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ショートコントの一覧

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シェルマン
【ウソップ童話】 「ロバとペットの犬」   まず原文のおさらいです😉❗   ロバのご主人はペットの犬も飼っていました。 犬は食べ物を貰ったり、撫でて貰ったり、大切に扱われていました。 そして、ご主人が帰ってくると出迎え、尻尾を振り振り手や顔を舐めていました。   これを見ていたロバはとても不満でした。 食べ物は十分でしたが、力仕事が多い割りに、ほとんど気に留めて貰えないからです。   そこで、焼きもちを焼いたロバは、間抜けにも犬のように振る舞えばいいんだと思いました。 ある日、小屋を抜け、部屋にご主人がいるのをみつけると、テーブルの周りを跳びはねたり、前足をご主人の膝に乗せ顔を舐めようとしました。   びっくりしたご主人は召使を呼びました。 召使は殴ったり蹴ったりして小屋に追い返しました。 ロバは痛い思いをしただけで、何も得られなかった馬鹿さ加減を嘆きました😭⤵️  END   さて、自分の役目を超えたことをしたらどうなるでしょう😊❔   『犬と荷役用のロバ』 犬のご主人は、荷役用のロバも飼っていました。 ロバは、毎日毎日、暑い日も寒い日も文句ひとつ言わず、重い荷物を町に運んでいました。   これを見た犬は、いつも可愛がられているから不満は無いけど、もっと褒めてもらおうと思い、ロバのように重い荷物を運んでみようと思いました。   ある日、ご主人とロバが町に出かけているとき、小屋にあった次に運ぶミルクの大瓶を背中に乗せようとしたところ、バランスを崩し瓶を落として割ってしまいました。 そこら中がミルクの海になってしまいました。 このままでは、いくらペットとは言え、可愛くじゃれても怒られてしまいます。 そこで、何を思ったか無謀にも全部舐め尽くすことにしました。   そのとき、たまたま通りがかった召使がその光景を見て、大事なミルクを盗み飲みしていると思い、大声で注意しました。 びっくりした犬は、『違う!間違いなんだ!』と訴え鳴きましたが、召使には吠え掛かられているようにしか思えません。   召使は、町から帰ってきたご主人にそのことをすぐに報告しました。 ご主人は、犬の傍により、何を思ってかしばらく様子を見ていました。 涙を流し涎を垂らしながら必死に吠える愛犬を見てこう言いました。 「町で狂犬病が流行っているという話を聞いたが、この症状は間違いないな…こんな田舎でも流行り始めたのか…」   それを聞いた犬は、これは大変なことになったと、もっと必死に訴えましたが、虚しくも余計に大声で吠えているようにしか聞こえません。   町では、狂犬病に感染した犬は殺処分することになっていました。 しかし、ご主人は可哀そうに思い、今まで楽しい気持ちにさせてくれたせめてもの恩返しと、人目につかない山奥に逃がすことにしました。   檻に入れられた犬は、ロバの引く荷車に乗せられ、山奥に連れていかれました。 そして置き去りにされました。 犬は、自分の愚かさを嘆きました。 それぞれに役目というものがあるのに、分不相応なことをしたばっかりに、全てを無くしてしまったのです。   3年後のある寒い夜、3匹の子供を連れたある集団が、ご主人の家の近くまでやって来ました。 乾燥した牧草が分厚く敷かれた小屋にはロバが、家の暖炉の側には子犬がいることがわかりました。 その集団のボスとは、山奥に捨てられたあの犬だったのです。 その犬は、命を助けていただいたことに感謝しながら、ご主人が元気でいることを確認すると、仲間を引き連れ、また寒さ厳しい山奥へと戻っていきました❗ そして、二度と来ることはありませんでした😳
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シェルマン
   💟ウソップ童話💞 「町のネズミと田舎のネズミ」   まず、おさらいです。     あるとき、町のネズミが田舎の親戚を訪ねました。 田舎の食事は、小麦の茎、根、ドングリ、飲み物は冷たい水だけでした。 町のネズミはびっくりしながら我慢して食べました。   食後、町のネズミは都会の暮らしぶりを話し、田舎のネズミはワクワクしながら聴き、その晩、ぜいたくに楽しく暮らしている夢を見ました。 次の日、町のネズミに誘われ行ってみることにしました。   町の豪邸に着くと、さっそく食事となりました。 テーブルの上にとても素晴らしい宴会の残り物を見つけました。 砂糖菓子、ケーキなど、見たこともないよだれが出そうな食べ物が並んでいました。   ところが、ご馳走を少し食べようとしたそのとき、猫の鳴声が聞こえてきました。びっくり仰天して、ネズミたちはあわてて隠れました。   そして、静かになりやっとご馳走が食べれると思いきや、今度は召使がテーブルを片づけに現れ、犬があとをついてきました。   田舎のネズミは、これじゃ命がいくつあっても足りんと、急ぎ足で田舎に帰りながら呟きました。 