警告

warning

注意

error

成功

success

information

クロウエアの育て方|日当たりや水やりの加減は?花を長く楽しむコツは?

  • ミカン科
  • クロウエア属

星型の清楚な雰囲気があるクロウエアは、ほぼ年中お花を咲かせます。お部屋に1鉢でもありますと、切り花を購入しなくてもお花鑑賞でき、見ているだけで癒されます。成長しても高さが100cmぐらいなので、育て方もさほど難しくありません。暑さと寒さに気を付ければ、園芸に詳しくない人でも、手軽に育てることができます。今回は、そんなクロウエアの育て方を見ていきましょう。

クロウエアを育てる場所

クロウエアは日当りのいい場所で育てるのが最適ですが、強い直射日光と高温多湿を嫌います。風通しはいい環境が好ましいので、室内で鉢植えで育てるか、プランターなどでベランダで育てると、季節により場所を移動できますので育てやすいでしょう。

また、クロウエアは耐寒性が弱いため、霜が降ると成長に影響が出てしまいます。冬は室内に入れておく方がいいでしょう。また、地植えで育てたい場合は、水はけがいい状態にして下さい。

クロウエアの水やり

クロウエアを鉢植えで育てている場合は、用土の表面が乾いてきたら、水を与えるようにして下さい。水はけがいい状態が最適ではありますが、水なしでもうまく育ちませんので、適量の水やりは必要になってきます。

夏は土がすぐ乾燥するので、水を切らさないようにします。クロウエアを地植えで育てている場合は、地面に根が張っていれば基本的に水を与えなくても大丈夫です。夏は、乾きすぎていたら水やりする程度でいいでしょう。

クロウエアの肥料

春の4月~初夏の7月はクロウエア生育期となり、栄養を必要とします。この期間中は、2週間に1回程度ぐらい液体肥料か、緩効性化成肥料を与えて下さい。

ただし、クロウエアは真夏の暑さに弱いため、生育の勢いも衰えるので、この期間中は肥料は与えなくていいでしょう。秋の9月~10月にかけて花が咲きますが、花が咲き終わった頃も同じ肥料を与えます。

クロウエアの土

クロウエアを育てるときは、酸性質の水はけの良い土を用いましょう。

用土を配合したことがない人でも、鹿沼土小粒:5、酸度未調整ピートモス:5の割合で、自分で配合して植えるといいでしょう。配合して用土を作ることが慣れている人は、赤玉土の小粒タイプ:5、腐葉土:3、川砂:2かパーライト:2、の割合がおすすめの配合です。

クロウエアの植え付け・植え替え

植え替え

クロウエアを鉢植えで育てる場合は、根が詰まると成長が悪くなってしまうので、2年に1回ほどのタイミングで植え替えして下さい。植え替え時期は3月頃が最適です。

根が張っているので、軽めに崩して一回り大きい鉢に植え替えましょう。植え替えしたあとは水をたっぷり与え、半日陰な場所で1週間ほど育てます。次に風通しと日当たりがいい場所へ、移動させて育てて下さい。

植え付け

植え付けも3月のタイミングがよく、鉢の底に軽石を敷き、用土を入れて植え付けます。

クロウエアの増やし方

クロウエアの増やし方には「挿し木」の方法があります。最適な時期は5月・6月・9月です。

成長状態がいい新しく出てきた芽を、先から2~3節の部分を切って、挿し穂として使用します。水に30分ぐらいつけておいたあと、園芸店などで販売している、挿し芽タネまきの土に挿し植えて下さい。

水を切らさないように注意すれば、1ヶ月ぐらいで根が出てきます。発根しましたら、配合した用土を入れた鉢か、地面に植えましょう。

クロウエアの手入れ

クロウエアの切り戻しの作業を行うことで、1年中花が咲いている状態になり、四季を通じてお花鑑賞を楽しむことができます。7月頃に切り戻しをしておくと、秋に開花してくれます。

また、枝の長さも半分ぐらいに剪定を行いますと、気温が保てれば、年中お花がポツポツと咲き続きます。室内の環境で鉢植えで育てますと、お花を長期間見ることができます。

クロウエアの育て方で注意すべき病気・害虫

クロウエアを風通しが悪く高温多湿な環境で育てると、株も弱って、カイガラムシが発生することがあります。カイガラムシを見つけましたら、歯ブラシなどでこそぎ落としてください。

数が多いのであれば枝を切って駆除し、風通しがいい場所に移動して、発生しにくい環境にします。アブラムシも発生することがありますので、いましたら薬剤を散布して退治して下さい。

クロウエアの花

クロウエアの花は花径1〜3㎝程度の星形で、5枚の花弁は少し肉厚で可愛らしい姿をしています。 花色はピンクや白などとなっています。クロウエアは手入れさえきちんと行えば、1年中花を楽しむことができます。

クロウエアの花言葉

クロウエアの花言葉は「願いを叶えて」「まだ見ぬ君へ」「光輝」です。

クロウエアの花を育ててみよう!

おしゃれな鉢を購入してきて、クロウエアを植えて育てれば、1年中お部屋に華やぎを、飾ることができます。

日当たりはよい方がいいですが、高温多湿で風通しが悪い場所は、生育環境に向いていませんので、場所を移動できる鉢植えは、おすすめの生育方法になります。肥料と切り戻しに気をつけることで、1年中お花を咲かせてくれます。ポツポツとした咲き方も、素朴な雰囲気で見て和みます。

※トップ画像はさぁ~ちゃんさん@GreenSnap

クロウエアの新着コラム

クロウエアの花言葉|種類や花の特徴、見頃の時期は?の画像

クロウエアの花言葉|種類や花の特徴、見頃の時期は?

おすすめ機能紹介!

【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!

クロウエアの基本情報

ジャンル
草花
形態
低木
学名
Crowea
別名
サザンクロス
原産地
オーストラリア東部

クロウエアの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
やや弱い
耐暑性
やや弱い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
3月
肥料
4月 、5月、6月、7月、9月、10月
開花
5月 、6月、7月、8月、9月、10月、11月
収穫
3月 、7月

クロウエアの新着投稿画像

花の種類

バラの画像

バラ

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。
チューリップの画像

チューリップ

日当たりの良い場所で育ててください。
サクラの画像

サクラ

日本人に最も馴染みのある植物の一つです。ソメイヨシノが代表的な品種ですが、園芸品種で300以上もあり...
カーネーションの画像

カーネーション

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。
ネモフィラの画像

ネモフィラ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。秋まきの一年草なので越冬する必要があります...
ガーベラの画像

ガーベラ

花色は赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など多彩で、色によって花言葉が変わります。花形もバリエーション豊...