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阿南田零
気がついたら咲いてる。 ①インデックス ②バルボフィラム ロビー 'Spots' (Spot) Bulbophyllum lobbii Lindley (1847) 個体名:'Spots' 5月に続きまた咲いた。6月に出た花芽は途中でシケた。やっぱり花芽に上からジャバジャバ水かけたらダメなのかな~と思ってたら、7月に入って蕾が立ち上がってるのに気がついた。ン?気温が十分に高かったら上から水かけても大丈夫なのか?と思って試しにそのまま毎日頭から水かけてみたけど無事咲いた。結局そうゆうことなの? ③7月に咲いたキャシーズゴールドがまだ残ってたので並べてみた。⬅️が'Spots'、➡️が'キャシーズゴールド'。同じロビーなのにだいぶ花の形や大きさが違うね。 ④バルボフィラム ジア ホー ゴールデンアンブレラ Bulbophyllum Jia Ho Golden Umbrella, Jia-Ho Orch. Nurs. 2013年登録 これもまた咲いた。今シーズン3つめ。なんだけど、先週の木曜日に開花して日曜日にはもう色褪せて写真の状態。月曜の朝には散ってた。夏はホントに散るのが早い。 ⑤ゴメンコア リトル エンジェル Gomenkoa Little Angel, Takaki O.N. 1988年登録 4月に咲いたからしばらく咲かないだろうと思ってたんだけど、気がついたら花芽が上がってた。これもアロハ イワナガみたいに不定期咲きらしい。咲く時期が毎回違う。
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阿南田零
初夏咲きのリンドレイが咲いた&ジア ホー ゴールデンアンブレラがまた咲いた。 ①インデックス ②デンドロビウム リンドレイ Dendrobium lindleyi Steud. (1840) 今年は花芽1本だけ。しかも春になって灌水を再開してもバルブが回復しない。新芽もまだ。根をやられたかなぁ。 ③バルボフィラム ジア ホー ゴールデンアンブレラ Bulbophyllum Jia Ho Golden Umbrella, Jia-Ho Orch. Nurs. 2013年登録 6月初旬に1輪咲いて、上半期はこの1輪かなと思ってたら、知らない間に花芽が2本上がってた。こっちは今咲いてる方。 ④こっちは火曜日に開花して土曜日にはもう散ってた。1週間ももたなかった。 ⑤写真撮ろうと思って見てたらもう1本花芽のようなものが…。咲けるかな?暑すぎて無理かな?
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阿南田零
5月下旬に載せたデイジーチェイン。この春~夏は2輪で終わりかと思ったら、今週もう一輪咲いてた。時間差! 撮ったのは火曜の朝だったかな。今日はもう散ってた。はやっ! バルボフィラム デイジーチェイン Bulbophyllum Daisy Chain, Stewart Inc. 1969年登録
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阿南田零
ここ1週間くらいで咲いた蘭その2 ①Index ②デンドロビウム クリセウム Dendrobium chryseum Rolfe (1888) ウチに来て7~8年、とても丈夫で年中屋外で大丈夫なんだけどナゼかなかなか咲かず、今回初めて咲いた。 台湾と中国本土、インドシナ半島~ヒマラヤ山麓西部に分布する。 日本では台湾セッコクとか台湾黄花セッコク、中国本土産のものは雲南黄花セッコクとかの名で流通しているみたい。ちなみに、中国や台湾では金草石斛や金草蘭、細幹石斛、線葉石斛などと呼ばれているらしい。 ③バルボフィラム ロクスバーギー(ロクスバライ) 'Orange' Bulbophyllum roxburghii (Lindl.) Rchb. f. (1861) 個体名: 'Orange' 分布はヒマラヤ山麓。 これも7~8年ウチに居て初めて咲いた。