「ここには沢山のご馳走があるけど、粗末な食べ物でも安全な方がいいわ。」     さて、立場が逆だったらどうでしょうか。     「田舎のネズミと町のネズミ」   あるとき、田舎のネズミが町の親戚を訪ねました。 夕方に着いたせいか、昼間と変わらない眩いネオンや見たこともない高層ビルの灯りに驚きの連続です。 でも、車だらけでとてもうるさく、空気も排気ガスで臭いが気になりましたが、見るものすべてがとても新鮮で楽しく過ごしました。 そして食事は、見たこともない甘いお菓子やふわふわのケーキなどご馳走だらけでした。 田舎のネズミは、あまりの美味しさに無我夢中で食べ続けました。   食後、田舎のネズミは興奮して町の感想を話したあと、田舎の暮らしぶりを話しましたが、都会のネズミは太った身体をソファーに預け、哀れみながら思いました。 どうせドングリや小麦の茎などを食べているんだろうし、池の水なんかを飲んだらお腹壊しそうだし、隙間風吹き荒ぶところに寝るんだろうな、そんなところには住めないと思いました。 その晩、都会のネズミは、池にはまって大きな魚に食べられそうな夢を見て冷や汗をかいて飛び起きました。   次の日、田舎のネズミは言いました。 「ありがとう。とても楽しかったよ。町の暮らしもいいもんだね。」 そして、良かったら是非とも田舎においでよと誘いました。 まったく気が進みませんでしたが、せっかくの誘いを断るわけにもいかず行ってみることにしました。   田舎の素朴な家に着くと、さっそく食事となりました。 板を削っただけのようなテーブルの上に登るとそこには何もなく、やっぱりなと思っていると、田舎のネズミが呼びかけました。 「そんなところには美味しい食べ物はないよ。こっちだよ」 町のネズミは、いったいどこに行くのだろうと、重い腰を上げついていきました。 すると、いい匂いがしてきました。 そこは小さなパン屋で出来立てのチーズや焼き立てのパン、採れたての蜂蜜がありました。 町のネズミは、その美味しさにびっくりし、いつもより沢山食べました。 夜は、暖かい暖炉の床下で気持ちよく寝ました。雲の絨毯に寝ている夢を見ました。 朝、外に出てみるととても静かで朝日は柔らかく温かくとても心地よいものでした。 そして、自分の思い違いと愚かさに恥じ入ったのでした。   町のネズミはその場で言いました。 「俺は勘違いしていた。田舎暮らしなんて不便で貧しいと思っていたが、とても豊かで最高じゃないか」 「そう思うかい?でも町も田舎も同じだと思うよ」 「えっ?こんなに素敵じゃないか」 「ほれ、後ろを見てごらん。」 そこには、イタチがいました。さらに横を見ると、キツネがいました。正面には、大きな雄鶏がいます。 「えええっ、いつの間に来たんだ!」 「町と違って、危険はもっと多いんだよ。君は勘違いしている。僕が誘ったのは、君は町で僕を哀れみの目で見ていただろう?その哀れみをそっくり返すよ。そして君がいるから、僕は助かるんだ。さあ、諸君!太ってとても美味しいよ。じゃあ、あとは宜しく」 「ええっ?そ、そ、そんなぁ…」 イタチとキツネと雄鶏は、よだれを垂らしながら同時に飛び掛かった!   そこで、目が覚めた。 そこは、暖かい暖炉の床下だった。 田舎のネズミはスヤスヤ寝ていた。   「俺はなんて馬鹿なんだ。哀れんだりして…愚かだった」 次の日、十分なお礼と、また来ることを約束し町へと帰って行った。   <教訓> どこに住むかが大事ではなく、どんな心で過ごすかが重要なのさ‼️
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シェルマン
◆ウソップ童話◆ ちょっと訳ありでお話の内容を変えましたっ😅💦 一度読んだ方も読み直してね😊✌   まずは、本物の話からおさらいです。   「羊の毛皮を着た狼」   狼は、羊飼いが用心深いために食べ物を十分取ることができませんでした。 しかし、ある夜、脇に投げ捨て忘れられた羊の毛皮を見つけました。 次の日、その毛皮を着て、狼は羊たちと一緒に牧草地へ入っていきました。 まもなく小さな子羊が狼のあとをついてきたので、すばやく連れ去って食べてしまいました。   その晩、狼は群れと一緒に谷に入りました。しかし、たまたま羊飼いはその晩に羊の肉の入った鍋を食べたいと思い、包丁をとりだして谷に行きました。そこで最初に捕まえ鍋の具となったのはその狼でしたとさ。     では、狼と羊の立場を変えたらどうなるのでしょうか❔   「狼の毛皮を着た羊」   羊は、冬だというのにフサフサの毛を羊飼いに刈られ、すっかり痩せこけた姿になり、大変寒い思いをしていました。   ある夜、こんな姿にした羊飼いを驚かせてやろうと、狼の毛皮を探しましたが、そんなものあるはずがありません。   しかし、脇に投げ捨て忘れられた狼の着ぐるみを偶然にも見つけました。次の日、その着ぐるみを着て、羊たちと一緒に牧草地へ入っていきました。   まもなく小さな子羊たちがもの珍しそうにあとをついてきたので、追い払おうとしましたが余計に集まってきて、返って目立ってしまいました。   それを見付けた羊飼いは、子羊が狼に襲われていると勘違いし、鉄砲を持って近づいてきました。 