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★ 海を旅する種子のんちゃんの一覧

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お正月帰省してました。 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 テリハボク 照葉木 方言名 : ヤラブ、ヤラボ、ヤナブ、タラブ、トゥフクギ、ヤラフクギ タヒチ名: Tamanu  タマヌ テリハボク科テリハボク属の常緑高木 インド洋〜太平洋にかけての熱帯の海岸沿いの地域(マダガスカルからインド、ポリネシアのマルケサス諸島)および北マリアナ諸島、沖縄諸島が原産地 海岸砂地、沿岸部に自生 1つ目 海沿いの公園の駐車場脇に植えられてました。何となく  見たことあるよ うな…??? 珍しくはないような感覚ですが、やはり  故郷の植物をゼンゼン知らずに生きてきた私は  お名前を知りません。 あなたはだぁれ? 調らべてみて  昔から沖縄に自生している木だとわかりました。 20mほどの 大木となり  材が硬いため、かつて南洋地域で造船材として使われていたそう。またフクギのように防潮・防風林として利用したりするそうです。 今回出会った  この木は  まだそんなに大きくなかったなぁ〜 大きく育って活躍を期待したいですね。 お名前のとおり テリテリの葉っぱ。海浜植物らしさを感じられますね。 6~7月と10~11月にお花が咲きます。 白いお花は   2cm位で 爽やかで甘い香りなのだそう。 2つ目 実(核果)は、3〜4cmのまん丸。 外果皮は薄く,淡褐色,光沢はなく,ざらついて,完熟すると皺ができる。  果実から圧搾したオイルは『タマヌオイル』と呼ばれ  古くからタヒチ、ハワイなど太平洋の島々で伝統薬として利用されてきたのだそう。(沖縄でも) 栄養豊富で抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、高保湿作用が高いスキンケアオイルなのだそう。 中果皮は軟らかい肉質,  内果皮は硬く中にコルク質に包まれた種子が1個あり, 核は海水に浮かびます。 なるほど~  海に旅立つのですね〜 ★ 海を旅する種子シリーズ 撮影 2025  /1〜1/3 スマホ 沖縄 *** 3つ目  これにて、今回の沖縄土産投稿はおしまいです。長々とお付き合い下さりありがとうございました。 今回の帰省も  はじめましての出会いがたくさんありました。(投稿した内の半分位) 故郷の植物達のこと ほとんど 知らずに生きてきたんだなぁと、つくづく感じたのと同時に、ますます興味が湧き上がって来ました。 撮影  2025  1/2    スマホ 沖縄  ローカルビーチ ***覚え書き 沖縄の海浜植物 成帯構造 グンバイヒルガオ、テリハクサトベラやモンパノキ、アダン、ユウナが海に最も近い最前列に繁り  その後ろに  このテリハボクやフクギ、アカテツ、ハスノハギリなどが育ち、 後方(陸側)に リュウキュウマツ、モクマオウたち。
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お正月帰省してました 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 テリハクサトベラ 照葉草扉 方言名:  スーキ、ハマスーキ クサトベラ科クサトベラ属の常緑低木 日本では種子島・屋久島・琉球諸島・小笠原諸島と 台湾、太平洋諸島、オーストラリア、マダガスカル島の熱帯地域原産 海岸の岩石や砂地に生育 1つ目 先に  投稿した モンパノキが植えられていた  ローカルビーチに このテリハクサトベラも  一緒に植えられていました。 樹高は1〜3m モンパノキもそうですが、この木も  今まで普通に目にしていたはずで  珍しいものじゃない印象なのに  お名前を知らない木でした。 2つ目 照りのないモンパノキの葉っぱとは真逆のテリテリ。 波をかぶっても塩を弾くように、葉の表面にワックスを発達させて内部まで塩を通さないようになっています。 そして強すぎる日の光を斜めに受け止めるために、葉を外側にカールさせるそうです。色々工夫してるんですね! 3つ目、4つ目 近寄ってみると  不思議な形のお花が咲いてました。 花期は  4〜12月 花びらが  半分ちぎれて落っこちたのではなく、これが咲いてる姿。扇状に5深裂、長さ2cm程の唇弁花。 花びらの上に降り立った虫が  奥の蜜を得るために体をねじ込むと、雄性先熟の雄しべから花粉を出し背中に付けます。上に向いて立ってるのがそうです。 めしべは後から成熟し、背中に花粉を付けたハチが次に訪れた際に背中から花粉を貰います。 5つ目 わずかでしたが  果実も見っけ! 1〜1.5 cm位。白色に熟します 核果で種子を2つ含み ます 果実を鳥が食べて種子を運んだり、その場に落っこちた果実が波に乗って  大海原へ旅立ったりするようです。 ★ 海を旅する種子シリーズ んっ?!ひとつ前に投稿したモンパノキの方言名と同じだ! スーキを漢字で書くと、潮木。 ハマスーキって、『浜に生える潮木』って意味なのだそう 確かに双方ともハマスーキだわぁ 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
