。今後も随時更新します。
(2024年6月)
ベランダガーデニング植物ガイド
グラフィック社
私がガーデニング初心者の2013年頃に買った本です。当時よくいってた園芸店に置いてあって、中身を知っていたので買いました。
一年草、多年草、宿根草、球根草花、山野草、つる性植物、花木、庭木、カラーリーフ、観葉植物、水生植物、野菜、果樹、ハーブ、多肉植物、サボテン、チランジアまで広く浅く載ってるすごい本です。
当時はエアプランツの流行前だったので、こんな植物があるの!?と驚いたものでした。何も知識がない超初心者だったので、本当にこの本には助かりました。
ちなみに私は当時も今もベランダでは育てていません。この本はベランダとタイトルに書いておきながら、大きな庭木や果樹まで載っているので、あまりベランダに特化してません。
「植物図鑑」としてオススメです。
広く浅いのでもうあまり見ることはないけど、いろいろな植物を知るきっかけとなり、大変お世話になったので手放したくない一冊です。
黒田兄弟の植物図鑑
エフジー武蔵 MUSASHI MOOK
黒田健太郎 黒田和義
こちらもガーデニング初心者の2013年頃購入。
当時憧れたのは黒田健太郎さんのような寄せ植えでした。
この本はフローラ黒田園芸さんで実際に使われた植物の育て方が図鑑として載っています。
植栽の写真も美しくて、見てるだけで癒されます。
初めてのハーブ作り 定番50種
世界文化社 特選実用ブックス
小黒晃
私がガーデニングに興味を持ったきっかけは二つあり、
①元々プリザのアレンジを作って家で飾っていたので、外でもお花の寄せ植えを飾りたいと思ったこと
②元々ハーブが好きで、ドライハーブを買ってハーブを取り入れた生活をしていたので、育てるのもやってみたいと思ったこと
です。
こちらも2013年頃購入。
よくきくハーブでも、自宅で育てられるものとそうでないものがあるので、この本で育てられるか調べました。
ハーブの育て方や活用法はもちろん、各ハーブごと園芸種含めて数種類掲載されているところが良いです。
基本のハーブ、一年草、多年草、木に分かれて掲載されています。
多肉植物図鑑
主婦の友社
羽兼直行
ライトタニラーだった頃、多肉歴はそれなりにあるけど、多肉について全く知らず全てが「多肉植物」という種類で同じだと思っていました。
ある時、エケベリアって何?クラッスラって何?属って何?と気になって、この本で勉強しました。
定番エケベリアやセダムから、アロエやアガベ、ハオルチア、ユーフォルビア、メセン類まで充実してます。サボテンも細かく載っています。観葉植物で多肉質なものまで載ってるので、本当に幅広く多肉を知ることができます。
多肉植物エケベリア
電波社
羽兼直行
エケベリアとエケベリアとの交配種(グラプトベリアやセデベリアなど)が1000種類載っています。わかる品種は交配親が記載されているところがいいです。
これだけたくさん載ってるのに、うちにある品種も全ては載ってないので、エケベリアの豊富さにはびっくりです。
紙質がペラペラで安っぽいのがちょっと気になります。
WILD ECHEVERIA
シュミノリブロ
羽兼直行
羽兼さんの多肉植物の本が良かったので、クラファンをしていたときに応援購入しました。
原種のエケベリアとその自生地の写真が載っています。
ハードカバーで分厚い専門的な本ですが、1ページに1品種なので見やすいです。
私には難しい内容ですが、ずっと手元に置いておきたい本です。
多肉植物&コーデックス Guide Book
主婦の友社
いわゆる多肉植物はほとんど載ってなく、コーデックスが充実した本です。知らないコーデックスがたくさん載っていて、写真もカッコよくてわくわくします。
多肉植物ではメセン(リトープス・コノフィツム)が充実しています。
ビザールプランツ 夏型珍奇植物最新情報
主婦の友社
コーデックス、アガベ、ビカクシダが充実しています。
自生地のことについて書かれているので、読み物としても面白いです。
ビザールプランツ 冬型珍奇植物最新情報
主婦の友社
藤川史雄
ハオルチア、コノフィツム、ケープバルブ(夏型も含め)、オトンナが載っています。
こちらも自生地の写真があるので、読み物としても面白いです。
同じシリーズなのに、なぜか夏型は左綴じで冬型は右綴じなのが気になります。
本棚に並べたときに違和感…
グリーンインテリア 観葉植物のある生活
ブティック社 ブティックムック
真下悦洋・佐藤桃子
意外と観葉植物に特化した図鑑というのがなくて、探しついたのがこの本でした。
科ごとに分類されていて、いわゆる観葉植物が網羅されている本です。ムック本ですが、かなりの満足度です。
表紙だけ見ると、一見図鑑のような内容とは思わないですよね。
観葉植物パーフェクトブック
NHK出版
杉山拓巳
杉山拓巳さんはNHKの「これ、かっこイイぜ!」で何度も見ていたので、この方の植物なら絶対ハズレはない!と思って購入しました。
本当にハズレなし。どれもカッコいい植物だらけ!