その姿を見た着ぐるみ羊は、これはまずいと思い、慌てて着ぐるみを脱ごうとしますが、チャックが生地を噛んでしまい、脱げなくなってしまいました。   もう半泣き状態の着ぐるみ羊は、最後の手段として、羊飼いに羊であることを訴えようと大きな声でメーメー鳴きながら近づいていきました。   羊飼いは、狼が襲ってきたと勘違いし、鉄砲を撃ちましたが、慌てていたため上に逸れて当たりません。 びっくりした着ぐるみ羊は、早く知らせなくてはと更に走って近付きました。 それを見た羊飼いは、今度こそ襲われる思い、鉄砲を捨て必死で逃げていきました。   その様子を見ていた親羊たちは、このままでは子羊が危ないと思い、勇気を振り絞り、着ぐるみ羊を取り囲んで、角で突こうとしたその時です❗   着ぐるみ羊が叫びました。「あ~神様ぁ~お助け下さい‼️」   そうするとあら不思議、時間が止まり、天から一条の光が降りてきて、頭に光る輪を載せ白い鬚のまるで絵本から抜け出たような神様が現れました。   これ、そこの迷える羊よ。次の三つの中から選びなさい。 1.着ぐるみのチャックが開き、仲間であることを知らせ、間一髪のところで助かるが、一生白い目で見られる人生…、あっ😅💦羊生をおくる。   2.すんでのところで犬となり、仲間を助ける牧羊犬として一生を捧げる。   3.羊沢直樹となり、羊界から人間界に転身し、俳優となる。   着ぐるみ羊は、迷いました。 1は無いよなぁ😅 3はオモロイけど、過去picを見て無い人には、いったい何の事か分からんよなぁ😅?   2も働いてばっかりでしんどいよなぁ…😜 神様、普通の羊には戻れないのですか❔ ぶゎっか者~💢❗ これだけの悪さをしといて、戻れる訳がなかろう💢😡 毛を刈られたのはお前だけではな~い💨💨💨🔥 皆順番じゃぞ❗ それに仲間を恐怖に陥れたのじゃぞ‼️   はい、分かりましたょ😳。では2でお願いしますぅ⤵️❗   2で良いのだな❔ 神様的には3も面白いと思うがのう💦😁❗   2ですぅ‼️ 2でお願いしますっ😠‼️   わ、分かったよぉ😓   こういう経緯で、牧羊犬の祖先は誕生したのであった😉✋ めでたし、めでたし‼️   <教訓> どんな事があっても、神が登場すれば話は如何様にも変化する😁💦   なんのこっちゃ😅⤵️
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シェルマン
【シェルマン劇場】 今回は、一度書いてみたかったシリアスな短編小説です😅✋   『奇妙なウイルス』 副題:光と影がもたらす結末の来ない結末   ー西暦2070年 5月ー 総裁室に事務官が駆け込んできて叫んだ。 「久しぶりにまた出ました!」 「なに!また新たな症状が出たのか?いったい今度はどんな症状なのだ?」 「感染すると笑いが止まらなくなるとのことです」 「笑いが止まらないっ?そうか、遂に「笑う」症例が出たのか…」 既に、泣く、怒る、歌う、踊る、走る、跳ぶ、逆立ちする、回転するといった発症事例が、この10年の間に世界中から次々と報告されていた。 この奇妙なウイルス群は一般的なウイルスと異なり、一度感染すれば抗体ができ完治するわけではなく、いろんな症状が同時多発的に次々と出現するという大変困った代物だった。 そのため、逆立ちしながら歌う、回転し跳びながら泣くなど、その奇妙な行動パターンの組合せは、天文学的な数になるほどだった。 そして、この奇妙なウイルス群の特筆すべき特徴は、どの症例に感染してもなぜか命を落とさないということである。 世界の人々は、感染しても安心という思い込みから、マスクなどの予防策を講じることはなかった。 むしろこの奇妙な行動を楽しむようになり、それは自然と笑いを誘い、笑いは行動力に繋がり、行動力は景気回復への重要なきっかけともなっていた。 ----------------------- ー西暦2030年ー 地球温暖化と共に世界には新種のウイルスが蔓延し、その強力な感染力からネズミ算式に次々と発病していき、死者は世界の人口の10%に達しようとしていた。 また次々と変異するため、治療薬や予防薬もなかなか作れない状況となっていた。 そんなおり、ある無名の遺伝子研究者がある特殊な遺伝子を創り出した。 このことは、さっそく学会に報告され、その遺伝子にはウイルスを死滅させる作用があることが分かり、世界の薬品メーカーはこぞって飛びつき、治療薬や予防薬の開発レースが始まった。 とにかく、感染を止めることが最重要課題だった各国は、法律を改正してまで、副作用を調べる臨床試験などは簡略化させ、とにかくメーカに市販させることを優先させた。 学会発表から1年後、遂に各メーカーから発売され始めた治療薬の効果は絶大で、感染者は劇的に減り始め、そして遂には撲滅させることに成功したのだった。 世界は一人の研究者により救われたのだ。 この研究者は、この功績から世界中から称賛され、若き天才として歴史に名を留めることになったが、不眠不休で研究したことが災いしたのか、世界中の名医が八方手を尽くしたが、惜しまれつつこの世を去ってしまった。 病院で亡くなる直前、彼は院長に人払いを頼み、まだ幼い息子だけを病室に招き入れた。 