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椎の丸太さんの小さな庭,家庭菜園の投稿画像

2019/10/27
お久しぶりです。いろいろとやらかしていたら更新止まってました(笑)

今年の畑のまとめをば。
1年目なので周辺の環境を見たく、面積の半分は放任栽培してました。雑草ぼーぼー。

まず、放任栽培した場所はアシナガバチやらヘビやらで収穫どころじゃありませんでした(笑)ただ、食物連鎖が成り立っていたのか病害虫はそれほど気にならないです。
で、除草とかこまめにしてた場所は……いやーひどいですね。虫が。
アブラナ科はダイコンハムシ、カブラハバチ、シロチョウ。キク科はナメクジ、カタツムリが。
ナス科とマメ科はダニ類、カメムシ類。
ほぼ共通の悩みとしてアブラムシ、コナジラミ、ヨトウガ、コガネムシ、ハモグリバエ。

さてさて、嘆いても始まらないので手掛けられる防除法を探っていきます。(そもそも防虫ネット使えばここまで悩まない)

シロチョウについて。
アブラナ科の辛味成分に誘引される。赤色を避ける傾向がある(赤キャベツの被害が緑と比べて少ない理由)。キク科、セリ科、シソ科の香りを嫌う。天敵の住み処を作る(カエル、カマキリ、ゴミムシ、ハサミムシなどなど)。
まあ……赤いリーフレタスとかマリーゴールドを密植したり、鉢植えしたサルビア(スプレンデンス)やラベンダーを置いたりするぐらいが手頃かな。それでも食害されたら補殺。

ダイコンハムシ。
黒くて小さくてツルツルテカテカピカピカしたやつ。幼虫はテントウムシの幼虫と似ている。春秋に活動。年3回くらい発生。ネギ科を前作する(効果あるのか?あるのなら大規模な圃場向き。家庭菜園じゃ圃場が小さいから意味無い気が)。小規模なら、補殺が○。

アブラムシ。
黄色い色に誘引される(黄色い粘着テープ、水張った黄色いバケツ)。囮の作物を数ヶ所設ける。テントウムシ、クサカゲロウ大先生をお招きする。

テントウムシについてざっくりと。
成虫、幼虫ともアブラムシを補食するが、新芽、蕾、花の中、根などに幼虫が移動できない。アブラムシの密度が低いと集まらない。ヒメカメノコテントウは花の密、コナジラミ、アザミウマも補食対象とするので是非とも呼びたい。
アブラムシを呼ぶ囮作物としてはソルゴー、ムギが適任か、ハーブであればカモミール、雑草ならカラスノエンドウを圃場か周辺に生やしておきたいところ。

クサカゲロウについてざっくりと。
成虫、幼虫ともアブラムシを補食する。カイガラムシ、ハダニもおまけ程度に補食する。ソルゴー、キク科では成虫、幼虫が見つかることが多いのでおそらく卵もあるはず。活動時期は4~10月。2~3世代繰り返し越冬する。1匹が一生のうちに補食するアブラムシは300匹以上(種によっては450匹近く)。飼育下での産卵は3000~4000程度。
つまり、ソルゴーが囮としても風避けとしても敷き草としても活用できてアブラムシの天敵に住み処を提供する植物ということが再認識できた。

コナジラミ、ハダニについて。
乾燥が続いて風通しが悪いと個体数が増える。
対策としてハナカメムシを増やすのが手っ取り早い。

Q.ハナカメムシってカメムシじゃないの?害虫とちがうん?
A.カメムシです。害虫とちがうんです。カメムシと言えばピーマンやナスを加害する草食系()を真っ先に思い出しますが、アザミウマや芋虫を食べる肉食系()も存在します。ハナカメムシはアザミウマやハダニを補食するので、例えばナスの株元にナスタチウムを植えると、ナスタチウムに住み着いたハナカメムシがナスの実に着くダニを補食するのでナスが掠れない……といった効果が期待できます。ハナカメムシは花に誘引されるので圃場に花を植えて温存しておくのも対策として有効ですね。まあ、家庭菜園で使われるのはマリーゴールドやナスタチウム、ナス農家さんでクレオメが手頃だろうと思います。

ナメクジ、カタツムリについて。
キク科を好む。アブラナ科の辛味成分を嫌う。銅を避ける。
対策として手っ取り早いのはナメクジ駆除用(農薬)のペレットをばらまくこと。ビールで誘引して補殺すること。見付けたらその場で補殺すること。

ただし!

ナメクジ、カタツムリは広東住血線虫に感染している可能性があるので 絶 対 に 素 手 で 触 ら な い こと。

疲れたので他の害虫対策はまた後日。

写真はイチゴホウレンソウとイタリアンパセリとサラダバーネット。猫に潰されたけど持ち直してくれました。
2019/10/27
コンパニオンプランツと益虫を利用していらっしゃるのですね❗️素晴らしい👏
キク科とアブラナ科の野菜を同じ畑で育てると効果がありそうな感じでしょうか?
ヒメカメムシ、、、ググってきまーす❗️
2019/10/27
@なかよし さん
今年が1年目なので、どんな虫が居るのかを調べるためコンパニオンプランツは利用しませんでした。今年の結果から来年使うコンパニオンプランツを絞っていくつもりです。
そうですね。アブラナ科の害虫はキク科を、キク科の害虫はアブラナ科を嫌うので効果はあります。とはいえ、あくまでも軽減できるというくらいですね。プランターにキャベツとリーフレタスを混植したものと、キャベツだけを植えたものを同じ場所に並べてみましたが、シロチョウとコナガの被害は目に見えて違いました。アブラムシはあまり変わらなかったです。
ハナカメムシではヒョウモンカスミカメがよく出てくると思います(笑)
丸太さん お元気ですかあ。
害虫について詳しく(*^-^*)ございます。
調査のためにコンパニオンプランツをわざと外すなどお変わりないのが嬉しいです。
ころころ同様ごろごろもよろしくお願いします。
またお邪魔させてね。

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