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雑草食の一覧

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令月
雑草食第三十弾。 イヌビユ(犬莧)。 (ホナガイヌビユ(穂長犬莧)かも?) 近所に生えてるこの地味ーな雑草。 調べてみたら、「イヌビユ(かホナガイヌビユ)」で、人類にとって、昔からかなり重要な食糧だと知ってびっくり。 またしても、「魅惑的な響きだけどよく知らない」でお馴染みのアーユルヴェーダでも用いられているらしい。 早速、採ってきて洗って茹でてゴマ和えで実食。 これは! さすが! 癖も苦味もなく無条件に美味しい。 穂も一緒に茹でたけど、全然違和感なし。 茎も長いまま茹でてみたけれど、全部食べれた。 これが「犬」呼ばわりされて雑草として駆除されるなんて勿体無さすぎる。 うちの庭に導入することにします。 しかし。三十弾って。 どんだけ雑草食べんのよ、自分。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— Amaranthus blitum ヒユ科ヒユ属 一年草 ヨーロッパ原産とされ、日本では帰化植物として野生化したものが北海道、本州、四国、九州までの全国に広がっている。 若葉や果実は食べられ、青菜のように色々利用できる野草。 なお、ホナガイヌビユは熱帯アメリカ原産で、ジャマイカではカラルーと呼ばれ料理に使われるほか、インドでも野菜として食され、アーユルヴェーダ伝統医学のハーブとして利用されている。
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令月
雑草食第二十九弾。 タカサブロウ(高三郎)。 最近の夏は暑すぎて生きてるだけで精一杯っていう感じで、雑草食どころじゃなかったんですが、タカサブロウが食べられる、どころか中医学でもインドのアーユルヴェーダでも用いられると聞いて。 アーユルヴェーダ! なんと魅惑的な響きよ(ってよく知らないけど)。 というわけで、食べてみました。 例によって洗って茹でて、胡麻と万能つゆでお浸しに。 まず、茎は基本硬くて食べれませんでした。 葉は、キク科あるあるの清涼感のある味と苦味がそれなりに。 ちょっとお浸しでは苦味が厳しいかなぁ。 (徳川将軍家光の好物だったらしいけど) 天ぷらはもちろん、ゴーヤより苦味はないのでチャンプルーみたいにしたら美味しいと思います。 アーユルヴェーダでは、特に髪に良いと言われているとか。 また、茎を切ると黒くなり、高三郎さんがこれで字を書いたとかの逸話もあり、アーユルヴェーダでは髪を染めるのにも使われるらしい。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— Eclipta thermalis キク科タカサブロウ属 一年草 日本の本州(主に青森県深浦町)以南、朝鮮半島、中国、東南アジア、南アジアに広く分布する。日本のものは史前帰化植物ともいわれる。 生薬(全草)「旱蓮草(かんれんそう)」
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61
令月
雑草食第二十八弾。 カラスムギ(烏麦)。 久々の雑草食シリーズです。春こそ雑草食やるべきなのに、何故いつも秋なのか自分でも不思議でしたが、春は庭に次々花が咲くのでそれで手一杯だからですね。 ただ、カラスムギが食べられると知り、まさに今!緑から茶色へと変化した今!食べてみたくて、久々にチャレンジしました🤗 (このシリーズの裏テーマとして、いざという時に備える、というのがありまして。 日本の経済や農業がヤバい🥲のがいよいよ顕在化してきて、気象変動もヤバい🥲今日この頃。 葉ものについては、結構食べられる雑草が身近にあるのは分かったのですが、いかんせんカロリーが足りない。で、前回のヤブマメなんかもそうですが、カロリーを雑草から取れないだろうか、と試し中なんです) どこにでもあるカラスムギ。食べられないからこそのネーミングだと思いきや、オーツ麦の野生種で縄文時代には食べられていたとか。でんじろう先生のYouTubeでも食べているし、かなり沢山の人が食べていて、かなり評判がいい。 散歩道に沢山生えているところがあって、いよいよ枯れてきて(結実して)食べごろかもと思っていたら、ほとんどが刈られてしまいました😞まぁ沢山あっても殻を取り除く(脱穀)するのも大変だし、とりあえず残っていた2本でチャレンジしようと取って帰りました。 で、よく見たら。ほとんどが中身が落ちてしまって入ってない!中身が入っているものは、虫の足みたいな黒くて長い芒(のぎ)が生えています。 で、それを手で殻をむいて実を取り出したんですが、全部でたった6粒…。でも、お米くらいの大きさがあり、雑草でこの量が取れるのはなかなか貴重ではないでしょうか。 6粒と水少々を小皿に入れてレンチンしてみました。 実食。うん、そこそこ柔らかいし、クセもない(6粒じゃ味わう余地もなかったですけれども)。 これは、全然イケます。大量だと脱穀をどうするか問題がありますが、手でむいても、残業したりパワハラ受けながら仕事して食費手にするより効率良いかも、なんて思っちゃいました。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— Avena fatua イネ科カラスムギ属 越年草 ヨーロッパ、西アジア原産。日本では史前帰化植物として全国に分布している。