いわゆる観葉植物にくわえて、ブロメリア、ビカクシダなんかも充実しています。着生させてあるのも多いので、見ていてオシャレ。
育て方も詳しく、そしてわかりやすいです。原生地の写真も充実していて、原生地での環境に合わせた育て方が載っています。
ブロメリアハンドブック
エアプランツとその仲間たち
双葉社
藤川史雄
ブロメリアってなんだろう?と思ったときに購入した本です。
エアプランツもブロメリアの一つだとこの本で初めて知りました。他にも「これもブロメリアだったんだ!」という発見がたくさんありました。
グズマニアは残念ながら載ってません。
エアブロメリア 銀葉種/緑葉種
タンクブロメリア 硬葉種/軟葉種
グラウンドブロメリア 乾燥地種/森林種
に大まかに分けて育て方が書かれているのでわかりやすいです。
写真もとてもきれいです。
食虫植物ハンドブック
ネペンテスとその仲間たち
双葉社
土居寛文
前述のブロメリアハンドブックに見た目が似ていたので、それだけの理由で購入しました。そして、これが食虫植物に興味を持つきっかけになりました。
サラセニア、ネペンテス、モウセンゴケ、ハエトリソウ、ムシトリスミレについて載っています。
これを見て一部は腰水で簡単に育てられることがわかり、サラセニアの見た目にも惹かれ、食虫植物をお迎えするきっかけとなりました。
パルダリウムハンドブック
双葉社
長谷圭祐
これも前の2冊と同じシリーズだったので、ジャケ買いです(笑)
これは図鑑ぽくはないですが、前半に美しく完成されたパルダリウムたち、中盤にパルダリウムに使える植物の自生地での写真とその説明、後半に作り方が載っています。
一口にパルダリウムと言っても、どの風景(渓流なのか岩の上なのか森林なのかなど)を切り取って再現するかといったことが書かれてるページが一番興味深かったです。
オージープランツ図鑑
青春出版社
遠藤昭
ずっとネイティブプランツに特化した本があればな…と思ってたので、この本は発売してすぐ購入した本です。
ネイティブプランツが好きで、本当に見てるだけでわくわくする本です。
タイトル通りオーストラリア原産だけだとつまらないなと思い購入しましたが、ちゃーんとニュージーランド原産や南アフリカ原産も載ってました!
ドライガーデンでオージーと一緒にレイアウトしやすいアガベやユッカまで載ってます。
オージープランツの発芽と山火事の関係、著者の遠藤昭さんの半生も興味深く読めました。
カラーリーフプランツ
誠文堂新光社
土橋豊・椎野昌宏
カラーリーフと言っても、花壇に植えるようなカラーリーフではなく、熱帯・亜熱帯の熱帯植物が載ってる本です。
ちょっとお高めなので中古が出るまで待ちました。
葉の模様がきれいで色鮮やかな熱帯植物がたくさん載っています。
各植物の説明や、読み物のページは堅苦しい感じなのであまり読んでません。
でもきれいな葉の模様は見る価値アリです。
グリーントータルプランツブック
エフジー武蔵 MUSASHI MOOK
太田敦雄・荻原範雄・黒田健太郎・和義
乙庭さんの「刺激的ガーデンプランツブック」
おぎはら植物園さんの「リーフハンドブック」
黒田園芸さんの「黒田兄弟の植物図鑑」の再編集です。
黒田兄弟の植物図鑑は持っていますが、それぞれとてもオシャレな特色あるお庭なので見ていて楽しいです。
リーフだけでこんなにスタイリッシュになるっていうのがいいですね。
特に、おぎはら植物園さんは楽天で実際に買い物をしたことがあるので、全く同じ植物が載っていて参考になります。
東京ディズニーリゾート植物ガイド
講談社
これを読んで、ディズニーにブロメリアやチランジアまであったなんてびっくりしました。本当に植物園かのように多種多様な植物が植えられています。
スプラッシュマウンテンの緑は意外と和風なツツジだったんですね。ツツジの季節に行ったことがなかったです。
これを見てミッキーマウスツリー(オクナ・セルラタ)が欲しくなりました。
→その後本当に買いました笑(追記)
ディズニー関係なく、おうちの植栽に悩んでる方はいろんな植物が幅広く載ってるので参考になるかも。地植えができるかの参考にもなります。
この本を読んだあとにパークに行く機会がありました。
私は普段のお散歩や運転中に植物を見るのが好きなので、どれだけパークの見方が変わるんだろう?と思ってましたが………
実際はアトラクションやキャラクターに夢中で、植物なんて気にもとめてませんでした笑
恐るべし………夢の国!!