薄らぐ意識の中で、彼は最後の力を振り絞りこう語った。 「ふっ、上手くいった…。でも…お前には申し訳ないことを…。お前の…身体には、ある仕掛けが…してある。」 「えっ?仕掛け?なんの話なの!」 薄れゆく意識の中で彼は続けた。 「手帳がある。それはいずれ見付かる。それには、これから世の中に起こることが…。いいか、このことは絶対誰にも話をするな…。そして、お前は何もしなくていい。何もしなくていいんだ。お前の息子が…うっ…」 「父さん、いったいなに?なにを言ってるの?」 彼は苦しそうに…最後の言葉を告げた。 「笑う…門には…福…」 「父さん、お父さん!」 幼い息子には、それが何を意味する言葉なのか知る由もない。 そして、いつしかそのことは忘れ去られていった。 -------------------------- ー西暦2060年 夏ー 30年前に起きたウイルス騒動で、世界を救った天才遺伝子研究者の名前は、今でも語り草になっていた。 当時、国は彼の一人息子にも期待をかけ、次代を担わせようとプロジェクトを創設した。 しかし、天才の息子が天才というわけはなく、プロジェクトは進展しないまま、彼には幾ばくかの謝礼が渡されて解散となっていた。 「俺を誰だと思ってるんだ!世界を救ったあの天才の息子だぞ!」 ある日の夕方、場末の酒場で小銭を握りしめ、いつものように酔っ払い、いつものように親父の自慢話をしている男がいた。 店の者は慣れているせいか、適当に相槌をうちながらも目はスマホに向いていた。 その時だった。 一瞬、彼の頭の中で何かが光り、軽い頭痛を感じた。しかし、酔っていたこともあり、そのまま放っておいた。 その日の深夜のことだった。 彼は悪夢にうなされて目を覚ました。 なんだか身体が疼く。 なぜか無性に走りたくなり、布団をはね除け、いきなり街中に飛び出していった。 街はまだ多くの人々が通りを往来していた。 彼は自分の意志とは無関係に、何かの声に導かれるように突っ走っていた。 交差点に差し掛かったが、身体のコントロールが効かず、なすすべも無く、そのまま突っ込んでいってしまった。 正面からは大型トラックがクラクションを鳴らし、運転手は悲壮な顔で急ブレーキを踏みながら走って来ていた。 回りの人々が悲鳴を上げた。 ……… 突然の悲惨な事故に、その交差点には多くの人垣ができていた… 次の日、その街は異常な状況となった。 人々が、奇声をあげながら、踊ったり走ったり歌ったり… 何かが始まったのだ。 -------------------------- ー西暦2070年 4月ー この奇妙なウイルス群が発見されてから、既に10年の歳月が流れていた。 そして、今回の新しい「笑う」を発症するウイルスが発生する前、こんな出来事があった。 とある朽ち果てた屋敷に不良少年らが入り込み、屋根裏部屋に隠れて麻薬やアルコールを密かに楽しんでいた。 そのとき、何気なく開けた埃りまみれの机の引き出しに、一冊の手帳があるのをリーダー格の少年が見つけた。 その手帳に書いてある殴り書きの文章をしばらく見ていた少年は声を上げて驚いた。 「あぁっ、これは!…ここは!?」 亡くなった父から幼いころに聞いた、大きなお屋敷に住んでいた話を思い出していた。 少年は、手帳のメモにざっと目を通すと、辺りを見回しコウモリを一匹捕まえ、仲間に何も告げず、急いで家に帰った。 すぐさま、手帳に書いてあるとおり、パソコンにプログラムを打ち込んだ。 そして、そのプラグラムを、家にあった3次元生成装置にインストールし動作させた。 しばらくすると、あるモノが生成された。 そのあるモノを、捕まえていたコウモリに、麻薬をうつ時に使う注射器で注入し、手帳の指示どおりに暫くケージで飼うことにした。 この時代は、テクノロジーがかなり発達していて、子供でもちょっとした知識があれば、いろんな装置を活用しそれ相応のことができるようになっていた。 ある月夜の晩、眠っていたコウモリは、ゼンマイ仕掛けのオモチャのように目を開け、まるで行き場所が決まっているかのように静かに飛び去って行った。 ついに眠っていた体内の何かが作動した瞬間だった。 少年はそのことを確認し、そしてつぶやいた。 「お祖父さん、全て手帳のとおりにやったよ。これでよかったんだよね、これで…」 果たして、この少年はいったい誰なのか。 この少年こそ、40年前に地球を救ったあの天才研究者の孫であった。 10年前に父が不慮の交通事故で他界後、少年は母に苦労して育てられ医者を目指していたが、世の中が奇妙なウイルスで蔓延し始めたころ、母も遂に発症し家には戻ってこなかった。 少年は、発症を恐れてあちこちを転々とし、いつしか不良仲間とつるむようになっていたのだ。 今回の感染騒動は、そのコウモリの体内に注入されたあるモノが拡散されたことを示していた。 -------------------------- ー西暦2070年 6月ー 各国の政府は、奇妙なウイルス群の治療薬作成に多額の国費を投入し、一番乗りを目指していたが、新薬はできず治療方法は皆目見当もつかないままだった。 しかし、各国々の政策とは裏腹に、人々は相変わらず陽気で世界中の景気は右肩上がりに良くなっていった。 