カタバミさんのお出かけ先,モミジアオイ(紅葉葵),真夏の直射日光に、真っ赤な圧倒的な5 弁の花の投稿画像

モミジアオイ(紅葉葵)

真夏の直射日光に、真っ赤な圧倒的な5 弁の花

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カタバミ

2021/08/16

８月、「葉月」の呼び名は時季の先取りともみようか。真夏の時期。私の散歩道の道際等の草花達は、その強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ---

7月からの、熱い夏へ／夏の草花達の姿 ---その9。

真夏の直射日光に、真っ赤な圧倒的な5弁の花。
---今夏も、直射日光の散歩道の道際の、ある草花栽培家(だろうか)の入口に、圧倒的に真っ赤な色彩を放つ草花。

その中、大きな真っ赤な5つの花弁を大きく広げ、柱状のしべを長く突き出して、汗をかく私を今年も迎えてくれた。

モミジアオイ(紅葉葵)。

ムクゲ、ブッソウゲ(ハイビスカス)、フヨウは、いずれもこのモミジアオイの近縁種だ。

・モミジアオイ＜紅葉葵、別名コウショッキ<紅蜀葵>＞(アオイ科フヨウ属/ハイビスカス属)
北アメリカに分布するア多年草。　　　　　　　　　　　　　　　　
分布域はアメリカ・アラバマ州、ジョージア州、フロリダ州などにあり、沿岸平野部の湿地や沼地などに自生。

沼地に多く自生することから、沼ハイビスカスとも呼ばれている。
日本へは1863年(幕末)に渡来し、古くから親しまれてきた歴史を持つ植物。

モミジアオイの花期は7月～9月。
花期になると、茎の上部の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径10～20㎝程度の大きな花を咲かせる。

花は5枚の花弁を持ち、中心には特徴的なしべがある。
しべは多数の雄しべが癒合して筒状になっており、その先端部分に雌しべがある。
雌しべの柱頭は5裂しており、合着した柱状のしべは長く突出す。

花は同属のハイビスカスによく似ている。
一日花ですが花期の間次々に蕾が付き、開花する。
花色は赤のほか、白、ピンク。
近年ではアメリカフヨウとの交配種で、花弁の幅の広い品種も流通している。

葉は掌状に深く3～5裂し、互生。
茎は株元から何本にも分枝して真っすぐに伸び、草丈1.5ｍ～2ｍに成長する。
和名の「モミジアオイ」は、この葉の形とアオイに似た花姿に由来。

耐暑性、耐寒性共に高く、強健な性質。
真夏の直射日光にも負けない強さがあり、育てやすい植物。
冬に地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹く。

＜モミジアオイの近縁種＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モミジアオイが属するフヨウ属(ハイビスカス属)は、熱帯・亜熱帯地域を中心に約250種が分布している。

観賞用として栽培されているフヨウ属の代表的な植物には、本種の他以下のようなものがある。

*アメリカフヨウ(アメリカ芙蓉)

*フヨウ(芙蓉)

*ローゼル

*ムクゲ(木槿)

*ハイビスカス

(出典・参考; ガーデニングの図鑑)