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天空のバラの五線譜
2021/02/18
2021年2月18日(木)、晴れ。
昨晩は、睡眠導入剤を飲んだあとに書いたので、途中、眠気が襲い、せっかく書いた投稿文を「もどる」を押して、消してしまった。大ショックであった。
朝起きて、外を見ると雪景色だったので、庭仕事はせずに、休養を取ることにした。
改めて自分のGSの投稿文を見た。写真の順番に誤りがあるし、内容も納得できるものではない。
それで、気を取り直して、写真の順番を変え、投稿文も書き直すことにした。
大切なポイントは、次の通り。
① 投稿写真は、2月12日から14日までのマイカーでの四国ドライブ旅行と、15日(キモッコウバラのためのフェンス自作の写真)と16日(コチョウランの開花の様子)の我が家の写真。
② 12日はしまなみ海道を渡り、途中で平山郁夫美術館へ行った。平山郁夫の人生の歩みを知り、大変、好きになった。彼の好きな群青色と橙色のその根源がわかったように思えた。
③ 初めてしまなみ海道をドライブしたが、これまで味わったことのない、瀬戸内海の良さに触れることができた。
④ 来島海峡の姿は、威風堂々の中にも優しさがあり、感動した。
⑤ この素敵な旅の初日の午後に、義母の老人保健施設のケアマネさんから連絡が入った。内容は、義母の介護認定が「要介護1」から「要支援1」に変更されたので、今月末までに退所する必要が出たので、至急、ミーティングをしたいとの連絡であった。それで、15日(月)が私達の定期通院日なので、その日にミーティングをすることになった。(後日の15日に担当医師の診療を受け、この度のことを告げ、ケアマネージャーとよく相談するようにアドバイスを受けた。その診療が終わったお後にケアマネさんと話をして、再度24日に介護士を含めてけケアマネさんとミーティングをすることになった。)
⑥ 旅行中は、この話しには触れず、しっかりと楽しもうとお互いに確認したが、翌日の夕方、妻から苦しい心の内を聞いた。私自身も、旅行中、義母の件について、考えない時間はなかった。どうしたら、妻の心の安定が取れるのかばかりを考えていた。最悪になるケースも想定して、そのときに話す言葉も模索していた。
⑦ 夫婦ともども、道後温泉は初めてで、坊っちゃん湯と椿の湯に入ってきた。正直な感想を言うと、たった一箇所しかない温泉で、長くいる所ではない、と思った。でも、あとで感じたのだが、乾燥で痒かった肌が痒くなくなっていた。これはとても良い素敵な効能であった。
⑧ 泊まったホテル「茶玻瑠」の温泉にも入った。ここでは、人生、最高に驚かされた。夜が快晴であったので、屋上の露天風呂からの景色が最高であった。特にオリオン座とシリウス、その他の満天の星空がとても素敵であった。屋上露天風呂があるのは、道後ではここだけだそうだ。部屋に戻って、妻に屋上露天風呂に行ってみたかを聞くと知らなかったというので、ぜひ経験すべきだと言うと、では入ってくると言って出掛けた。
⑨ 妻が椿の湯の帰り、突然に商店街においてあったおみくじを引きたいと言い出した。きっと、母のことでどうしたらよいか、悩んでいるのであろうと思った。お金を出し、妻がおみくじを引いた。内容は、自分自身を第一に考えて決断しなさい、と書かれていた。妻の表情を見るとホッとしたようだ。いつも、妻の担当医が彼女に言っていることと同じ言葉だったのである。
⑩ 「茶玻瑠」の夕食は、席の場所が悪かったものの、味はとても良かったみたいで、妻がとても喜んでいた。還暦祝いなので、赤いちゃんちゃんこと赤い帽子をかぶって記念写真を撮ってもらった(サービス料1,000円)。デザートのお皿には素敵な言葉がチョコレートで書かれていた。私がラブレターで使った言葉が書かれていたので、夫婦ともに驚いた。私がそのように書きてほしいと伝えたかどうかは覚えていない。
⑪ 朝食の場所は、夕食と違って良い席であった。ホテルの庭園の直ぐ側のガラス窓近くであった。幹の大きなオリーブの木、クリスマスローズ、椿の木などが見え、印象に残った。
⑫ 9時過ぎにホテルを出発し、次の目標地点の鳴門市に向かった。途中、私の祖母の生まれ故郷の高松市仏生山町へ行った。戸籍謄本を持ってくるのを忘れて、どこに住居があったのかは確認できなかったが、こんな田舎の平野に生まれ育ったのかとホッとした。「仏生山の里」というお店をネットで見つけたので、コーヒーを飲みに入った。そこでは、小さな素敵なガーデンを見て、30分ぐらいゆっくりした。