ちなみにこの株は'Orange'って個体名だけに、一般的なロクスバーギーに比べてかなり黄色っぽい。 このロクスバーギーってのがホント全然咲かなくって、ウチにはこれとは別に10年以上前から居る株、5年前くらいから居る株もあるんだけど、ずーっと咲いてなかったりする。 ちなみにロクスバーギーはシノニムのBulbophyllum sikkimenseという名で出回っているものも結構ある。ってか、シッキメンセの方が多いかも。あと、マコローサとかマクロサムなんて、在りもしない名を付けて売られているものが、四国あたりや渥美半島あたりに有ったりする😜 ④バルボフィラム ビカラー Bulbophyllum bicolor Lindl.(1830) 昨年は咲かなかった代わりに新芽が沢山出たので株分けして3株になった。3株になったけど今年咲いたのはこの1株だけだった。 ときに、bicolorをビカラーって呼ぶのはどこから来たんだろう?英語読みだとバイカラー、ラテン語読みだとビコロル(ビコロール)だと思うんだけど、バルボに限らず、園芸業界ではほとんどの場合bicolor =ビカラーだよね。 ⑤バルボフィラム ロンギフロラム 'トーキョー' BM/JOGA Bulbophyllum longiflorum Thouars (1822) 個体名: 'Tokyo' 受賞: BM/JOGA これはまあ、例年通り。バスケットや筒栽培の方も咲き始めている。これから1ヶ月くらい順番に咲いていくんだろうな。
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阿南田零
ここ1週間くらいで咲いた蘭その1 ①Index ②デンドロビウム アフィラム Dendrobium aphyllum (Roxb.) C.E.C.Fisch. (1928) 今年は1輪しか咲かなかった。やっぱり冬に長期間乾かしすぎた。 ③パフィオペディラム ディパール(デパール、デパーレ) Paphiopedilum Deperle, Marcel Lecoufle 1980年登録 3年ぶり。大体2~3年おきにしか咲かないから、そういう品種なんだろうと思ってたけど、GS見てると咲かせる人は毎年のように咲かせてるんだよね~。単に下手くそだったんだね~。う~ん、肥料かな?日照かな?ウチのは売られてるものより葉が長いから日照が不足気味なのかもね。 ウチの株を買ったときの名札の仮名表記はデパーレだったんだけど、最近はディパールやデパール表記が多くなってるみたいね。でも、この品種の開発者はフランスの著名な蘭愛好家/蘭園のオーナーだった人なので、たぶんフランス語のドゥペルル(=de perle=真珠の)と読ませるつもりで名付けたんじゃないかと思う。こういうのをどう呼ぶかって結構悩ましいよね。 ④バンダ プチブーケまたはバンダ チェリーブロッサム Vanda Petit Bouquet or Vanda Cherry Blossom ⑤バルボフィラム ジア ホー ゴールデンアンブレラ Bulbophyllum Jia Ho Golden Umbrella, Jia-Ho Orch. Nurs. 2013年登録 これだけ6月初旬に咲いたやつ。夏前にもう1回咲くかな。次は秋かな。
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阿南田零
バルボフィラム コロリフェラム Bulbophyllum corolliferum J.J.Sm. (1917) 昨年は秋がいつまでも暑かったせいか、花芽が出たのが11月末と、すごく遅かった。そして花芽が伸びないまま冬に突入して年を越えた。 これまでも、花芽があっても咲かないままで年を越えたことは何度かあったが、それらの花芽は春になっても伸びてくることはなく、新芽が伸びてくるとともにシケていた。 だもんで、今回もきっと咲かないだろう、今季は花は見れないだろう、と思ってたら知らない間に花芽が伸びて咲いていた。 う~ん、まだまだこの人の性質が理解出来てない… ちなみに赤い方は2月の初旬に咲いている。赤い方が少し低温耐性が高い?のか?