「総理、今朝のTVに出ていた支持率を見ましたか?なんと90%ですよ!」 ここ日本においては、ウイルス感染を防ごうと真剣に考えている閣僚など一人もいなかった。 なぜならば、景気は絶好調で亡くなる人はいないからだ。 たまに大して役にたたない施策を打ち出し、政府も頑張っている感を出していたが、国民はあきれるばかりでテレビでメディアだけが騒いでいた。 中でも、酸素ボンベ付き水中眼鏡型マスクや、宇宙服タイプの完全防護型スーツなどを一家に2台づつ配給した施策は、税金の無駄遣いと酷評されたが、政府はどこ吹く風、責任の所在をうやむやにしたままであった。 もっとも、ほんとの実態を分かっていない総理を支えるのは、自分たちの利権を乱用し私腹を肥やすことしか考えていない魑魅魍魎(ちみもうりょう)たちなのだ。 国民が何を言おうが、自分たちは完全な無菌空間生成装置を備える新しい国会議事堂の中で、あくびをしながら株の上がり具合を見てニヤッとうすら笑いを浮かべているのだった。 「誠に総理の人徳のお蔭かと…このままの状態が続けば、政権は意のまま思うがまま、憲法改正だってなんだってやれますよ」 「ふんっ、何もしない方が支持率が高いとは、皮肉だな! ウイルスさまさまってことか…」 「ところで総理、いかが致しましょう、「笑う」は、我国で最初に発見された症例です。大々的に発表し、総理の手柄に致しますか」 「まあ待て…ここはあの国の大統領の手柄にした方が得策だとは思わないか!」 「なるほど、それは名案ですな」 「よし、とりあえず大統領と話すから、ホットラインを繋いでくれ」  「はい、お待ちを」 ところが電話をする準備してる間にも、国内の感染者数は、驚くほど急速に減ってきていた。  「総理、大変です!」 「血相をかいて、どうしたのだ」 「感染者が、…感染者が減ってきています!それも急速に減ってます」 「ん?どういうことだ? 減っているなら結構なことではないのかね」 「それが、変なんです。泣き笑いしながら踊っていた人が突然普通に歩いたり、逆立ちし笑いながら走っていたかと思いきや、突然普通に歩き出したりと、治り方がおかしいんです」 治った患者達を調べてみると、ある共通点があることが分かった。 それは、「笑う」ウイルスの抗体を持っているということだ。 少年がコウモリに注入したあるモノとは、この奇妙なウイルスに感染し、何かの症状を発症した患者が、それまでの症状をすべてクリアに消滅させることができる何か、すなわちこの「笑う」ウイルスのことだったのだ。 「笑う」を発症するこのウイルスは、瞬く間に世界中へ広がり、感染者はみるみる減っていった。 そして、某大国の大統領が、あたかも自分達の手柄のごとく「我が国の英知と技術力によって、遂にこのウイルスに勝利した!」と大々的に世界中にPRしたのだった。 人類は、ようやく発見された「笑う」ウイルスのお蔭で、感染者が急速に減るということに大いに喜んだ。 そして… あの天才研究者が不眠不休で研究していた真の目的とは、亡くなる前につぶやいた「笑う門には福来る」を実現させることだったのだ。 笑いで世界を活性化させたかったのだ。 笑いは、前向きな行動力を生み出す基本であるから、それを利用しようと考えていたのだ。 2030年以降、大規模な開発を続けてきた人類は地球温暖化に歯止めをかけるどころか更に加速させ、遂にパンドラの箱を開けてしまい、世界は未知のウイルスに悩まされ続けてきた。 それは政治的手法でいくら人々の行動に制限をかけ広まりを押さえようとしても、人の行動を制限することはできない。 しかし、カリスマと言われる人、教祖と言われる人の言うことなら、人は耳を貸す。 つまり、それらに類する影響力の強い何かを創ろうとしたのだ。 それがコントロールできるウイルスであるという結論に達したのだが、果たしてそれは正しかったのか。 神の領域に手を出そうとしたツケはどんな形で返って来るのか。 そして… 結果は、彼の考えていたとおり、世界中に広まっていた奇妙なウイルス群は、「笑う」ウイルスのお蔭で急速に消滅していった。 そして、活性化した経済はそのまま持続しており、世界中に明るい未来が訪れようとしていた。 …かに思えた。 だが… 息子を犠牲にしてまで、そして孫にパンドラの箱を開けさせてまでやろうとした無謀な計画のツケは余りにも大きかった。 この天才の考えたプログラムには…重大な欠陥があったのだ。 「笑う」ウイルスに感染すると、それまでの症状がすべてクリアされるとはいったいどういうことなのか。 それは、奇妙なウイルス群が存在している限り、感染してはクリア、感染してはクリアと永遠に繰り返すことを意味していた。 事実、世界各地では、新たに感染する人々が増えはじめていた。 また、ウイルス由来で亡くなる人はいなかったが、奇妙な行動で悲惨な事故を起こし、亡くなる人が絶えることは無かった。 それは、天才と言えど予測できない結末だった。 END
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シェルマン
