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ハハコグサ (ごぎょう)の一覧

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ジョー
朝活で出逢った野花🌼 ハハコグサ 学名:Gnaphalium affine 科名:キク科・ハハコグサ属 分布:日本全域、中国、インド、マレーシア 分類:二年草(または越年草) 花期:4月~6月 別名:御形(おぎょう、ごぎょう)、這子草(ほおこぐさ)、仏耳草(ぶつじぐさ)、鼠耳(そじ)、餅花(もちばな) ☆名前の由来 ハハコグサは植物全体が白く柔らかい毛で覆われており昔はこれを「ほうけ立つ」といい、転じてホオコグサと呼ばれていました。その後さらに転訛してハハコグサと呼ばれるようになったのが名前の由来として有力です。 また、白い毛が植物を覆う様子を母親が我が子を包み込むことになぞらえハハコグサと呼ばれるようになり、漢字で「母子草」と書くようになったともいわれています。 ☆花の特徴 草丈10~30cmほどの茎の先端に、頭状花序で小さな球が集まったような黄色い花を咲かせます。 花の中央にある筒状のものは両性花で、その周辺にある糸状のものは雌花です。キク科の植物によくみられる舌状花は、ハハコグサにはありません。 花が咲きおわるとたんぽぽと同様に、実の部分に綿毛をつけ風にのって種子を飛ばし繁殖します。 ☆葉っぱの特徴 ハハコグサは根元からロゼット状に生える根出葉と茎から生える茎葉の2つから成ります。 冬の寒い期間は葉がロゼット状になっていて、茎は短い状態です。あたたかい春になるにつれて根出葉は枯れてへら型の葉をつけ、茎をぐんぐんと伸ばして花を咲かせます。 ハハコグサのやや厚みのある葉は全体的に白く柔らかい毛に覆われており、これは害虫からの食害を防ぐためのものだと考えられます。 3月の桃の節句には若葉で「母子餅」とよばれる草餅を食べ、のどの不調には乾燥させた全草をお茶として飲むなど、ハハコグサは古くから私たちの生活に身近な植物でした。 あたたかくも強い想いの込められた花言葉をもつハハコグサを道端などで見かけたら、ぜひ足をとめて眺めてみてくださいね。
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