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阿南田零
① バルボフィラム リラシナム(ライラキナム) Bulbophyllum lilacinum Ridley (1896) 分け株の方は12月1日から10日くらい咲いてた。こちらは元株。先週末から咲いてるのでそろそろ終わると思う。元株はまた鉢底までバルブが届いちゃったのでまた株わけだね~。今度は筒付けにしようかな。 ② バルボフィラム ドリス デュークス Bulbophyllum Doris Dukes, B.Thoms 1996年登録 今年最後の花。今年最初に咲いた花と同じバルブに後から花芽が出てきてまた咲いた。 ③ キバナクシノハラン(バルボフィラム レツシウスカラム) 台湾産 Bulbophyllum retusiusculum Rchb. f. (1869) 今年の春に株分けしたら2株ともすごく調子よく増えて、秋には花芽も3本出てたのに、ナゼか2本の花芽は途中で萎れてしまって、残る1本も花が一つしか残らなかった。特に病気とかの兆候はないんだけどどうしたんだろう。 ④ ヘツカラン Cymbidium dayanum Rchb.f 1869 こちらは例年は10本近い花芽を付けるのに、今年はたった1本しか花芽が出なかった。ていうか、株自体すごく調子が悪そう。この夏の日差しが強すぎたか?はたまた根が回りすぎたのか。さっさと植え替えた方がいいのか、春まで待つべきか。
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阿南田零
エリザベス アン 'バックルベリー'が咲いたので比べてみた ①毎年載せてるBulbophyllum Elizabeth Ann 'Buckleberry'⬅️と、先週載せた、Bulbophyllum Elizabeth Ann × rothschildianum というラベル付きで買ったエリザベス アン➡️。 ②花の中心部分をクローズアップ。Bulbophyllum Elizabeth Ann 'Buckleberry'⬆️とBulbophyllum Elizabeth Ann × rothschildianum だったエリザベス アン。 はい、間違いなく同種…というかほぼ間違いなく同一個体ですね。 本物のラブリーエリザベスは75%ロスチャイルディアナムの血なので、どっちかというとロスチャイルディアナムと見間違えそうなくらいロスチャイルディアナム寄りなんだよな~。 実際のところ、ラブリーエリザベス(=Elizabeth Ann × rothschildianum)として売られてるもののうち、実はエリザベス アンってのはかなり多いみたいで、本物のラブリーエリザベスを見つけるのはそれなりに大変。 それでいて、ロスチャイルディアナム名で売られてる中に本物のラブリーエリザベスがあったりする不思議。
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阿南田零
ここ1週間の間に咲いたバルボたち ① バルボフィラム ファッシネーター “セミアルバ” Bulbophyllum fascinator (Rolfe)Rolfe (1908) 通称:“Semi-alba” この株はウチに来てから10年くらい経つけど初めて咲いた。ウチにはファッシネーターが3系統あるんだけど、どれもめったに咲かないんだよね~。たぶん上手く開花トリガーを引けてないんだろうけど、なんだろうね~。温度?日照?今年いつまでも暑かったから花芽出た? ②③ バルボフィラム ウィンドボナ Bulbophyllum Vindobona, W.Vöth 1975年登録 一昨年?本物のロスチャイルディアナムを入手するまでずっとこれがロスチャイルディアナムだと思ってたヤツ。実際、買ったときのラベルはロスチャイルディアナムだったし、流通しているロスチャイルディアナムの半分以上はこっちじゃないかと思う。本物に比べると花がかなり小ぶりだし、形態的にも何点も違いがある。 肝心の本物のロスチャイルディアナムは今年も花芽出ず。どうもロスチャイルディアナムとウィンドボナは開花に関する環境条件が少し違うら しい。日照かな? ④⑤ バルボフィラム エリザベス アン Bulbophyllum Elizabeth Ann, J.Chambers 1969年登録 この株は元々Bulbophyllum Elizabeth Ann × rothchildianumってラベルが付いてたので買った(その組合せはBulbophyllum Lovely Elizabethという交配種に当たる)のだけど、咲いてみたら只のエリザベス アンだったという代物。しかも、銘(個体名)は付いてない株だったけど、まあ、ほぼ間違いなくバックルベリー。似てるっていうか、同じ花が咲くからね。バックルベリーの方も明日くらいには開花しそうだから、時間があれば並べて写真を撮ってみるつもり。
