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多肉植物は近年人気がとてもありますが、リトープスという多肉植物については詳しく知らないという方もまだ結構多いかもしれません。
今回はそんなリトープスについてと、種を販売しているお店をご紹介します。
リトープスとは、多肉植物の中の代表的な属の一つです。
種類は100種類前後あると言われていて、南アフリカに多く分布しています。
乾燥地帯の岩の隙間や小石などに混じり、葉の上面のみを地上に出して生きています。
特徴としては、2枚の葉が肥大してピッタリと閉じ合わさった、見た目がお尻のように見える姿をしている事です。
乾燥に耐えれるようにこのような姿形になったと言われています。
上部の透明な窓部分から光合成を行う事ができる仕組みです。
この窓部分の色彩や形が種類によって個性的で色々あります。
またリトープスは、「脱皮」をする植物でもあり、一年に一度、外側の古い葉が枯れて、内部から新しい葉が作られてきます。
リトープスには色々な種類がありますが、ここでは日本で流通している代表的なものをピックアップしてご紹介してみます。
まず「日輪玉」です。褐色で濃褐色の網目模様が入っています。
丈夫でよく普及しています。
次に「大津絵」です。
灰緑色の地色で緑いろの粗めの網目模様が入っています。
黄花を咲かせます。
次に「オリーブ玉」です。
模様の境界線は不鮮明で、全体的には明るい緑色をしています。
黄花を咲かせます。
次に「寿麗玉」です。
淡茶色の地色にこげ茶色の粗めの網目模様が入っており、2枚葉の内側には線模様も入っています。
白花を咲かせます。
次に「花紋玉」です。
淡茶色の地色で、茶褐色などの雲のような模様があります。白花を咲かせます。
最後に「紅大内玉」です。
濃いピンクの葉の上面部分は赤紫色に染まって、とても綺麗で目を引きます。
白花を咲かせます。
リトープスは、通常は種から育てて株になったものが流通している事が多いので種を販売しているお店は調べた限りでは殆どありませんでした。
しかし種から自分で育てたい場合には、購入できるお店が2つほどありました。
まず大手通販サイトで有名な「Amazon」です。
ここでは色々なリトープスの種を買う事ができます。
もう一つは、「有限会社 山城愛仙園」です。ここは店舗(展示即売場)以外にも、オンラインショップがあります。
リトープスの種類自体はそれほど多くはありませんが、種を買えるサイトとなっています。
今回は多肉植物のリトープスについてと、種を販売しているお店を2つご紹介してみました。
株で売られている事が多いですが、種から育ててみたいという人はぜひこの記事を参考にしてみて下さい。
※トップ画像はPhoto by tateさん@GreenSnap
ELLY