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キョウチクトウ(夾竹桃)の一覧

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カタバミ
7月、文月。今年は早々に梅雨は去りしという。それは、例年以上に暑い熱い時期が長く続くということでもあるのだろう。 私の散歩道の道際等の草花達は、すでに、夏の強い陽を浴びて、多彩な色彩を作り出している--- 6月からの、熱い夏に向かって忙しい草花達---その9。  /真っ白な5弁花を咲かせる、夏代表一つの花木/ 何時もいつも、私の散歩道の最終時点に見るは、真っ白な花を咲かせる、美しい夏を代表とする花木の一つである。 が、これまで何かしら手に取って観るには渋っていたのは事実。 しかし、今回は、手にとってよく観る。 それは、分枝した枝先の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径数センチ程度の花を数輪まとまって咲かせている。 その花の基部は、筒状で花冠は深く5裂しており、プロペラのように螺旋状に重なって平らに開いている。 花の中央には雄しべが変形した冠のようなものがあり、その中心に1本の雌しべがある。 この花木には、強い毒性があると知られる植物。 しかし、強い毒性のあるもの他にも数多くあり、古くから夏の庭を彩ってきこの花木を、必要以上に忌み嫌うことのないようにしたいと、そう思いながら、改めてジッとの5弁の白い美しい花を、染み染みと見つめた。        キョウチクトウ(夾竹桃) ・キョウチクトウ<夾竹桃>(キョウチクトウ科 キョウチクトウ属) 常緑性低木。                            分布域は地中海沿岸諸国から中近東を中心に、インド、中国南部にあり、河川や渓谷沿いの日当たりの良い場所を好み自生する。 美しい花を咲かせることから観賞用として古くから栽培されており、正確な原産地は特定されていない。 現在では南北アメリカやオセアニアなど、世界の広い地域で栽培を逸出したものが野生化している。 日本へは中国経由で江戸時代中期に渡来している。 強健な性質で大気汚染に強いため、工場地帯や幹線道路の街路樹としてよく植栽されており、夏を代表する花木の一つとなっている。 キョウチクトウの花期は6月下旬~8月。 花期になると、分枝した枝先の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径4~6㎝程度の花を数輪まとまって咲かせる。 花は基部が筒状で花冠は深く5裂しており、プロペラのように螺旋状に重なって平らに開く。 花の中央には雄しべが変形した副花冠のようなものがあり、その中心に1本の雌しべがある。 花色はピンク、白、オレンジ、赤、黄。 一重咲きの他、八重咲き品種がある。 葉は厚い革質で両端が尖った長楕円形をしており、輪生、または対生。 株元から多数の枝を出して株立ちとなり、樹高3~5m程度に成長する。 葉にクリーム色の斑が入る斑入り品種も流通している。 生育旺盛で、強健な性質。 萌芽力が高いため強剪定も可能で、樹高、樹形のコントロールは容易。 関東以南であれば、対策無しでの冬越しが可能。 キョウチクトウには強い毒性がある。 剪定した切り口から出る乳液が、直接皮膚に触れないよう注意を要する。 <キョウチクトウの毒性> 公園や校庭などにも植栽されるキョウチクトウだが、強い毒性があることで広く知られている。 葉、花、枝、根、果実などの他、周囲の土壌、生木を燃やした時の煙にも有毒物質が含まれるので注意が必要。 フランスでは枝を串焼きの串として利用して、重度の中毒症度を起こした例がある。 日本では家畜用の飼料に葉が混入し、飼料を食べた牛が死亡した事例も報告されている。 こうしたことから、公園や校庭に植栽されているキョウチクトウを伐採しようとする動きがあるが、正しい知識を持って接すれば、恐ろしい植物ではない。 毒性の強い植物は他にも数多くあり、ガーデニングでも用いられている。 古くから夏の庭を彩ってきたキョウチクトウの花を、必要以上に忌み嫌うことのないようにしたい。 <キョウチクトウの主な品種> →キョウチクトウ、セイヨウキョウチクトウ よく栽培される品種にセイヨウキョウチクトウと、その変種であるとされるキョウチクトウがある。 両種は性質、樹姿、花姿ともに酷似しており同定は困難だが、一般的にキョウチクトウは花に強い芳香を持ち、セイヨウキョウチクトウは香りが弱い、または無いとされている。 花色はピンク、白。 ピンク花の品種には八重咲きもある。 →キョウチクトウ ‘ダブルイエロー’ 淡い黄色~クリーム色の八重咲き品種です。 セイヨウキョウチクトウの園芸品種で、カリフォルニアで作出されたとされています。 →キョウチクトウ ‘ミセス・ローディング’ サーモンピンの優しい色合いの八重咲き品種です。 →フイリキョウチクトウ 葉にクリーム色の斑が入る品種。 花色はピンクで、華やかな印象。 他にも黄花の半八重咲き品種のソレント、紅色のカージナルなどがある。 (出典・参考: ガーデンニングの図鑑)
