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雌花.の一覧

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もちっこ
4月1日撮影 赤塚植物園 植物園には棚があって、そこにアケビが巻き付いています。 アケビは葉がだいたい5小葉の掌状複葉(手のひらを広げたようについている)です。小葉は楕円形。 ミツバアケビという小葉3つのアケビもあります。こちらの小葉は波状の鋸歯があります。 これは5小葉なので〝アケビ〟ですね。 雌雄同株の雌雄異花。同じ株に雄花と雌花が咲きます。 花はアケビは淡紫色、ミツバアケビは濃紫色。 (この2種が自然交雑したといわれるゴヨウアケビは葉の鋸歯もゆるーく、花の色は濃くなく薄くない紫色です😆) 雌花は雄花より上の方に付くので、ここでは近くで撮影することができずぼやけてしまいました🙇調べると雄花しか付かない株もあるようです。 雄花の写真の丸くコロンとしているのが雄しべ。 雌花の写真の棒のように伸びているものが雌しべです。 同株に両方咲きますが、自家不和合性があるため、自分の花の花粉では結実しません。 なので、雌花は自分の株の雄花とは離れて自家受粉しないようにしているのですね。 (たぶん) そういえば、ヘチマも雄花が先に咲いて、雌花は後から咲きますね。これも自家受粉を防ぐためにそうしているのかな? より良い実を残すために。 タンポポはセイヨウタンポポが優勢ですが、これは自家受粉OKだからだ(ニホンタンポポはそうではない)と聞いたことがあります。 より良い種を残すための仕組みですが、そのために今、ニホンタンポポが減ってしまっているのだとしたら、もったいない話だー😓と思いました。
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もちっこ
9月11日撮影 都立薬用植物園 これは林地に入る前のところにプランターで育てられています。 植物園なので、目立つ注意書きが。 本当の林の中で見つけたら、思わず触ってしまいそう。 雌雄異花ですが、雌花の美しいこと。 (コラージュしたら粗くなってボケてしまいました😭) セイヨウイラクサ(西洋刺草) イラクサ科イラクサ属 セイヨウイラクサで検索しても、なかなか図鑑が出てきません。 そこで、学名のurtica dioicaで検索。 するとネトルが出てきました。 ↓ ネトル(nettle)は欧州原産のイラクサ科(学名:Urticaceae、英名:nettle family)イラクサ属(Urtica)の植物で、学名は Urtica dioica L.です。ネトルには原産地の異なる3亜種、1変種が存在します。 ネトルは広義には、刺毛を有する旧イラクサ連(後述)に属する植物の総称です。なお、ネトル(nettle)と名のつく植物は、イラクサ科以外にも見られます。そのうち、ネトルと同じような刺毛をもつものはトウダイグサ科などに、刺毛をもたずにネトルに似ているものはナス科やシソ科などに数種見られます。 学名のうち、属名の Urtica は、ラテン語で「燃える」を意味する ūrere が語源で、刺毛による燃えるような痛みからきているとされています。また、種小名のdioicaはギリシャ語の「二つの家」を語源とし、「雌雄異株の」を意味します。 英名のnettleは、ゲルマン祖語のnatoを語源とし、由来は不明ですが、繊維原料でもあることからインド・ヨーロッパ祖語で「糸をよる、結ぶ」を意味する ned– からきているともいわれています。なお、広義のネトルと区別するために stinging nettleと呼ばれるほか、common nettle, European nettle, greater nettle, devil’s plaything, heg- beg, hokey- pokey など多くの名称があります。 和名は西洋イラクサで、イラクサの「イラ」は「刺(とげ、いばら)」の古称とされ、漢字表記は「刺草」です。また、漢名の「蕁麻(ジンマ)」と記してイラクサと当て字・当て読みもしています。なお、漢名の「蕁麻」は蕁麻疹じんましんの語源になっています。 イラクサ科共通の特徴として、温帯のものには草本が多く、新たに加わったケクロピア類のように熱帯を中心に木本のものが見られます。また、雌雄異株もしくは同株異花であり、風媒花で花は目立ちません。果実は痩果(果皮が乾燥して種子のように見える果実)で中に種子を1つ含有します。