全国各地の育種家さんのパンジー・ビオラが展示されるイベントで、川越ROKAさんやブリーダーさんから聞いた情報をまとめて紹介していきます。
鈴木学さん まるはなファーム 丸森ビオラ
プロ向けの宿根草を作る生産者さんが作った品種。
他の植物との植栽に馴染む草姿が特徴です。
現在は茎が黒く色付く系統の選抜に挑戦しているそうです。
ROKAさんのアドバイスのもと、自家採取・選抜したビオラシリーズです。
水色やグレー系など素朴な色が多い品種です
コオロギノブコさん
「造形のコオロギ」と呼ばれる育種家さん。
碧いうさぎ
コオロギノブコさんの代表品種。
関東では本当に入手が難しい品種の一つです。
碧いうさぎは現在、別の生産者さんが引き継いで生産しているそうです。
ベランダでも育てていますが、草姿が暴れ気味で綺麗に育てるのはやや難しい印象です。
世界で初めて「反転咲き」を作出された方です
コオロギノブコさんの品種は沢山の育種家にインスパイヤを与えているそうです。
花の変化株は葉も通常と異なる葉をしてました。
見元園芸
多彩な色合いのラビット系品種を育種された方。
個性的な花形や色合いの品種が多くあります。
最近は中国やヨーロッパにビオラの魅力を発信されているとのことです。
野性的な印象を強く残しているのがバニー型で
そこから洗礼されたのがラビット型だそうです。
見分けるポイントは唇弁の形だそうです。
平成にビオラアルベンシスとの交雑で生まれたのが極々小輪咲きとラビット系ビオラだそうです。日本人好みの野性的な咲き方は今でも人気があります
内野智仁さん
内野レン子さんの息子さんの育種品
バラやキクのようなグリーン色を目指して育種されています。
パンジー・ビオラに唯一無い色が「グリーン」なので非常に楽しみですね
10年以上の育種でかなり緑近づいて来ているそうです。完成すれば寄植えに使える画期的な品種になりますね
Kim農園
現役は引退されたそうですが、品種達は
ROKAさんの選抜とアイデアルフラワーさんで維持されているそうです
リトルエイリャン:上弁にまで色をのせるのが難しい中で誕生した品種
写真で分かる通りかなり独特な個性の品種です
こういった美しい品種は、絶やさず残し続けて欲しいですね。
雨畑さん
花ろまんの中心的ブリーダー。
沢山の品種育成、個人育種家、古品種の維持に努められている方だそうです。
雨畑さんは今回初出店だったそうなので見れて良かったです。
花苗うえたさん
明るくて優しい色合いが特徴。
丸弁のフリルビオラやパンジーは人気があるそうです。
毎年のように新品種が登場しているので注目している育種家さんです。
最近はマーブル模様の品種もあり、植田さん唯一無二のグラデーションが流通し始めました
新しい新品種も展示されていました。
今年は育ててみたいですね