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阿南田零さんの小さな庭,Coelogyne Intermedia,セロジネ インターメディアの投稿画像

2023/04/23
セロジネ インターメディアの
⬅️'マグニフィカム'

➡️無銘(普及タイプ)

花色もほぼ同じで花の大きさも'マグニフィカム'の方が5割増し程度なので、鉢を並べて比べて見ても角度によってはそんなに違いがないように見える(上段)。

だけど真正面同士(中段)とか、側面同士(下段)みたいに同じ方向から1輪ずつ見比べると、やはり'マグニフィカム'の方が明らかに一回り大きい。特にリップの大きさ、ボリューム感の差はハンパない。'マグニフィカム'の方はクリスタータッポイ印象すらある。両者は香りも違うしバルブの形も違うのでホントに別個体なんだなと言うのがよく分かる。

そうなると気になるのが'マグニフィカム'の出自。以前も書いたことがあるけど、

セロジネ インターメディア
Coelogyne Intermedia, Cypher 1913年登録

はクリスタータとトメントサの一次交配種として登録されてはいるけれど、実際はクリスタータとトメントサは交配不能で、ホントはクリスタータとフラクシダの一次交配種(=セロジネ アンチェイン メロディー、Coelogyne Unchained Melody, David Banks 1995年登録)、と海外のセロジネオタの間では認識されているらしい。

とすると、登録にしたがって、新規交配でインターメディアを作ろうと思っても出来ないはずで、'マグニフィカム'も生まれ得ないはず。

'マグニフィカム'をいつ頃誰が作り、誰が名付けたのか、いろいろ情報を探してみたけど、結局分からない。少なくとも2004年頃には日本に存在し、日本以外では情報が見当たらないので、日本で付けられた個体名ではあるのだろうけど……。

個人的には、セロジネ アンチェイン メロディーの一つが日本に持ち込まれたときにインターメディア 'マグニフィカム'という名に変えられたんじゃないかと推測している。根拠としては

①アンチェイン メロディーは主にアメリカで頻繁に新規交配されているらしく、色んな個体が存在し、中に、花色やバルブの形状などが'マグニフィカム'そっくりなものが存在する。

②アメリカでアンチェイン メロディーの香りは水仙の香りに例えられることが多いが、'マグニフィカム'も水仙やジャスミンに近い香りが(特に咲き始めに)する。ちなみにフラクシダの香りはアメリカでも牛のうん○に例えられる。

などだけど、具体的にこれを裏付ける情報はなにも見つかってない。

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