洋ラン【フィンブリアタ】《ラン科》 《セロジネ属》

今年も11月末からポツポツ咲き始めました。 例年、12月中旬～2月頃まで咲くので、今年はスタートが少し早めですね。 日本では、セロジネ ユニフローラ/ユニフロラという、付けられたこともないウソ名で呼ばれているセロジネ フィンブリアタです。まっ、ほぼ日本中の花屋がウソ名で売ってるので、年に1回くらい、こんなところでこの話を書いても、何も状況は変わらんですが。 セロジネ フィンブリアタ Coelogyne fimbriata Lindl. 1825 ラン科セロジネ属 中国南西部からヒマラヤ山麓にかけての東南アジア(スマトラ島、ボルネオ/カリマンタン島を含む)の低地～高地に分布する広域分布種です。 環境適応力が高く、日本の夏の暑さも問題にしませんし、冬も氷点下５℃辺りまでは問題ない事を確認しています。っていうか、氷点下２℃くらいまでは普通に咲き進みますからね。 一つ一つの花は小さくて、しかも、いくら蕾が沢山付いても一斉に開花することはないので、いくら大株にしても全然華やかにはなりません。上の📷のような寂しい感じになります😅 一株で10～20バルブ程度が丁度いいんでしょうかね～。

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 また咲きだした😊♬♬ Coelogyne Fimbriata

Coel. fimbriata fma. alba セロジネ フィンブリアタの白花品種。 昨日の朝から蕾が綻び始め、今朝やっと全開に。 色は若干黄色みを帯びていて、白というよりはクリーム色に近いですね。 直径3cmほどの小さ目な可愛らしい花ですが、とても強健で増殖しやすく、その性質は可愛らしいとは程遠いようです。

Coelogyne fimbriata セロジネ フィンブリアタ

Coelogyne fimbriata セロジネ フィンブリアタ 神代植物公園温室ラン室にて。 家にもCoel.fimbriataは居るけど、こんなに大きくなるのかと目を疑う。 よく見ると植物体が幾重にも折り重なり、中心に古いバルブもあるようだった。 何年くらい掛かるのかな？ 自分もやってみたくなる。

思い切ってバークチップに植え替えたセロジネフィンブリアタ。 水苔植えの時は見られなかった菌糸の様なものが出ています。 これがラン菌なのかしら？ それとも、別の何か？

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 咲いては散って🥀 咲いては散って😊♬♬ 株は元気でボーボー😆‼︎ そろそろ鉢を作ってあげなきゃ💦💦 Coelogyne fimbriata

神代植物公園温室で出会ったセロジネ・ユニフローラと思しき洋ラン。 一目惚れをして同じ品種の白花のものをお迎えしました。 本来の学名はCoelogyne fimbriataで、Coelogyneはcoelos(空洞)とgyne(雌)から。由来は柱頭が窪んでいることから。 種小名のfimbriataは「フリンジのある」という意味で、由来は唇弁がフリンジ状になっていることから。 Coelogyneはラテン語の通りに読むとセロジネではなくてコエロギネっていうのは禁句なのかな。

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 咲いては散ってを繰り返してます😊♬♬ Coelogyne Fimbriata

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 咲きだしました😊♬♬ Coelogyne Fimbriata

外に出しっぱなしのこの子、７月と10月にも咲きましたが 寒い中また咲いていました(^^)

今朝の気温は今季最低の0℃。 そんな中でも屋外放置中のセロジネ フインブリアタ ‘アルバ’。 今季も昨季に続き、暖冬傾向なので屋外放置でもポツポツ咲き続けてます。

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 咲きそろってきた〜😊♬♬

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 秋にひと休みしてたけど また咲きはじめました😄🎶

こちら7月にも咲きましたがまた咲いていました(^^)

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 また咲いた〜 ポツリポツリ顔だしてくれます😊💕💕

こちら咲いていました(^^) 毎年よく咲いてくれる良い子です☺️

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 ポツリポツリと咲いてます😆🎶🎶

左のように鉢からかなりはみ出て伸びていましがが、カットして右のようにコルクに付けてみました(^^)

上段は12月下旬～、下段は1月下旬～咲いていたやつですね。これも📷だけ撮って、なかなかアップ出来ないまま今に至ります。 セロジネ フィンブリアタ Coelogyne fimbriata ラン科セロジネ属 中国、東南アジア各国～インド北部の海抜0～1500m辺りの照葉樹林や雲霧林の樹幹や岩に着生するとされています。 バルボのアンブロシアと並び、うちの洋蘭耐寒性四天王の１角です。雪が積もるとさすがに積もった葉は枯れますが、雪避けさえしてあれば、－5℃くらいは平気です。実際、小さな株を、カイヅカイブキの幹に張り付けてますが、既に3シーズンの冬を越えてなお元気です。本体は万が一も考えて室内ですが。 ところで、この蘭、日本では、というか、日本でのみ、セロジネ ユニフロラ（Coelogyne uniflora）として知られています。なので、Coelogyne unifloraの名で自生地の情報などを調べようと思ってもほぼ日本のサイトしか上がって来ません。 要するに、セロジネ ユニフロラという名は、日本でしか通用しない名だということです。 ちなみに、植物の学名が分類の変更で変わることはよくありますが、この蘭（フィンブリアタ）は過去にも1度もユニフロラの名を冠した事はありません。 いつ、どんな経緯でこんなことになったのかわかりませんが、日本の商業的な流通シーンでは、この蘭は少なくとも8割以上はユニフロラの名で販売されていると思います。逆の言い方をすれば、セロジネ ユニフロラ名で売られている蘭のほぼ100%がフィンブリアタだということです。 もちろん、日本でも、趣味で育てている個人のブログなどでフィンブリアタとして紹介されている方もいますが、園芸業界として大々的に間違った名前を流通させているので、なかなか本名は浸透しないみたいです。

🍀セロジネ フィンブリアタ🍀 地味で香りも薄い… ほとんどないかな😅 セロジネは花のかたちが大好きです💕

ひっそり咲いていました(^^)