いつもよくやってる方法です。
ベアルートは大体これで発根します。
室内LED管理向けです。
状態確認
入手したら、根の状態を確認します。
今回は現地実生株。
古株であったり、抜き苗時間が長いと根は死んでいるため再発根させる必要があります。
こんな感じのカリカリになってる場合、まず間違いなく古い根は使えません。
削る
カッターで木質化した幹を削ります。
中央の古い根は基本、今後整理を考えると邪魔なので私は整理しやすい初期導入のうちに丸坊主にします。
殺菌剤を塗って、何日か乾かします。
固定する
株を土の上にブッ刺したら
ラップ1mくらいを切り四つ折りにして、先端を少し出してその上に鉢を乗せます。
ベアルートって発根活着するまでめちゃくちゃぐらつくことが多いです。
ぐらついたりで発根ストレスになる可能性
引っ掛けたり倒れて抜ける可能性
などから私はラップで固定します。
土は無機オンリーをお勧めします。
軽石赤玉ゼオライト3:2:1でやってます。
肥料も入れません。溶出しても意味あまりないのと、腰水の場合逆に悪影響になるかもと思ってます。
※今回は面倒だったので有機込みの培養土でやってますがカビ率上がるのでおすすめしません。
ラップを乗せた時の長い方で鋸歯のトップをラップで引っ張りながらぐるぐる巻きます。
この時中央のトップは巻かないように。
展開してくる時に邪魔になります。
最後に先端と終端のラップを新しく出したラップを巻いて、固定して終了。
発根まで
固定できたらあとは弱光で管理。
葉が展開してきたら徐々に光量上げていきましょう。
風も当てて、ルクスで言えば2〜3万。
株サイズにより光量は変わります。
発根まで水のみの毎日灌水をおすすめします。
腰水でやる場合は毎日水換えを。
有機込みの植え付けをしてしまった人はベンレート水を3日おきくらいに水やりで利用します。