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ナンテン 花蕾の一覧

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Kazyan
ハゴロモジャスミン:羽衣素馨:Pink Jasmine ナンテン:南天:Nandina 第12弾:ハゴロモジャスミンシリーズ❣️ どうぞ第一弾からご覧頂けましたなら幸いです( ◠‿◠ ) 以下に、ナンテン:南天について掲載し、ハゴロモジャスミンについては、どうぞ他のシリーズをご参加くださいマシ)^o^( 【ナンテン:南天:heavenly bamboo】 by: netsurfing🏄‍♂️informations as follows: ☆栽培品種 フジナンテン:Porphylocarpa' シロミナンテン:Shironanten' ♡ 英名: Nandina//Heavenly bamboo//Sacred などがある。 ☆名称 和名ナンテンの由来は、冬に赤い果実が目立つことから、中国では灯火を連想して南天燭といい、また葉が竹に似ることから南天竹と名付けられ、これを音読みして和名がつけられたとされる。 中国植物名(漢名)は南天竹(なんてんちく)という。 ☆分布・生育地 中国原産。 日本の東海道以西の本州・四国・九州のほか、東北、中部、東日本でもみられる。 日本以外では中国、インドに分布する。 暖地の山地渓間に自生し、古来より栽培もされている。 日本へは中国から渡来したといわれ、観賞用に庭木としてや玄関前などに植えられることが多い。 西日本、四国、九州に自生しているが、古くに渡来した栽培種が野生化したものだとされている。 山口県萩市川上の「川上のユズおよびナンテン自生地」は、国の天然記念物(1941年指定)に指定されている。 ☆特徴 常緑の低木で、樹高は1 - 3メートル (m) 位、高いもので4 - 5 mほどになり、株立ちとなる。 幹は叢生し、幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の姿をしている。 葉は互生し、3回3出羽状複葉で、小葉は広披針形で先端が少し突きだし、葉身は革質で深い緑色、ややつやがあり、葉縁は全縁。 葉柄の基部は膨らみ、茎を抱く。 羽軸、小羽軸に関節があり、園芸種では形や色に変化がある。 花期は初夏(6月)ごろ、茎の先端の葉の間から、円錐花序を上に伸ばし、6弁の白い花を多数つける。 晩秋から初冬にかけて赤朱色または、ときに白色で、小球形の果実をつける。 果実は10月ごろに熟し、果皮は薄く、破けやすい。 実の白いものはシロミノナンテンという種で、これもよく栽培されている。 ☆利用 主に庭園樹として植えられたり、生け花の花材になるほか、葉と果実は薬用として用いられる。 ☆栽培 寒冷地以外は栽培することができ、薬用に喜ばれる白い果実をつける種は希少価値がある。 繁殖は挿し木で増やすことができ、春の萌芽前に挿すか、梅雨時期に株分けを行う。 江戸時代に様々な葉変わり品種が選び出され、盛んに栽培された。 古典園芸植物として現在もその一部が保存栽培されている。 錦糸南天等とよばれる。 園芸種のオタフクナンテンは葉が紅葉しやすく真夏でも赤い葉を付ける。 実がつかないのが特徴で、高さも50cm程度しか伸びないので、下草などと一緒に庭園によく使用される。 葉がやや円形なので別名オカメナンテンとも呼ばれる。 稀に太く育ったものは、幹を床柱として使うことがあり、鹿苑寺(金閣寺)の茶室、柴又帝釈天の大客殿などで見られる。 ☆縁起物として 音が「難転」即ち「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。福寿草とセットで、「災い転じて福となす」ともいわれる。 また、江戸の百科事典「和漢三才図会」には「南天を庭に植えれば火災を避けられる」とあり、江戸時代はどの家も「火災除け」として玄関前に植えられた。 赤い色にも縁起が良く厄除けの力があると信じられ、江戸後期から慶事に用いるようになった。 トイレの前にも「南天手水」と称し、葉で手を清めるためなどの目的で植えられた。 