民間薬のエース野草 ヨモギさんの活躍は幅広くて暮らしにとことん寄り添ってくれていて心強いものみたいだよ
いち早く野に春を告げてくださるヨモギさん
そしてほぼ一年中 野を照らしてくださるヨモギさん
暮らしにとことん寄り添ってくれて
“民間薬のエース"
“ハーブの女王”
“婦人科の要薬”
とも呼ばれていて
漢方では生薬“艾葉”としてお働きくださっている
體の内側からも外側からもアプローチしてくださるヨモギさんのご活躍っぷりを改めて追いかけてみるよ
春とヨモギ
ヨモギさんのイメージはやっぱりお餅
確か元々同じキク科のハハコグサさんが担当してくださっていた草餅はいつの間にやらその香りの良さからハーブの女王ヨモギさんに代替わりしていたんだとか
因みに春の七草のメンバーでいらっしゃるハハコグサさんも【鎮咳】 【去痰】【カゼ】などなどに対処してくださるみたいだから寒邪がブイブイ暴れがちな初春のお粥さんには最高の相棒なのかも
漢方では春は【肝】という機能が乱れやすいとされていて肝が乱れるとついつい酸っぱいものが食べたくなったりするのだけれど春に必要な季節の五味は元氣を補ってくださる“甘み”なんだとか
お餅はお米であんこにも甘みが入っていて元氣を補って貰って肝がストックしてくださっている血を小豆とヨモギに補って貰いつつ 春に乱れやすい肝に寄り添ってくださるヨモギさんを混ぜ込んで作るヨモギ餅さんヨモギだんごさん
古くから3月3日の節句に食され続けて来た草餅さんは邪を祓い春の體を労ってくださる最高の養生メニューなんだろうね
春の柔らかくてアクの少なめな新芽さんはお手軽に食卓にお迎え出来るから【貧血】さんには特におすすめかも
サッと茹でてザクザク刻んでお塩を塗してそのままいただいたり
春の柔らかい新芽とはいえ苦味のお仕事も担当してくださっているのでご飯に混ぜ込んで混ぜご飯にしたり
そばの実さんや肝腎を労ってくださる牡蠣の佃煮さんをお迎えしておむすびにしてみたり
ヨモギ餅さんは邪を祓うハレの養生メニューだったのに対してヨモギさんの新芽の混ぜご飯はじっくりコツコツと肝将軍を労って行くのにおすすめのメニューかも
モチモチしていらっしゃるお餅さんよりもご飯の方がお腹に負担をかけずに済むし
あんこに入るお砂糖さんによる“湿”の心配もしなくていい
生命力をチャージしてくださる腎の味方ナガイモさんと一緒にキムチにしてみたり
イタヤ貝さんとナガイモさんと和え物にしてみたり
ヨモギさんがサポート担当してくださっている五臓の【肝】とは
【肝】さんは體の中の五つの機能である
"五臓 "【肝】【心】【脾】【肺】【腎】のうちのひとつの機能
機能戦隊 五臓レンジャーのうちの将軍的存在が【肝将軍】なんだとか
五行説で肝将軍が所属しているのが【木】のグループで
自然界の春とか東とか朝とか風とか所属していらっしゃる
肝将軍が担当してくださっているお仕事が大きく2つ
❶【疏泄(そせつ)】という
“氣の巡り”とか“體のリズム管理”とか“精神安定”とか“消化サポート 胆汁分泌”などなどで
❷【蔵血】つまり血のストックをしながら必要に応じて血を供給したり血液量を調節したりもしてくださっている
運動して筋肉を使ったり読書やスマホやパソコンに目が忙しい時も血が大量に必要になっているんだとか
そして肝将軍がお疲れふらふらだったりリズムが乱れちゃったりするとイラスト中のような不機嫌っぷりを発揮することになるんだとか
肝将軍の血のストックが不足するとサインを出してくださる血虚(ケッキョ)さん
肝将軍が體のリズムを乱すと滞りサインを送ってくださる氣滞(キタイ)さん
五臓六腑のゴールデンタイムを教えてくださる子午流注(しごるちゅう)さん
簡単に説明すると五臓の肝将軍の相棒が六腑の胆で肝胆コンビとなっていて
簡単に肝胆コンビのご機嫌を取る方法が23:00〜3:00の間に“寝る”ことなんだとか
横のなって目を使わずにいることが肝胆コンビを労わって回復して貰えるコツなのだとすると 短い睡眠時間だとしてもこの時間だけ眠ることが出来れば肝胆コンビを休ませてあげることが出来る
體のリズム管理を担当してくださっている肝将軍がご機嫌ならばこの肝胆コンビ回復のゴールデンタイムには自動的に眠くなってしまうのだけれど