⑬ 再び高松高速道路へ戻り、淡路南インターへ行き、展望台から鳴門大橋を眺めた。壮大な景色である。左側に太平洋、右側に瀬戸内海を見た。海峡に太平洋から瀬戸内海に向かって強い風が吹いていた。
⑭ 次は、妻が小さい頃、見たと言う鳴門の渦潮を見に行った。鳴門大橋からガラス越しに見れるというものであった。すでに見頃の時間を超えていたが、鳴門大橋の下を歩いて、鳴門の渦潮を見るのはとても良かった。妻が見た頃は、鳴門大橋がなかったので、観光船から見たそうだ。渦潮に巻き込まれそうで怖かったそうだ。
⑮ 宿泊先「アオアヲリゾートホテル」へ、予約より2時間前の16時にたどり着いた。当初は13日の朝から夕方まで、「大塚国際美術館」へ行く予定であったが、天気などを考えて、予定変更したのだった。
早めに着いたおかげで、居室から見える太平洋の眺めと潮騒の音を楽しむことができた。特に夕日はとても素敵であった。海鮮懐石料理と無料サービスで「金粉ありのお酒一合、尾頭付きの鯛の塩焼き、野菜のテンプラ」が提供され、その上、赤いちゃんちゃんこと赤い帽子をかぶっての写真撮影のサービスがあった。
どこのホテルや観光先も、観光客がとても少なかった。お陰で安心して観光ができた。
⑯ 最終日の14日(日)の朝、9時半の大塚国際美術館の開館に間に合うようにホテルを出た。指定の駐車場はガラ空きで、シャトルバスにすぐに乗り込み、最も楽しみにしていた美術館に入場した。切符購入場所では全く並ぶことなくすぐに購入できて、入館できた。
⑰ 美術館内部は、想像以上に素晴らしかった。案内ガイドによると、世界26カ国、190箇所から選択した美術品1008点を原寸大でコピーし、陶製の美術品として作成した物が展示されていると書かれてあった。これらの陶製の模倣品は、2000年以上も色を変えることなく保存できるとのことであった。信楽焼と共同制作をして、1300℃以上の高温で焼き上げたものであった。油絵については、まるで油絵のようにひび割れまでが複製されており、油絵の立体的な力強い筆使いは、絵のプロたちがしっかりと再現している。特にゴッホの7枚のヒマワリには、それがよく表現されていた。
古代から現代までのアートが陳列されており、誠にとても楽しかった。見ること約6時間、時間が足りなかったが、妻の足が持たなかったので、閉館までいるつもりであったが、45分前ぐらいに出ることにした。
原寸大で作られているということもあって、とても感銘した。日本一入館料が高い美術館であるが、本当に見る価値はある。一箇所で26カ国190箇所分の美術品が見られるのであるから。西洋の宗教画、クリムト、ダ・ビンチ、ラファエッロ、マネ、モネ、ルノアール、ミレーなど美術の教科書に出てきた絵画はほとんどあったように思う。美術史も好きだったので、本当に知的満足度120%になった。
⑱ 大雨が降り出して、自宅到着は20時半であった。妻の母親への対応について、話し合いながら帰った。
⑲ 翌日の15日の午前、早速、定期通院に出掛け、担当医の診療を受け、妻のお母さんのことについて相談し、適切な助言を受け、その後、指定のケアマネさんと話し合い、再度、24日に馴染みの介護士さんも同席してミーティングをすることになった。妻は、まだ、動揺していた。
⑳ 帰宅後、明日から天気が悪くなりそうなので、ドライブに行きたいと言う妻を説得して、ドライブには水曜日に行くことにして、月曜日の午後と火曜日は、庭仕事をすることにした。
特に、キモッコウバラの花棚にするフェンスがまだ未完成だったので、それに取り掛かった。下段の右側から2枚目は90%完成のフェンスである。
そして、最後の一枚は、帰った日に、すでに咲いてくれていたフェゴボードのコチョウランである。
他にもクリスマスローズが咲きかけ、ビオラはパンジーはよく咲いてくれていた。旅行中、日当たりと温度が高かったせいか、色んな花の新芽が少し大きくなっているような気がした。
人生は思うようにならない。辛いことの連続であるが、それを乗り越えたときに少しのご褒美の幸せな瞬間が訪れる。
これからどんなことが起こるかわからないが、思い通りにならないのが人生だと思い、困難を妻と二人で乗り越えていきたいと思った。
うさぎ
2021/02/18
フェルメールの真珠の耳飾りの少女の
ワンポイントが入ったパーカーを見つけて
