
2021/01/16
18回いいねされています
ヤドリギの木🌳
冬になるとヤドリギの木が現れます。
これは、ヤドリギのマンションのようですね。
目の前まで行く方法が見つからない場所にあるのですが、一度下から見上げてみたいものです😆
決して地表に生えない半寄生植物のヤドリギ、寄主は、落葉広葉樹のケヤキ、エノキ、サクラなどに寄生するようです。
写真の木はケヤキでしょうか…❓
冬鳥のヒレンジャクやキレンジャクがヤドリギの実を好んで食べるようです。
ヤドリギには雌株と雄株があって、雌株には直径7ミリくらいの丸い実がなって、冬に薄黄色または赤色に熟します。
実の中には種子が1個入っていて、粘りけのある透明な果肉に包まれています。
この実を鳥が食べると、種子は消化されずに糞といっしょに鳥のお尻から出て来ます。このとき種子の周囲のネバネバが糸のように伸びてぶら下がり、風に揺られて近くの枝にくっつくのです。
鳥まかせ、風まかせですが、運良く寄主にくっついた種子はやがて「発芽」します。
なんとものんびり…
やがて、ヤドリギの種子から胚軸胚軸が伸び、これは、緑色で光合成ができるそうです。そしてその先端は吸盤のような形をしていて寄主の枝の表面に付着し、ここから「寄生根」と呼ばれる根が寄主の樹皮の下に侵入し、寄生生活がスタートする…🤔
ヒレンジャク、キレンジャク共にこの木にだいぶと世話になっているようですね🤗
2021/01/16