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お正月帰省してました 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 モンパノキ 紋羽の木 別名:ハマムラサキノキ 浜紫の木 方言名:スーキ ハマスーキ     ガンチョーギー ムラサキ科キダチルリソウ属の常緑低木〜小高木 東アフリカ〜アジア、オセアニア、太平洋諸島の熱帯から亜熱帯原産 海岸の砂浜地や岩場に生育し耐潮性が高い 沖縄の浜辺でも出会えるし 方言名も色々あるが、元々沖縄には自生していなかったそうです。 古い時代に渡来した帰化種 1つ目 樹高は5m程で 自然に傘型のきれいな姿になるそう。私が今回出会ったのは 自生ではなく ビーチに植えられた 私の背より低い 小ぶりな木でした。 2つ目 海浜植物って、葉っぱが厚く照りがあるモノが多いですが…  この葉っぱは 楕円形で長さ10〜20cm、幅5cm位。厚みはあるけど 柔らかく 微毛に覆われ、全体的に灰色がかってます。照葉じゃないのに 塩水被っても 生きていける仕組みを持ってるのですね。 ところで、『モンパ紋羽』って?何? 調べてみると … 綿布の一種で、綿フランネルに似て、地質が厚く粗く、柔らかく、毛ば立たせて織ったもの。肌着や足袋裏や帯芯(おびしん)に用いられたのだそう。 触ってみた感触を思い出しながら 意味を知ると、なるほど~納得。 フランネルだね 3つ目 ビーチで出会った木には お花は咲いていませんでしたが、別の場所で見っけた木には お花が咲いてました!花序には 蕾がたくさんついてて 花序の先にチョコチョコっと お花が咲いてました。 ムラサキ科特有の円錐集散花序で、渦巻き状(巻繖花序、さそり状花序)になるのが特徴。 拡大するとわかるかなぁ 4つ目 お花のアップ 小さな白いお花は 4〜5mm位 花期は、熱帯では四季、沖縄県では春から秋となっているようですが… お正月に咲いてました。 5つ目 お花が咲き終わった部分は茶色の花殻が見られます。5mm位の黄緑色のツブツブ若い果実も見ーっけ。これがビシッと列を作って並び 数珠や団子状に 実るようです。 英名は Octopus bush (=タコの灌木) この姿を見ると何となく納得! タコの足の吸盤が並んでるみたい。 調べ学習の際 ネット上見て回ってますが なかなか完熟の果実の写真が見つかりません。あまりカメラを向けたくなるような姿じゃないってことかなぁ?どうしてだろう? 文章では 完熟すると黒くなるとありました。 そして!果実はコルク質で浮きやすく、海流に乗って運ばれると考えられているのだそう。 ★ 海を旅する種子シリーズ 撮影 2025 1/1〜1/3 スマホ 沖縄 方言名 ・スーキ=潮木 ・ハマスーキ=浜の潮木 ・ガンチョーギー ガンチョー=眼鏡+ギー=木  眼鏡の木 材は、軽軟で加工しやすいく かつ 乾燥しても変形しにくい性質が特徴。その性質を活かし 水中メガネの枠を作るのに利用していた事から ガンチョーギーと呼ばれるようになったのだそう。沖縄の伝統素潜り漁には必須アイテムなんです
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お正月帰省してました 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 グンバイヒルガオ 軍配昼顔 方言名: アミフィーバナ                  ハマカンダー ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多年草 世界の熱帯〜亜熱帯の主に海岸砂浜に広く分布 日本では沖縄から 九州、四国南部、紀伊半島南部の海岸砂浜に分布 1つ目 去年のお正月、母と初日の出を眺めに行った ローカルビーチ。 今回も立ち寄ってみました。 遠目に   ハマヒルガオが這い広かってるなぁ〜と思いつつ 近づいてみると… 2つ目 むむむ?!  ハマヒルガオの葉っぱじゃないぞ! はは~ん、この形、もしや! グンバイヒルガオかな! 調べてみると当たってました。 イエーイ! 葉っぱの形が  行司の軍配でしょっ ハマヒルガオは  北海道〜沖縄まで広く分布しているけど… 北の  ハマヒルガオ  (ヒルガオ属) 南の  グンバイヒルガオ  (サツマイモ属) って感じで  生育環境が分かれているようです。 