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クチナシ(梔子)の一覧

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カタバミ
6月、陰暦では水無月とはいえ、梅雨の時季。私の散歩道の道際等の草花達は、益々緑を濃くして、その彩を映えるものにしているようだ--- 5月からの、草花達の生き生きとした姿、姿---その25。 一重と八重の、真っ白な花が咲く。 ---我が住まいの前の、オープンスペース。そこは四季折々に、草花や花木が、そのグランドカバーとしても、粛としてもそれなりの彩りを添えているのである。 ツツジがその赤い花を落とした後に、真っ白な花が、そこから多少の距離を置いて、ほんのりの香りで辺りを包んでいた。 日のよく当たる先行く場所には八重咲きが、手前の所には一重咲きのクチナシの花が、その光彩を静かに放っていた。 いずれも背丈が30cm前後の低木。矮性のクチナシであろう。 ・クチナシ<梔子、別名 ガーデニア>(アカネ科 クチナシ属) 東アジア、日本に分布する常緑性低木。 分布域は、ベトナム、ミャンマー、インド、中国南部、韓国、台湾、日本に広がっており、日本では本州の静岡県以西、四国、九州、南西諸島に自生。 美しい葉と花を持つことから、世界で広く栽培されている花木の一つ。 クチナシの花期は6月~7月。 花期になると、枝先に花径5~10㎝程度の白い花を咲かせる。 花の基部は筒状で、先は深く5~7裂し平らに開く。 花の中心には黄色い雌しべとそれを取り囲む淡褐色の雄しべがある。 花には強い芳香があり、花期になると庭を甘い香りで包む。 ジンチョウゲ、キンモクセイと並ぶ三香木の一つとされている。 花色は白のみ。 基本種の一重咲きで、八重咲き品種※も流通しており、バラのような花姿から近年人気である。 花後には独特の形をした果実を実らせ、果実は秋になると熟してオレンジ色に色付く。 ※園芸品種は結実しないものが多い。 漢方ではこの果実を乾燥させたものを山梔子(サンシシ)と呼び、消炎、利尿、止血作用のある薬として古くから用いられている。 また、果実から採れる染料は布や木材の染料として、古くは奈良時代から使われており、現在でも沢庵やきんとん、ゼリーやグミの着色料として広く使用されている。 葉は長楕円形で葉脈が窪み、美しい照りを持っている。 基本種は樹高1~2m程度に成長するが、30㎝程度に収まる矮性種もある。 <クチナシの主な品種>                     様々な品種が流通しており、樹高30㎝程度の矮性品種から大型の八重咲き品種までバラエティに富んでいる。 →ヤエクチナシ(八重梔子)                    クチナシの八重咲き種。                      かつては西洋でコサージュに使うために広く栽培されていたが、花持ちが良くないため現在ではその座をランに奪われている。 強い芳香から庭木としての人気は不動で、現在でも多くのヤエクチナシが植栽されていいる。 樹高1~2mに成長し、花径5~6㎝程度の花を咲かせる。 結実しないことが多い。 →コクチナシ(小梔子)                      葉も花も小さく、樹高30~50㎝の矮性品種で、ヒメクチナシとも呼ばれる。 樹高が低く横に枝を広げる性質のため、グランドカバーとして利用されることもある。一重咲きの他、八重咲き品種も多く流通。 →オオヤエクチナシ(大八重梔子)                  ガーデニアの別名で近年人気の八重咲き品種。           樹高1~2mで葉も大きく、大輪の花は10㎝前後にもなり、見ごたえがある。雄しべが花弁のように変化しているため、結実しないことが多い。 その他にも丸く小さな葉が特徴の「マルバクチナシ」、斑入り品種、結実する「ミナリクチナシ」など、数多くの品種が流通している。 (出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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6月、陰暦では水無月とはいえ、梅雨の時季。私の散歩道の道際等の草花達は、益々緑を濃くして、その彩を映えるものにしているようだ--- 5月からの、草花達の生き生きとした姿、姿---その25。 一重と八重の、真っ白な花が咲く。 ---我が住まいの前の、オープンスペース。そこは四季折々に、草花や花木が、そのグランドカバーとしても、粛としてもそれなりの彩りを添えているのである。 ツツジがその赤い花を落とした後に、真っ白な花が、そこから多少の距離を置いて、ほんのりの香りで辺りを包んでいた。 日のよく当たる先行く場所には八重咲きが、手前の所には一重咲きのクチナシの花が、その光彩を静かに放っていた。 いずれも背丈が30cm前後の低木。矮性のクチナシであろう。 ・クチナシ<梔子、別名 ガーデニア>(アカネ科 クチナシ属) 東アジア、日本に分布する常緑性低木。 分布域は、ベトナム、ミャンマー、インド、中国南部、韓国、台湾、日本に広がっており、日本では本州の静岡県以西、四国、九州、南西諸島に自生。 美しい葉と花を持つことから、世界で広く栽培されている花木の一つ。 クチナシの花期は6月~7月。 花期になると、枝先に花径5~10㎝程度の白い花を咲かせる。 花の基部は筒状で、先は深く5~7裂し平らに開く。 花の中心には黄色い雌しべとそれを取り囲む淡褐色の雄しべがある。 花には強い芳香があり、花期になると庭を甘い香りで包む。 ジンチョウゲ、キンモクセイと並ぶ三香木の一つとされている。 花色は白のみ。 基本種の一重咲きで、八重咲き品種※も流通しており、バラのような花姿から近年人気である。 花後には独特の形をした果実を実らせ、果実は秋になると熟してオレンジ色に色付く。 ※園芸品種は結実しないものが多い。 漢方ではこの果実を乾燥させたものを山梔子(サンシシ)と呼び、消炎、利尿、止血作用のある薬として古くから用いられている。 また、果実から採れる染料は布や木材の染料として、古くは奈良時代から使われており、現在でも沢庵やきんとん、ゼリーやグミの着色料として広く使用されている。 葉は長楕円形で葉脈が窪み、美しい照りを持っている。 基本種は樹高1~2m程度に成長するが、30㎝程度に収まる矮性種もある。 <クチナシの主な品種>                     様々な品種が流通しており、樹高30㎝程度の矮性品種から大型の八重咲き品種までバラエティに富んでいる。 →ヤエクチナシ(八重梔子)                    クチナシの八重咲き種。                      かつては西洋でコサージュに使うために広く栽培されていたが、花持ちが良くないため現在ではその座をランに奪われている。 強い芳香から庭木としての人気は不動で、現在でも多くのヤエクチナシが植栽されていいる。 樹高1~2mに成長し、花径5~6㎝程度の花を咲かせる。 結実しないことが多い。 →コクチナシ(小梔子)                      葉も花も小さく、樹高30~50㎝の矮性品種で、ヒメクチナシとも呼ばれる。 樹高が低く横に枝を広げる性質のため、グランドカバーとして利用されることもある。一重咲きの他、八重咲き品種も多く流通。 →オオヤエクチナシ(大八重梔子)                  ガーデニアの別名で近年人気の八重咲き品種。           樹高1~2mで葉も大きく、大輪の花は10㎝前後にもなり、見ごたえがある。雄しべが花弁のように変化しているため、結実しないことが多い。 その他にも丸く小さな葉が特徴の「マルバクチナシ」、斑入り品種、結実する「ミナリクチナシ」など、数多くの品種が流通している。 (出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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