先日嬉しく購入しました🙂
迷って黒にしましたが白も買うべきだったと毎日思ってます😂
奥の深い投稿文と全く関係のないコメントですみません💦
いいね
1
返信
天空のバラの五線譜
2021/02/18
@うさぎ
さまへ
買っとけばよかった、と後悔すること、私も度々あります😅😅
お金がふんだんにあるわけないので、仕方がないですね、お互いに。
別に奥の深い内容ではありませんよ。日常の心の動きを書いて、心の整理を着ているだけです🤗🤗
いいね
1
返信
雫
2021/02/18
五線譜さん
こんにちは😃色々大変ですね、無理なさらないで、ご自愛くださいね😊
沢山見て頂いてありがとうございます😃返信はいいですよ👍😊💕
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1
返信
薔薇大好きキョウチャン
2021/02/19
@天空のバラの五線譜
さん
沢山のいいね👍➖を、ありがとうございました🙇♀️💞🍃💞🍃😍
🎼五線譜さんが 作家さんの刺繍絵画🪡➖を❤️褒めて下さったので
あのコメントの後、ムキになって⁉️🤣
家中の…🖼飾ってあるpic〜を沢山出しました😆😊
👓老眼の私➖五線譜さんが撮られた📷ギッシリ詰まったpic〜🎶💖
iPhone画面を…伸ばすだけ伸ばして😂見ました。
ご性格〜なのですね❓キッチリ➖❗️
楽しい〜🎵❤️ご夫婦の旅🚘💨💨💨
温かい♨️温泉にも入られて〜
🍱美味しいお料理を召し上がって・・
ゆったり・ゆっくり・ゆるやかに ♪♪♪
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1
返信
ANY
2021/02/20
道後温泉!!私の住む町の近くまで来ていたのですね😄何だか嬉しいです😊
施設、認知度でそんなに変わるなんて大変ですよね😰
安心したのもつかのまで次を探しても高かったりとか聞きます🤔…。
それにしても
五線譜様の記憶力には驚かされます👏😄👏✨
(゚ー゚)(。_。)ウンウン困難を
乗り越えるにも
幸せな瞬間にも
そこに最愛の人が居る
とゆう事が1番の幸せ🥰素敵😍
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1
返信
天空のバラの五線譜
2021/02/20
@ANY
さまへ
道後へ引っ越されたのですか😉😉
結構、近くなりましたね。道後は温泉があり、人も温かいので良いところですね🤗🤗
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0
返信
しーちゃん
2021/02/20
今晩は❣️
お忙しいのに、見て下さり、
ありがとうございます😊
遅くなりましたが、奥様の還暦、
おめでとうございます🎉🎊㊗️
楽しい旅行も行かれたようで、
良かったですね。
連休は、娘さんと、過ごされるのでしょうか。
クレマチスも、薔薇も🌹、
クリスマスローズも、楽しみですね。
忙しくて、お疲れのようなので、
無理なさいませんように。
奥様と楽しく、お過ごし下さい💞
😊🌸🌼🌿💖✨
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ANY
2021/02/21
@天空のバラの五線譜
様へ😊
おはようございます٩(*´꒳`*)۶
道後では無いのですがそこから数十分ですよ🏡
本当にとっても住みやすい町です🥰
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雫
2021/02/22
今晩は😃リフォローありがとうございます😃又宜しくお願い致します😃
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返信
天空のバラの五線譜
2021/02/22
@雫
さまへ
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。私は写真も好きですが、それ以上に文を書くことが好きです。
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1
返信
雫
2021/02/23
@天空のバラの五線譜
さんおはようございます😃ありがとうございます。私も同じですよ❤️文を書く事が好きです。