花図鑑
西東社
モンソーフルール
大きくて分厚い本です。
切り花のお花について、花物、枝物、実物、グリーンに分かれて載っています。
それぞれに合わせやすいお花が数種類載っていて、そのお花のページ数も一緒に記載されているのでわかりやすいです。
ドライフラワーの名前 300がよくわかる図鑑
主婦と生活社
ドライフラワーに特化した本。
ドライになった状態の写真がずらっと並んでいます。庭のお花をドライフラワーにしたいときにイメージしやすくていいです。
それぞれ自然乾燥でできるのか、シリカゲルのほうが適しているのか書いてあるので、参考にしやすいです。
コンパニオンプランツの野菜作り
家の光協会
木嶋利男
なんせ狭い家庭菜園スペースなので、混植で効率良く育てたくて、コンパニオンプランツに特化した本を買いました。
混植、リレー栽培、バンカープランツ、障壁作物など載っていて、新たに野菜を育てるときは都度参考にしたい本です。
もういちど育てる庭図鑑
アノニマ・スタジオ
良原リエ
88品種のリボベジ(再生栽培)について載っています。芯を水耕栽培したり、種から育てる方法など、どの野菜がリボベジできるか参考になります。
説明文というよりエッセイのような感じで読むのが楽しいです。
あたらしい盆栽の教科書
X-Knowledge
小林健二
盆栽の昔のイメージとは違う、モダンでスタイリッシュな雰囲気の盆栽がたくさん載っています。
こちらはあまり図鑑のようではなく、盆栽の技術の説明が多いです。
私のような「なんちゃって盆栽」しかしてない者にとっては敷居が高い!と思う内容も多いです。いつかカッコいい盆栽を自分でも作れたらいいんですが…
花物(桜や梅など)の盆栽が少なかったのはちょっと残念。
じっくり観察 特徴がわかる コケ図鑑
ナツメ社
大石善隆
その名の通りコケ図鑑。
本当に膨大な量のコケが載っています。
コケって邪魔者だと思っていたけど、よく見ると繊細で美しいんだなと思います。
小さめの本なので、山など行く人は持ち歩いて苔観察にもいいかも?
レイアウトに使える水草 500種図鑑
エムピージェー
高城邦之
水草図鑑が欲しくて購入。
前景、中〜後景、後景に使える水草に分かれて載っています。
私は水草は苦手分野なので、あまり読むことはないけど、もっと広い家で水槽を置く場所があるなら水草水槽を置きたい!という憧れがあるので、手元に置いておきたい本。
欲しいな、水草水槽…
広い家…
植物と暮らす12ヶ月の楽しみ方
KADOKAWA
私は図鑑のような本が好きなので、あまりこの手の本は興味がなかったのですが、レビューがとても良かったので購入してみました。
毎月のやるべきことや、庭の植物を料理やクラフトに利用するやり方が載っています。
こうして庭の植物を利用して何かを作る生活に憧れますね。
各月ごとに旬のお花とその活用法が載っています。月ごとにお花がまとめられている本はあまり他では見ないので、参考になります。
あたらしい植物療法の教科書
余談ですが、アロマやハーブが好きで、
・アロマテラピー検定1級
・ナチュラルビューティスタイリスト検定
・メディカルハーブ検定
・ハーブ&ライフ検定
・ハーブティー検定
・アロマ空間デザイン検定
に合格しました。
アロマやハーブの知識はほとんどこれらのテキストから得ました。
検定の内容には、必ず「歴史」が含まれています。学生時代も歴史は好きだったので、検定ではごく一部しか出題されなくても、この歴史の内容がとても興味深くて面白かったです。
それを集めたような内容の本がこちら↓です。
翔泳社
中村姿乃
まず、植物療法として、アロマテラピー、ハーブ療法、フラワーエッセンス、森林療法、園芸療法、ジェモセラピー、ホメオパシー、アーユルヴェーダ、日本漢方について載っています。
フラワーエッセンスもちょっとだけかじったことがあるので、どれも興味深い内容です。
そして、植物にまつわる歴史上の人物の話や、古今東西の本や映画などに使われた植物についての逸話がたくさん載っています。
写真も多くて読みやすいのですが、読み物メインの内容だけど大きくて分厚い本なので、持ち運びには向かず、出先で読みづらいのだけはちょっとだけ残念です。