
2020/11/28
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「ゴシュユ(呉茱萸)」というらしい💐
目を引く少し暗い紫がかった赤。
「サンシュユ(山茱萸)」といい何とも読みにくい名前だこと🙄
ミカン科ゴシュユ属
中国原産、雌雄異株の落葉低木。享保年間(1720年頃)に、小石川療養所内の薬園に導入された。その後、株分けされた苗が全国各地に広まった。日本にあるのは雌木だけだとか…
樹高3 mに達する。葉は対生し、7~8個の小葉からなる奇数羽状複葉、小葉は楕円形、長さ10 cm内外、全縁。先端は急に尖り、葉裏や葉柄に柔毛あり、雌雄異株。円錐花序を出し、緑白色の小さな花を付ける。果実は紫赤色。
薬用部分は果実で、強い香気があり、味は辛く、後に残留性の苦味がある。生薬名を「呉茱萸(ゴシュユ)」といい、漢方では、健胃、利尿、鎮痛の目的で頭痛、腹痛、口内炎、湿疹に他の生薬と配合して用いる。
2020/11/28