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【取り組み事例】メルシーフラワー:GreenSnapと連携して作り上げたコンテンツを活かし、自社HP刷新へ。

メルシーフラワー メインビジュアル
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株式会社メルシーフラワー(www.merci.co.jp)は、量販店向けカジュアルフラワーの製造・納品・売場作りのパイオニアとして、首都圏をメインに委託販売を中心とした花の販売活動を展開しています。

第2回目のインタビューである今回は、前回ご紹介したGreenSnapと連携したSNSプロモーションから、HP刷新へつながった事例について常務取締役の小林新一氏にお話を伺いました。

(写真)左から株式会社メルシーフラワー 常務取締役 小林新一氏、GreenSnap株式会社 取締役 澤田翼

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届けたいターゲットに向けた訴求を。メルシーフラワーのHP刷新の狙いは?

メルシーフラワーのHPリニューアルをGreenSnap BtoBチームが担当。SNSプロモーションの一環として、GreenSnapと共に2年間にわたりGreenSnap上で発信してきたコンテンツをメルシーフラワーの自社サイトに移し、オウンドメディア化を図った。また、チャットボットを用いたBOPIS(※)を導入し、メルシーフラワーの販売形態を広げたひとつの成功例となっている。(※:Buy Online, Pickup In Store)
>>メルシーフラワー公式サイト<<

ーーーまずはメルシーフラワーがHPを刷新した理由について聞かせてください。
以前のHPは会社の基本情報などが掲載されたいわゆる真面目なコーポレートサイトでした。それは当時HPに掲載できるコンテンツが少なかったことも理由にあったのですが、前回のインタビューで日巻がお話した通り、GreenSnapと連携することによってメルシーフラワーが発信するオリジナルコンテンツがだんだんとストックされてきたんです。

2020年2月にGreenSnap内に開設したメルシーフラワー公式アカウントで、花を気軽に楽しむ“ハナカジ”をキーワードに発信を続けてきた結果、公式アカウントのフォロワーが1.6万人近く(※2022年11月現在)まで伸び、さらに並行して発信を進めてきたInstagramのフォロワーも増加しました。

GreenSnapを通して着実にメルシーフラワーの名前が広がってきた流れを自社のこれからの事業にも結びつけていくために、古いHPを刷新することを決めたという経緯です。街のお花屋さんに引けを取らない売り場と品揃えを目指して「専門店化」を進めている私たちの事業の後押しにもなると考えましたし、新卒採用などリクルートの側面でも有効に働くのではないかと狙っていました。

GreenSnapとの連携によって起こった好機を逃さないためにHP刷新を行ったのですね。どのようなHPにしたいか、希望はあったでしょうか?

メルシーフラワー インタビュー

総務省の「切り花の年間支出金額と購入頻度」の調査では、20〜30代の若い世代は年間2,000円にも満たないほど花を消費しないという結果が出ています。メルシーフラワーの10年後、20年後を見据えて考えると、若い世代に花に興味を持ってもらい、カジュアルに花との接点を持ってもらうために誰もが親しみやすいサイトにしなければいけませんでした。

また、今の時代は検索して終わりではなく自ら能動的に情報をつかもうとする方が多いですから、我々もメディアサイトのように積極的に情報発信を行い、HPに来ていただいた方に楽しんでいただけるサイトにしたいと考えていました。

GreenSnapのメインユーザーは30代〜40代の女性中心だと聞いていましたし、メルシーフラワーが狙う30代〜40代のニューファミリー層に合わせておしゃれで明るい提案をしていただけるのではと思い、GreenSnapにHPのリニューアルを依頼しました。

※切花の年間支出金額と購入頻度
www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/attach/pdf/kakiitakuhoukoku-6.pdf

これまで制作したコンテンツを活かしたHPづくり

今回のHPリニューアルでもハナカジMovieのページを追加しましたが、GreenSnapとの連携では動画制作に力を入れました。その理由はあるでしょうか?

メルシーフラワーはスーパーマーケットやホームセンター、量販店で花の委託販売を行っています。街のお花屋さんよりもカジュアル且つリーズナブルに、鮮度がよく質の高いお花をお求めいただけることが強みですが、無人のショップであることから購入したお花の楽しみ方を提案しずらい状況にありました。

そこで、GreenSnapとコラボして、買ったお花の管理方法や楽しみ方を伝えるコンテンツを作り始めたんです。当初はコラム記事なども制作していましたが、スーパーマーケットで気軽に購入できるお花の楽しみ方を伝えるには動画の方が伝わりやすく、動画に対する周囲からの反響が大きかったことから「ハナカジ動画」としてシリーズ化した動画制作に力を入れることになりました。

当初はGreenSnapアプリ内だけで限定的に配信していましたが、メルシーフラワーのYouTubeの公式チャンネルを開設して発信をするほか、リニューアルを機に自社サイトにも掲載してオウンドメディア化してきた流れがあります。今後も動画作成と配信を続け、HPを訪れていただいた方により楽しんでいただけるコンテンツを充実させていく予定です。

メルシーフラワー 透かしほおずき

GreenSnapと一緒に一番最初に作った「透かしほおずきのつくりかた」は特に反響が大きい一本でした。ほおずきといえば世間的にはお盆のお花という印象しかなく、お盆が過ぎたら捨てられてしまう花材だったんです。

