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カラスビシャク花の一覧

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Kazyan
【半夏生の花華:半夏生&烏柄杓編】 ♧ハンゲショウ:半夏生:Lizard's tail ♧カラスビシャク:烏柄杓 別名:半夏:はんげ *七十二候の「半夏生」は、正しくは烏柄杓のことを指す。 「狐の蝋燭」「蛇の枕」という別名もあります。 📝昨日7月2日は「蛸:タコ」を食べる日でした⁉︎ 「二十四節気;七十二候」では夏至の末候にあたる「半夏生:ハンゲショウズ」ですが、「八十八夜」と並ん農業にとって重要な雑節でもありました。 この日、太陽の黄経が100度を通過し、夏至から数えて11日目にあたる日です。 そもそも雑節は、農作業に照らし合わされ作られた暦日。 梅雨の終わりにあたる「半夏生」は、田植えをすませる目安とされた節目。 「半夏生前なら半作とれる」という言い伝えもあり、これは、田植えが遅れても半夏生前なら平年作の半分は収穫できるという教えなのだそうです。 また「半夏」とは、仏教で90日にわたる夏安居(げあんご)の中日、45日目のことでもあります。 ☆湿気が重くたちこめるこの頃、梅雨空の天から毒気が降るため井戸の蓋を閉めたり、地が陰毒を含んで毒草が生じるとも言われ、「カラスビシャク(烏柄杓/別名:半夏、サトイモ科)」が咲き始めます。 このカラスビシャクですが、花の姿も毒草らしく一種異様な雰囲気で、蛇が鎌首をもたげ舌を出しているような佇まい。 生のままでは有毒だという、庭先や田の畦に生える雑草です。 その根茎は生薬の「半夏(はんげ)」となり、体を温め、停滞しているものを動かし、発散させる作用や、嘔吐を止め、つわりなどにも効果があるとされています。 ☆また、球茎から茎が取れたあとが、へそのように窪んでいることから、別名は「ヘソクリ」と呼ばれて、昔の農家の人々はこれを掘り貯めては薬屋に売っていたそうで、内緒でお小遣いを貯める“へそくり”の語源はここから生まれたのだそうです。 ✍️「半夏生:はんげしょうず」の頃に咲くもうひとつの植物が、その名もずばり「半夏生:はんげしょう」デス🐶 こちらは、主に水辺や湿地に自生するドクダミ科のやや大型の野草。 6月下旬から7月にかけて、茎の頂点から15cm前後の花穂を伸ばし、白い小花をたくさん咲かせます。 さらに花が咲く頃、花穂のすぐ下の葉っぱの付け根に近い部分から先端にかけて白い斑が入り、葉の半分がおしろいを塗ったように白く「半化粧(はんげしょう)」状態になることも、この名の由来だと言われています。 葉が白くなるのは何故かといえば……授粉をしてくれる虫たちの気をひくためだとか。 ドクダミの花の白い部分(実は花弁状の苞)と同じように、花が咲く頃に白い葉を出し、昆虫たちにサインを送っているのでしょう⁉︎ 🗒むしむし、じめじめとした梅雨の終盤、あっという間に食べ物が痛んだり、カビが生える「半夏生」の頃。 日本各地には、麦の収穫と田植えの重労働を終えたこの時期特有の様々な食文化&習慣が昔から伝わっています。 例えば関西地方では、豊作を祈って「蛸」を食べる習わしが。 これは、植えた作物が蛸の足のように、大地にしっかりと根を張ることを祈願するといった意味が込められているそうです。 また讃岐地方では、田植えなどの労をねぎらうために「うどん」をうち、ふるまう習わしがあります。 ☆奈良盆地では「半夏生餅」をつき、田の神様に供えて豊作を祈り、田植えの無事に感謝しながら食べたり、福井県の大野市では、田植えで疲れた農民の栄養補給のために、魚屋が半夏生の日に丸焼きにしたサバを売り出したのだそうです。 🐙まだ間に合う、半夏生蛸:タコを食べる日⁉︎ 7月2日〜6日:半夏生の日は5日間デス *タコ飯やタコとキュウリの酢の物などお召し上がりになってはいかがでしょう? 📝こんな方におすすめ ・肝臓の健康を保ちたい方 ・コレステロール値が気になる方 ・生活習慣病を予防したい方 ・血圧が高い方 ・血流を改善したい方 🗒タコに含まれる成分と性質
タコにはビタミンB2、ナイアシン、ビタミンEなどのビタミン、鉄、亜鉛、などのミネラルに加えて、アミノ酸の一種のタウリンを豊富に含んでいます。 タウリンは魚介類に多く含まれる成分で、動脈硬化予防や肝機能強化のほか、網膜細胞の機能を正常に保つ働きなどがあります。 ☆半夏生に降る雨は「半夏雨」と呼ばれ、しばしば豪雨となったことから、災害への警告の意味合いもあったようデス🐶 🌀台風4号が近づいています、暴風雨、大雨への警戒は怠らないようにしましょう‼︎ ✍️Works:Poetaster Kazyan//筍歌人:藪中和堂 July3,2022:am 05:00’;upload by Kazyan’s Green Studio
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