警告

warning

注意

error

成功

success

information

天の平瓮投げ所の一覧

いいね済み
387
Kazyan
青島神社シリーズ④ ・元宮の社殿 ・色んな見どころ ☆青島神社は有名な神話「海幸彦・山幸彦」の舞台であり、山幸彦と豊玉姫が結ばれた地でもあることから、縁結びにご利益があると言われています。 ☆ハート形の絵馬やオブジェ、恋みくじなど、境内には恋愛成就にあやかれそうなアイテムが多数あり、ハート形に見える「猪の目(いのめ):左側枠中央」など、「隠れハート:左側枠上段」を探すのも旅行者の間で人気があります。 ♡絵馬で出来たトンネル「祈りの古道」を通った先にはビロウ樹に囲まれた「元宮:右側枠上段」があり、弥生時代頃から祭祀が行われていたと伝わります。 現在では、寄り添うようにそびえる木「夫婦ビロウ」に願い事によって色が違うこよりを結ぶ「産霊紙縒(むすびこより)左側枠下段」や、磐境に土器の皿を願い事を呟きながら投げ入れ、入ると願いが叶い、割れると開運厄除になるという「天の平瓮投げ(あめのひらかなげ):右側枠:下段」ができ、多くの人が幸福を願って投げています。 【豆知識】 ☆ 元宮:もとみや: 青島神社の元宮と伝えられる元宮跡から、弥生式土器、獣骨等が出土し、古い時代から小祠があり、祭祀が行われたものと推定されている。 ここ青島は、七百万年前の隆起海床に貝殻が堆積してできた島である。 依って青島の別名を「真砂島」とも云う。 古代万葉の人々は、和歌の中で「濱の真砂」と詠み、数多い貝殻の中から自分の心情に合った貝を探し、それに想いと願いを込めたのである。 青島では、貝の中でも特に「タカラガイ」が真砂と呼ばれ大切にされてきた。 神社前の浜辺にて真砂を探し、自身の想いと願いを込めてこの波状岩にお供え下さい。 悠久の時を刻み続けるこの元宮の地であなたの想いは静かに息づくことでしょう。 ☆猪目:いのめ: Q:猪目(いのめ)とは何かご存知でしょうか? ・お寺や神社などの建物にある「ハート型」です。 「なぜハートなんだろう?」と気にされる方も多いはず。 実は、ハートではなくイノシシの目、つまり「猪目」と呼ばれる文様なのです。 Q:なぜイノシシの目なのか、どんな意味や由来があるのか? 「猪目は奈良時代に中国から伝わった」という文献もあれば「古墳時代の刀にも同じ文様が見られるのでルーツは非常に古い」という文献もあります。 諸説あるので真相は分かりませんが、「魔除けのため」というのは間違いないと思います。 *隠れハートも同じように「魔除けのため」のものではないでしょうか?   *「恐ろしいもの」を祀って災いを防ぐ不思議な文化がある日本では昔から「忌むべきもの」や「恐ろしいもの」を祀ったり信仰したりすることで災いを免れようとする変わった文化があります。 「タタリガミ」という言葉もありますが、災いが起こると「タタリ」と呼んで崇めることで防災を祈る。 災害の多い日本ならではの発想かもしれません。 今では「学問の神」と呼ばれる菅原道真公や、商売繁盛のご利益があるとされる恵比寿様なんかも元は不幸な人生から災いをもたらすと言われていました。 鬼瓦や猪目もそうした信仰の一つなのでしょうか? 恐ろしいものをまつり上げて、あえて縁起の良いものに変える! 日本人的な発想では、何かと縁起を担いで、負のマイナス要因をポジティブなプラス要因にすり替えしまうような日本的な特異な文化があるのではないかと思ったりもします。 定かではありませんが、ある意味では、何と優しい「災い転じて福となす」みたいなことなのかなと思いますデス⁉︎ 猪は怖いですけど、その目は可愛いと思って、宮大工さんや彫刻師などが考案した、「魔除け」の装飾建築デザインではないかと思われます。 ☆ 天の平瓮投げ: ここ元宮は古代の臨時祭祀(お祭り)の址(あと)として伝えられる聖地で ある。 この処より、割れた弥生式土器が多数出土している。 土器の皿は、祭器 (お祭りに使う道具)の一つであり、平瓮(ひらか)と言う。 『日本書紀』神 武天皇条には、「天平瓮八十枚を作り(神酒を入れる瓶)を作りを敬いなさい。 又 、身を清めて呪言を唱えれば敵は自然に降伏するだろう」とある。 以来、素焼き の盃をかわらけと称し朝廷にても古くから用いられ、神宮神社に於ても神饌を 奉るには主として土器を用いてきたのである。 身を清めに天の平瓮を奉づれば 吉凶が占われる。 即ち磐境に投げ入れば心願成就し、天の平瓮が割れれば開運 厄祓になるとされる重要な天の平瓮神事である。 ☆産霊紙縒:むすびこより: 産霊紙縒:むすびこよりは、古来より我が国では、万物全ての始まりは産霊(結び)の力から生成されると信じられて来た。 紙縒の呪力には、糸、紐、綱、縄などに共通する霊的な力でものを結ぶ「魂結び」機能がある。 江戸時代には、心を寄せる相手を想い紙縒を、神社の格子や神木に結びつけ、結婚を祈願するということが行われていた。 また紙縒は、水引きとして用い色の染め分けや結び方などによって、吉凶の別が生じる。 ヒモの語源は、「引き結ぶ」からきていると云われる。 古代には、紐のことを「緒」と呼んだ。「玉の緒」「年の緒」「息の緒」等があるが、いずれも生命に関わるものである。 不想議な力を秘めている紐の呪力は、災いや病気を除いたり、恋人に巡り逢えるように、といった願いを込めたまじないに用いられることが多い。 『万葉集』の恋の歌には紐という言葉が多く使われている。 皆様御祈願の産霊紙縒は、願いが解けないように結びつけるとよいとされています。 @古代より伝承されている日本文化には、とても意義深いものが沢山ありますが、この青島神社には神話伝説もあり、知るほどに面白い発見がある⁉︎有りますょ⁉︎ 是非、GSの皆さま一度青島神社に来てみなさらんですか⁉︎ ほんにイイ所デスょ⁉︎ by Kazyan's Green Shot 青島神社シリーズ⑤ 2121 Jan 15/past pm 06:10':upload
  • 前へ
  • 1
  • 次へ
1件中 1-1件 を表示

人気のコラム一覧

2024.02.14

春に咲く花といえば?4〜6月に見頃を迎える春の花一覧

by.GreenSnap編集部
2019.10.16

簡単DIY!「100均製氷ケース」で多肉ポットを作ろう!

by.hana (a piece of dream*)
2022.08.31

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にも...

by.GreenSnap編集部
2020.01.29

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツ

by.mokutaro(杢太郎)
2020.01.15

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!

by.内田アリ
2024.02.14

冬に咲く花といえば?寒い時期を彩る人気の冬の花一覧

by.GreenSnap編集部