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梅の木:白梅の一覧

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Kazyan
アケビ:木通/通草:chocolate vine/five-leaf Akebia/Akebia ♡この写真画像は、万葉の藪庭の梅の木にアケビの蔓が絡んで、沢山の淡紫色の花を鈴なりにして咲かせているもので、空高く遠望には白い🌗半月:下弦の月が観られました⁈ これらの様子を朝8時過ぎに撮影したものデス⁉︎ ☆アケビ:木通/通草は、アケビ科の蔓性落葉低木の一種(学名: Akebia quinata)であるが、アケビ属(学名: Akebia)に属する植物の総称でもある。 英名:chocolate vine/five-leaf Akebia/Akebia ☆形態・生態 茎は蔓になって他物に巻き付き、古くなると木質化する。 葉は5つの楕円形の小葉が掌状につく複葉で、互生する。 花は3- 5月に咲き、木は雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色。 花被は3枚で、雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、雌花の中央部にはバナナの果実のような6 - 9本の雌しべが放射状につく。 雌花の柱頭(先端部)には、甘みを持った粘着性の液体が付いており、花粉がここに付着することで受粉が成立する。 雌雄異花で蜜も出さないので、受粉生態にはよくわかっていない点が多いが、雌花が雄花に擬態して、雄花の花粉を目当てに飛来する小型のハナバチ類を騙して受粉を成功させているのではないか、とする仮説がある。 ハエ類が甘みを持った粘着質を舐めに来る際に受粉していると考えられる。 受粉に成功した個々の雌しべは、成長して果実となり、10センチメートル前後まで成長する。 9 - 10月に熟して淡紫色に色づく。 成熟した果実の果皮は心皮の合着線で裂開し、甘い胎座とそこに埋もれた多数の黒い種子を裸出する。 この胎座の部分は様々な鳥類や哺乳類に食べられて、種子散布に寄与する。 ♡利用:人との関わり 種子を包む胎座が甘みを持つので、昔から山遊びする子供の絶好のおやつとして親しまれてきた。 味は熟した柿のような味がする。 果皮はほろ苦く、内部にひき肉を詰めて油で揚げたり刻んで味噌炒めにするなど、こちらは山菜料理として親しまれている。 主に山形県では、農家で栽培され、スーパーで購入することができる。 また、東北地方などでは、新芽(山形県や新潟県などでは「木の芽」と呼ぶ)をやはり山菜として利用している。 その他、成熟した蔓は、籠を編むなどして工芸品の素材として利用される。 また、秋田県では、種を油の原料としている。 江戸時代から明治時代にかけては高級品として珍重され、明治以降生産が途絶えていたが、近年復活した。 ☆生薬 アケビまたはミツバアケビの蔓、葉、根、果実には薬草としての効能があると言われている。 中でもつる性の茎は木通:もくつうという生薬である(日本薬局方に記載の定義による)。 木通は、利尿作用、抗炎症作用、通乳作用などがあり、竜胆瀉肝湯:りゅうたんしゃかんとう、当帰四逆加呉茱萸生姜湯:とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとうなどの漢方方剤に使われる。 また、木通とまぎらわしいものに関木通(かんもくつう)というものがある。 これはアケビ類とは別の植物(ウマノスズクサ属)であり、腎臓障害を起こすおそれのある成分アリストロキア酸が含まれている。 名前が似ている上、中国などでは関木通を「木通」としていることもあるので十分な注意が必要である。 「木通」を利用する場合は日本薬局方のものが無難である。 ☆近縁種など 同属のものとしては日本には以下のものがある。 ☀︎ミツバアケビ Akebia trifoliata 小葉が3枚。 往々にしてアケビと混じって生育している。 ☀︎ゴヨウアケビ Akebia × pentaphylla アケビとミツバアケビの雑種とされる。 その形態は、小葉は5枚ながら緩やかな鋸歯を持つなど、両種の特徴を受け継いでいる。 ただし、アケビに「ゴヨウアケビ」の流通名を付けて販売している場合がある。 ☆栽培 商業栽培では、品質に優れたミツバアケビ由来の品種が多く用いられる。 安定した結実のため、人工授粉を行うことがある。 自家不和合性があり、他品種との混植などが必要である。 アケビとミツバアケビは交雑しやすいため、ミツバアケビ由来の品種に対し、アケビを授粉樹として用いることもある。 *また、日本には、アケビ属以外のアケビ科植物として、常緑のムベ(ムベ属)が知られている。 我が万葉の藪庭には、3本ほど植栽しているが、果実がなるのは、今のところ一本だけデス⁉︎ *ムベの葉っぱ🍃は大きくそだち、アケビの葉っぱ🍃は小さな時から5葉の可愛い葉っぱが観られます⁉︎ 観葉植物として鉢植えしたり、地植えして育てるとそれなりに楽しめます⁈ 果実が成るのには、5年くらい先デスが、花が咲いたら刷毛などでそっと優しく授粉を手伝うと、果実がつきやすくなります。 沢山の花が咲くようになったら、自然のままでも果実がつくようになりますが、鉢植えの場合には、出来る限り、室内ではなく外気の当たる暖かい場所で、水を切らさないように育てることになります。 GSの皆さま❣️ トライしてみませんか? アケビもムベも結構楽しめますょ⁈ by Kazyan's Green Shot Artistic: five-leaf Akebia 2021 Mar 7/past pm 10:30':upload
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