3つ目 ハマヒルガオの花期は  4〜6月だったから グンバイヒルガオもそうかな?と思ったけど、初夏から秋なのだそう(沖縄では)。半年ちょい咲いてるってことですね。 まさか、お正月には咲いてないよねって思いつつ  見渡してみると、 wow!咲いてた!!! 見えている範囲で  2つ  3つ  咲いてました。 ハマヒルガオよりも  こちらグンバイヒルガオはピンク色が濃いめ。お花の中心が  濃いピンクですね。 ハマヒルガオのお花の中心は白でしたね。(ハマヒルガオ投稿 2024  7/7) 種子は波に乗って旅立ちます ★ 海を旅する種子シリーズ 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄 方言名 ・アミフィーバナ  =  雨降り花 お花を摘むと雨が降ると言う迷信が由来 ・ハマカンダー = 浜かずら(蔓、葛) 砂浜に這い広が姿そのものですね
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お正月帰省してました。 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物です ビヨウタコノキ 美葉蛸の木 タコノキ科タコノキ属の熱帯性・常緑広葉高木 マダガスカル原産 世界の熱帯〜亜熱帯地域へ移植栽培されている。沖縄もその内の1つ。 1つ目 アダンやタコノキと同属のお仲間です。 昔から沖縄の浜でよく見るアダンとは パッと見 雰囲気違うなぁと感じます。アダンの幹はグネグネ曲がってて  枝を横へ伸ばすので無骨なイメージ(主観ですよ) このビヨウタコノキは  幹がシュッと真っ直ぐ伸びてスマート。 アダンやタコノキのような幹のトゲは無いようです。 枝は上に向き分岐も少な目で  姿が整って見えます。 島バナナが入り口に植えられていたビーチとは  また別の  ローカルなビーチですが、近年整備されたんだろうなって雰囲気で、ビヨウタコノキがたくさん植えられてました。 そもそも沖縄には居なかったビヨウタコノキですが、姿が整ってて扱いやすいのでしょう。また塩にも強いですが排気ガスなどにも強いようです。びっくりするほど アチラコチラでたくさん植えられてることに気づきました。 2つ目 真っ直ぐの幹から  蛸足状の気根を出します。 この気根は幹を支えているので支柱根と呼ばれます。 この支柱根も  シュッと真っ直ぐで、アダンより数が少なく まとまりが良いですね〜 3つ目  葉っぱは  らせん上状にねじれてつき、葉っぱの縁に赤色のトゲがあります。 写真拡大してみると赤いトゲ見えるかも。 アダンの葉っぱ縁のトゲトゲは白色。 ※アダン投稿 2024.2/10 アダンの葉っぱ縁の白いトゲトゲや、果実の形の違いがわかると思います。ご参考にどうぞ 果実は集合果で、茎頂から垂れ下がっています。 アダンの果実は赤く熟しますが ビヨウタコノキの果実はオレンジ色になるそうです。 完熟すると  木にぶら下がったまま  外側のゴツゴツ部分が  1つずつボロボロ落っこちて  白っぽい丸い芯のような部分だけが残ります。 ボロボロ落っこちた一粒一粒の果実は  繊維質。 中に種子が入ってて  軽く波に乗り  大海原へ旅立つのだそう。 ★ 海を旅する種子シリーズ お名前に『タコ』動物名が入ってるので、どうぶつシリーズに追加! ★ どうぶつシリーズ 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
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夏の海辺の『 ハマ○○○ 』 ハマゴウ 浜栲  シソ科ハマゴウ属の常緑小低木 在来種 北海道以外の本州 ( 東北南部以南 )〜沖縄に分布 海浜植物 湘南の浜にも ハマゴウが生えてました。 6月初旬でしたから  お花はまだでした… と、言うわけで ハマゴウのお花 に会いたくて  7月半ば  葛西臨海公園へ行ってきました。 1つ目 花期は  7月〜9月 葛西臨海公園の西なぎさの砂浜に群生してます。 2つ目 ↑ 葛西臨海公園 ↓ 湘南の辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸 ハマゴウは草じゃなくて 木です。 砂の上をしっかりした茎が  這って広がり  砂が飛散したり  波にさらわれないよう浜を守ります。 3つ目 這ってる茎のところどころから枝が立ち上がり高さは30 〜70cm になります。 その枝先に円錐花序をつけ  唇形の淡青紫色のお花を咲かせます。 お花の大きさは 1.2〜1.6 cm ↑  横から見た花序の様子。  白い丸っこいのは蕾 ↙  上から見たお花。  白いラインは毛です。蜜標になってます。ハチがたくさん訪れていました。 ↘ わずかですが  ピンクのコも咲いてました。 4つ目 ↑  あれれ!蕾じゃない  丸いものが?! 