警告

warning

注意

error

成功

success

information

一筆狼さんのエンコウソウ,エンコウソウ,広島市植物園の投稿画像

2024/05/01
猿猴草。
キンポウゲ科リュウキンカ属。
(広島市植物園の続き。)キビヒトリシズカと同じ里山の野草園の湿地帯に自生していた。
日本では北海道、東北、中部辺りでは見られる希少種であるが、広島では特に珍しいと思われ、案内チラシにも載せられていた。

近縁種はリュウキンカ。それより大型のエゾリュウキンカがあるが、エンコウソウは、リュウキンカの変種。名の通りに茎が直立するリュウキンカ(立金花)に対し、エンコウソウは茎が横に這って広がるところが違う。茎が長く這うところをテナガザルに見立てている。猿猴は手長猿のこと。
写真でも黄金色の花を支える花茎がなんとなく猿の手が伸びたように見えないこともない。

余談になるが、昔は猿回しをよく見かけたのに、動物虐待と言われる昨今、めっきり少なくなった。人も風貌を猿みたいとからかうとき、猿公(えてこう)と言ったものだが、いまはハラスメントだろう。エンコウソウも消えゆく種を暗示して悲哀があるのは、思い過ごしだろうか。

GreenSnapのおすすめ機能紹介!

【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!

開催中のフォトコンテスト

四季折々の山野草を追い駆けます。 八ヶ岳南麓、標高1000m辺りから発信しています。

キーワード

植物