胞子培養の基本!?リドレイの様子をまとめていきます
2019.6.23
メルカリでリドレイの胞子を購入し、ピートモスと水苔でチャレンジ開始!
2019.7.7(14日後)
2週間後、少し緑がかってきました✌︎
2019.8.10(47日後)
1ヶ月半経過…もさもさして来ました
が、この後厳しい残暑のためか、前葉体から変化なく、全滅してしまいました…涙
後に知ったのですが、前葉体が展開したら受精を促すためにスポイトなどで水を垂らさないといけないのですね…
きっと受精せずに力尽きたと思われます…
2019.10.30(再度胞子播き)
気を取り直して余っていた胞子を播いて、屋内温室で管理
写真は播いてから2週間後、前葉体が出てきてます
2020.5.28(210日後)
前回の前葉体から約7ヶ月、無事に育ってくれていたのですが、写真を全く撮ってなかった…汗
ラップで保湿しながらたまに霧吹き、1ヶ月くらいで前葉体がモサモサしてからは、たまにスポイトでタラタラと水を垂らして受精のアシスト
2ヶ月ほどすると、前葉体の中に胞子体らしき黄緑色の葉っぱが!!
ラップを外し、毎日霧吹き最低2回、水も切らす事なく管理し続けて、約7ヶ月半後がこちらの写真です(汚くてすみません)
コンポストは水苔、ピートモスは全滅でした…
2020.6.13(226日後)
ある程度大きくなったら、1人部屋に引っ越した方が良いとの事…
そろそろかな!?
茶色になってるのはお亡くなりになられたチビ達です…合掌
大きめの株(と言っても1cmくらい)を苗ポットに鉢上げ!!
暫く腰水で管理していきます
※追記
腰水だと水苔の表面に藻類が発生してベタベタになってしまい、空気の循環が悪いのか根腐れして落ちる苗が多かったです
腰水ではなく高湿度を保ち、ほんのり水苔が湿っているくらいをキープした方が小さい苗には良い気がしました
こまめな水やりが基本だと思います
2020.7.4(247日後)
絵ヅラが汚くてすみません…
そろそろ第二の選抜組をひとり部屋へ移動してみます✌︎
水苔や肥料の違いで成長に差が出るのか?
ちょっと比較実験してみます
写真左上から
・中華水苔 AA
・ニュージーランド水苔 AAA
・NZ水苔 + P.food
・中華水苔 + ジフィーセブン
・NZ水苔 + ジフィ
・NZ水苔 + ジフィ + P.food
全て底には細かいベラボンを敷き、水やりは液肥なしで比較してみます
さて、どうなるか楽しみですね〜♪
2020.8.1(275日後)
引越して1ヶ月弱、まだまだ小さいですが元気に育ってます!
水苔やら肥料やら比較検証してみたけど、どれも大差ないww
根が小さいから、そんなに肥料は吸えないのかな?
光と温湿度の方が大事っぽいですね…
2020.8.29(303日後)
さらに1ヶ月後!繁ってますね〜
若干ダメになってる株もありますが、順調すぎて怖いです…
大きな違いがないので、写真上の株には水やり時に極薄の液肥を与えています
写真下はジフィーセブンが混ざっているので元肥入りという事になります、液肥は与えていません
なんとなくですが、元肥なしで激薄液肥のみの方が大きい様な気がします…気のせいかも?w
2020.8.30 (304日後)
第二選抜組、本日めでたく鉢上げ!
残念ながら半分くらいは成長点が茶色になっていて、駄目そうです…涙
元気そうなヤツだけプラ鉢に移しました
根元のコンポストごとベラボンを入れたプラ鉢へ移動
腰水卒業、水やり増えて大変そうです…
※追記
腰水やめてから落ちる株も少なくなり、調子良くなりましたw
2020.9.14(319日後)
第一選抜組(6/13)の中でも一番の成長株です
板付けは胞子葉が出てからが一般的ですが、はやる気持ちを抑えられません!
コルクにつけますw
ちょっとアルミ線が無骨ですが、まぁ良しとします!
コンポストはほぼベラボンで盛りすぎないように気をつけました
立派なリドレイになりますように…
2020.10.29(364日後)
先日コルク付けした個体ではないですが、
ついに出てきました!胞子葉!
ちょうど1年で出てくるあたり、とても感慨深いものがあります
立派なリドレイになるんだよー!
