愛知で夏冬を越して宿根しているお花たちの紹介です。
購入の際の参考にしていただけたら嬉しいです。
ツルボ*9月
ツルボはキジカクシ科の多年草
園芸としては雑草扱いされているそうです。こんなに可愛いのにね💕
雑草扱いされるくらいなので、簡単に夏冬越してくれています。
ただ突然地上部がなくなるので掘り起こさない場所に植えてあげないといけません。
花後に種が出来ますが、種からだと開花まで2年かかるそうです。
段菊*9月
段々と下から上に花が咲く段菊。
シソ科の多年草です。
花のない時期の葉っぱも可愛らしいのであちこちに株分けして植えています。
モリモリ生育旺盛なので種にしないようにしないと爆発的に増えるかもしれませんが1つ1つの花茎が大きいので花殻をカットするのは簡単です。
サルビア アズレア*9月
一番好きな宿根草かも!空色とぽってりとした姿が可愛らしいサルビア アズレア
シソ科の多年草とありますが、愛知では冬に地上部は枯れてしまうので宿根草といった方がいいような🤔
秋に咲くお花なので夏はなんて事なく越してくれます。
注意するなら春。
他の宿根草と比べても芽吹きが遅い!遅すぎる!
枯れたかと思って引っこ抜きそうになるくらいドキドキしながら芽吹きを待ちます。
大型種なので背は高くなります。かなり摘芯して背を抑えてあげないと理想の高さにはなりませんが、手間をかけたくなる可愛さです💕
秋明菊*10月
秋明菊はキンポウゲ科の多年草
我が家では10月から咲き始め11月に入ってもまだ咲いています。
地下茎で増えるので、思いがけないところからひょっこり出てきますが、マメに抜けばそのうち生えてこなくなります。
八重のお花が好きですが、秋明菊は一重が好き。可愛らしくて癒されます。
雪割草*1月
1月からぼちぼち咲き始めた雪割草。
キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草
春一番に雪を割って春の到来を知らせてくれる山野草です。
3月に入りだんだん元気になってきました。
木陰になる場所に植えてありますが、無事に夏を越せるかな?と心配しましたが難なく越してくれました。
鉢植えではなく地植えで育てています。
プリムラ ジュリアン*3月
プリムラ ジュリアンはサクラソウ科の多年草ですが、日本では一年草扱いのお花。
耐暑性が弱く、夏を越すのがちょっと大変みたいです。
リボン咲きのジュリアンがいつまでも枯れないのでそのまま育てていましたが、夏も難なく越して、3月に入る頃に蕾がたくさんつき、とうとう咲き始めました😄
お手入れは花柄を摘む以外は何もしていませんが、常緑なので掘り返したりする心配がなかったのも良かったのかな?
マーガレット シェリエメール*3月
耐寒性が弱いと言われるマーガレット シェリエメール
キク科の半耐寒性多年草
咲き進むにつれて花姿が変わり、最終的にはポンポン咲きのようになります。
昨シーズンの冬は鉢植えで育てていましたが、春に地植えにして育てていました。
雪も多かったですが、無事に庭植えのまま寒い冬を乗り越え開花しています。
オキザリス スプリングチャーム*3月
オキザリスは耐寒性宿根草(球根)
痩せた土地でも育つと喜び勇んで植えたオキザリス スプリングチャームは花が大型の品種。この可愛いさにキュンときて昨年ポット苗を植えました。
花後あっという間に葉っぱがなくなり、休眠?枯れた?と心配していましたが、今年に入り小さな葉っぱがたくさん出てきました。
あまりに小さい葉っぱなので、日当たりがイマイチだからかなぁ😅とお花は諦めていましたが、ちゃんと咲き始めました。
葉っぱの割に花が大きい!
ちゃんと夏冬乗り越えてくれました。
ビオラ ラブラドリカ*3月
ビオラ ラブラドリカはスミレ科の耐寒性多年草
黒葉スミレの別名もあり、シックで美しい黒葉です。
夏の暑さにも強く、西日の強い玄関先でも難なく夏越えしてくれました。
耐陰性にも強いので、我が家ではモッコウバラの下にも植えてありますが、日陰でもたくさん花が咲いています。
すごい勢いで種を飛ばしますが、零れ種で程よく発芽する為増えすぎて困る事もありません。
何より多年草なので年中そこにいてくれるのがありがたいです💕
ローダンセマム*3月
ローダンセマムはキク科の多年草
耐寒性は強いですが、日本の夏の暑さは少々苦手なようで一年草扱いにもされているようです。
我が家も昨年3種類お迎えしましたが、2種類は夏にお亡くなりになりました👻
愛知の夏もかなり暑いですが、ダメになった子はちょっとジメジメとした暑いところに植えてありました。
夏を越したこの子はほぼ1日中 日が当たり水をあげても土がすぐに乾く場所。ジメジメがダメなのかもしれませんね。
やっと咲きはじめたところですが、株もかなり大きくなっています。植える場所次第で宿根すると思います。
ワスレナグサ*4月
ワスレナグサはムラサキ科の多年草
ただ暑さに弱いため日本では一年草とされているようです。
一昨年の秋に種まきした苗、花後も元気で夏も何てことなく越しました。隣に新しく種も蒔きましたが、忘れな草のコーナーが2倍になっただけ😅
あれ?やっぱり多年草だ。
2年めのワスレナグサ、可愛く咲いてくれています💕
オステオスペルマム *4月
オステオスペルマムはキク科の多年草
寒い時期から花付きの苗が売っていますが、1年前に購入した夏冬越した苗は4月になってからようやく蕾が膨らみだしました。
剪定を上手くしてあげないとかなり徒長します。タイミングが難しい!