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54
令月
雑草食第二十七弾。 ヤブマメ(藪豆)。 昨年9月に花を投稿したヤブマメ(画像①)。その時に、地下の豆果が食べられることを知りました。特にアイヌがaha(アハ)と呼び、食用にしていたと聞いて、俄然興味が湧き、地上部が枯れるのを待っていました。(アイヌは、雪が溶けた春に収穫していたそう)。 ヤブマメは、花後サヤインゲンに似た小さな豆をつけます(画像②)が、食べるのはそれではなく、地中にも閉鎖花をつけ、それが結実した豆果を食べるとのこと。 近所のヤブマメのツルたくさん絡んでいる梅の木を覚えておき、すっかり枯れた(画像③)その根元の土を移植ゴテですくってみると、紫がかった豆が!(画像④)ただ、密集してあるわけではなく、一回すくってもせいぜい一、二個、全然ない場所も多くて、それなりの量を採るにはそこそこ時間がかかりました。 家に帰って、洗って、なんとなくトースターで調理。5分くらい加熱して(画像⑤)、実食。 豆まきでまく炒り豆のような風味です。全然違和感なくおいしい。これは普通に「食材」だ!ただ、元々茹でて食べていたようなので 茹でるかレンチンした方が良かったかも。来年またチャレンジしよう。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— Amphicarpaea edgeworthii マメ科ヤブマメ族 蔓性一年草 日本の北海道から九州、朝鮮、中国に分布。 アイヌは地下の果実をaha(アハ)と呼び、食用していた。
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令月
雑草食第二十五弾。 ①コセンダングサ ②タウコギ(?アメリカセンダングサ?) 先日、「半径500m内の雑草」でセンダングサ系を取り上げたら。はい、そうです、食べられることに気づいてしまいました! この、邪魔以外なにものでもない、そこら中に生えまくっている、要注意外来生物が、食べられる!? まぁ色々調べて食べてるうちに分かったんですが、キク科は食べられるものが多いみたいです。また、元々の原産地では、ネイティブアメリカンが薬草として用いていたとか、仲間のアワユキセンダングサ(サシグサ)は、沖縄で薬草として知られているという情報もあるので、食べるのは、そんなに突飛なことではないようです。 で、もう一つ。食べてから気づいたんですが、先日アメリカセンダングサとして取り上げたもの、調べているうちに、在来種のタウコギかも知れないと思いました。いまいち両者の区別が分からないのですが。タウコギは、以前は田んぼに生える雑草として嫌われていたようですが、今では激減しているとか。いずれにせよ、キク科センダングサ属の仲間です。 で、本題。コセンダングサとタウコギを採ってきて、別々に洗って(生で試食するの忘れました)、茹でて(茹で汁がびっくりするくらい黄色くなりました。気にせず花もぶち込んだせい??)、水で洗い、例によって胡麻と万能つゆをかけてお浸しに。 ①コセンダングサ キクの風味が感じられ、少し苦味があるものの、全然イケます。ただ、太い茎は固くて食べられませんでした。 ②タウコギ(?アメリカセンダングサ?) 茎が細いんだけど固くて、全然食べられません。葉も苦いとかじゃないんだけど、なんか変な味がして、まずい…。すぐにギブアップしてしまいました。在来種であるタウコギが食べられていたという形跡がないので、やっぱりこれはタウコギなのか?アメリカセンダングサはそんなにまずくないのか?色々謎も深まった秋の一日でした。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— ①Bidens pilosa キク科センダングサ属 一年草 北アメリカ原産で、世界の暖帯から熱帯にかけて広く分布する。日本では明治時代に確認された帰化植物。牧野富太郎は、京都府南部から滋賀県にかけて普通に見られるとして、センダングサと区別してコセンダングサという新たな和名を与えている。関東地方以西の河原や荒地などに広く分布。 ②タウコギ: Bidens tripartita キク科センダングサ属 一年草 ヨーロッパ、インド亜大陸、北アメリカ、東アジア、北アフリカを含む北半球の大部分に自生する。またその他の地域でも帰化植物となっている。 日本では、北海道、本州、四国、九州に分布。水田や周辺湿地、水路等に生育する。 ②アメリカセンダングサ:Bidens frondosa キク科センダングサ 一年草 北アメリカ原産。日本では大正時代に確認された帰化植物。奄美諸島・沖縄諸島を含むほぼ全国に分布する。アメリカセンダングサの命名は中井猛之進によるもので、セイタカタウコギの命名は牧野富太郎によるもの。