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場所
お出かけ先
キーワード
洋ラン
クリスマスローズ
バラ・ミニバラ
大塚国際美術館
しまなみ海道
立体的な庭造り
鳴門大橋
道後温泉
鳴門の渦潮
幸せな日
来島海峡
平山郁夫美術館
仏生山町
アオアヲリゾートホテル
昨晩は、睡眠導入剤を飲んだあとに書いたので、途中、眠気が襲い、せっかく書いた投稿文を「もどる」を押して、消してしまった。大ショックであった。
朝起きて、外を見ると雪景色だったので、庭仕事はせずに、休養を取ることにした。
改めて自分のGSの投稿文を見た。写真の順番に誤りがあるし、内容も納得できるものではない。
それで、気を取り直して、写真の順番を変え、投稿文も書き直すことにした。
大切なポイントは、次の通り。
① 投稿写真は、2月12日から14日までのマイカーでの四国ドライブ旅行と、15日(キモッコウバラのためのフェンス自作の写真)と16日(コチョウランの開花の様子)の我が家の写真。
② 12日はしまなみ海道を渡り、途中で平山郁夫美術館へ行った。平山郁夫の人生の歩みを知り、大変、好きになった。彼の好きな群青色と橙色のその根源がわかったように思えた。
③ 初めてしまなみ海道をドライブしたが、これまで味わったことのない、瀬戸内海の良さに触れることができた。
④ 来島海峡の姿は、威風堂々の中にも優しさがあり、感動した。
⑤ この素敵な旅の初日の午後に、義母の老人保健施設のケアマネさんから連絡が入った。内容は、義母の介護認定が「要介護1」から「要支援1」に変更されたので、今月末までに退所する必要が出たので、至急、ミーティングをしたいとの連絡であった。それで、15日(月)が私達の定期通院日なので、その日にミーティングをすることになった。(後日の15日に担当医師の診療を受け、この度のことを告げ、ケアマネージャーとよく相談するようにアドバイスを受けた。その診療が終わったお後にケアマネさんと話をして、再度24日に介護士を含めてけケアマネさんとミーティングをすることになった。)
⑥ 旅行中は、この話しには触れず、しっかりと楽しもうとお互いに確認したが、翌日の夕方、妻から苦しい心の内を聞いた。私自身も、旅行中、義母の件について、考えない時間はなかった。どうしたら、妻の心の安定が取れるのかばかりを考えていた。最悪になるケースも想定して、そのときに話す言葉も模索していた。
⑦ 夫婦ともども、道後温泉は初めてで、坊っちゃん湯と椿の湯に入ってきた。正直な感想を言うと、たった一箇所しかない温泉で、長くいる所ではない、と思った。でも、あとで感じたのだが、乾燥で痒かった肌が痒くなくなっていた。これはとても良い素敵な効能であった。
⑧ 泊まったホテル「茶玻瑠」の温泉にも入った。ここでは、人生、最高に驚かされた。夜が快晴であったので、屋上の露天風呂からの景色が最高であった。特にオリオン座とシリウス、その他の満天の星空がとても素敵であった。屋上露天風呂があるのは、道後ではここだけだそうだ。部屋に戻って、妻に屋上露天風呂に行ってみたかを聞くと知らなかったというので、ぜひ経験すべきだと言うと、では入ってくると言って出掛けた。
⑨ 妻が椿の湯の帰り、突然に商店街においてあったおみくじを引きたいと言い出した。きっと、母のことでどうしたらよいか、悩んでいるのであろうと思った。お金を出し、妻がおみくじを引いた。内容は、自分自身を第一に考えて決断しなさい、と書かれていた。妻の表情を見るとホッとしたようだ。いつも、妻の担当医が彼女に言っていることと同じ言葉だったのである。
⑩ 「茶玻瑠」の夕食は、席の場所が悪かったものの、味はとても良かったみたいで、妻がとても喜んでいた。還暦祝いなので、赤いちゃんちゃんこと赤い帽子をかぶって記念写真を撮ってもらった(サービス料1,000円)。デザートのお皿には素敵な言葉がチョコレートで書かれていた。私がラブレターで使った言葉が書かれていたので、夫婦ともに驚いた。私がそのように書きてほしいと伝えたかどうかは覚えていない。
⑪ 朝食の場所は、夕食と違って良い席であった。ホテルの庭園の直ぐ側のガラス窓近くであった。幹の大きなオリーブの木、クリスマスローズ、椿の木などが見え、印象に残った。
