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どくだみ(八重咲き)の一覧

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なな
🍀八重咲きの 【ドクダミ】 ドクダミの花の季節になりました。昔は薬草として重宝され「十薬」とも呼ばれ利用されてきました。しかし、医学の進歩とともに存在価値は薄れ、むしろその悪臭が災いして今では嫌われ者の雑草になってしまいました。ドクダミの白い「花びら」とみえるのは「苞」で本物の花びらではありません。本当の花は中央の軸に集まって付いている黄色い部分です。苞は普通は4枚ですが、八重咲きのようになるものもあります。花びらや苞は葉っぱが変化したものと言われますが、八重咲きはその進化の過程を示すものとして注目されています。我が家の植木鉢の花の中に奇形のものがありました。苞の部分が先祖返りして小さな葉っぱになっています。こうした奇形から逆に花びらや苞の由来が読み取れるように思います。 ドクダミの名前は「毒痛み」、あるいは「毒溜め」、「毒矯め」がなまったものだと言われています。毒や痛みを取るという意味の「毒痛み」がなまったという説、毒を全草に溜め込んでいるから「毒溜め」がなまってドクダミになったという説もあります。毒矯めはドクダメと読み、毒を抑える薬草という意味です。 名前の由来には諸説ありますが、ドクダミは薬草として重宝されている植物です。毒があるどころか10の効果があると言われ「十薬」という異名も持ちます。 ドクダミを1輪、小さな花瓶に生けるだけで楚々とした風情が楽しめます。摘み取ると臭いが気になりますが、水に浸けてしまえば悪臭はしません。お庭にドクダミが咲いたら、生けて楽しんでみてはいかがでしょうか。 ドクダミのメリットは、大きく平たい葉を密集するように繁らせるので、他の雑草が生えにくくなります。ドクダミが群生したら摘み取って、自家製のドクダミ茶やドクダミチンキを作ることができます。 ドクダミの魅力は、あのスペード形の葉と楚々とした可愛らしい花です。ちょっと摘んで一輪挿しに生けるだけで絵になります。 ドクダミを雑草だと思って見るか、自然に生えてきたお役立ち植物として見るかは自分次第なのかもしれません。 🍀雨の中☔☔ 濡れているドクダミの花🍀 いいかも?
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