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61
令月
雑草食第二十四弾。 ノゲシ。 先日、オニノゲシとアイノゲシを食べて、ノゲシに出会ったらそれも食べてみたいと書いたんですが、散歩でちょっと違う道に行ったら、いきなり出会いました!これは運命か、天の思し召しかと思いましたが、単にどこにでも生えてるだけなんですよね。 かなり大きくなっているノゲシを2本ほど採取して、洗って、まず葉っぱを生で試食。あれ?苦くない。 茹でて、万能つゆと胡麻をかけてお浸しに。うん、全然癖もなくおいしい! ただ!茎が!結構細いものでも固い!オニノゲシは、もっと全然太かったのに、全然柔らかかった。茹で時間が足りなかった?成長しすぎて固くなってる? よく分かりませんが、以下の結果になりました。 ・ノゲシ/葉おいしい/茎かたい ・オニノゲシ/葉ちょっと口にさわるがおいしい/茎おいしい ・アイノゲシ/葉にがい/茎にがい まぁ個体差かも知れません。春に食べた方がおいしいという情報もあります。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— Sonchus oleraceus キク科ノゲシ属 越年草(二年草) ヨーロッパ原産ともいわれ、世界各地に広まったと考えられている。日本(北海道〜沖縄)には史前帰化植物として入ってきたものとみられる。
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令月
雑草食第二十三弾。 オニノゲシ(写真1枚目)とアイノゲシ(2枚目)。 はい、また気づいてしまいました。先日「近所の雑草」でオニノゲシを取り上げた時、オニノゲシ食べられる、と。しかも、原産地のヨーロッパでは割と普通に食べられているという表記も見かけ。ちょうど犬の散歩ルートにたくさん生えてる場所も見つけていたので、また行きました。 よく見ると、その場所にはこの間投稿した、葉っぱのトゲが痛くないアイノゲシと、葉っぱがもっと硬くて艶があってトゲが痛いオニノゲシが混生していて。両方採ってきて別々に食べてみることにしました。 まずは洗って生のままで試食。 アイノゲシ、苦さが結構ある。 オニノゲシ、トゲがあって食べにくいけど、ん?あまり苦くない! オニノゲシの太い茎には節があって、火を通すと爆発すると書いてあったので、縦に半分に切りました。茹でて、例によって、万能つゆと胡麻をかけてお浸しに。いざ、実食。 アイノゲシ。苦い、苦いぞ。ちょっとお浸しではきつい。 オニノゲシ。苦くないし、トゲもあまり気にならないし、太い茎も柔らかくなってる! これは予想外。そういえば、オニノゲシは美味しいと聞いたのに、食べてみたら苦かったと書いてあるサイトもあったので、それはアイノゲシだった可能性も!?ちょっと大発見かも! こうなると気になるのが、在来種であるノゲシ。ノゲシも食べられるらしいんですが、アイノゲシ(ノゲシとオニノゲシの自然交雑)と同様苦いのか? 出会ったら、また食べてみたいと思います。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— Sonchus asper キク科ノゲシ属 越年草 ヨーロッパ原産だが、世界中に外来種(帰化植物)として分布している。
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55
令月
雑草食第二十二弾。 キツネノマゴ(狐の孫)。 先日「近所の雑草」でキツネノマゴを取り上げた時、気づいてしまいました。キツネノマゴ、食べられる、と。 しかも、平安時代の「本草和名」に生薬として記載されるほど,薬草としての歴史は古く、なんと鬱病にも良いらしい。 これは食べないわけにはいかない!ということで、採りにいきました。 若葉は茹でて食べられる、と書いてあったけれど、花が咲かなければ、キツネノマゴと判定できないので、とりあえず、若葉かは疑問だけど、適当に摘んできました。丈が小さいので、たくさん収穫は難しいです。 さて、洗って生で試食。あまり味はありません。ちょっとモソモソして口にあたる感じ。 例によって、茹でて万能つゆとゴマでお浸しに。うーむ。取り立てて味はなく、やはり少しモソモソする。ただ食べられるには全然問題なく食べられます。(茎は細いけれど固いので除いたほうが良さそう。)途中でもの足りなくて、納豆に混ぜちゃいました。 まぁ、うつ病に良いなら、また見つけたら食べるかも(今回食べても特に気分は変わりませんでしたが)。 ————— Justicia procumbens キツネノマゴ科キツネノマゴ属 一年草 日本の本州から九州、朝鮮、中国からインドシナ、マレーシア、インドなどに分布。 生薬(全草)「爵状(シャクジョウ)」