『羊沢直樹』 羊沢~、大変だ‼️ 頭取、どうしたんです❔ 右隣に…右隣に業界大手の支店が入るそうだ😨⤵️ うちの資金力では勝てんっ😰⤵️ 大変だ大変だぁ、羊沢君っ❗ そんなに慌ててどうしたんです、太和田常務😒💧 左隣に、左隣りにも更に業界最大手の支店が入るそうだよ~💨❗いったいどうするつもりかね、羊沢君~😠☝ 決まっているじゃないですか、倍返しだ❗ いや3倍返しだ‼️ いったい何をするつもりなんだね~👀❗羊沢く~~ん😠🔥 幸い我本店は真ん中にある…✋ そうだよ、左右から挟まれてしまったんだよ、羊沢君😡💨💨‼️   慌てることはない❗ こういうこともあろうかと考えていた策がある😔✋ いったい、どうするつもりだぁ~😨💨💨‼️ 失敗したらお前は地方に飛ばされるんだぞぉ💨💨💨‼️ なぁに、簡単なことです😔☝ 簡単だとぉ😡💨💨🔥❗ ふざけるな~😡❗ 真ん中にある我店の強みを活かすのです😂🎵 強みぃ👀❔❔ まず、看板を降ろして真っ白に塗って下さい😊‼️ お前は何を言ってるんだ😠‼️ 看板を降ろしたらどこだか分からなくなるじゃないか😡🔥、えっ羊沢君💨💨💨🔥 だからいいんです😔☝ そして赤でこう書くのです🎵 『入口はこちら❗』 へっ❔……😓。 【出演】 頭  取 (かしら とおる)  :このラーメン屋の店主 羊沢 直樹 (ひつじさわ なおき) :頭の友人で店員(ラーメン職人) 太和田 常務 (ふとわだ ときむ) :店員(口ばっかりでラーメンは作れない)
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シェルマン
ねぇ、ミッキー😊🎵 なんかお話してよ😊💕 分かったよ、ミニー😉💃 じゃあこんなのはどうだい😅☝ ウソップ童話さ😉🎵 ウソップ童話👀❔ なんだか面白そうね😊💕 ================== ウソップ童話 『迷子の迷子のキツネさん』 キツネさんは、念願の郵便屋さんになり、今日は元旦、初仕事の日である。 1枚の年賀状をポストに入れようとしたとき、たまたま帰宅したブタさんが受け取ろうとした。 あっご苦労様、私が直接受け取りますよ😊🎵 でも、キツネの郵便屋さんはしっかり者。 明けましておめでとうございます😊🎵 新しくこの地区を担当することになりました😊☝ ところで貴方がここの住人だということを私は知りません😅 何か証明書を見せて下さいませんか❔ 証明書❔ 年賀状を貰うのに❔ はい、大変申し訳ないのですが…😅💦 はぁ、無いのですか😅 それは困りました。 では、部屋の中に入って下さいませんか❔ えっ👀❔鍵を落とした❔ …それは困りました😣 それではこの年賀状は渡せませんね😅💦 あのぅ、どうしたのですか❔ 後ろから声を掛けられた。 あっ隣のウサギさん😊、実はこの家の住人なのかと疑われていたのですよ。あ~助かった😅🎵 隣の方ですか👀❔ ブタさんは、この家の方なのですか😅❔ はい、もちろんですよ😊🎵 では、年賀状をお渡し願います😊☝ ち、ちょっと待って下さい😅💦 あのう…失礼ですが、あなたが隣の家の住人だという証拠はあるのですか😅❔ 私はあなたが家から出て来るところを見て居ないのです😅 郵便屋さん、そんなに疑うなんて、ひどいじゃないですか😡💢💥 そこへライオンのお巡りさんがやってきた。 どうしたんですか😊❔皆さん集まって初詣の相談ですか😊🎵 お巡りさん、良い時に通りがかってくれました😣💨💨 いえね、郵便屋さんが年賀状を渡してくれなくて困ってたんですよ😣💦💦 これまでの経緯を聞いたお巡りさんが言った。 そうでしたか、それなら私が保証するから、大丈夫ですよ☝ 皆さんとは顔見知りですからね😊🎵 しかし、キツネの郵便屋さんはなぜか胸騒ぎがした。何かおかしい…   そこへ大きなゾウさんがやってきて、こう言った。 うちの前が騒がしいが何かあったのかい❔ キツネの郵便屋さんは驚いた❗ えっ👀❔ ここはブタさんの家ではないのですか❔ 振り返ると、もう誰も居なかった。ライオンのお巡りさんまで居ないのだ。まるでキツネにつままれたようだ。 キツネだけに……😜💦 驚いて目を白黒させていると、ゾウさんが言った。 キツネさん、あなたは良く騙されなかったね😅☝ いったい、どういうことなんですか👀❔ この地区は詐欺師とペテン師と泥棒の集まりのようなところなんだよ😅☝ そうでしたか、何かおかしいと思ってたんですよ😅💦 ハハハ、ホントに騙されずに良かった。じゃあ、年賀状をいただこうかな😉☝ …あのう… どうしたんだい👀❔ はぁ…あなたは、あなたこそはホントに信用しても、だ、大丈夫なのでしょうか😅💦❔ えっ、私を疑っているのかい😅❔ ご、ご免なさい、もう何を信用していいのか分からなくて…😭‼️ ハハハ、そりゃそうだな😊🎵 では、その年賀状を見てみたらどうだい😊❔ あっそうですね❗それは良い考えだ😊☝ キツネさんは、年賀状を見た… そして、ニヤリと笑った。 ゾウさん、確かにこれはあなたに来た年賀状に間違い無さそうです😊☝   裏には、ゾウさんの写真が印刷されていた…そして表には文字が書かれた四角の赤いハンコが押してあった❗   『住所不明のため配達できませんでした』 ジャンジャン😜🔥 ================= ミッキーったら、お茶目ね😉🎵 もっとお話してよ😊💕 あぁ、またね👋
