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もちっこさんのミシマサイコの投稿画像

2022/10/29
9月11日撮影 都立薬用植物園

黄色くて小さい花がたくさん。
オミナエシではなく、見るからにセリ科…という感じの花序です。
ミシマサイコ。小さくてきれいな花序。

わたしはこの植物園で初めて知った名前ですが、名前を知るとちょこちょこ見かけるようになりました。
花屋さんでも見ていますが、自生のものは絶滅危惧II類(VU)なのですね。

ミシマサイコ(三島柴胡)
セリ科ミシマサイコ属

黄色い複散形花序をつけるセリ科の多年草です。しかし葉は平行脈を持つ細長い単葉で、羽状複葉などが多数派のセリ科にあっては例外的な形態をしており、むしろイネ科の葉を思わせる外観です。
ミシマとは東海道の三島宿に由来し、かつて三島宿に集荷されたミシマサイコが良質であったことによります。
野生のミシマサイコは絶滅危惧種に指定され、流通しているサイコは国内外で栽培されたものです。
【生薬名】サイコ(柴胡)
【薬用部分】根
【用途】漢方処方用薬:精神神経用薬、消炎排膿用薬、保健強壮薬その他の処方に配合(小柴胡湯ほか)
【成分】サポニン(サイコサポニンa-f)など
【原産地】日本(本州・四国・九州)、中国、朝鮮半島
【植物のある場所】漢方薬原料植物区
(東京都薬用植物園 季節の花 より)

多年草、高さ30~70㎝。根は太く、細長い円錐形~円柱形、黄褐色、深いしわがある。全体に無毛。茎は細くて硬く、直立し、上部で分枝してジグザグに曲がる。葉は根生するか、茎に互生し、茎葉は無柄、根生葉には柄がある。葉身は単葉、長さ4~15㎝、幅0.5~15㎜の線形~広線形、全縁、硬く、両端が次第に細くなり、5~7本の平行脈がある。複散花序は小型。苞(総包片)は1~3個。小苞(小総包片)は5個、花柄より長い。小散形花序に花が5~10個つき、花は小さく、直径約2㎜、黄色。花弁は5個、先が内曲する。雄しべは5個。子房下位。果実は楕円形、長さ約3mm、褐色。
(三河の植物観察 より)

花弁がクルンと巻いているから丸く見えるんですね。雄しべもちろちろと間から見えています。

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