しかし、まだ綺麗で観賞価値があるほおずきを再利用して楽しんでいただける方法を伝えられたらという思いでこの動画を作りました。コロナ禍以降“ロスフラワー”という言葉が広まりましたが、メルシーフラワーのサステナブルな取り組みとしてお客様に提案できたのではないかと思っています。

簡単なアレンジだけでほおずきをインテリア感覚にして遊べたり、ランプを入れることでハロウィーンにも楽しめます。気軽に購入できるメルシーフラワーのお花だからこそ、お子様の夏休みの自由研究や工作にも使っていただけますし、花の飾り方やラッピング以外にも提案できることがあると気付かされたのもこの動画がきっかけでしたね。

また、これまで作ってきた動画には社員研修の側面も含んでいます。社員に対しても、動画で分かりやすく花の活かし方を伝えることができ、売り場などでも実践してくれていますよ。

HPリニューアルで実現した機能

みんなのハナカジ

HPリニューアルではさまざまな機能を追加しましたが、実際に実現できたことを教えてください。

これまでGreenSnapと一緒に作ってきた動画やコラムを「ハナカジMovie」や「ハナカジコラム」というコンテンツとして公式サイトに出し、メディアサイトのように訪問した人に楽しんでいただけるWEBサイトを実現できました。「フォトコン・キャンペーン」ページではGreenSnap内で行うメルシーフラワー主催のフォトコンテストにもリンクしています。

みんなのハナカジ」というページでは、GreenSnapアプリで投稿されたメルシーフラワのお花を楽しむユーザーさんの画像が表示されるように連動しているんです。

また、御社からの提案で導入したチャットボットはまさに画期的でした。メルシーフラワーの無人販売という特性から、以前は「どこのスーパーで扱っていますか?」「このお花の育て方は?」というさまざまな質問が電話でかかってきて、その対応に時間がかかっていたんです。

チャットボットを導入したことにより、販売店や住所などの情報をすぐに案内できるようになりました。これはスーパーマーケットの中で販売を行うため大々的な看板を出せない我々からするとかなり画期的なことで、なおかつそこから販売に結び付けられるチャンスが広がったということでもあります。カスタマーサクセスの大幅な軽減に繋がり、お客様の利便性も大幅に高まったと思います。

チャットボットのキャラクターもGreenSnapのスタッフに描いていただき、名前はSNSアンケートからの一般公募で「メルトくん」と名付けました。デザインからイラスト、そして素晴らしい動画の撮影まで一貫してGreenSnapで対応してくださり、守備範囲の広さには驚きましたね。

会社概要ページも大幅にリニューアルされましたね。メルシーフラワーで働く社員の皆さんの顔が見え、仕事の流れを一周するように紹介するコンテンツを提案させていただきましたが、反応はいかがでしたか?

ドローンが空から撮影した場面から始まる動画はとても好評を得ていて、採用の面でも大きく貢献しています。以前よりも会社の情報を理解して面接に臨んでくれる方が増えましたし、インターンの学生もHPやインスタグラムをしっかりチェックしてくれていますね。HPから応募があるので、加工レーンのパートさん募集のチラシを入れることもなくなりました。

メルシーフラワー 会社概要

新しくなったHPとメルトくんで、メルシーフラワーをもっと身近な存在に。

メルシーフラワー

リニューアルしたHPで今後実現していきたいことはありますか?
HPリニューアルで追加したチャットボットのメルトくんから花束やアレンジメントを注文すると、メルシーフラワーの入っている最寄りスーパーマーケットで受け取れる仕組みが追加できました。これは、いわゆるBOPIS(※)と呼ばれるサービスですが、今後さらにこのサービスの認知を広げて、一般のお客様からの受注量をもっと増やしていきたいと考えています。(※:Buy Online, Pickup In Store)

メルシーフラワーは毎日スーパーに納品に行くので、ご指定いただいた日時までに送料無料でご注文品をお届けすることができます。お会計もスーパーのレジで完結できる仕組みなので、お客様にとっては毎日お買い物をするスーパーで専門店と変わらない品質のお花を買うことができ、普段のお買い物と一緒にお会計ができるという利便性があります。

また、我々からすれば、お取引先である660店舗のインフラを利用してタイムリーに鮮度の高い商品を提供できるんです。花卉業界でのBOPISは恐らく弊社が日本初ではないかと思っています。

今も少しずつご注文の数が増えていますが、まだまだ注文数は少ない状況です。お客様にとっても我々にとっても、双方のメリットが高いこの仕組みを今後もっともっと広げていきたいですね。そのために、HPの訪問数を上げ、SNSプロモーションにも引き続き力を入れながら「スーパーのお花」の認知度と価値を向上させていきたいと考えています。

ありがとうございます。その他に、HPリニューアルで印象に残っていることはありますか?

メルシーフラワー 小林新一氏

運用面において、以前よりもかなり簡潔になりました。GreenSnap内でのページ運用やSNS・コンテンツ制作など一貫して御社にお願いしているので、あらゆることがスムーズに進みとてもありがたく思っています。相談の段階から制作に携わっていただき、スタッフの皆さんが明るく親切で、本当に楽しみながらHPリニューアルができたことが何より良かったことでした。

御社にHPを手掛けていただいたことで、自社HPとGreenSnapアプリとの親和性がより深まったようにも感じています。GreenSnapが持つたくさんのフォロワーさんの中で、まだメルシーフラワーを知らない方にも「花」というキーワードでつながっている状況が以前より増えていると実感していますね。

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