コウモリランの板付をやっていきます。いろんなやり方があると思うので一つの参考として見ていただけたらと思います。
ジョイフル本田で連れ帰ってきたグランデさん
かなり迷ってお迎えしたグランデ。
この大きさで約5000円でした。
なかなかない破格でついに買っちゃいました。
手持ちの材料で板付していきます。
僕のやり方は板付をくり抜いて裏から鉢底ネットを張り、そこに水苔をセットしてテグスで固定するやり方です。
材料は
杉板 端材(ホームセンターで300円以下で様々な端材が販売されています)
鉢底ネット 100均にもあります
釣糸 太めの物 100均にあります
水苔 ホームセンターや園芸店で300円ほど
ザル 100均(セリア)
板を加工していきます
インパクトやホールソー、タッカーを使用していきます
四隅をホールソーでくり抜くことで角を抜きやすくするのと最初のジグソーのアクセスを作ってやります。
くり抜いて裏に鉢底ネットをタッカーで貼り付けた様子です。
実は今回初めて使うザル。シリコン製なんです。なぜシリコン製を使うかというと。。。
これは好みですが、リビングの家具たちと色を合わせる為に、僕が実際DIYや家具作りでよく使用しているヴィンテージワックスのウォルナットを見える部分だけ薄く塗ります。
シリコン製のザル。
真ん中をくり抜きます。
そこに鉢から出して根の土を落としたコウモリランの根の塊を突っ込んでやるのです。シリコン製にした理由は水苔を詰めながらある程度形を作れること。根を突っ込む穴を最小限にして伸縮するシリコンの性質をうまく利用します。
プラスチックのザルでは大きな穴なら戻らない、小さければ根の塊が入らない。
実際やってみてシリコン製で大正解でした
実際にコウモリランをシリコン製のザルにセット
この根の塊をザルに通すのには最小限の穴で済みました。シリコン製だから伸びるし、入ったらちゃんと縮むからこれだけでもバッチリなくらい!
今回は植え替えに適している時期でもなく、ただでさえストレスでしょうから根は最小限しか触りませんでした。
こんな感じになります。
触るとすぐに黒ずんだり割れたりするので、できるだけ貯水葉を触らないように気をつけながらの作業です。
ここからはグランデがデカくて一人では無理なので奥様にお願いして手伝ってもらいました。元々の根を水で戻してかるく絞った水苔で巻いていきます。仕上がりをイメージしながら詰めていきます。硬くギッシリ詰めすぎても経験から言うと、水遣りの時になかなか水が水苔に染み渡っていきません。少なすぎると水苔が乾くのが早過ぎて、水遣りの度にボソボソと崩れていってしまいます。適度に、ですね!
1番苦労した板付するグランデの角度
グランデは森の王冠、と言われているようですが、もともと鉢植えされていたものですから普通にポンと乗せると正面から見たらただ葉が開いているようにしか見えません。
これを板付して壁に掛けた状態でできるだけ成長点が見え、貯水葉が上を向き王冠っぽく見えるようになるようにと水苔で土台を作っていきます。
ここでシリコン製のザルを使っていることで上になるほうをザルの深さでいうと半分くらいカットしちゃいます。
そうすると上側を水苔最小限にし、下側にはしっかり水苔を詰めて、土台も水苔を多めにすることで少しだけ板に対してのグランデの角度を付けてやることができました!あとは胞子葉とザルの隙間に釣糸を入れていき板にグルグルと巻き付け固定!
下の方は土台に水苔をいっぱい使ったので溢れないようできるだけ釣糸でネットのようにカバーしていきます。
板付完了!更にあともう一つだけ工夫を
角度を良く見せる為と、今までの経験上、壁掛けするときは水遣り後しばらく水切りはしますが壁紙に気を遣ってしまうんですよねー。なので壁紙と板との間に隙間を保つ為と下側にだけピンを刺すことで更に角度をつけるという感じです。
完成
欲を言えばもっと上を向かせたいけど鉢育ちの子には無理やり形を作ると角度がキツ過ぎて貯水葉が傷つくので断念。。。
まぁ、これで良しとしよう!
横から
本当は上に向かって葉を展開させたいのです。でもグランデのこと考えたら、いじくりまわすのこれが限界。
お店にはもう一つだけグランデがありました。かなり迷いましたが一つはこれ以上にデカかったこと、胞子葉の傷が多かったことで今のグランデにしました。
このグランデにした決め手は全体的に綺麗で新たな貯水葉が出始めていたことです。
これから順調に育ってくれることを願うばかりです!
以上、板付でしたがいろんなやり方が人それぞれあると思いますので、なにが正解、不正解というより、あくまで一つの参考程度にしてください!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
私もいつの日か挑戦してみたいです、フォローさせてください😙