底がすり減って地下足袋で歩いてるような感覚の登山靴を新調し、履き慣らしのため大菩薩を歩いてきました。
曇りだけど「てんくら」はA、この日を逃すと梅雨突入
という事で富士山の眺め何もかも諦め、ひたすら修行
…のつもりだったけどそんな訳には行かない。
苔はいいしツツジは見頃だし、春の名残りのお花たちも。
というわけでやっぱり今回も大幅に予定時刻を過ぎての山行となりました😅
特に苔を撮る時はつい息を詰めちゃうのですごい疲れます。ダラダラ歩くので全然訓練にならないけど肺活量の練習にはなるのか。。?
今日はコレを慣らします。
履き心地は結構硬い
周回コースの分岐点「福ちゃん荘」まで、車道と並行する、登山道を行く
ん?
キランソウっぽいけど白いよね
葉っぱも赤斑が入ってるし
ジユウニヒトエにしてはジョボいし…何だろう?
→ツクバキンモンソウかも
30分ほどで福ちゃん荘
ここから大菩薩峠へ向かいます
ズミ?
ニリンソウ?
とても小さいお花がチラホラ
春先に地元で見るのより全然小さい
→サンリンソウ(ペロさんありがとう!)
ハイ早速苔が現れた!
これを撮らずにおらりょうか
サノヨイヨイ♪
こんなの
こんなの
こんなの
苔の間から可愛いキノコが
いやん
もう止まらない
おや?
これは春先に遭遇した
ネコノメソウでは?
ツルちゃんかな
そしてこれは
チャルメルソウのラッパではないですか!
どーしてもピントが合わない
息詰めて死にそうになるので
この辺で妥協
登山道のあちこちにツツジが現れる
もう終わりかけで結構花殻が落ちてる
標高1700くらい
もうすぐ大菩薩峠の介山荘
その前に小さき花の群生が
→ワチガイソウ
そしてこれは何なんだ?
蒴の先っぽが砂糖衣のように白いんだけど、いかにしても近づけない。
これ以上寄るとボケボケになってしまう💦
これもスギゴケの、
雄花盤ってやつですかね?
最初ヘビイチゴが何かと思ってスルーしてたのだけど、
標高上がるに従って群生が
小粒で可愛い
タチツボスミレとナンチャラ→ワチガイソウ のコラボ
小さなお花畑♡
大菩薩峠ちゃこ
稜線に出ました
風が強〜い💦ガスガス〜💦
何にも見えない〜💦
黄色いお花
この辺で結構足が痛い💦
外反母趾ではなく小指側のMP関節が当たる〜😭
ちょっと靴紐を緩めてみる
ガレ場をどんどん登っていきます。すると、お?
鹿がこちらを見つめていました。
かなり近い
岩場を過ぎるとまた樹林帯に
奥多摩では雲取山を境に植生がガラッと変わるんですが、
この辺も奥秩父〜八ヶ岳系
コメツガ、シラビソ、ダケカンバ
程なく山頂ちゃこ
木に囲まれて展望はありません
山頂は早々に引き上げ
苔の観察を。
霧の恩恵、露が美しい…
天然の苔オブジェ
これは〜
カモジゴケ!ですかね?
→タカネカモジゴケ(byにかにかさん)
束の間、霧が晴れて
大菩薩湖が見えた!
今日はこれが限度か
賽の河原まで戻ってきました
避難小屋を盾にして、風を避けてお昼ご飯
さて、ここから登って来た道を分けて旧道を下ります。
この先にトウゴクミツバツツジの群生があると聞いたので
おお!
キタキター😆
もうどんだけ撮っても
ツツジだらけ
ツツジのトンネル
この辺は1900位なのでまだ見頃
引き返して
ガスが上がってくるのを待つ
もうちょっと真っ白なのを
撮りたかったんだけど
やがて沢の水音が聞こえてくる
これは先程の
ミツバ? ニリンソウ?みたいな
→サンリンソウ
マイヅルソウ
かなり幅のある岩を
…飛び越える?
昔の私だったら飛んでるけど、
対岸の岩が足場悪くてコケそう
下の案内板で消されてた波線ルートだしなぁ
捻挫しても誰も助けに来ないよね
なので大人しく沢を歩いて渡る
濡れた靴で岩に足置いた瞬間ズルッと。
おい!ビブラムソール滑るじゃん!💢
地面に赤い実がたくさん落ちてる
ん??
と見上げると可愛い実が
何でしょうこれは…?
ブナみたいな木肌なんだけど
今回名前が分からず殆どのpicに?が付いてることに気がつく
あ〜消化不良じゃ‼︎💦→ブナハアカゲタマフシという虫瘤だそうです(byサンカヨウさん)
というわけで無事降りてきました。
終点の売店で会ったおっさんがバスがなくて困ってたので、駅まで送ると言ったらコーヒーご馳走してくれました(物々交換系白タク)
後から降りてきた、登りでおっさんと一緒だったという若者2人も引き込んで、4人で暫く山談義。
あー楽しかった🎵
塩山駅からまた折り返して大菩薩の♨️で一服して帰りました。
足は痛かった。
初回だからしょうがないね💦