一番最初に咲いたのだろう花序には  もう  若い果実がなってました 秋には赤茶色を経て黒く熟します。 ↙  これは 去年の夏に咲いて  今春  わずかに残っていた果実です。十分熟し乾燥してるので、ちょっと触ると  ポロポロっと落っこちてきました。撮影  2024  4/14 ↘ 5mm位の 丸い果実。下半分が白っぽいがく片に被われています。私が触って剥けちゃったのもあるけど、かろうじてくっついてるのもあります。 白っぽい萼が剥けて  見えてる黒い外果皮は 厚くて  内部は発泡スチロールにように空隙が多くて軽い造りなので、海水によく浮きます。波に乗って海に旅立つのですね〜 =海流散布 ★ 海を旅する種子  内果皮はとても硬く“核“となって内部の種子を守っています ”核”は 4室に分かれ、それぞれ一つずつ種子が入っているそうです。 浮きやすく、更に頑丈な造りが 2ヵ月以上もの旅を実現させてくれるのですね 果実をこすると良い香り! ユーカリのような香りと例えられてます。う~ん確かに!和香ユーカリって感じかな。 この香りは  安眠できる成分を含んているので  平安時代からこの種子を枕に入れていたのだそう。 いい香りですよ~♪ 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸 撮影 2024  7/17 葛西臨海公園  西なぎさ
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1つ目 と 2つ目 夏の海辺の『 ハマ○○○ 』 ハマボウ 浜朴 アオイ科フヨウ属の落葉低木 在来種 本州(神奈川県以西)〜四国、九州、奄美大島に分布 河口の潮感域に生育 潮水につかっても育つ  海浜植物 葛西臨海公園の夏は ハマボウがたくさん咲き、海辺に来たんだなぁと感じさせてくれます。 花期は7月〜8月 樹高は 1〜3m お花は 5〜8cmほどで 5枚の花びらがらせん状に並び開きます。花びらの奥の方は暗赤色。 雌しべ1つで花柱の先は5裂。 雄しべは多数合着し 雌しべの周りを取り囲みます。 フヨウやムクゲ、ハイビスカスのように ハマボウも一日花。 朝咲いて 夕方には 萎みオレンジ色 (サーモンピンクっぽい色合い) になります。昨日咲いてたんだろうなって思うクシャっと萎んだお花が 点々と残ってました。 果実は長さ約3㎝の卵形の蒴果、 10~11月頃。熟すと裂けて開き5mm位の種子がこぼれ落ちます。 種子は水に浮きやすく 波に乗って旅立ちます。=海流散布 ★ 海を旅する種子 秋冬には 種子を見に また 行きたいなぁ 撮影 2024 7/17 葛西臨海公園 ・・・・・・・・・・・・・・・ このコは 海浜植物じゃないですよ。 3つ目、4つ目 コマツナギ  駒繋 マメ科コマツナギ属の 落葉小低木 在来種 北海道 、沖縄以外の日本全域に分布 日当たりの良い乾燥した場所に生育 お名前の由来は 太くて固い根っこが 地中に張り巡らされ丈夫で 、茎も強く、馬を 繋ぎ留めておけるほどと言う 意味なのだそう。 また、馬が好んで食べるので、馬を引き留めておけるからと、いう意味もあるのだそう。 美味しいんでしょうね~ お名前に 大好きな 馬 (=駒 ) が入ってるので どうしても会いたくて…  今年もまた 植物園へ 会いに行ってきました。 朝方まで降っていた雨の雫が、より一段と 駒繋ぎを美しく見せてくれていました。 ホントに 馬を繋いでおけるの?って 思うくらい 細く しなやかで 柔らかそうな枝先。 4〜10 cm ほどの 花序に 4~5mmくらいの ちっさなお花が 花序の下から順に咲き上がって行きます。 撮影 2024 7/15 赤塚植物園 ★ どうぶつシリーズに追加
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のんちゃん
1ヶ月以上 経っちゃっいました。 6月初旬  湘南へ  辻堂〜茅ヶ崎辺りで  砂草たち(海浜植物) を見てきました。 今日は2つ投稿します。 まずは 大きな草姿の全身を。 次の投稿でお花だけをみていただきます。 1つ目 アフリカハマユウ 阿弗利加浜木綿 ヒガンバナ科ハマオモト属の多年草 原産  南アフリカ  明治時代に渡来 浜のサイクリングロードでざっ草の如く 咲いていました。(植えられた雰囲気ではなかった) 花期は6月〜7月 全身の姿、同属のハマユウ(ハマオモト)とそっくりですね。お花はテッポウユリを大きく柔らかくした感じ。 原種はお花に赤い筋が入ったものが多く、この写真のような白いお花やピンク、赤色などは園芸品種なのだそう。 種子は海浜植物らしくよく浮いて海へ旅立つ(=海流散布)ようですが、この園芸品種は浜だけでなく 内陸の方でも見ます。 原産地は熱帯で  もともとは浜辺に自生する植物ですが  交配によって  生育環境が砂浜でなくても ある程度寒くても 大丈夫になったのでしょうね。 うむぅ~海浜植物とは言えないかな。 