ヨモギさんのお仕事とご活躍
ヨモギさんは體を温めるのが得意なので春の始めまだまだ陰の氣が強くて冷え込みが強い頃は意識してお迎えしてみたり
お粥さんに體を温めてくださるヨモギさんと生姜粉末さんを少し入れて朝ごはんにしたり
夏も汗と一緒に體を温めるエネルギーも外に出て行くから暑いけど意外とお腹の中が冷えやすかったりするから夏にもヨモギ粥さんに體の中の温活をお願いしてみるのも良いのかも
肝胆コンビが元氣で油の消化が辛くなければヨモギさんや山菜さんの天ぷらも春の楽しみのひとつ
色んな野草さんを少しずつお迎えして天丼にしても楽しい
初夏と夏とヨモギ
大きくなったヨモギさんは根元からお迎えしてカラカラになるまで干しておく
表の緑と裏側の白が美しくて家の中にぶら下げてみたら可愛らしいインテリアグリーンだね
必要に応じて煎じてお風呂にお迎えしたり枕になって貰ったりする為に カッサカサになるまでとにかく風を受けて貰いながら半日陰くらいの場所で干して
なんか頭がふらふらするかもとか暑さでのぼせ氣味とか頭が痛い時なんかに布にクルッと巻いて枕にして寝るとスッキリするんだとか
暑すぎる夏の日に外出先で
なんだか暑さでふらふらしそうかも
なんて時にもヨモギさんを帽子の中にお迎えしたり頭に載せて手拭いでも被せて少し休んでいると楽にしてくださるみたい
春のヨモギ粥さんのところで紹介した夏のお腹の冷え
元氣が足りない氣虚さんはクーラーガンガンの室内は外の暑さとの差で體さんがカチコチになってしまいそうだったりもする
夏に美味しい緑茶さんや抹茶は冷却作業が大得意みたいなので體を温めてくださるヨモギ茶さんとかお番茶さんとかほうじ茶さんとか體の声を聞きながらお迎えしてみると夏の冷えさんとうまく距離が取れるかも
ヨモギの茶葉は自然食品のお店さんや道の駅さんでお迎えできるよ
大好きなマンガ『狼の娘』で冷えた體を温めるためにヨモギ茶さんが登場していて
ヤカンから注がれるヨモギ茶さんはとっても暖かくて美味しそうに描かれている
ヨモギパウダーさんも色々
エメラルドよもぎさん
冷え冷えさんはお茶を点てる楽しみをお抹茶さんに代わってヨモギパウダーさんや高麗人参パウダーさんで頂けるよ
ヨモギさんは【止血】も【浄血】も【造血】も【増血】も【蔵血】もサポートしてくださるから婦人科系のトラブルがある場合は心強い味方になってくださるよ
“冷え”と“滞り”が常に體の中にある状態をキープしてしまっていたらどうしても【生理痛】は辛いし【生理は長引きがち】になるし【貧血】も辛いし【冷える】しなんて生理期間が不調のオンパレード期間になる
この不調オンパレードは體を冷やすのが得意な砂糖をドボドボ使った甘いものやスイーツ 冷たいものや生野菜のサラダやお豆腐や豆乳や乳製品 パンやパスタなど小麦粉製品 水分の摂り過ぎなどなど冷やし上手な食べ物さんや滞りを生みやすいものを控えて
體を温められたり冷やす作用を持たない 體の中に滞りを作りにくい食材さんを選んで交代していく
お味噌汁やお煎餅や雑穀米や根菜類やカボチャやさつまいもぬか漬けなどなど
安心してお迎えできるよと體さんが合図してくださるものへとじっくりと時間をかけて氣長に體さんの合図を見ながら交代していくと【生理痛】も【PMS】も【月経過多】も徐々に樂になっていこうと動き出してくださって作用の強い痛み止めともお別れ出来るようになったりもする
楽しく草とお付き合い出来るようになると久しく生きられる理 つまり薬となってくださるみたいだよ
“くすり”を逆から読むと“リスク”だから草木とのお付き合いを楽しみながら體のバランスが整えられる“おばあちゃんの知恵袋”のような暮らしの中に樂に生きられる理があるんだろうね
ぐるりと海に囲まれているこの島国のジメジメの夏は除湿が得意な苦味のお役を持つ食材さんの力は是非とも拝借したい
夏は自然界に陽のエネルギーが満ち満ちているから冷え冷えさんは冷えを追い払う大チャンスでもある
體のバランスに合わせて緑茶さんやヨモギ茶さんをお迎えしたり苦味の野草さん薬草さんを直接作用してガッツリ冷えるところまで連れ込まれないように火を通して温野菜やスープやお味噌汁にして優しくお仕事頂けるように工夫してお迎えするよ
