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椎の丸太
2018/01/03
明けましておめでとうございます。今年は簡易ハウスでなんやかんやできればと思ってます。
温室の錦蝶だらけのトレー。葉が丸まってくれないと不死鳥と間違えそうなんだよねw
さてさて、新年から長々といきますよ。
2018.1.12(金) 酸性度の文の一部に誤りがあったので訂正
土。知れば知るほどほど深いですよね。
鉢植えで透水性、保水性、通気性は……皆さん気にされてると思いますが、もう一歩踏み込んで団粒構造、酸性度についてとてもざっくりと触れていきます。
保肥性についてはまた今度。
ざっくりとはいえかなりの長文になっとります。
団粒構造ってなんぞや?
赤玉土や鹿沼土がこれに似てて良い例です。耕した畑の土の塊は触るとボロボロと崩れますね。あれです。
まず始めに腐食物質や細菌などの微生物に、鉄やアルミなどのプラスの電荷を持つ物質が、その外側に微塵のような非常に細かい粒がくっつきます。これが連なってできるとても小さな粒(0.002㎜以上)を一次団粒(この粒の隙間(0.002~0.006㎜程度)に水が保持される)。
一次団粒同士がカビの菌糸や菌根菌の分泌物や根などによってくっついたものを高次の団粒(これ以上の隙間から保水力はなくなり、水が流れた後に空気が入ります)。
こうした土壌は団粒構造と言い、保水性と透水性を両立した(水持ちが良く水捌けが良いって意味が逆な気もするが)土壌となります。
酸性度(pH)
農作物でもやらないと普段は考えないですよね。長期間同じ水で大量の作物を育てる場合の水耕栽培では特に気にされます。
まず始めに、pHは7が中性。低いと酸性に、高いとアルカリ性に。リトマス紙のあれです。
植物の根は水に溶け出した養分を吸収しますね。養分はイオンとして溶け出しており電荷を持っていて、植物は根毛内部のイオンと交換することにより養分を吸収します。+のイオンを取り込めば+のイオンを、-のイオンを取り込めば-のイオンを……というように電荷を交換しておるのです。
もちろんこれも排泄物の1つですし、根圏付近では必ず起こる現象です(+を排泄すれば酸性に、-を排泄すればアルカリ性に傾いていく。要求量が多い養分ほど影響は大きい)。
さてさて、養分は溶けやすくなるpHがあります。全養分の溶解度が良くなる目安として5.5~6.5が謳われてますね。
作物ごとに最適pHがあるのはなぜ?って思われた方はここからです。土で栽培するのが一般的なので……
最適pHは植物というよりも土壌中の微生物に関することが多い気がします。細菌、糸状菌、放線菌、アメーバや繊毛虫などの原生動物といった微生物も、pHの上下で数も種類も割合も変わります。
この微生物達も土壌成分や植物の排泄物の循環役として存在し、バランスを取って共存し(争って)ています。
中には病害を起こすものもありますがお互いに陣取り(抑制)しあっているので、このバランスが崩れない限りはこれらの微生物からの病害はほぼありません。
……畑や鉢物は人間が手を加えているのですでにバランスが崩れてますがね。どこまで土壌環境を作ってやれるかなんでしょうね。
上記にもあるように養分には溶解度があり、酸性に傾き過ぎた土壌では一部の金属類は溶けやすくなりますが、モリブデンやホウ素やリンが溶けにくくなります(さらに溶けた鉄やアルミなどがリンと結合しやすくなるので植物に吸収されにくい形となり、欠乏症を助長してしまう。強酸性を好む植物は結合してしまった養分も吸収できるんですかね)。
アルカリ性に傾くと(……というよりすでに中性からだが)モリブデンやカルシウムは溶けやすくなり、リンや金属類が溶けにくくなります。
ということで、必要な養分がバランス良く溶ける弱酸性(pH5.5~6.5)が各本で紹介されてるのですね()
最後に1つ。溶けやすくなるということは流亡しやすいということ。保水性は水だけではなく、養分が溶け出た水を保持するという目的もあります。いくらpHが良くても水捌けが良すぎてすぐに乾いてしまう土では肥料切れは早いでしょうね(いずれはしますがw)。
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場所
小さな庭
植物
錦蝶
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保肥性についてはまた今度。
ざっくりとはいえかなりの長文になっとります。
団粒構造ってなんぞや?
赤玉土や鹿沼土がこれに似てて良い例です。耕した畑の土の塊は触るとボロボロと崩れますね。あれです。
まず始めに腐食物質や細菌などの微生物に、鉄やアルミなどのプラスの電荷を持つ物質が、その外側に微塵のような非常に細かい粒がくっつきます。これが連なってできるとても小さな粒(0.002㎜以上)を一次団粒(この粒の隙間(0.002~0.006㎜程度)に水が保持される)。
一次団粒同士がカビの菌糸や菌根菌の分泌物や根などによってくっついたものを高次の団粒(これ以上の隙間から保水力はなくなり、水が流れた後に空気が入ります)。
こうした土壌は団粒構造と言い、保水性と透水性を両立した(水持ちが良く水捌けが良いって意味が逆な気もするが)土壌となります。
酸性度(pH)
農作物でもやらないと普段は考えないですよね。長期間同じ水で大量の作物を育てる場合の水耕栽培では特に気にされます。
まず始めに、pHは7が中性。低いと酸性に、高いとアルカリ性に。リトマス紙のあれです。
植物の根は水に溶け出した養分を吸収しますね。養分はイオンとして溶け出しており電荷を持っていて、植物は根毛内部のイオンと交換することにより養分を吸収します。+のイオンを取り込めば+のイオンを、-のイオンを取り込めば-のイオンを……というように電荷を交換しておるのです。
もちろんこれも排泄物の1つですし、根圏付近では必ず起こる現象です(+を排泄すれば酸性に、-を排泄すればアルカリ性に傾いていく。要求量が多い養分ほど影響は大きい)。
さてさて、養分は溶けやすくなるpHがあります。全養分の溶解度が良くなる目安として5.5~6.5が謳われてますね。
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中には病害を起こすものもありますがお互いに陣取り(抑制)しあっているので、このバランスが崩れない限りはこれらの微生物からの病害はほぼありません。
……畑や鉢物は人間が手を加えているのですでにバランスが崩れてますがね。どこまで土壌環境を作ってやれるかなんでしょうね。
上記にもあるように養分には溶解度があり、酸性に傾き過ぎた土壌では一部の金属類は溶けやすくなりますが、モリブデンやホウ素やリンが溶けにくくなります(さらに溶けた鉄やアルミなどがリンと結合しやすくなるので植物に吸収されにくい形となり、欠乏症を助長してしまう。強酸性を好む植物は結合してしまった養分も吸収できるんですかね)。
アルカリ性に傾くと(……というよりすでに中性からだが)モリブデンやカルシウムは溶けやすくなり、リンや金属類が溶けにくくなります。
ということで、必要な養分がバランス良く溶ける弱酸性(pH5.5~6.5)が各本で紹介されてるのですね()
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