花終わりにバッサリいっても結構徒長して再度バッサリしましたが、意外といい感じにこんもりしてくれました。
この子たちが一番乗り。昨年は色んな種類を植えたので、今年の購入は我慢、我慢。
やっぱりスプーン咲きは可愛いです💕
エレモフィラ ニベア*4月
エレモフィラ ニベアはゴマノハグサ科の多年草(または低木)
白い短毛が密生して銀色に見えるのが人気
最近はどこの園芸店でも置いてありますので見かける事も多いと思いますが、庭植えで大丈夫か? 難易度が高めのこのお花。
雨や高温多湿が苦手なようですね。
我が家では庭植えではありますが、軒下で育てています。風のない雨ならさほど当たらない、日当たりが良い少し乾燥気味な場所。
雪などはどうしても降り込むので何度か雪は積もっていましたが、庭植えで宿根しています。
特に傷める事なく開花が始まりました。
昨年より花も大きくなった気がします。
出来たらあまり雨の当たらない場所で挑戦していただけたら上手くいくと思います。
アッツ桜*4月
アッツ桜はコキンバイザサ科の半耐寒性球根
コキンバイザサ科?初めて聞きました😅
とっても小さな球根で鉢花として売っている事が多いこのお花。
子どもの頃好きだったなぁ💕と結婚した頃植えた事がありましたが、翌年は楽しめませんでした。
昨年ポット苗で出会い再挑戦!
今回は無事に2年めのお花を咲かせています。特にマルチングなどはしておりませんがあの雪の冬を乗り越えてくれたようです。
チョウジソウ*4月
チョウジソウ(丁字草)はキョウチクトウ科の宿根草
一度お花が咲いた茎には花が咲かないので、初冬に地際でカットしてしまいます。
暑さ、寒さに強いです。我が家でも特に何も対策無しで宿根しております。
この苗をお迎えして3年めにやっと開花しました。長かった〜😅
花が咲きそうな苗を植え付けましたが1年めは咲かず。
何処に植えたっけ?多分これだよな?と育てた2年めも葉っぱだけ。
今年は新芽が出た早々に蕾を発見🥰
いやーん、3年待ったからか可愛さ倍増💕
爽やかな夏のお花のような姿ですね。
ゲラニウム ジョンソンズブルー*5月
ゲラニウム ジョンソンズブルー
フウロソウ科の耐寒性多年草
草丈は40〜60センチ
高温多湿はあまり得意ではないようです。
愛知では冬も少し葉っぱを残して越冬しました。5月に入り少しずつ咲き始めましたが、可愛いブルーです💕
夏は半日陰の場所で難なく越せたので、手間要らず。ほぼ年中ほったらかしです😅
ポテンティラ*6月
5月ごろからボチボチ咲いていたポテンティラはバラ科の常緑多年草。
我が家には3種類ほど植えてあります。
この子はメルトンファイヤーと言う品種。
真っ赤やピンクなどいろんな花色があります。
花イチゴと言う別名があるようにイチゴの花に似た可愛いお花がたくさん咲きます。
夏冬どちらにも強いので愛知では難なく宿根してくれています。
スカビオサ *7月
スカビオサはマツムシソウ科の多年草
マツムシが咲く頃に開花するからマツムシソウって和名らしいですね。
品種によって花期が違いますが、写真のスカビオサは7月に入って咲き始めています。
晩秋に根元近くまで切り戻ししてマルチングなどはないまま冬越ししてくれています。毎年大株になるのでたくさんのお花が咲き乱れてくれます。
カタナンケ*7月
カタナンケはキク科の多年草
短命の多年草なので一年草扱いにされるようですが、愛知では宿根してくれています。
種からだと二年草となるようなので、零れ種ではないはず😆
同じ場所で咲いてくれるのですが、大きくなりすぎず少しずつ花開き、いつも数輪咲いてくれているイメージ。
花後はカットして最後の方だけ種にして取りまきしていますが、零れ種では育ちにくいようです。
お庭改造計画で試行錯誤していますので、とても参考になります😊