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阿南田零
今咲いてる蘭たち 1枚目:ゴメサ ラディカンス Gomesa radicans (Rchb.f.) M.W.Chase & N.H.Williams (2009) 今年は10月下旬に咲き始めた。ちょっと遅め。いつまでも暑かったからかな? 2枚目:バルボフィラム カテヌラタム Bulbophyllum catenulatum Kraenzl. (1921) フィリピン産小型バルボ。早朝だけじゃなく日中でも開いている。 以前、一度育てたことがあって、その時はよく分からないまま衰弱死させてしまったので、以来手を出してなかったんだけど、これを育ててるGS ユーザーさんが居られたので、育て方を聞いて、2年前から再チャレンジ中。今年は10月下旬から咲き始めたけど、昨年は8月末から年末まで次々咲いてた。結構花期が長い。 3枚目:マキシラリア メレアグリス Maxillaria meleagris Lindl. (1844) 今回は11月に入ってから咲いたが、晩秋~春のどこかで咲く。 以前これを載せたとき、何度か『このマキシラリアはサンギノレンタ(Maxillaria sanguinolenta)として売られてるけど、その名は間違いだよ~』的な事を書いてるんだけど、最近は割と正しい表記が増えてるみたいだね。いいね👍 ちなみに、メレアグリスってのはホロホロ鳥のことなんだけど、ドット柄の花の模様がホロホロ鳥の羽の模様に似てることに由来するみたいだね。バイモの種小名もメレアグリスだったりするんだけど、確かにバイモの花の内側の模様もちょっとホロホロ鳥っぽいね。 4,5枚目:バルボフィラム ブレファリステス Bulbophyllum blepharistes Rchb.f (1872) つい数日前に咲き始めた。今年は分け株も咲いた。5枚目が分け株の方だけど、こんな感じの二つ葉バルブで、ちょっとアフリカに多いタイプに見える。実際は東南アジア産だけど。 花茎は40~50cmあって花とバルブを両方をいっぺんに写すのはなかなか難しいね😅
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阿南田零
広島市植物公園で現在開催中の秋の洋ラン展に、先週末ちょこっと行ってきたのでちょこっとだけ載せとこ。 ① 入口に展示してあったセロジネ オバリス(Coelogyne ovalis)。名札はセロジネ フリギノサ(Coelogyne fuliginosa)となってたけどセロジネ フリギノサは現在セロジネ オバリスのシノニムとされている。 ただねえ、このオバリス、ウチのオバリスよりさらに一回りくらい花大きかったんだよね。栄養状態の違いなのか、旧オバリスと旧フリギノサの違いなのか? ② バルボフィラム ロンギフロラム(Bulbophyllum longiflorum)の素心タイプ。現物を見たのは初めてだ。 日本ではよくこの素心タイプにalbum やaureumって変種名(var.)や品種名(forma)を付けて売ってるけど、そんな変種や品種は記載されてないからね。要は偽名、学名の詐称だね。まあ、海外でもこの手の学名の詐称がない訳じゃないけど、日本の愛好家だかラン園だかは、無知ゆえなのか悪意なのか、やたらとこの学名詐称をやるんだよね。困ったことだよね。 ちなみにロンギフロラムの素心花はどうも太平洋上の孤島(グアム、フィジー、仏領ポリネシアetc)でよく見られるみたいで、それらの島の蘭の自生写真とか探してるとよく見かける。これはグアム産かな? ③バルボフィラム ロビー(Bulbophyllum lobbii)。毎年この時期に咲くらしく、いつも秋の洋ラン展に展示されてる。 