巷で一大ブームのコーデックス。コーデックスとは何か?難しいことは置いておいて、ここでは「根元が不釣り合いに太る植物」と大雑把に定義しておきましょう(≧∀≦)
私が愛してやまない(と言っても勿論 妻への愛には比ぶべくもないですよ😘)ウチのコーデックスたちを見てやって下さいませ😉なお、情報の多くはisla del pescadoさんのサイトから得ています。
フィランサス・ミラビリス(Phyllanthus mirabilis) タイ🇹🇭ラオス🇱🇦原産。標高100-900mほどの石灰岩の丘や低木林の近くなどに自生。mirabilisは「不思議な、素晴らしい」の意。暗くなると葉を閉じます。葉の美しさ、塊根の可愛らしさ、コーデックスの女王では😍
夜だけでなく昼も陽射しが強過ぎたり暑過ぎたりすると葉を閉じます💤
ステファニア・ヴェノサ(Menispermaceae Stephania venous) ツヅラフジ科ハスノハカズラ属。 タイやマレーシアの熱帯雨林に自生する塊根植物。塊根の直径は最大で1m、重さ数十キロにもなるとか。樹皮や葉を傷の治療やマラリア対策の薬として使用していたそう。 めっちゃ元気でグングン伸びて絡みまくります😅緑のカーテンに最適かと。
プセウドボンバックス・エリプティクム(Pseudobombax ellipticum) キワタ科あるいはアオイ科の高木。 メキシコ🇲🇽南部、グアテマラ🇬🇹、エルサルバドル🇸🇻、ホンジュラス🇭🇳と中米の様々な国にまたがって分布しており、グアテマラの国樹に指定されています。標高1,800mまでの岩の多い荒れ地や、灌木が生える疎林などに自生しています。 剪定を繰り返して株元を太らせるのが普通だそうです。いつ切るの、今でしょ😝フルッ! 切った枝は挿し木で簡単に根付きますよ😁
パキポディウム・サウンデルシー白馬城(Pachypodium saundersii) コーデックスと言えばパキポディウム、キョウチクトウ科の塊根植物です。 南アフリカ🇿🇦北東部から、スワジランド🇸🇿、ジンバブエ🇿🇼にかけてが原産です。 乾燥した低木林や、岩の窪みなどに自生しています。 種小名の 'saundersii' は、最初の標本株をクワーズナタール州で採集したチャールズ・ジェームズ・ルノー・ソーンダース卿(Sir Charles James Renault Saunders) の名をとって命名されました。 うっすら緑の透けて見える白肌、鋭い棘、ユーモラスな樹形がとても好きです😻丈夫で比較的耐寒性が高く育てやすいのも◎
トリコディアデマ・ブルボスム(Trichodiadema bulbosum) 姫紅小松 南アフリカ🇿🇦東ケープ州ポートエリザベス一帯が原産です。砂礫混じりの荒れた平原や灌木地帯に自生。リトープスやコノフィツムなどと同じハマミズナ科のメセンの仲間で、塊根性の小型種です。30cmほどの大きさにしか成長しません。英名では 'African Bonsai' と呼ばれ、自然に整った株立ち樹形になります。強健です。
トリコディアデマ・デンスム(Trichodiadema densum) 紫晃星 ハマミズナ科の盆栽メセンで樹高は30センチほどにしかなりません。米粒のような小さな葉は多肉質で、棘のような白く細い毛がたくさん生えています。よく日に当てて育てると成長期の5月〜7月ごろに濃い蛍光ピンクの花を咲かせます(^^♪ 極めて強健で耐寒性もあります💪
シッサス・ツベローサ(Cissus tuberosa) ブドウ科🍇のツル植物でメキシコ🇲🇽原産。標高1,500mほどの岩が多く露出した乾燥地帯に自生。寒さに比較的強く、挿し木でも塊根🥔が太るようです。
