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ツユクサの花言葉 和堂の一覧

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Kazyan
♡ツユクサ:露草:Dayflower:第5弾❣️ @白い色の妖精たち:Fairies of the white color この写真画像は、散歩中に見つけたシロバナツユクサ:白花露草デス⁉︎ ツユクサは、日本中どこでも見られる、畑の脇や道端などに生えている野草・雑草です。 梅雨シーズンになると、地を這うように枝分かれしながら繁茂し、気づくと30cmくらいの高さのこんもりとした塊となって、2cmほどの小さな青色の花をたくさん付けます。 日本で一般的に「露草(ツユクサ)」の和名で呼ばれるあの青い花は、ツユクサ属の中でも最も代表的な品種で、日本原産と見られています。 今でこそ雑草扱いですが、古代より人々に愛されてきた野の花で、万葉集の中にも多く詠われています。(第2弾ご参照) 花期は初夏から初秋までと長いですが、ひとつひとつの花は、朝開くと、たった半日だけの開花での昼頃にはしぼんでしまいます。 その“はかなさ”が、詫び寂びの風情を尊ぶ日本人の心に響くようです。 青色は、「露草色」という和の色名にもなっています。 白い露草は、露草の中では最も清雅な花ですが、とても可愛らしい白い衣装をつけたフェアリー:妖精たちが集って仲良くバレーダンスを踊っているかのように映えて観えます(╹◡╹) そんなツユクサには、繊細な意味合いの花言葉がいろいろ付いています。 ☆ツユクサ全般の花言葉 『小夜曲(セレナーデ)』 『尊敬』 『わずかの愉しみ』 『恋の心変わり』 『敬われない恋』 『密かな恋』 『なつかしい関係』 ツユクサってどんな花? 東洋のツユクサは欧州では侵略種 ツユクサ科は世界で600種くらいあるといわれますが、主に東アジア原産のツユクサ属(学名:Commelina コメリア) アメリカ原産のムラサキツユクサ属(学名:Tradescantia トラデスカンティア) の2系統で半分以上を締めています。 どちらも花期が等しく花姿も似ているので、ヨーロッパの国ではまとめて一括りのグループと認識されています。 が、ムラサキツユクサ属の仲間は園芸種として植栽されることが多く、花の小さなツユクサ属は、その強い繁殖力で帰化したものが多いものの、若干やっかいな侵略的外来種扱いの傾向も見られます。 日本の露草(学名「Commelina communis コメリナ・コモニス」)は、海外ではほぼ野草・雑草として帰化しています。 英語では、園芸種(主にアメリカ系)は「Spiderwort(蜘蛛の草)」 野草としてよく見られるほう(主にアジア系)は「Dayflower(1日花)」 となんとなく呼び分けています。 花言葉は、英語では、まとめて「Spiderwortの花言葉」として認識されています。 ツユクサ属の中にも園芸種はあるのですが、日本に花言葉文化が取り込まれた時は「ムラサキツユクサの花言葉」として輸入されています。 そして、私たちにとっては古くからなじみ深いツユクサには、日本人的解釈のオリジナル花言葉が付けられています。 花言葉の由来: 「朝咲き夕は消ぬる」万葉集にある句の出だしです。 「朝(あした)咲き 夕(ゆうべ)は消(け)ぬる *つき草の 消(け)ぬべき戀(こひ)も 吾(あれ)はするかも」 『朝に咲いて、夕方にはしぼんでしまう*月草のような、(身も心も)消え入りそうな恋を、私はするのでしょう』 *つき草(月草)はツユクサの別名です。 という、切ない片思いの歌です。 当時、雅な世界では、ツユクサは「はかなさ」の象徴でした。 以下は、そんな意味合いから発生している花言葉です。 ・わずかの愉しみ ・恋の心変わり ・敬われない恋 ・密かな恋 ・小夜曲:セレナーデ ☆ツユクサ属の花には花びらが3枚あるのですが、1枚だけがとても小さくわかりづらいという、変わった構造をしています。 ツユクサ科はみな花びら3枚、おしべ6本の構造です。 ☆花名のエピソード ツユクサ属の学名「Commelina(コメリナ)」は、オランダの高名な植物学者 「ヤン・コメリン(Jan Commelin )」(1629~1692)と、その甥「カスパル・コメリン(Caspar Commelin )」(1668~1731)の名前からとられました。 コメリン家には3人の植物学者がいました。 2人は名を遺す業績を上げたのに、もう1人は早くに亡くなってしまいました。 3枚のうち1枚だけ大きく育たなかったツユクサの花びらのようだ、という点にちなんだそうです。 3人目のコメリン先生を追悼する意味で、 『なつかしい関係』という花言葉を付けたのだと言われています。 ☆聖母マリアにちなんだ花言葉: 『尊敬』 この花言葉だけは、英語のSpiderwortの花言葉: ・esteem not love:恋愛抜きの尊敬 ・regard:敬意 ・amiration:賞賛 からきました。 西洋では、ツユクサの青色は、聖母マリアの衣の色と同じだといわれており、聖母への敬愛を表す花言葉が付いています。 一説には、青紫色は日本では高貴な位を示す色だから、と解説する情報もあります。 どちらにしろ、花色に敬意を感じて付けられた花言葉です。 一方で『敬われない恋』などという言葉もあるので、ややこしいですネ⁈ いろいろと花言葉をまとめてみましたが、なんでかな⁈ それぞれの花言葉の解釈によっては、好ましくない表現もあり、露草を贈答する場合には要注意デス)^o^( 従って、もしも贈答する場合には、カードを付けて、本意を書き記し、自分の選んだ言葉としてのメッセージを伝えるのが良いのではないでしょうか⁉︎ @露草に限らず、華やかな彩りが色んな花や単色の清雅な花やたくさんの花華たちには、花言葉がついていますが、誕生日やお祝いごとのプレゼントの花に、カードを付けて贈ると一層の喜びが増して、その嬉しさは粋なことではないでしょうか⁈ 花華を愛で花言葉を調べてみるのも楽しいものデス(^_-) お楽しみ頂けましたなら幸いです🙏😊 by Kazyan’s Green Shot Artistic Dayflower:露草 2015/July 📷shot 2020/July/5// past am 01:10’ upload
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