ギムノカリキウムの由来は、裸出した/花萼の意。他のサボテンの蕾は毛に覆われていますが、ギムノは鱗状に裸出した蕾です。花の美しい南米サボテンとして有名です。花は明るい昼間に開き、暗くなると閉じる、を3〜4日繰り返します。つまり、昼に活動する昆虫類(蜂・虻など)に交配を任せ、夜は閉じて蕊を守っているのです。昼間の昆虫を誘うために、花は大きく、底紅で紫外線を見ることができる昆虫を集めているものと思われます。 昭和の時代には「優形ギムノを守る会」という団体まで作られていました。ギムノは交雑が容易で、斑入や交配種(海王丸、緋牡丹、緋牡丹錦など)が多数生み出され、こういった雑種に学名を付けたため大きな混乱を引き起こし、「優形ギムノを守る会」が設立されました。今もって流通されているギムノの品種が原種なのか交雑種なのか判然としていません。園芸種として交雑種も楽しむのもよし、または産地のフィールドナンバーが付いた原種を選んで育てるのもよし、としか言えない状況です。

買って約2年の柱サボテン🌵 胴切りに挑戦してみます😀 うまくいくといいな~🎵

夏に徒長させてしまったルノーディーンを綺麗で可愛い姿に戻します。