ユーフォルビア ソテツキリン(Euphorbia bupleurifolia) 南アフリカ原産🇿🇦。 小さなヤシの木あるいはソテツの木といった風情がたまりません😍普及種ですが、見飽きない味があります。
プテロディスクス・マカチニエンシス(Pterodiscus makatiniensis) 小型のゴマ科の塊根植物。愛らしい黄花を長期間咲かせてくれます🌼茎がヒョロヒョロ伸びがちなのは水のやり過ぎかな?切ろうかとも思いますが、葉を茂らせないと塊根も肥らない気がして伸び放題にしています(^◇^;)
パキポディウム・グラキリウス(Pachypodium rosulatum var. gracilius) 「ロスラーツムの変種のグラキリウス」という学名ですが、グラキリウス、いやそれどころかグラキリスと呼ばれることが大半です(-_-;) 実生の小さい株はチビギリスなどと呼ばれています。キリギリス? 和名は象牙宮🐘 日本では最も有名で人気のあるパキポでしょうね。ちなみに写真の「チビギリス」たちは去年の秋蒔きですから、もうすぐ満1歳です🥰
ペトペンチア・ナタレンシス(Petopentia natalensis) 南アフリカ🇿🇦東ケープ州およびクワズール・ナタール州原産(故にナタレンシス)。 海岸沿いの草原に生える塊根性ガガイモ。肉厚で光沢のある葉は観葉植物顔負けです。断水状態なら比較的寒さに耐えるということですが、怖いので冬は窓辺組です。
パキラ(Pachira) 中南米の河岸に自生するアオイ科の高木。 観葉植物の代名詞的存在ですが、私はコーデックスとして育てています。なるべく伸ばさずに太らせたい!ちなみにこの株はDAISO産、¥300也)^o^(
アデニア・グラウカ(Adenia glauca) 幻蝶かずら 南アフリカ🇿🇦リンポポ州、ボツワナ🇧🇼原産のトケイソウ科塊根植物で、岩の多い乾燥したサバンナに自生しています。緑と白、老成するとアッシュグレーと白のツートンカラーを呈する塊根、涼しげな葉が素敵です。寒さには強くありません🥶
パキポディウム・ラメレイ(Pachypodium lamerei) マダガスカル🇲🇬。黒肌トゲトゲヤシです。普及種で、百均にも出没します😁
同じくマダガスカル🇲🇬出身のパキポディウム ・ゲアイー(Pachypodium geayi) 亜阿相界(ああ、そうかい)という愉快な和名を持つ普及種。生長が早くて見応えがあります。
オペルクリカリア・パキプス(Operculicarya pachypus) 言わずと知れたコーデックスの王様(我が家のはまだまだ幼児ですが😅)。マダガスカル🇲🇬原産。標高500mまでの落葉性の乾燥林の岩の上や、痩せた砂質の土壌に自生。パキプスとは「太い足」の意で、生長につれて幹から根がゴツゴツと肥大。そのいかつさを涼しげな細かい葉が絶妙に和らげます。耐寒性はあまりないようです。
アデニウム・アラビクム(Adenium arabicum) サウジアラビア🇸🇦やイエメン🇾🇪の紅海やインド洋の沿岸が原産で、乾燥した荒れ地の岩や砂礫の上に自生しています。タコ🐙をひっくり返したような典型的塊根フォルムにピンク色の鮮やかな花で大人気。実生も容易で、これはもうすぐ1年になる株たちです( ◠‿◠ ) 詳細はみどりのまとめ「アデニウム・アラビクムの実生」をどうぞ!🏷アデニウム・アラビクム、をタップすれば見られます😉
アデニア・ヘテロフィラ(Adenia heterophylla) トケイソウ科⏰ オセアニアから南アジアの広い地域に自生しており、オーストラリア北部、パプアニューギニア、マレーシア等が原産とされています。塊根部はヤマイモに似ています。食べられる赤い果実がつくそうです。巻きひげを出して絡みつくタイプです。黄葉が綺麗です🍁
