@"As the Daphne flowers began to bloom, I gently approached the flowers and enjoyed the scent, which reminded me of the tragic love story of Daphne and Apollo in Greek mythology and the laurels." 訳意:沈丁花が開花し始めたので、そっと優しく花に近づいて香りを楽しんでいたら、ギリシャ神話のダフネとアポローンの悲恋物語と月桂樹のことを思い出しました。
ジンチョウゲ:沈丁花:daphne
一昨日からの雨模様で、梅の花は散り落ち始め、万葉の藪庭の石臼の隣りで、ジンチョウゲ:沈丁花の花が開花して、五分咲きになっています。
奥の方にある斑入り沈丁花は、少し遅れてまだ3分咲きの様子です。
【詠歌】
『嬉しげにそっと近づき香楽し
ダフネ恋しや*永遠の花』
@"As the Daphne flowers began to bloom,
I gently approached the flowers and enjoyed the scent, which reminded me of the tragic love story of Daphne and Apollo in Greek mythology and the laurels."
訳意:沈丁花が開花し始めたので、そっと優しく花に近づいて香りを楽しんでいたら、ギリシャ神話のダフネとアポローンの悲恋物語と月桂樹のことを思い出しました。
♡沈丁花の甘くさわやかな香りが好きな方は多いのでは⁈
その香りを嗅ぐと春の訪れを感じてなぜか優しい暖かな気持ちにさせてくれますょ⁈
また、沈丁花の花言葉も縁起が良いので、贈る花としてもぴったりです。
【*三大香木】として古くから愛されてきた沈丁花は育てることも難しくないので、庭に地植えして毎年春の訪れを感じることができます。
♡沈丁花の花言葉:
「*永遠」「不死」「不滅」「栄光」
ダプネーはギリシア語で月桂樹という意味。
欧米では女性の名前として名付けられることもあり(著名な例ではデュ・モーリア)、日本語ではドイツ語・フランス語経由で*ダフネと呼ばれている。
英・独:Daphne、仏:Daphnéとも呼ばれています。
アポローンに求愛されたダプネーが自らの身を月桂樹に変える話は、ギリシア神話の物語の中でもポピュラーであり、この物語に由来する芸術作品や風習が数多く存在している。
☆ギリシャ神話:
ある日アポローンは弓矢で遊んでいたエロースを揶揄する。
そのことで激怒したエロースは相手に恋する金の矢をアポローンに、逆に相手を疎む鉛の矢を近くで川遊びをしていたダプネーにそれぞれ放った。
金の矢で射られたアポローンはダプネーに求愛し続ける一方、鉛の矢を射られたダプネーはアポローンを頑なに拒絶した。
追うアポローンと逃げるダプネー、ついにアポローンはペーネイオス河畔までダプネーを追いつめたが、ダプネーはアポローンの求愛から逃れるために、父である河の神に自らの身を変える事を強く望んだ。
その望みを聞き届けた父は、ダプネーの体を月桂樹に変えた。
あと一歩で手が届くところで月桂樹に変えられてしまったダプネーの姿を見てアポローンはひどく悲しんだ。
そしてアポローンは、その愛の*永遠の証として月桂樹の枝から月桂冠を作り、*永遠に身に着けている。
@絵画などで月桂冠を冠載している男性は、その殆どがアポローンの姿を描いたものでありますょ⁈
【豆知識:*三大香木】
三大香木(さんだいこうぼく)とは、香りの強い花をつける3つの樹木のことを言います。
春は沈丁花:ジンチョウゲ
夏は梔子:クチナシ
秋は金木犀:キンモクセイです。
この3つの樹木が三大香木と呼ばれています。
咲く季節はまちまちですが、三大香木のどの樹木も季節の風物詩になっていたり、大物アーティストの歌詞にも登場するような有名な樹木たちです。
あれっ?冬はないのかな?
ありますょ⁉︎
冬は蝋梅:ローバイです。
これを入れて「四大香木」とも言われていますょ⁉︎
日本では庭木や街路樹に使われていますが、それぞれの季節になったら、実際にその香りを楽しみたいので、我が万葉の藪庭に地植えして、それぞれを楽しんでいます。
@:【ジンチョウゲ(沈丁花)はジンチョウゲ科の常緑低木で、春先に外側が桃色で内側が白色の小さな花が塊になって枝先に咲きます。
沈丁花の花は画像のような赤みがかったものと真っ白なものがあります。
4枚の花弁のように見えるものは萼(ガク)が変化したもので、花弁はありません。
花弁に見える部分はよく見るとキラキラと細かく光り、シアー感があります。
肉厚で、独特の触り心地です。
樹高は1m~1.5mほどになり、枝が良く分岐するので特に剪定をしなくても丸くこんもりとした樹形を保ちます。
この木の特徴はやはり香り高い花ではないでしょうか。
「沈丁花」という名前は、花の香りが沈香に似ていることと、十字型の花が丁子(クローブ)に似ていることに由来しています。
原産は中国と言われており、室町時代にはすでに栽培されていたという記述があります。
ジンチョウゲ(沈丁花)は雌雄異株で、雄株と雌株があります。
日本で流通しているものの多くは雄株ですので実を見る機会はめったにありませんが、赤い可愛らしい実を付けます。
ただし、実は猛毒ですので口に入れないように、花にも毒がありますので注意しましょう‼️
ジンチョウゲ(沈丁花)の実生は厳しいですが、梅雨時や春頃に挿し木を行うことで増やすことが出来ます。
移植にやや弱いので地植えするときは場所をよく考えてから植えるようにするのがお勧めです。】
@:【GS:Green Snap の情報参照】
📝アポロ(英語: Apollo [əˈpɒloʊ])
ギリシア神話のアポローンに相当、ローマ神話の太陽神。
Have a good Monday🌹
by Kazyan’s Green Shot
Artistic:Daphne
2021 Feb 15/ past am 08:10':upload