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シェルマン
新説「花咲爺さん」  【プロローグ】 西暦2300年…ここは日本。 その昔、富士山と呼ばれていた山の中腹には、多くの老人ホームが建てられ、そのセクションの一つに貧乏だが心優しく小さな子犬を飼っている老夫婦と、その隣には欲張りな老夫婦が住んでいた😜☝ この時代は、老人がとても優遇されており、若者たちは、早く爺さん婆さんになりたいと変な願望さえ持っていた❗ あるとき、老夫婦の持っているロボット犬「太郎」が、今は株だけになってしまった桜の木の下をアイカメラで映し出し、スマホに映像を送ってきた🎵 「どうやら、ここを掘れと言っとるようじゃ💨❗」 「太郎」に木株の下を掘らせると、なんと❗300年前に流通していた500円硬貨がザクザクと出て来たではないか‼️ 驚いた老人は、 「おおっ👀❗こ、これは、先祖から伝え聞いた硬貨とやらではないか💨💨‼️」 既にお金という概念は無く、必需品は国から支給されていたため、珍しいものは、闇市に持ち込むと、普通では手に入らない野菜や肉などとこっそり交換が出来た❗ 掘り出した500円硬貨を闇市に出すと、その珍しさから、あっという間に競り上がり、なんと牛10頭と交換することができた💨💨💨‼️ 老夫婦は、大喜びでさっそくその牛を売り、豪邸に移り住みご近所にも牛肉を振る舞った😊🎵 それを見ていた隣の老夫婦は、これは凄い🎵我々もやってみようと、いけないこととは知りつつ、「太郎」を黙って拝借するため夜中に豪邸に忍び込んだ❗ すると「太郎」の防犯装置が作動し、隣の老夫婦は、あえなく捕まってしまった😱💦 【エピローグ】 「太郎」の頭を撫でながら老人は静かに語った😌☝ 「この時代、馬鹿正直に生きてると損をする😒☝ まったく要領の悪い夫婦だぜ😜✋ さてと、この残された子犬はどうするかな」 老夫婦は豪邸のテラスで老人メイクとカツラを外し、 旨そうに…牛肉ステーキを食べるのであった……💧👿 …………………………… ★未来は、欲張り爺さんが得するのです😁✌💦
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シェルマン
【ウソップ童話】ヘンデスとグレテル <プロローグ> ここは、とある西の森… どん底の極貧生活で食物が無くなったある日、両親は二人を連れて深い深い森の中へと入って行きました。そして、置き去りにしたのです。 兄やん、どないしよっ💦 私ら、棄てられたんとちゃう😓❔ ヘンデス、心配すな☝ こんな事もあろうかと、道標を置きながら来たんや😌✌ えっほんま?さすがはグレテル兄やん😉✌ ははは、じゃ帰るで🎵 で、何を❔ 四つ葉のクローバーや🎵 はいっ😅❔ …なぁ兄やん、こないな時、悪い冗談はあかんで😒💧 冗談ちゃうって💨✋ 四つ葉のクローバーは、滅多にあらへんのやから、目印としては最高やろ😌✋ 兄やん……周りをよ~く見てみい😢 この辺りは、クローバーだらけやがな‼️ そう、三つ葉のクローバーだらけやな✋ そやさかい、四つ葉のクローバーやったら目立つやろ😉✌ まじかっ👀💨💨⤵️ 理論的には素晴らしいけどな、現実を見んかいな‼️ どないして探すんや❔そのこまいこまい4つ葉のクローバーとやらを💨💨😡💥 ははは、ヘンデス😁そないなこともあるかと思てな、実はもう1つ道標を置いて来たんや🎵 エェ~っ👀💥なんやようわからんけど、さすがは兄やんや、凄いわぁ😅‼️ で、何を❔ 黄緑のテニスボールや😌✋‼️ …はぁっ😨💦❔ ストーリー的にも意味分からへんし、食物も無い超貧乏やのに、なんでそんなもんがあるん❔ ちっちっちっ…ヘンデス…深く考えたらあかんて😌☝ さぁ、いぬで🎵 どこにあんねん、そのボール‼️ あほぉ、目ん玉おっぴろげて、よー見てみんかい😁👍 正面の木の根本のちょっと左上にあるやろ❔ あ~~~ほんまや👀‼️ これで帰れるな、あー良かったぁ😋💕 で、次のボールは❔ ないっ😌☝‼️ な、ないんか~い😱💦👀💦 もうグレテル兄さんぐれてるわぁ💨💨💨💥 無茶苦茶やん、それなら私も奥の手出すわっ😠💨💨💨💥 な、なんやねん😓⤵️ ヘンゼルとグレーテルは… そもそも「グリム童話」やがな💨💨💨😁💥 チャンチャン🎵
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シェルマン
ウソップ童話【木星人の金の斧、銀の斧伝説?】 ◆木星人Aと神の会話 A 私は、無実なんだ😭💦 神 ほんとに無実なのだな😲‼️ A …あっ…実は…病気の母のために…木を1本盗んでしまいました、あ~なんてことをしたんだ💨😣💧 神 罪は罪だな、しばらく牢獄に入って貰う。金の鎖、銀の鎖、鉄の鎖の中から選びなさい✋ A では…鉄の鎖をいただきとうございます😢 神 おまえは正直なやつだ、鍵の付いた金の鎖をあげよう🎵早く帰って、その金で、母親孝行しなさい🎵 ◆それを見ていた木星人Bと神の会話 B しめしめ、これは一儲けできるぜ😏✋   俺は、何もしてねーんだ、無実なんだ、助けてくれ~😭💦 神 ほんとに無実なのだな😒💧 B はい、あっしは何もしていやせん👅 神 それでは、金の鎖、銀の鎖、鉄の鎖の中から選びなさい❗ B いいんですかい👅❗では、金の鎖をくだせえまし😁💦 神 そうか、では金の鎖を足に付けてやろう❗ガチャ‼️ しかし、鍵は池に捨てるから❗😒ポイッ💨💨🎶 B あ~何しやがんでぃ😠‼️なーに潜って拾えば済むことよ😡ドボン💨💨💢‼️ 神 あっ待ちなさい😲✋あ~ぁ、行っちゃったよ😅深さ100メートルも有るのに…😅💦