パキポディウム・ホロンベンセ(Pachypodium horombense) マダガスカル🇲🇬。育てやすく、キョウチクトウそっくりの葉と、トゲのある幹のバランスの取れたカッコいいパキポ😻
1年後にはこうなりました✧︎*。٩(ˊωˋ*)و✧︎*。
トックリキワタ(Ceiba speciosa) アオイ目パンヤ科(アオイ科とも)。沖縄では「南米ザクラ」とも呼ばれるそう。樹高20mに達する落葉高木。若い木の樹皮は緑色で、幹に鋭いトゲが密に生えます。成木は樹皮が褐色に変わり、幹はトックリ状に膨らんで来ます🍶 幹のトゲは古くなると落ちて無くなります。花はピンク🌸 実からとれる綿は枕、座布団、クッション等の詰物として、また比重が軽く防水性もあるので救命具の詰物としても使用されます。植物油も取れます。挿し木で簡単に発根しますよ😉
アローディア・プロセラ(Alluaudia procera) 亜竜木 マダガスカル🇲🇬南西部、トゥリアラ州の沿岸部一帯が原産です。海岸線から内陸にかけて広がる乾性の灌木林や、林の間に点在する開けた荒野などに自生しています。 猛々しいトゲで武装された棒であり、実際武器として使用されることもあるとか😱 15mを超える高木で、分岐しにくい(ただの棒状に育ちやすい😅)ので、適当な高さでカットすれば枝分かれします。カット枝は挿し木が容易です👍
パキポディウム・ミケア(Pachypodium mikea) マダガスカル🇲🇬南西部。ゲアイやラメレイに似て、ヤシの木そっくりです。生長が早くて楽しいですよ👍
チレコドン グランディフロールス (Tylecodon grandiflorus) 「砂夜叉姫 」の異名で知られるチレコドンで南アフリカ🇿🇦北ケープ州〜西ケープ州原産。乾燥した砂漠地帯の岩場などに自生。グランディフロールスとは花が大きいという意味です。どんな花か楽しみでなりません🌸
チレコドン・パニクラートゥス(Tylecodon paniculatus) 阿房宮 南アフリカ🇿🇦とナミビア🇳🇦にまたがる乾燥地帯、ナマクアランド南部の小カルー(Little karoo)地域から海岸線に至るまでの乾燥した砂礫地帯が原産です。チレコドン属の中でも最大種で、自生地では高さ2m、幹の直径40cmほどまで成長します。冬型なので、今はこんな姿。葉が落ちた跡がハート型に見えなくもない?😆
ユーフォルビア・イネルミス(Euphorbia innermis ) 九頭竜 南アフリカ🇿🇦ケープ州原産。丸い塊根から放射状に緑の茎を出し、逆さタコ🐙の様相を呈します😆
ドルステニア・フォエチダ(Dorstenia foetida) クワ科塊根植物の代表種。ケニア🇰🇪、タンザニア🇹🇿、アラビア半島の紅海沿岸の国々が原産で、低木林や岩場の日陰などに自生しています。深緑色の塊根、ヒトデのような不思議な花、育てやすさ増やしやすさ、魅力がいっぱいの大好きな植物です😍自家受粉して結実し、零れ種でよく増えるそうです。
デロニクス・デカリー(Delonix decaryi) マダガスカル🇲🇬原産のマメ科灌木。涼しげな印象を与えます🎐幹の上下の中間が肥って樽型になるそうです。時折剪定して盆栽のように仕立てることを目論んでいます。一度先端部を長めに切った時は、それを挿し木しましたが、簡単に発根しました。冬に葉を落としたら窓辺で断水気味にします。
パキポディウム・ビスピノースム(Pachypodium bispinosum) 南アフリカ🇿🇦東ケープ州の南端、ポート・エリザベス近郊が原産です。biは「2つの」、spinoは「トゲ」ですから、2本ずつトゲを出すパキポということですね。塊根が丸く太り、ピンクの花を咲かせ、耐寒性がある優れた品種です。 と書いてあったのですが、生長が殆ど見られず、ついに枯れてしまいました😢私と相性が悪かったのでしょうか?