'キャシーズ ゴールド'のような初夏咲きの“どノーマル”ロビーと比べると花の大きさも一回りくらい大きくて、たぶん'Giant'って呼ばれてるものの一つだと思う。 ④ ウチでは育てられなかったバルボフィラム グッツラタム(Bulbophyllum guttulatum)。でも広島で育ててる人がいるってことは育てられないわけではないよね。育ててる人にお話聞いてみたいわ。 それにしてもこのバルボは写真で見てもきれいなんだけど、実物はホンットに綺麗。写真には写らない美しさがあるから、ね。 ⑤ バルボフィラム ノドサム(Bulbophyllum nodosum)として展示されてたけど、花の大きさや色、下萼の合着具合などを見るかぎりヘレナエ(Bulbophyllum helenae)で間違いなさそう。ノドサム、ヘレナエとフォレスティはネット上の情報が錯綜しててどの情報が正しいのか分からなかったんだけど、最近、割といい論文が見つかってやっと分かるようになった。 ウチにもあるんだけど全然咲かない😞 今年は展示数のわりにバルボが多めで、これ以外にも色々あったよ。もちろんバルボだけじゃなくパフィオやカトレアなんかもあったけど、みどりのまとめにするほどじゃないし、ま、いっか😄
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阿南田零
バルボフィラム ドリス デュークス Bulbophyllum Doris Dukes, B. Thoms 1996年登録 上萼と花弁はロスチャイルディアナム似、リップと下萼はどちらかというとファッシネーター似。 ドリス デュークスはものすごく生育がよくて、鉢増ししても2年くらいですぐ鉢からはみ出すんだけど花は全然咲かなかった。 昨年、鉢から長く飛び出した3バルブ分くらいをトリミングして筒付けにしておいたら、(親株には付かなかったのに)花芽が付いたので、今年の春、親株も鉢増しせず筒付けにしたら花が咲いた。トリミングした子株の方も花芽がついてる。なんか、鉢の中に押し込められるのはあまり好きじゃないみたい。
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阿南田零
昨日の朝の画。 昨年も9月9日に載せてる。一昨年は8月28日。まあ、だいたい同じ頃に咲くよね。 バルボフィラム ジア ホー ゴールデン アンブレラ Bulbophyllum Jia Ho Golden Umbrella, Jia-Ho Orch. Nurs. 2013年登録 レピダムとマスターシアナムの一次交配種。
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阿南田零
① サギソウは8月初頭からパラパラと、ポツポツと咲いている。 サギソウ Pecteilis radiata (Thunb.) Raf. (1837) サギソウの“翼”にあたる部分のケバケバってスズメガが脚を乗せるために進化したんだってね。 ② クロシタクシノハランはお盆期間中に咲き始めた。暑さのせいか、乾燥のせいか、今一つ花がノビノビしてない気が…。そしてあっという間に縮れそうな気が…。 クロシタクシノハラン(バルボフィラム メラノグロッサム) Bulbophyllum melanoglossum Hayata (1914)
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阿南田零
8月初旬から咲き始めた2種。昨年とほぼ同じか少し遅い程度。 ① バルボフィラム クワントゥンゲンセ Bulbophyllum kwangtungense Schltr. (1924) 中国名は広東石豆蘭。 今年はもう少し沢山咲くかと思ったけど1本だけだった。相変わらず華奢で貧弱!貧弱ウ 2月頃から次々ずっと新芽が出続けててとてもよく増えるし、匍匐茎が長く伸びるので、そのうち株分けして筒栽培にしたいと思ってる。 ② リュウキュウエビネ(ユウヅルエビネ) Calanthe × dominyi Lindley (1858) 或いは Calanthe Dominyi, Veitch 1858年登録 ツルランとオナガエビネの交雑種、又は1次交配種。 気温が高くなってから咲き始める時は純白の花しか咲かないのでパッと見がほぼツルラン。6月頃から咲くときや11月頃まで咲いてるときは赤紫の色が乗ってオナガランぽさが出てくる。
