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コウヤボウキの一覧

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高野箒(コウヤボウキ) キク科コウヤボウキ属の落葉低木。山地のやや乾いたところに生える。よく枝分かれし、高さ0.6~1mになる。茎や葉に短毛がある。葉には2型ある。1年目の枝には卵形の葉が互生し、2年目の枝にはやや細い葉が3~5個ずつ束生する。花期は9~10月。花が咲くのは1年目の枝のみで、2年目は葉はつくが、花は咲かずに枝は枯れてしまう。頭花13個ほどの筒状花からなり、白い花冠の先は5つに切れ込み、リボン状に反り返る。総苞の外片は小さく、内片は長い。果実は痩果で、表面に伏毛が密生する。冠毛は淡褐色。ときに赤みを帯び、冬に細い枝先についた淡紅色の冠毛は枯れ野で目につく。 和歌山県の高野山で本種の枝を材料に箒が作られたことが名前の由来。816年に空海(弘法大師)が高野山に真言宗の霊場、金剛峯寺をつくり(後に完成)大道場とし、人間の心を惑わしそうなものすべてを本山の敷地内に植えることを禁じた。果樹などとともに竹も含まれた。竹は筍が採れるし、竹を加工して篭、花器などが作れる。これらのもので利益を得ることができると修行に差し支えると考えたからである。高野山では竹がないので、竹箒の代わりに高野箒の落葉後の枝を集めて束ね箒を作った。これが『高野箒』として広まった。また、開山の際に現れた大蛇を弘法大師が竹箒で退治し、竹箒に封じ込めたたため(あるいは、大蛇の怨霊が竹箒にのりうつったため)竹箒の使用が禁止され、高野箒が使われるようになったとする説もある。 出典『山に咲く花』『草木の種子と果実』『野草の名前』
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