キフォステンマ・ユッタエ(Cyphostemma juttae) ブドウ亀🍇🐢 ナミビア🇳🇦南部、南アフリカ🇿🇦北ケープ州が原産地で、非常に気温が高くなる乾燥地域に自生しています。薄皮状に剥がれる太い幹の先端から肉厚の大きな葉を出します。水も肥料も辛目にしないと塊根部が縦長になるらしいので厳しくしていたら葉先が枯れてきたので、慌てて甘やかしましたσ^_^; まだ子株ですからね〜。
ブルセラ・ファガロイデス(Bursera fagaroides) アメリカとメキシコにまたがるソノラ砂漠(Sonoran Desert)に自生しているカンラン科の植物。Burseraは中世ドイツの植物学者Joachim Burserに由来し、fagaroidesは「山椒もどき」の意で、葉や香りが山椒に似ていると見たのでしょうか。剥離する白い薄皮に覆われた緑の幹、紅葉の美しい細かい葉、カンラン科特有の香りが魅力です✨耐寒性はかなりあります❄️夏の成長期には挿し木が出来ます。
パキポディウム・エブルネウム(Pachypodium eburneum) マダガスカル🇲🇬。白い肌で平べったい塊根となるのが特徴です。いかにもキョウチクトウ的な葉ですよね^_−☆
株がこのくらいになると花も楽しめます🌼
フォークイエリア・マクドガリー(Fouquieria macdougalii)。 アメリカ🇺🇸とメキシコ🇲🇽にまたがる広大なソノラ砂漠原産の灌木状植物で、岩の多い斜面に自生。ささくれだったような表皮を持った幹から細い枝を伸ばし、幹は紡錘形に成長します。枝からは太く鋭いトゲが生え、砂漠に生えた荒野の木といった風情。緑色をした枝の表皮に入った赤紫の美しい模様も魅力です。休眠に入り葉が枯れ落ちた後もその模様を楽しむことができます。ハチドリが花粉を媒介するそうです。 枝が出てこないので、頂芽を切ったところ、狙い通り分枝しました👍
コミフォラ・シンプリキフォリア(Commiphora simplicifolia) コミフォラ(Commiphora)はカンラン科の灌木で、芳香性のある樹脂がブデリウムと呼ばれて古来珍重されてきました。没薬、乳香などと並ぶ香料であり、遺体処理に使われたり、神への供物とされたりしたようです。
コミフォラ・ワイティ(Commiphora wightii) パキスタン🇵🇰、インド🇮🇳原産のカンラン科の灌木。備忘録としてネット情報を転載しておきます。要約すると「香料・医薬品として用いられるゴム状樹脂の採れる灌木で、年間平均降水量225-500mm、平均気温20-35℃、砂礫質の荒地に生え、日当たりを好む。生長は遅い」ということですね。 Guggul is a much-branched, spiny, deciduous shrub growing up to 6 metres tall. A gum-resin obtained from the stems is widely used medicinally, as an incense, in perfumery etc. The tree is sometimes cultivated for its gum. A plant of arid and semi-arid areas in the tropics where it can be found at elevations from 250 - 1,800 metres. It is found in areas where the mean annual rainfall is within the range 225 - 500mm and the temperature ranges from 20 - 35°c. Requires a sunny position. Found in the wild in sandy and rocky soils. A slow growing plant, it takes 8 to 10 years to reach a height of 3 - 3.5 metres. Pruning or the removal of branches in the early stages of the plant's growth helps to achieve better growth.
チレコドン・ブッコルジアヌス(Tylecodon buchholzianus) 南アフリカ🇿🇦とナミビア🇳🇦の国境近く、砂漠地帯の岩の割れ目や、背の低い草木に混じって自生しています。分岐する枯れ枝のような姿が盆栽の味わいで、成長しても20-30cmなのも盆栽向きです。枝が折れやすいと言われていますが、今まで折れたことはありません。冬も下関では戸外で大丈夫でした。
休眠明けの初秋に紅色の小さな花を付けます🌸
チレコドン・レティキュラートゥス(Tylecodon reticulatus) 万物想 ナマクアランド原産。花柄(花梗)が枯れた跡が細い針金のように残りつづけ、年を経るごとにどんどん奇妙な見た目になっていきます。幹や枝は硬いワックス質の分厚い表皮で覆われていて、古くなると表皮は少しづつ剥がれ落ちていきます。休眠期が近くなるとクリーム色したベル状の小さな花を咲かせます。 いかがでしたか?ほとんどがまだ若い株ですので迫力はありませんが、どれも私にとっては愛着のあるものばかりです。いずれ生長した姿をまたお見せできるよう、大切に育てていきます(*´꒳`*)
見せてくれて
ありがとうございます😍😍
も〜これはいつでも見られるように
📎しますね〜❤️
この頃アデニアグラウカの
かわいいおてての様な葉っぱに
やられてお迎えしようか
ウズウズしてます…
でも今年お迎えした子たちが
無事来年暖かくなるまで
管理できたらお迎えしようかな〜
それまでねこたんぽさんの
アデニアグラウカみて
我慢しま〜す😂