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸 2つ目と3つ目 夏の海辺の『 ハマ○○○ 』 ハマオモト 浜万年青 ハマユウ   浜木綿 ヒガンバナ科ハマオモト属の多年草 在来種  本州(関東以西)〜四国、九州、沖縄に分布 暖地の海岸砂地に自生 海浜植物 湘南の浜にも 居ましたが  6月初め頃はまだ 硬い蕾を付けた花茎がほんの少し伸び始めた位でした。 そこで、先日  7/17  葛西臨海公園へ咲いてる姿を  見に行ってきました。 花期は7月〜9月  アフリカハマユウより  ちょっと後。 詳細は 2023/7/29   投稿を。 種子は2~3㎝の球形で コルク質の厚い種皮に包まれて水に浮き、海へ旅立ちます。=海流散布 ★ 海を旅する種子シリーズ ★ 夜咲くんだよシリーズ 古くから  愛でられてきたお花なんですね。万葉集にありました み熊野の 浦の浜木綿 百重なす 心は思へど  直に逢はぬかも 万葉集  作者:柿本人麻呂 撮影 2024  7/17 葛西臨海公園  ・・・・・・・・・・・・ 3つ目  海浜植物じゃないですよ。 ウバユリ 姥百合 ユリ科ウバユリ属の多年草 在来種 関東地方以西〜四国、九州に分布 山地の森林、山中の木陰、藪の中などに自生 東京都では  絶滅危惧 Ⅱ 類 (VU) ココ山の中じゃないですよ。東京23区内! 春に  ニリンソウが 群生していた都立赤塚公園の生物多様性保護エリアに  ウバユリも群生しています。 ニリンソウの季節は  多くの方が見物にやって来て ずいぶん賑わいますが、今 姥百合のシーズンは  藪蚊に襲われながら 独り占めで撮影です。ちょうど花盛りです。 足を運んでみてはいかがでしょう 撮影 2024  7/15 都立赤塚公園生物多様性保護エリア
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1ヶ月 以上 経っちゃっいました。 6月初旬  湘南へ  辻堂〜茅ヶ崎辺りで  砂草たち『 ハマ○○○ 』(海浜植物) を見てきました。 ツルナ 蔓菜 別名  ハマヂシャ 浜萵苣 ハマミズナ科ツルナ属の多年草 在来種 北海道西南部〜沖縄の太平洋側に分布 海岸砂地に生える 砂地に生えてて 厚みのある葉っぱ… はじめまして。あなたも浜っ子なのかなぁ? 調べてみて  海浜植物、しかも!食べられる菜っ葉だとわかりました。 コウボウムギやコウボウシバよりも一歩奥、陸側に生え育つようで、砂浜と土の境目や岩場の隙間などに生えるとのこと。 なるほど〜確かに 海岸のサイクリングロード脇で見っけました。 全体が多肉質で毛がなく、粒状突起があり  手ざわりは ザラつく。茎はまばらに枝分かれをしながら匍匐し広がり 夏から秋にかけて茎上部が斜上し高さ50 cmくらいまで生長。 葉っぱは三角で  長さ3~7㎝くらい。 5月〜10月、葉腋に1~2個の5mm位の黄色いお花が  窮屈そうに  咲きます。 黄色の花びらのように見えてるのは萼なんです。 果実は 1cm 位の核果で、上の方に4~5個の角みたいなトンガリがあって 裂開しないでそのまま周囲に落っこちます。 核果の中は下半分に発砲スチロール状のものが詰まってて、軽く浮きやすい造りになってるそうです。小さな種子は核の上の方に4~5個入ってます。 ツルナの種子も海へ旅立ちます。でも  一歩奥に居るので  通常の波はゼンゼン届かないから きっと台風とか大荒れのタイミングで波にさらわれるのでしょうね=海流散布 ★ 海を旅する種子 気になるポイント、食べられるってこと! 初夏〜夏が食べごろで 茎先(10cm位)や 柔らかい葉っぱを摘んで食べます。シュウ酸を含んでいるので、茹でこぼし水に晒す下ごしらえが必須。下ごしらえをするので 嫌なクセはなく美味しいんですって!ホウレンソウに似た性質のようですね。 英名は、ニュージーランド・スピニッチ=ニュージランドのホウレンソウ 日本の各地方では、ウミヂシャ、ハマナ、イソナ、スナカブリ、ハマホウレンソウ等…色んなお名前が付けられてるそう。 食べてみたいなー 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸
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1ヶ月以上 経っちゃっいました。 6月初旬  湘南へ  辻堂〜茅ヶ崎辺りで  砂草たち(海浜植物) を見てきました。 コウボウシバ 弘法芝 カヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草 在来種 日本全土の海岸砂地に分布 昨日投稿した  コウボウムギと似たお名前ですね。 さてさて、どんな由来なの? 同じ砂地に生息するスゲ属のお仲間、コウボウムギより 穂が小さいので このお名前がついたのだそう。 うむっ? 芝って小さいって意味なの? 芝(シバ)は、イネ科の多年草で「しばふ」になる植物の名称。 もう一つの 柴(しば)は、山野に生える背の低い小さな 雑木、雑草のことで、コレといった固有の名称ではなくって『小さい』と言う意味を含んているのだと  わかりました。 へー!そーなんだー! 砂の中では  長い根茎が横に走り、節から地上茎を出します。ギューギューに密集せず 群生します。 葉っぱは  コウボウムギよりも少し細く  全体的に華奢な印象です。 コウボウムギは、雌株と雄株がありますが、 こちらコウボウシバは  雌雄同株 の 雌雄異花 花茎は高さ10-30cm 1つの株の上の方に雄小穂、下の方に雌小穂をつけます。 1枚目の写真は、上部の雄小穂(花後の花殻、白っぽい薄茶色)と下部の雌小穂(果実)が 写ってます。 ココ湘南では  3月〜4月頃がお花の時期。私が訪れたのは6月なので すっかり果実期でした。 雌小穂は  2つ〜3つ出ます。こんな感じで仲良く  くっついて成熟していきます。 ニコイチ♡ こうして見ると大きく感じるけど 長さは3cmくらい。(1.5〜3) 完熟すると  痩果を包んだ果胞が  こぼれ落ちます。コルク質で水に浮きやすい造りの果胞は6〜8mm。 根茎が伸びて繁殖しますが、こぼれた果胞も  海へ旅立ち どこかの浜で新たな命が芽生えます。=海流散布 ★ 海を旅する種子 コウボウムギ  &  コウボウシバ 花びらの無いお花を咲かせる  地味な植物ですが 海浜植物の代表選手!  浜の砂が  風で飛ばされたり 波にさらわれるのを  しっかり守ってくれています。 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸
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1ヶ月以上 経っちゃっいました。 6月初旬  湘南へ  辻堂〜茅ヶ崎辺りで  砂草たち(海浜植物) を見てきました。 コウボウムギ 弘法麦 別名 フデクサ 筆草 カヤツリグサ科スゲ属の多年草 在来種 北海道(西南部)〜九州に分布 寝そべって コウボウムギ越しに眺める  江の島 いいわぁ~ 砂の中で  剛強で太くて長い根茎を伸ばし 所々から砂の上に茎葉を出しているので  ちょっと間を開けた感じの群落になる。 そのため、雄花序が咲いている一帯は雄花序ばっかり、雌花序が咲いているところは雌花序ばっかり、となるそう。 この写真は雌株の群れですね ⬅  雄株雄花序 ➡  雌株雌花序 雌雄どちらも  花茎は 高さ10〜20cm。 円柱状の花序で、 雄花序は長さ3〜6cm、幅1〜1.5cm 雌花序は長さ4〜6cm、幅2.5cm 雄花序の方が  スリムで、 雌花序はふっくらってことね。 この写真は6月。お花の時期は終わってます。 雄花は花粉を出し終え、 雌花は果実が育ち中のようなので  お花の時期よりも更にふっくらしてます 秋に完熟すると  茶褐色になり 果胞がこぼれ落ちます。ぷっくりの先っちょに尖った嘴があり1cm位。その中に痩果が入ってて 水に浮きやすい構造の 果胞に包まれたまま  波に乗って 海を旅します。=海流散布 ★ 海を旅する種子 秋冬に  また  来たら今度は果胞を探し拾ってみようかな! 春、お花の頃には  雄花は  黄色の葯を出すので  群れ全体が黄色っぽい黄緑色に見え 雌花は  白い花柱を出すので  群れ全体が  白っぽい黄緑色に見えるようです。 (まれに同株や一つの穂に両方の花が出ることがある) 葉っぱは、細長く  ゆる巻きカール。 砂に映った影で ゆる巻きカールって、わかるかなぁ 冬になると  地上の葉っぱは枯れ  薄茶色のカサカサになりますが、砂の中では根茎が生きてます 気になるお名前。 弘法って? かつて茎の基部の繊維が筆を作るのに使われていました。 弘法大師(空海)様は  達筆で多くの書を残している事から 昔の人は筆と言えば弘法様と、結びついたようです。別名は筆草。 イネ科のムギじゃなくてカヤツリグサ属なんだけど、麦の穂に似てる事から付けられたのだそう。  撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸
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1ヶ月 以上経っちゃっいました。 6月初旬  湘南へ  辻堂〜茅ヶ崎辺りで  砂草たち 『 ハマ○○○ 』(海浜植物) を見てきました。 ハマニガナ 浜苦菜 キク科ニガナ属の多年草 日本全土の海岸の砂地に生える 花期が  春4月〜秋10月と長いと 知り このコにはたくさん会えるだろうなぁと期待して訪れましたが、あれれ?? 想像よりも花数が少く 探し回りました。 後から知ったのですが  … パーっと一斉に開花するのではなく  長い花期の間 ポツリポツリと咲くのだそう。(真夏の間はお休みするみたい) そして、保護活動のおかげで  最近少ーし増えつつあるけど ココ 神奈川県では  絶滅危惧 II 類。 なるほどね~  納得ガッテン それなら、こうして出会えてラッキーだったんですね。保護活動なさってる方々に感謝です。 お花の大きさは 2〜3cmで  オオジシバリなどに良く似てますね。 でも 葉っぱはぜんぜん違うんです。 地下茎を長く伸ばして増え ちょっと離れて別の株があるように見えても   地下で繋がっていたりするのだそう。 葉っぱは厚く、長い柄があり  3〜5cm位の大きさ。掌状に 3〜5裂し、形の変化が多い。ちょっとユニークでかわいい形ですね。 果実は紡錘形の痩果(5〜7mm)で同じくらいの長さの冠毛がつくそうです。やはりキク科ですね!そこまでは  予習していたので  ぜひふわふわさんに会いたいと思い  探しましたが  私が見ている範囲では  見つけられませんでした。 後で、知ったのですが…   普通  冠毛を持ってるコたちは  風に吹かれ  遠くへ飛んで行くのですが、  ハマニガナの冠毛は 果実から 落ちやすく 風による種子散布をあまり期待しないようなんです。 じゃーどーするの? 長さ5~7㎜の痩果は 軽くて  長い期間水に浮くのだそう。 風散布より海流散布がメインになるんですね~おもしろーい ★ 海を旅する種子 追記 私のお目々は節穴でしたー かしさんが一枚目の右側に ホワホワの冠毛見つけてくださいました! ありがとうございます。 ヽ(=´▽`=)ノ 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸
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1ヶ月 経っちゃっいました。 6月初旬  湘南へ  辻堂〜茅ヶ崎辺りで  砂草たち 『 ハマ○○○ 』(海浜植物) を見てきました。 ハマエンドウ 浜豌豆 マメ科レンリソウ属の多年草 日本全土の海岸の砂地に生える この辺りでは 4月〜5月頃がお花の季節なのだそう。 私が  訪れたのは  6月なので  あまり期待してなかったのですが… wow!!!マジ?!やった~ まだ ちょっと  咲いてましたよ! 茎は地をはって  1mくらい伸びていきます。 お花の形、葉っぱや まきヒゲの様子は、マメ科っぽいですね。 2cm位のお花は  総状花序に3〜6個つき、長さ2.5〜3cm。咲きはじめは 赤紫色、次第に青紫色に変わるのだそう。何日位咲き続け何日くらいかけて変化しているくのか?知りたくなっちゃいます。 お花を見っけた周辺を ちょっと探してみたら… あった! 豆果は 5〜6 cm。 完熟すると  サヤが裂けて種子がこぼれます。硬く丈夫なうえ軽いので 波に乗って海を旅します。=海流散布  ★ 海を旅する種子 お名前の由来は 海岸に生え、エンドウに似ているのでこのお名前がつけられたそう。でも  エンドウ(エンドウ属)の仲間じゃなく、スイートピー(レンリソウ属)のお仲間なのだそう。 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸
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のんちゃん
1ヶ月 経っちゃっいました。 6月初旬  湘南へ  辻堂〜茅ヶ崎辺りで  砂草たち 『 ハマ○○○ 』(海浜植物) を見てきました。 問題です これ   何ーんだ  ? 答え 私  こうして  果実見たの初めてかも。 ぱっと見、何だろ?って考えちゃった。葉っぱを見ればわかったんですけどね~ ハマヒルガオの若果実です。 果実は蒴果で萼片と苞とに包まれ、赤紫色を帯びています。 この写真は  まだ若い果実のようです。 完熟しても直ぐに裂け開くのではなく 黒い種子を4つほど  包んだまま   空洞 に含んだ空気でプカプカ浮かんで波に乗って海を旅します。=海流散布  ★ 海を旅する種子 1つ目と2つ目と3つ目 ハマヒルガオ 浜昼顔 ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草 日本全土の海岸の砂地に生える 2021年1月 元々この浜にたくさん生えていた海浜植物たちが減ってしまっているのを  復活させようと奮闘していらっしゃる方に出会い、  ハマヒルガオの茎を植えているのだと教わりました。 お花の時期にぜひ見てみたいと思ってました。 ようやく来ましたよ! 砂の中に地下茎を長く伸ばしてふえる。茎は砂の上を這い、何かあれば巻きつき広がる。こうして浜の砂が飛散したり  流されるのを守ってくれてるのですね。(浜の砂草たちの大切な役目) 葉っぱは厚くて光沢がある丸っこいハート。お花は直径4〜5cmくらい 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸 4つ目と5つ目 ハマダイコン 浜大根 アブラナ科ダイコン属の多年草 今年の春  葛西臨海公園の浜へ ハマダイコンを見に行きました。 この浜でもたくさん咲いていたようです。少しだけお花が残ってました。 5つ目 ハマダイコンの果実。 これはそろそろ完熟かなぁ? マメ科のお豆サヤに似てるけど お豆サヤが裂けて種子を出すのとは違うようです。 小さな種子は  コルク質の果皮に包まれてて  くびれの節ごとに  バラバラに なり地面に落っこちます。親株の傍で増えたり 風に吹かれ少し離れたところで増えたり、   波に乗って 海を旅します。=海流散布 ★ 海を旅する種子 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸