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カタバミ
7月、文月。今年は早々に梅雨は去りしという。それは、例年以上に暑い熱い時期が長く続くということでもあるのだろう。 私の散歩道の道際等の草花達は、すでに、夏の強い陽を浴びて、多彩な色彩を作り出している--- 6月からの、熱い夏に向かって忙しい草花達---その9。   /真っ白な5弁花を咲かせる、夏代表一つの花木/ 何時もいつも、私の散歩道の最終時点に見るは、真っ白な花を咲かせる、美しい夏を代表とする花木の一つである。 が、これまで何かしら手に取って観るには渋っていたのは事実。 しかし、今回は、手にとってよく観る。 それは、分枝した枝先の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径数センチ程度の花を数輪まとまって咲かせている。 その花の基部は、筒状で花冠は深く5裂しており、プロペラのように螺旋状に重なって平らに開いている。 花の中央には雄しべが変形した冠のようなものがあり、その中心に1本の雌しべがある。 この花木には、強い毒性があると知られる植物。 しかし、強い毒性のあるもの他にも数多くあり、古くから夏の庭を彩ってきこの花木を、必要以上に忌み嫌うことのないようにしたいと、そう思いながら、改めてジッとの5弁の白い美しい花を、染み染みと見つめた。        キョウチクトウ(夾竹桃) ・キョウチクトウ<夾竹桃>(キョウチクトウ科 キョウチクトウ属) 常緑性低木。                            分布域は地中海沿岸諸国から中近東を中心に、インド、中国南部にあり、河川や渓谷沿いの日当たりの良い場所を好み自生する。 美しい花を咲かせることから観賞用として古くから栽培されており、正確な原産地は特定されていない。 現在では南北アメリカやオセアニアなど、世界の広い地域で栽培を逸出したものが野生化している。 日本へは中国経由で江戸時代中期に渡来している。 強健な性質で大気汚染に強いため、工場地帯や幹線道路の街路樹としてよく植栽されており、夏を代表する花木の一つとなっている。 キョウチクトウの花期は6月下旬~8月。 花期になると、分枝した枝先の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径4~6㎝程度の花を数輪まとまって咲かせる。 花は基部が筒状で花冠は深く5裂しており、プロペラのように螺旋状に重なって平らに開く。 花の中央には雄しべが変形した副花冠のようなものがあり、その中心に1本の雌しべがある。 花色はピンク、白、オレンジ、赤、黄。 一重咲きの他、八重咲き品種がある。 葉は厚い革質で両端が尖った長楕円形をしており、輪生、または対生。 株元から多数の枝を出して株立ちとなり、樹高3~5m程度に成長する。 葉にクリーム色の斑が入る斑入り品種も流通している。 生育旺盛で、強健な性質。 萌芽力が高いため強剪定も可能で、樹高、樹形のコントロールは容易。 関東以南であれば、対策無しでの冬越しが可能。 キョウチクトウには強い毒性がある。 剪定した切り口から出る乳液が、直接皮膚に触れないよう注意を要する。 <キョウチクトウの毒性> 公園や校庭などにも植栽されるキョウチクトウだが、強い毒性があることで広く知られている。 葉、花、枝、根、果実などの他、周囲の土壌、生木を燃やした時の煙にも有毒物質が含まれるので注意が必要。 フランスでは枝を串焼きの串として利用して、重度の中毒症度を起こした例がある。 日本では家畜用の飼料に葉が混入し、飼料を食べた牛が死亡した事例も報告されている。 こうしたことから、公園や校庭に植栽されているキョウチクトウを伐採しようとする動きがあるが、正しい知識を持って接すれば、恐ろしい植物ではない。 毒性の強い植物は他にも数多くあり、ガーデニングでも用いられている。 古くから夏の庭を彩ってきたキョウチクトウの花を、必要以上に忌み嫌うことのないようにしたい。 <キョウチクトウの主な品種> →キョウチクトウ、セイヨウキョウチクトウ よく栽培される品種にセイヨウキョウチクトウと、その変種であるとされるキョウチクトウがある。 両種は性質、樹姿、花姿ともに酷似しており同定は困難だが、一般的にキョウチクトウは花に強い芳香を持ち、セイヨウキョウチクトウは香りが弱い、または無いとされている。 花色はピンク、白。 ピンク花の品種には八重咲きもある。 →キョウチクトウ ‘ダブルイエロー’ 淡い黄色~クリーム色の八重咲き品種です。 セイヨウキョウチクトウの園芸品種で、カリフォルニアで作出されたとされています。 →キョウチクトウ ‘ミセス・ローディング’ サーモンピンの優しい色合いの八重咲き品種です。 →フイリキョウチクトウ 葉にクリーム色の斑が入る品種。 花色はピンクで、華やかな印象。 他にも黄花の半八重咲き品種のソレント、紅色のカージナルなどがある。 (出典・参考: ガーデンニングの図鑑)
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