まだまだ朝晩や陰の強い日に冷えが残るなんて時は乾燥ヨモギさんをじっくり20分くらいコトコト煮出してその煎じ液で足湯や腰湯をするとぽかぽかと體を温めてくださるよ
肝将軍のお仕事のひとつが血(ケツ)のストックで爪やら目や筋が血が足りていないことをおしえてくださる
體に血が足りていないサインを分かりやすく出してくださるエリアが心から遠くて血を配達するのにエネルギーが必要になる手先とか膝下とか目から上なんだとか
手先や足先の冷え
目の疲れやトラブル
髪の不安
意識がぼんやり
みたいな違和感なんかも血が足りていないとか血の消耗によるサインだったりするみたい
このヨモギさんの煎じ液による足湯の写真をみても膝下のカサカサが血が足りていないサインを出してくれている
夏はワシャワシャと勢いよく生えていらっしゃるヨモギさんを鎌でごっそりお迎えして縛って豪快にお風呂にお迎えしても氣持ちが良いみたい
虫くんたちも元氣な夏だから【虫刺され】トラブルも起こりやすい
そんな時は生のヨモギさんをお迎えしてクルクル揉んでお汁を出してその汁を患部にトントントントンしてあげると【痒み】や【痛み】を回収してくれるみたい
アウトドア中の【怪我】にもヨモギさんをお迎えしてガーゼや手拭いに包んで石でコンコン潰して汁を出して逆さまのてるてる坊主状態にしてトントンしてお手当てすると良いんだとか
秋と冬とヨモギさん
秋分を過ぎていよいよ本格的な陰の季節になる頃 體を温めてくれるよう活躍してくださるヨモギ風呂さん
そのままお風呂にお迎えして揉み揉みしても良いし
冷え冷えさんは乾燥させておいたヨモギさんをじっくりコトコト20分くらい煮出してお塩を少し入れてお風呂に入れて薬湯にすると體の芯までぽかぽかにして貰えるみたい
ヨモギ風呂用の乾燥ヨモギさんも購入することが出来るから冷える日や風邪をひきそうな日の救世主として常備しておくの良いかも
秋は乾燥の季節だから何度も草刈りされて復活していらっしゃるヨモギさんに出逢えればお迎えして冬に使う分を乾燥させておくにはモッテコイな氣候かも
乾燥させておいたヨモギさんを両手で挟んでふわふわになるまでクルクル揉んでモグサをつくってスライスした生姜に載せてお灸にすることも出来るんだとか
お灸を載せにくいところもあるから
せんねん灸さんのシールがついていてズレにくいお灸さんにもお世話になったり
せんねん灸さんの煙が出ないお灸さん
他にもホッカイロ型の貼るお灸さんだったり満月型のはるお灸さんにも體を温めるお手伝いをしてもらえる
冷え冷えさんにおすすめのお灸のツボ
【三陰交】
もう一箇所足の裏の【湧泉】
ヨモギ風呂
先ほど登場していただいたヨモギさんと同じく體を芯からぽかぽかにしてくださるのが大根の葉っぱさん
冬のカラカラの風で葉っぱがカサカサに茶色くなるまでガッツリ乾燥させてじっくりコトコト煮出してお塩をパラパラしてお風呂に腰湯に足湯にお迎えして體を温めるお手伝いをして貰うよ
地域にもよるけれど
立冬を迎えて野が次の春の準備を始める頃のふかふかの新芽のヨモギさんはアクも少ないのでお手軽にお迎え出来る
柔らかい黄緑色
ざぶざぶ洗って
ひとつまみお塩を入れたお湯でサッと茹でると色のエネルギーが大爆発
この力強い緑色のエネルギー源はクロロフィルさん
植物さんの緑色を作ってくださっているクロロフィルさんは體にも多くのお仕事をしてくださるみたい
『ホツマツタエ』でアマテルさんがしてくださっているココナシ(菊の花?)を常食すると目が輝くお話はキク科の食べられる野草さんが肝の氣の巡りや血のストックと謂う機能に働きかけてくださる事を伝えてくださっているんだね
一年中野を照らしてくださっている色んなキク科の野草さんに薬効を求めてみると久しく生きられる理つまり藥となってくださるんだね
インテリアグリーンやドライフラワーとしてじっくり乾燥させながら保存用のストックをつくって
お茶にしたり入浴剤にしたりモグサにしてお灸をしたりお茶として点てて楽しんだり
ヨモギさんが側にいてくださると暮らしは彩りや香りや温かさがあるものにして行くことが出来るのかもね