贈答用の赤飯にナンテンの生葉を載せているのも、難転の縁起からきている。 ☆薬用・実用 葉は、南天葉(なんてんよう)または南天竹葉(なんてんちくよう)という生薬で、健胃、解熱、鎮咳などの作用がある。 葉に含まれるシアン化水素は猛毒であるが、含有量はわずかであるために危険性は殆どなく、食品の防腐に役立つ。 このため、彩りも兼ねて弁当などに入れる。熊本県旧飽田町(現熊本市)では、すり潰したナンテンの葉の汁を濾したものを小麦粉の生地に加えた麺料理「しるかえ」を作る。 もっとも、これは薬用でなく、食あたりの「難を転ずる」というまじないの意味との説もあり、当初から、殺菌効果があると分かって赤飯に添えられたり、厠(手洗い)の近くに植えられたのかは定かではない。 実は、南天実(なんてんじつ)または南天竹子(なんてんちくし)といい、11 - 12月から翌2月にかけて実が成熟したときに、果穂ごと切り取って採取し、天日で乾燥して脱粒する。 果実に含まれる成分としては、アルカロイドであるヒゲナミン・イソコリジン・ドメスチン(domesticine)・プロトピン・ナンテニン(nantenine:o- methyldomesticine)・ナンジニン(nandinine)・メチルドメスチンや、配糖体のナンジノシド(nandinoside)などの他、種子には脂肪油のリノール酸・オレイン酸・フィトステロールや、プロトピン、フマリン酸などが知られている。 鎮咳作用をもつドメスチンは、温血動物に対して多量に摂取すると、大脳、呼吸中枢の麻痺作用があり、知覚や運動神経にも強い麻痺を引き起こすため、素人が安易に試すのは危険である。 また、近年の研究でナンテニンに気管平滑筋を弛緩させる作用があることが分かった。 また、ナンジノシドは抗アレルギー作用を持ち、これを元にして人工的に合成されたトラニラストが抗アレルギー薬及びケロイドの治療薬として実用化されている。 脂肪油のリノール酸は、コレステロールの血管への沈着を防ぎ、動脈硬化の予防に役立ち、赤い実も白い実も成分は同じで、薬効は変わらない。 知覚神経の局所麻酔、運動神経の麻痺作用があることから、鎮咳に有効とされていて、民間療法では、咳、百日咳、二日酔いに南天の実1日量3 - 10グラムを、水400 - 500 ㏄で半量なるまで煎じ、3回に分けて服用する用法が知られている。 但し、ぜんそくの咳には南天実だけでは止められないので、専門医の指導で漢方薬を用いる必要がある。 のどの渇き、黄色い淡の出る人に良いと言われているが、ナンテンは毒性も併せ持つため用量に注意が必要となり、また身体が冷える人への服用は禁忌とされている。 扁桃炎や口内炎、のどの痛みには、うがい薬代わりに南天葉1日量10グラムを、水600 ccで煎じた液でうがいに用いる。 湿疹には、葉を50グラムほどを布袋に入れて、浴湯料として風呂に入れる。 かつて、民間では船酔いにナンテンの葉を噛んでいた。 ★毒成分 ナンテニン、ナンジニン、メチルドメスチシン、プロトピン、イソコリジン、ドメスチシン、リノリン酸、オレイン酸 毒部位:全株、葉、樹皮、実、新芽 毒症状:痙攣、神経麻痺、呼吸麻痺 ♡文化 ☆花言葉 *私の愛は増すばかり:My love just increases ☆良い家庭:good family 南天の花は、仲夏の季語。 実は三冬の季語。 活け花などでは、ナンテンの実は長持ちし最後まで枝に残っている。 このことから一部地方では、酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立とうとしない人々のことを「ナンテン組」という。 1962年(昭和37年)2月20日発売の6円普通切手の意匠になった。 by Kazyan’s Green Box Artistic flowers :Pink Jasmine;羽衣素馨 2020/4/21//past am 08:00' shooting 2020/4/21//past pm 02:40' upload
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