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阿南田零
も~、手が回らない、どころか、目も行き届いてない。花芽が出たのも知らぬまま、気付いたらアナンダレイが2つも咲いてた。 あ~、いろんなものの植え替えが…梅雨が明けてしまう…。 バルボフィラム アナンダレイ Bulbophyllum annandalei Ridl. (1920)
44
阿南田零
① 概ね予想通りに咲いたバルボフィラム ビカラー。 昨シーズンはバルブの完成が遅くて花が咲かなかったかわりに、その後、たくさん新芽が出たので3つに株分けした。ちょっと一安心。まあ、ビカラーはわりと丈夫で枯らしそうな気配は今のところないんだけれども。 バルボフィラム ビカラー Bulbophyllum bicolor Lindl.(1830) ② 先々週辺りから盛期に入ったバルボフィラム ロンギフロラム 'トーキョー'。1本咲いては散り、2本咲いては散り。 バルボフィラム ロンギフロラム 'トーキョー' Bulbophyllum longiflorum Thouars (1822) 個体名:'Tokyo' 受賞:BM/JOGA ③ そろそろ今シーズンも終わりのバルボフィラム デイジーチェイン。今咲いてるのが10本目、11本目。で終わりかと思ってたら葉の陰にもう1本隠れていた。1本1本は1週間程度で散るけど、10本以上が次々咲くとトータルでは1ヶ月以上咲いてるね。 バルボフィラム デイジーチェイン Bulbophyllum Daisy Chain, Stewart Inc. 1969年登録 ④ めっきり咲かなくなったな~。さすがに根詰まり半端ないんだろうな~。植え替えなきゃな~。と思ってたらいつの間にか花芽が出て咲いてたセロジネ スペシオサ 'Green & Black'。でもさすがに植え替えます。ってか株分け? セロジネ スペシオサ 'Green & Black' Coelogyne speciosa (Blume) Lindl. (1833) 個体名:'Green & Black'
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阿南田零
①ひまわり色のデイジーチェインが咲き始めた。去年とほぼ同時期。 ②今年は花芽いっぱい。 バルボフィラム デイジーチェイン Bulbophyllum Daisy Chain, Stewart Inc. 1969年登録 ③おまけのこっちはフライング気味のロンギフロラム 'トーキョー'。ウチの環境だと咲き始めは大体1ヶ月後なんだけど、2鉢ほど暖かい部屋に置いてたら早めに咲いちゃった。 バルボフィラム ロンギフロラム 'トーキョー' BM/JOGA Bulbophyllum longiflorum Thouars (1822) 個体名: 'Tokyo' 受賞:BM /JOGA
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阿南田零
① バルボフィラム アンブロシア Bulbophyllum ambrosia (Hance) Schltr. (1919) 今年は結構たくさん咲いてるんだけどな~。繁り過ぎてて一方向からみるとそんなにたくさん咲いてるようには見えないな~。 ② マキシラリア ポルフィロステレ Maxillaria porphyrostele Rchb.f. (1873) こっちも満開…だけど、こっちも藪のなかで咲いてるような、よく分からない状態だ…。 ③ セロジネ ニティダ Coelogyne nitida (Wall. ex D.Don) Lindl. (1824) 2本目開花。3本目はやっぱり花芽入ってない。 ④ バルボフィラム ロビー 亜種 サイアメンセ(シアメンセ) Bulbophyllum lobbii subsp. siamense (Rchb.f.) Mangal, F.Velazquez & J.J.Verm. (2015) 今期最後の花。雨ざらしにしてるから、一つ一つの花の寿命は短いね。
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阿南田零