旧イラクサ連のように刺毛をもつものや、チョマのように繊維質なものの多い特徴があります。 ネトルの特徴としては、草丈2m近くに達することもある多年草で、冬期は冬枯れして地際で越冬し、翌春芽吹きます。葉にはっきりとした鋸歯(ギザギザ)のあるのが特徴的です。雌雄異株で、果実は径1.3×1mmの小さい卵形の痩果であり、1株あたり10,000~20,000もの痩果が形成されて種子繁殖するほか、50cmほど伸びる地下茎で広がります。 刺毛(stinging hair, stinging trichome) はケイ素やカルシウムなどからなり、ガラス質で中空になっていて、内部にヒスタミンやロイコトリエン、アセチルコリン、セロトニンといった発痛物質を含有します。刺毛の先端は球状に塞がれていて内容物が出ないようになっており、先端がやや傾いていて、軽く触れただけで球状部分の直下が簡単に鋭角に折れる構造になっています。鋭角に折れることで、注射針のように斜めに尖ったガラス質の先端が皮膚に容易に刺さって、中の発痛物質が皮下に侵入し、痛みを感じる仕組みです。 (特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会 植物学への招待 より)
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もちっこ
9月11日撮影 職場にちょこっと寄って、午前中に帰ります。 裏庭の柵の外側にちろりと飛び出して生えているこれはクワクサですね。 何回か近所のぼーぼーゾーンで見かけているので、見てすぐにそうだろうな…とわかりました。 花は小さすぎて撮るのが大変です😅 でも、これはわりとピントが合っているのではないかな??? 雄花が分かりやすいような気がしました(自画自賛😆) 雌雄異花(異株ではないです)で、雄花と雌花が混じって咲いています。丸いかたまりの中に雄花と雌花があるのです。 雄花が4裂して雄しべの白い4つの葯が見えませんか? 雌花は花被の隙間から糸のような柱頭がもしゃもしゃ出ています。すぐ近くにも雄花がありますね。 クワクサ(桑草) クワ科クワクサ属 1年草 本州〜沖縄の道ばたや畑、荒れ地などに多い。高さ30〜60cm。茎や葉には細かな毛があり、茎はときに暗紫色を帯びる。葉は互生し、長さ3〜8cm、幅2〜5cmの卵形で、先はとがり、縁には鈍い鋸歯がある。葉腋に雄花と雌花が混じってつく。雄花の花被は4裂し、雄しべは4個。雌花の花被も4裂する。花柱は紅紫色、糸状で子房の側面につき、花被片の隙間から外に伸びる。果実はそう果で花被に包まれる。果実の下半部は膨らんで液質になり、膨圧によって種子をはじきとばす。花期は9〜10月。(野に咲く花) (松江の花図鑑 より) 松江の花図鑑で、よく参考文献としてあげられている「野に咲く花」は〝山渓ハンディ図鑑〟ですね? わたしは「山に咲く花」は電子書籍で購入しましたが、お高いので、最新版になってからにしようかなぁと迷い中です。 欲しいんだけどなー。
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もちっこ
我が家のアオツヅラフジは実になりました。 9月10日撮影の実と 8月27日撮影の雌花、 そして、9月10日にリハビリに行った病院の最寄り駅近くで撮影した雄花です。 アオツヅラフジは3数性。花の各部分が3の倍数になっています。 分かりやすく説明していたブログがありましたので、紹介します。 ↓ 雄花を見ると、一番内側に、雄しべが3本、その外側に60度ずれて雄しべが3本、その外側 に、また60度ずれて最初の雄しべと重なる位置に花弁が3枚、その外側に2番目の雄しべと重なる位置に花弁が3枚、さらにその外側に、大きな萼が3枚あり ます。写真には、写っていませんが、一番外側には小さな萼が3枚ついています。全部3つずつ、6重になっています。見事な3数性の花ですね。  雌花の方も、独立している雌しべが6個あり、ついている様子から、内側3個、外側3個と少しずれて2重についているように見えます。子房は、ミカンの房 のような形をしていました。その先には外側に反った柱頭がついています。  雌花には6個の仮雄しべがあるということです。 (気ままに自然観察 −樹の花 マイ図鑑− より) ここのホームページもとても面白い。 写真付きでとても分かりやすいです。
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