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シェルマン
お爺ちゃん、世界の国旗って面白いね😊 私、このコートジボワールの国旗🇨🇮が大好き🎵 そうか~、実はの…その国旗の由来となった木が…庭に有るんじゃ、その伝説を教えてあげようかの~😉🎵 うん、聞きたい聞きたい😊🎶 昔々のことじゃった…… =================== あーた❗またお母様から文句を言われたわ💨💨😡 おいおい、いったいどうしたんだい❔ もう嫌っ、早くこの国を出ていきましょ💢💥 ちょっと待っておくれ😅💦 女王と話してくるから💦💦 母さん、妻に何を言ったんだ❔ ア~お前かい、この国を出たいって本当かい❔ 兄さんが居るから、いいじゃないか😅 あの女はお前を利用したいだけのアバズレだよ、目をお覚ましっ‼️ ま~お母様、アバズレとは酷いわ😠 アバズレはアバズレよ、ピッタリだわ❗ ま~酷いわ😡あーた、何とか言って❗ も~二人とも止めてくれ~😭💧 ==================== …という訳で、王子は板挟みで青(緑)くなったり黄色くなったりしながら、当時の流行病で…木に…なってしまったんじゃ😁👍 ふーん…木に👀💧❔ それがこの国旗🇨🇮の由来…なの😒💧 お爺ちゃんっ‼️またしょ~もない嘘話をっ😠💢❗ そもそも、そんな木が我家にあるのはオカシイでしょ💨💨💨💢😡 ウソップ童話…なんちゃって😜💦 こんな大人になりたくなかったら、勉強しなさいっ‼️ わーん、なりたくなぃ~😭💦 勉強するぅ~😢❗ ……😓
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シェルマン
あ、兄貴‼️ここは俺の指で責任とらせていただきやす💨 馬鹿やろう‼️俺の前にでしゃばるんじゃねぇ❗ 後ろにすっこんでろ💨 でも…でもぅ👀💦 すまねぇ兄貴😳このご恩は決して忘れやせん❗ ふっ…😏 お前はまだ若い❗命を粗末にするんじゃねーよ😌 俺の指を見ろ、以前、親指取られちまってよ… へっ❔普通は、小指じゃねぇんですかい❔ …そ、そうだよな… う、うるせぇ💨❗時には相手も間違うことだってあるだろがっ❗ す、すいやせん💦❗ 親指ないと困るだろなぁって思いやしてね… …ですが、人差し指がなんだか異常に長いっすね~😅 しかも第二関節あたりから曲がって、お兄さん指と合体しておりやすね!これは❔ ば、馬鹿やろぉ❗ 時には、曲がることだって…合体することだってあらあな💦❗ てめえら💀❗どっちでもいいからとっとと指出しやがれ😠❗ …や、やっぱ、今回はおめえがドジふんだんだから、やっぱ、お、おめえが指出してくれるかぁ💧🙇 だってだって、こんな指じゃあ、俺がかわいそうだろがよ😅⤵️ あ~にきぃ~😱👀そんなぁ😭💦 もう、気持ちが、気持ちがぁ…助かると思って…むりっすぅ😭😭😭😭⤵️ --------------- と、言っているように見えた夕方の散歩でした✋^~^👍
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シェルマン
孫 お爺ちゃん、暇だね😆💧 祖父 そうじゃな~😅 孫 外は雨だし、つまんないね❗ 娘 何言ってんの💨❗勉強しなさいっ😡💢 祖父 それなら、目の前にある変わった庭木の話をしてやろうか😁🎶 孫 うん、聞きたい聞きたい😊🎵 祖父 大昔な、ここで女の人が襲われたそうじゃ… ========================== あーれー💦 何をなされる、ご無体な💦 どなたかお助けを~~👀❗ だ、大丈夫でござるか❗ ささ、私の後ろに隠れなさい💨 どこのどなたか存じませぬが、お陰様で助かりました🙇 もう大丈夫でござる😞 …… あのぅ…もう宜しいですけど… 何が❔ もう、離れても結構かと😳💧 いや、そちらこそ、離れてくださらぬか👀💦‼️ 私の前におられるのは貴女様でござるよ😅❗ しかも、大股おっぴろげて、逆立ちして😳💧 まあ失礼な、無礼にも程があります!💢😡これは腕ですっ❗ なんと、万歳してござるか👀💨ならば首と頭はいずこに😅❔ ======================= 祖父 …というような話が大昔にあってな、そしてそのままくっついたそうじゃ😁❗ 孫 ふーん…😓それでこんなに絡まったまま固まっちゃったの😒💦 娘 お爺ちゃん、よくそんな無茶苦茶な話を思いつくわね❗アホな作り話を教えちゃダメでしょ😡❗ 祖父 だってお前、コロナで会社に行けないんだもん😅💦 娘 勉強しないとこんな大人になるわよ❗ 孫 うわ~ん😭💨💨イヤだ~💨勉強するぅ~‼️ 祖父 ……😓。
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