2021.1.9(435日後)
コルク付けした第一選抜株、成長かなりゆっくりですが順調そうです
貯水葉が浮いて暴れるので、苔増しして矯正してます
成長点ドアップw
リドレイは貯水葉×2 → 胞子葉×2 → のルーティンが多い気がします
ひとつリドレイ玉にしてみました☺︎♪
かわえぇ
仕立て方は別のみどりのまとめにUPしてます、お時間あれば覗いてみてくださいm(_ _)m
2021.1.24(457日後)
このサイズでもう胞子葉を出す個体が現れましたw
明らかに他とは異なる成長パターン!
姿は普通だけど耐寒性があったり蒸れに強かったりするといいなー
丁度良くスリット鉢だったのでワイヤーを使って吊り下げ式にしました
成長点を上にする事で、胞子葉が自然な向きで展開してくれます
こちらの株は貯水葉が少し変なんです…
片側にだけ展開してます
これで良いのでしょうか?笑
一軍は大きく育ってきましたが、この第二陣達がどんな成長を見せてくれるのか…
胞子培養の醍醐味ですね
2021.2.6(470日後)
うちで成長の早い個体
板付け・ポットでお裾分けし14株を嫁に出しましたが、まだまだ控えておりますw
日頃お世話になってる方々へお配りし終えたら、個性的な個体をコレクション株としますかねー!
2021.2.20(484日後)
先日のスリット鉢を板付けしました〜
グラつかないようにしっかりと固定してます
まだまだ小さい株は蒸れにくく、恐らく貯水葉がしっかり揃わないと乾燥にはまだ耐性がないと推測してます
なのでウチでは水やり頻度は多め、水苔カリカリになったら0.5秒だけドボン、すぐに上げて水を切ります
これだと3日でまたカラカラになります
乾燥→水やり→乾燥→水やり、このサイクルを早くしてあげると生育旺盛になると思って、子株はこの方法で潅水してます
一気にドボンするため水苔ふわふわだと崩壊するので、株も水苔もしっかりと固定してる事が大前提です!
↑コレかなり大事ですw
ちなみに中〜大株は成長点に水ちょろちょろ、この時期だと2週間に1回の灌水ペース…かなり差がありますねw
2021.4.24(546日後)
成長早い個体は知人友人に配り終え、手元に残った大きめの株たち…
あんまり特徴的な個体は見受けられませんが、なんとなーく胞子葉が広めだったり、細めだったり…
写真の個体は胞子葉が少し細いような…?
そういう個体を掛け合わせてワイドやナローが固定化されて来たのでしょうね
我が家の環境だと胞子培養株が胞子を付けるまで恐らく最短で2年、そこからまた撒いて2年、何年あれば目的の株が出来上がるのか…
リドレイだから早いけど、ヒリー系なんて胞子付くまで何年もかかるし…
とにかく素人じゃ場所と設備が足りなすぎる!なんでもかんでも闇雲に撒いたら一年でスペースがw
交雑狙いでも変異狙いでも、品種の特性を掴み出来上がる株のイメージを持って、本当に自分が好きな品種に絞って胞子培養するべきですね!
ナーセリーさんの努力と探究心の結晶の末に作出される至極の銘品たち…
遠い雲の上の存在だと痛感させられます
本当に感謝しかありませんm(_ _)m
2021.6.30(613日後)
こちらは成長が遅い組の1株
直射で少し焼けてますが、まぁ可愛くてしょうがないですw
ウチのは細めの胞子葉が多いです
親が細葉だったのでしょうか?
そうなるとワイドな葉に憧れてしまう…無いものねだり
ドワーフなんて贅沢は言いませんので、コンパクトなリドレイとか、特徴的な株がひとつでも出てくれないですかね?
まだまだ先は長い…
2022.1.10(802日後)
1番最初に板付けした個体
ゆっくりですが着実に大きくなってます♪
このyyyyyyyyyyyyyyyy…
いつみてもタマランデス!
2022.2.22(845日後)
ぼてっとして可愛らしいw
さて、素人が手探りで始めた胞子培養をまとめてきましたが、キリがないのでそろそろ終わりにしようかと思いますw
茶色の怪しい粉をメルカリで買って2年半、まさかここまで楽しめるとは思ってもいませんでした
新たな命が生まれては枯れての繰り返しで一喜一憂しっぱなしw
日常にハリと艶を与えてくれた存在でした
この経験は大切な宝物です☺︎
少し残念だったのは個性的な個体には出会えなかった事…
その辺りは次への課題という事で!
こんな記事がどなたかの役に立てれば幸いです
ありがとうございましたm(_ _)m
ビカクになるまでには長い道のりらしいですが、応援してますꉂꉂ📢📣🎺🎺🎌🔥