先週も載せたばかりのパラワネンセだけど、先週は蕾だった4輪目が咲いて、3輪揃い咲き。いくら調子に乗ってると言っても、同時に3輪はなかなか珍しいかと思い記念撮影……って5輪目の蕾が出てるんですけどー!(2枚目) この株、まだ3バルブしかないんですけどー! 大丈夫なの?調子乗ってるんじゃなくて死に花だったりしないだろうねえ!? バルボフィラム sp. 通称パラワネンセ 未記載種 Bulbophyllum sp. “palawanense” undescribed
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阿南田零
コロナ禍でラン展が軒並み中止になってた頃(たぶん2020年か2021年)にヤフオクでポチッたヤツ。ウチに来てから初めての開花。 ヤフオクではBulb. sp. 141って名で出品されてて、『大昔にフィリピンのパラワン島から持ち帰ったもの』みたいな説明がされてたが、まあ、141という番号は出品者が自身の整理用に付けた番号かなんかだろう。それよりも、ちゃんと産地がわかってるのが重要だよね。特に超広域分布種であるロンギフロラムの場合。 というわけで、これは バルボフィラム ロンギフロラム Bulbophyllum longiflorum Thouars (1822) 毎年初夏に載せてるロンギフロラム 'トーキョー'とは別系統で、これこそが典型的なロンギフロラム。 自分の知る限り、バルボフィラム ロンギフロラムは単一種としては最も広い分布域を持つ蘭で、かつ、種内変異に富んだ蘭でもあるんだけど、変異が見られるのは主にジャワ、スマトラ、ボルネオ/カリマンタン島周辺で、それ以外の地域のロンギフロラムは、それがアフリカだろうがオーストラリアだろうが、太平洋上の離島だろうが、だいたいこのタイプ。 ていうか、どうやってニューカレドニアとコンゴに同種の蘭が分布できたんだ?
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阿南田零
先月種まきした交配バルボの父親の方。 昨日の夜開き始めてて、今朝開いてた。2年連続、3回目の開花。 そして、今年はあと2輪咲きそうだ(2枚目)。1か月後くらいかな。 入手から初花まで7年くらいかかったけど、ここ2~3年でこの人の性格もだいぶ分かってきた。 バルボフィラム sp. 通称パラワネンセ 未記載種 Bulbophyllum sp. “palawanense” undescribed Bulbophyllum lobbii subsp. breviflorum (J.J.Sm.) Mangal, F.Velazquez & J.J.Verm.(2015)に含められるべきだと思ってるけど、未だそんな論文は出てないな。
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阿南田零
1月21日に実とつぼみの写真を載せたサイアメンセが咲いた。1輪目は月曜日に、2輪目は昨日開いた。昨年1年新芽も出なかったのに大丈夫か?と思いつつ、結局花芽掻きもせずそのまま咲かせてしまった。ちなみに、元株はまだ花芽も出てない。たぶん寒くなってからもギリギリまで外に出してたせい。 バルボフィラム ロビー 亜種 サイアメンセ(シアメンセ) Bulbophyllum lobbii subsp. siamense (Rchb.f.) Mangal, F.Velazquez & J.J.Verm. (2015)
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阿南田零
先週末咲いたヤツとおまけ。 1枚目:バルボフィラム ルフィラブルム Bulbophyllum rufilabrum C.S.P.Parish ex Hook. f. (1890) 2,3枚目:バルボフィラム スキーティアナム Bulbophyllum skeatianum Ridl. (1915) 3枚目の方は今回撮影したものじゃなく、昨年、同定のために、ずい柱の突起を撮影したときのもの。葯帽の両脇から飛び出してる突起が鋭い棘状。上萼(dorsal sepal)や花弁(petal)、唇弁(lip)の形態、バルブや葉の形状と考え合わせ、スキーティアナムと同定して差し支えないと思う。 4枚目:おまけ。 オンシジウム シク マルガリータ Oncidium Tsiku Marguerite, Tsiku Taiwan Orch. 2000年登録 1月の上旬から咲いてる。
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