⑫ 9時過ぎにホテルを出発し、次の目標地点の鳴門市に向かった。途中、私の祖母の生まれ故郷の高松市仏生山町へ行った。戸籍謄本を持ってくるのを忘れて、どこに住居があったのかは確認できなかったが、こんな田舎の平野に生まれ育ったのかとホッとした。「仏生山の里」というお店をネットで見つけたので、コーヒーを飲みに入った。そこでは、小さな素敵なガーデンを見て、30分ぐらいゆっくりした。
⑬ 再び高松高速道路へ戻り、淡路南インターへ行き、展望台から鳴門大橋を眺めた。壮大な景色である。左側に太平洋、右側に瀬戸内海を見た。海峡に太平洋から瀬戸内海に向かって強い風が吹いていた。
⑭ 次は、妻が小さい頃、見たと言う鳴門の渦潮を見に行った。鳴門大橋からガラス越しに見れるというものであった。すでに見頃の時間を超えていたが、鳴門大橋の下を歩いて、鳴門の渦潮を見るのはとても良かった。妻が見た頃は、鳴門大橋がなかったので、観光船から見たそうだ。渦潮に巻き込まれそうで怖かったそうだ。
⑮ 宿泊先「アオアヲリゾートホテル」へ、予約より2時間前の16時にたどり着いた。当初は13日の朝から夕方まで、「大塚国際美術館」へ行く予定であったが、天気などを考えて、予定変更したのだった。
早めに着いたおかげで、居室から見える太平洋の眺めと潮騒の音を楽しむことができた。特に夕日はとても素敵であった。海鮮懐石料理と無料サービスで「金粉ありのお酒一合、尾頭付きの鯛の塩焼き、野菜のテンプラ」が提供され、その上、赤いちゃんちゃんこと赤い帽子をかぶっての写真撮影のサービスがあった。
どこのホテルや観光先も、観光客がとても少なかった。お陰で安心して観光ができた。
⑯ 最終日の14日(日)の朝、9時半の大塚国際美術館の開館に間に合うようにホテルを出た。指定の駐車場はガラ空きで、シャトルバスにすぐに乗り込み、最も楽しみにしていた美術館に入場した。切符購入場所では全く並ぶことなくすぐに購入できて、入館できた。
⑰ 美術館内部は、想像以上に素晴らしかった。案内ガイドによると、世界26カ国、190箇所から選択した美術品1008点を原寸大でコピーし、陶製の美術品として作成した物が展示されていると書かれてあった。これらの陶製の模倣品は、2000年以上も色を変えることなく保存できるとのことであった。信楽焼と共同制作をして、1300℃以上の高温で焼き上げたものであった。油絵については、まるで油絵のようにひび割れまでが複製されており、油絵の立体的な力強い筆使いは、絵のプロたちがしっかりと再現している。特にゴッホの7枚のヒマワリには、それがよく表現されていた。
古代から現代までのアートが陳列されており、誠にとても楽しかった。見ること約6時間、時間が足りなかったが、妻の足が持たなかったので、閉館までいるつもりであったが、45分前ぐらいに出ることにした。
原寸大で作られているということもあって、とても感銘した。日本一入館料が高い美術館であるが、本当に見る価値はある。一箇所で26カ国190箇所分の美術品が見られるのであるから。西洋の宗教画、クリムト、ダ・ビンチ、ラファエッロ、マネ、モネ、ルノアール、ミレーなど美術の教科書に出てきた絵画はほとんどあったように思う。美術史も好きだったので、本当に知的満足度120%になった。
⑱ 大雨が降り出して、自宅到着は20時半であった。妻の母親への対応について、話し合いながら帰った。
⑲ 翌日の15日の午前、早速、定期通院に出掛け、担当医の診療を受け、妻のお母さんのことについて相談し、適切な助言を受け、その後、指定のケアマネさんと話し合い、再度、24日に馴染みの介護士さんも同席してミーティングをすることになった。妻は、まだ、動揺していた。
⑳ 帰宅後、明日から天気が悪くなりそうなので、ドライブに行きたいと言う妻を説得して、ドライブには水曜日に行くことにして、月曜日の午後と火曜日は、庭仕事をすることにした。
特に、キモッコウバラの花棚にするフェンスがまだ未完成だったので、それに取り掛かった。下段の右側から2枚目は90%完成のフェンスである。
そして、最後の一枚は、帰った日に、すでに咲いてくれていたフェゴボードのコチョウランである。
他にもクリスマスローズが咲きかけ、ビオラはパンジーはよく咲いてくれていた。旅行中、日当たりと温度が高かったせいか、色んな花の新芽が少し大きくなっているような気がした。
人生は思うようにならない。辛いことの連続であるが、それを乗り越えたときに少しのご褒美の幸せな瞬間が訪れる。
これからどんなことが起こるかわからないが、思い通りにならないのが人生だと思い、困難を妻と二人で乗り越えていきたいと思った。