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60
令月
雑草食第二十一弾。ダンドボロギク。 昨日投稿した草。どうやらダンドボロギクで間違いなさそうなので、食べてみました。 脇から生えている茎が柔らかそうなので切ってみると…。この香りは!春菊!否が応にも期待が高まります。 洗って、葉っぱを一枚生で試食。に、苦い。菊独特の風味も感じます。これは生のままサラダでは無理そう。 茹でてみると、茎の下の方は固くて無理だけど、上の方は大丈夫そう。 いつも通り、万能つゆで味付けし胡麻をかけて、実食。ん…。やっぱり苦い。で、菊独特の清涼感のある風味が…、きつい! というわけで、途中でギブアップしてしまいました。 天ぷらなら全然いけると思うんだけどね。例えばフキなんかも、あのまま茹でて胡麻和えで食べられるかっていうと食べられないと思うので、一概にこれはダメとは言えないけれど、あえてもう一回食べてみようとは思わないです。 見た目そっくりだけど、ベニバナボロギクとは全然違いました。 というわけで、早速庭の2mにも育ったダンドボロギクは撤去されましたとさ。 ————— Erechtites hieracifolia キク科タケダグサ属 一年草 北アメリカ原産。日本にも帰化植物として移入分布しており、北海道・本州・四国・九州に分布する。林縁などの日当たりのよい場所に生える、いわゆるパイオニア植物(先駆植物)。
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令月
雑草食第十八弾。ゴヨウアケビの実。 5月16日に、実がなったよ!と小躍りして投稿した我が家のゴヨウアケビ。アケビとミツバアケビの自然交雑種で牧野富太郎博士が箱根で発見したとか。5ヶ月たち、ふと見ると一つパカーンと割れている!他に二つ割れそうなのがあったので、一緒に収穫(まだ未熟なのがあと二つありました)。 とりあえず、中の種の部分を実食。甘い!もっと酸味とか何かあるのかと思ったら、基本、甘さだけを感じる。昔、プレーンヨーグルトに砂糖が付いていたけれど、あれを舐めているみたい。アケビを食べたのは初めてなので、これがアケビのスタンダードな味なのかゴヨウアケビ特有なのかは分からないけれども。参考にしたサイトに甘い部分だけ食べて黒い実は吐き出すのが面倒と書いてあったんですが、言うほどめんどくなくない? で、残った皮の部分。これも食べられるとか。山形などでは肉詰めにするのが鉄板らしいですが、それは面倒なので、味付けだけ参考に。 まず、ざく切りにして生で実食。苦い!こちらは苦みだけ感じる味。茹でて、また実食。まだ苦いけれど、少し緩和。で、ひき肉と甘味噌炒めにしました。 うん、美味しい👌食感はじゃがいもみたい(見た目もじゃがいもだったけど)。やっぱり苦いけれど、苦いのが好きなので、私は好き。苦いのが苦手な人はだめかも。 それにしても、普段料理というものを基本しない(出来ない、とも言う)んですが、どうしてもアケビを食べてみたい!という欲が打ち勝って料理しちゃったの、自分でもびっくり。 Akebia x pentaphylla アケビ科アケビ属 蔓性落葉低木 日本の北海道を除く、本州・四国・九州に分布し、日本国以外では朝鮮、中国に分布する。 生薬(蔓性の茎)「木通(モクツウ)」   (果実)「預知子(ヨチシ)」
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令月
雑草食第十七弾。クサイチゴの実。 我が家周辺では、この時期あちこちに見かける赤い実、クサイチゴ。前にも投稿しましたが、これは、結構おいしく食べられる野イチゴで、見かけるとつい摘んでしまいます。 私は、洗ってそのまま生で食べます。おいしいとは言っても市販のイチゴほどは甘くないので、ヨーグルトに入れて砂糖をかけて食べることが多いです。ジャムにしたり、果実酒にしたりも出来ると思いますが、うつ病ガーデナーはそんな手間のかかることはしません😚 今の時期、ヘビイチゴもよく見かけます。ヘビイチゴに毒はありませんが、食べても味がなくまずいです。 クサイチゴとヘビイチゴの見分け方は、写真で分かるかな、クサイチゴの実は、一つ一つ独立した粒が集まって丸くなってる感じ。右下のヘビイチゴの実は、丸い本体に、点々がバラバラにくっついてる感じです。 他の違いは、 クサイチゴ:膝くらいまで立ち上がった草姿、茎にトゲがある、花が白い ヘビイチゴ:地面に貼り付いたように這っている草姿、茎にトゲがない、花が黄色い ってところでしょうか。 クサイチゴ Rubus hirsutus バラ科キイチゴ属 落葉小低木 中国、朝鮮半島、日本に分布。日本では、本州、四国、九州と広く分布。 ヘビイチゴ Potentilla hebiichigo Yonek. バラ科キジムシロ属 多年草 アジア南東部と日本全土に広く分布 生薬(全草)「蛇莓(ジャバイ)」
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