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ひなこひなた
2023/10/05
白い彼岸花。
荒れ果てた庭の草木をかき分けのぞき込んでみると清々しく姿を現した。
今年も咲いてくれてたんやね。ありがとう。
寒さ残る2月のあの日も苦しかった夏のあの日々も土の中でじっと芽吹く時を待っていたんだ。
花は裏切らない。
41歳で旅立ってしまった息子。
彼岸にはたどり着きましたか?
20年にも渡る精神疾患との苦闘。
最後の最後に鼻腔がん・神経内分泌がん(nec)だなんて何百万人にひとりという確率の稀少がんに取り憑かれてしまってどれだけ無念だったろうかと慮る。
すべての苦痛から解き放たれて今はもう清浄な魂となって先に待つ祖父母や祖父、大叔母に囲まれて安らかな面持ちで過ごしていることだろう。
父は喜んでいるだろうな。
待望の男の子。孫が自分の元にやって来てくれて。
ふたりで一体どんなことをして遊んでいるんだろう。
狩猟やキャンプ、青少年の育成に携わり柔道を教えていた亡き父。
女の子だから、と近隣の男の子たちを集めた野外活動にもわたしは参加させてもらえなかった。
男の子がいたらなあ、わたしにはチクリと突き刺さる何気ない言葉が悲しかった時もある。
今どうですか?あなたの元に待望の男の子の孫が寄り添っていますよ。
可愛がってやってください。
近くて遠い彼岸の彼方に思いを馳せながら両手を合わせます。
くろちゃん
2023/10/07
息子さん天国で、おだやかに過ごされていることでしょう。
治療つらかったでしょうね。
コロナで、面会も制限されてたかな❓
私も、父の入院中一度も会えないままでした(T . T)
いづれ私たちも、あの世行きです。
この夏いとこや友人亡くなり、悲しくてさみしい思いをしました。が、あー私死んだらあっちに、会いたい人たくさんやなぁと
思いました。
白い彼岸花大好きです☺️
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1
返信
ひなこひなた
2023/10/07
@くろちゃん
つらかったよぅ。
息子は抗がん剤治療の時も放射線治療の時もこちらからせっついて聞いて『せやなぁ、つらいなぁ』『そら、だるいでぇ』と飄々と答えるだけ。
ほんまに大丈夫なんか⁉️もっとしんどい時はしんどいって言わなあかんねんで!先生や看護師さんに『しんどい』ってしんどそうに言わなあかんねんで!しんどいって言うて甘えてええんやで!とこっちが必死で説得してました。
でも息子は『大丈夫やで👌』『オレはこんなに体力があるねん。』と力こぶ作ってわたしたちに見せて『オレは死なへんよ。大丈夫やからな』って亡くなる直前まで言ってました。
コロナは5類に引き下げられて以降、面会の制限は解除されたものの亡くなる数日前に病棟スタッフがコロナに罹患したそうで面会禁止になりました。
くそぅ…!と思ったけどリモート面会を駆使して画面越しに会話することが出来ました。
仕事もあって次の休み(8月22日)にはそっち(入院先)に行くから待っててな!と声をかけた翌朝(8月21日)出勤直前に病院から連絡があり急いで駆けつけました。
スゥーッと眠るように静かな呼吸を2回繰り返して息子は旅立ちました。
穏やかでやさしい眼差しと表情でした。
エンゼルケアも一緒にさせてもらって最後の息子のぬくもりに触れました。
可愛がってくれた曽祖父母、亡き父(祖父)に迎えられてきっと息子はしあわせにしていると思います。
職業柄ひとの死に立ち合うことも多いですが、年齢を重ねてくると近しいひとたちとのお別れも身近になってきましたね。
自分もいつなんどき⁉️と思うような年齢になってきました。
向こうに行っても懐かしい面々に会えるかと思うと心細さは和らぎますね。
でも今は年老いた母を少しでも元気に過ごしてくれるよう支えて暮していきたいと思います。
白い彼岸花は母が庭に植えたものです。
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2
返信
くろちゃん
2023/10/07
@ひなこひなた
さん
息子さんがんばりましたね‼️
お母さんも👏
残されたものたちは、元気にすごしましょう🌿
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1
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ひなこひなた
祖父母が遺してくれた庭の草花や母の育てている庭の草花の名前が知りたくてGreenSnapを始めました。20年に渡り精神疾患で自宅療養中の長男を支えていましたが最後はがんが判明し告知から半年足らずR5.8月に41歳で旅立って行きました。 わたしなりのグリーフワーク。草花に癒やされ少しずつでも元気を取り戻そうとGS投稿を再開しました。どうぞよろしくお願いします。
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荒れ果てた庭の草木をかき分けのぞき込んでみると清々しく姿を現した。
今年も咲いてくれてたんやね。ありがとう。
寒さ残る2月のあの日も苦しかった夏のあの日々も土の中でじっと芽吹く時を待っていたんだ。
花は裏切らない。
41歳で旅立ってしまった息子。
彼岸にはたどり着きましたか?
20年にも渡る精神疾患との苦闘。
最後の最後に鼻腔がん・神経内分泌がん(nec)だなんて何百万人にひとりという確率の稀少がんに取り憑かれてしまってどれだけ無念だったろうかと慮る。
すべての苦痛から解き放たれて今はもう清浄な魂となって先に待つ祖父母や祖父、大叔母に囲まれて安らかな面持ちで過ごしていることだろう。
父は喜んでいるだろうな。
待望の男の子。孫が自分の元にやって来てくれて。
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男の子がいたらなあ、わたしにはチクリと突き刺さる何気ない言葉が悲しかった時もある。
今どうですか?あなたの元に待望の男の子の孫が寄り添っていますよ。
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近くて遠い彼岸の彼方に思いを馳せながら両手を合わせます。