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のんちゃん
1ヶ月 経っちゃっいました。 6月初旬  湘南へ  辻堂〜茅ヶ崎辺りで  砂草たち 『 ハマ○○○ 』(海浜植物) を見てきました。 ハマボウフウ 浜防風 セリ科ハマボウフウ属の多年草 日本全土の海岸の砂地に生える 1つ目 全体 葉っぱ 草丈は 5〜30cm 葉っぱは  砂草らしく厚み光沢がある。1〜2回3出羽状腹葉  砂の上に  張り付くよに葉っぱを広げてる感じ。 茎の先に  複散形花序をだし、白く小さな花を密につける。 2つ目 ↑ 雄性先熟 の  雄性期 拡大すると  花びらが開き3〜4mm位の小さなお花に 雄しべの赤褐色の葯が 見えてます。 ↓ 雌性期  花粉を出し終え  雄しべと花びらが落ちて、 雌しべが伸び2つに裂けています。この写真は  雌性期も終わりかけなのかなぁ?子房が膨らんできてますね。 3つ目 ↑ お花の時期は終わり それぞれの子房が膨らみ 果実の頃 私が  浜に見に行った6月上旬には  これくらいに赤い果実の状態が  多かったです。 お花の時期は4月〜5月頃だったようで、お花はずいぶん少なかったです。 ↓ 果実が成熟しつつある頃かなぁ 4つ目 見て廻った中で  僅かに  完熟頃かなぁ?と思われるものがありました。 よく見ると そばに完熟果実がポロポロ落ちてます。 なるほどね~ こうして親株の傍に  崩れ落ちるんですね。 親株の傍で  発芽し成長したり、風で飛ばされ転がって  同じ浜のどこかで  発芽したり… 波打ち際ギリギリではないけど 台風などで 海が荒れると 波を被りそうな場所です。 この種子たちは  波にさらわれ海流に運ばれて どこかの浜へ辿り着き またそこで  次の命を繋いていくんだろうなぁ〜  なんて 海を眺め 想像巡らせました ↓ 調べてみると、これは  丈夫なコルク組織になってるそうで、この中に黒い縦長の種子が包まれてているのたそう。 やっぱり  波に乗ってプカプカ浮いて  海流散布できる造りのようですね。 ★ 海を旅する種子 撮影 2024  6/8 辻堂〜茅ヶ崎辺りの海岸
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のんちゃん
1枚目 4月半ばに  ハマダイコンを見に行った葛西臨海公園の 西なぎさ の 西の端っこから  ディズニーランド方面を眺めて 撮影 2024  4/14 葛西臨海公園  西なぎさ この日の目的は ハマダイコンとハマエンドウでした。残念ながらハマエンドウには 会えませんでしたが、別の『ハマ〇〇○』海浜植物のお仲間に会えました。 2つ目 ハマヒルガオ 浜昼顔 ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草 日本全土の海岸の砂地に生える 厚くて光沢がある葉っぱは  いかにも海浜植物って感じですね 花期は 5〜6月ですから  この時  出会ったコは  ちょっぴり早かったようです。西なぎさの浜に  まだ3輪だけでした。 撮影 2024  4/14 葛西臨海公園  西なぎさ 3つ目 ハマゴウ 浜栲 浜香 この写真は  ハマゴウの種子 シソ科ハマゴウ属の常緑小低木 在来種 北海道以外の本州(東北南部以南)〜沖縄に分布 海岸の砂浜に群生する海浜植物 2023年 7/29に  お花を投稿しました 。 お花、葉っぱ、実から ミントやユーカリ のような良い香りがするので  古い時代から活用されていたそう。お名前も 香りが良いことに由来するのだそうですが…私ったら、クンクンしてなかったんですよ。まったくもー 今回は、この種子を見っけました。残り僅かでしたが…えへへ 5mm位の大きさの種子は、蔓荊子(まんけいし)と言うお名前の漢方薬になるそうです。 そして、この香りは  安眠できる成分を含んているので  平安時代からこの種子を枕に入れていたのだそう。 いい香りですよ~♪ ★ 海を旅する種子 撮影 2024  4/14 葛西臨海公園  東端休憩所、旧江戸川河口付近
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