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アケボノフウロ(曙風露)の一覧

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カタバミ
7月、文月。とはいえ、まだまだ梅雨の真っ只中。でも夏のイメージが強く感ぜられる時期に入る。私の散歩道の道際等の草花達は、徐々に、夏の強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ--- 6月からの、熱い夏に向けての準備に忙しそうな草花達---その11。 小さなガーデンの、赤紫の、白い小花の、草花2つ。 ---近くの小さなオープンガーデンの梅雨季の草花達の一つ風景。 赤紫の可憐な花が、その下手に白い小花が、各々ひとつの塊となって、雨後の小さなガーデンの緑の中に光彩を放っていた。 それぞれ、アケボノフウロ(曙風露)と、ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜/ゲンペイコギク<源平小菊>)だろうか。 ・フウロソウ<別名 ゲラニ ウム(ゲラニュウム)>( フウロソウ科 フウロソウ属) 原産地は東南アジアなどでの多年草(落葉〜常緑) 園芸でフウロソウと呼ばれる花にはたくさんの種類がある。 店頭によく出回っているのは欧米で改良・交雑された品種が多い。また、外国産の原種で葉がやや大きく赤紫の花が咲くアケボノフウロやグンナイフウロもよく見かける。 日本産の原種では、赤紫や白い小花が咲くゲンノショウコなどがあるが、店頭で見かける機会は多くない。いずれも可憐な印象で、どことなく野草の雰囲気をもっている。 種類や品種によって冬に常緑を保つものと葉を落とすものがある。 背丈:10~30cm、横幅20~60cm(ほふく性)。 花期:4~10月。初夏が最盛期。 <フウロソウの主な品種>   欧米から様々な改良品種が入ってきているが、アケボノフウロに代表される丈夫な在来種も人気がある。とにかく種類が多く、改良交雑も盛んなため品種の同定は難しい。 →アケボノフウロ(曙風路) 赤紫の花。株は横に広がるように伸びる。様々な改良品種の元親になっている。暑さに強く暖地でも比較的育てやすい。 「ストリアツム」 アケボノフウロの変種のピンク花。 「ビルウォーリス」 ピレナイカム系の改良品種。紫の花が咲き、大きさはかなり小さめ。株は横に広がりやすい。性質は比較的丈夫で野性味がある。暑さに強い。 →ゲンノショウコ(現の証拠) 日本原産。フウロソウの仲間では珍しい夏~秋咲き。小さな赤紫や白の花が咲く。株は横に広がりやすい。一般的な花店で出回ることは少なく、山野草店などで求める。薬草としてよく知られており、その優れた薬効から「現の証拠」と名が付いた。 <フウロソウの近縁種> →ヒメフウロ(姫風露)                        和名のヒメフウロは異なる花ですが、園芸で単にヒメフウロといえば本種を指すことが多い。交雑種のピンク花「ロゼウム」がよく出回っている。小さな株に小さな花を咲かせる。可憐な姿に比べると比較的丈夫な花。 (出典・参考; 花と緑の図鑑 他) ・ペラペラヨメナ<ぺらぺら嫁菜、別名 ゲンペイコギク<源平小菊>、エリゲロン 他>( キク科 エリゲロン属) 中央アメリカを中心に分布するキク常緑性多年草。 <ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜、学名エリゲロンは、キク科・ムカシヨモギ属の植物の一種。別名「ペラペラヒメジョオン」、「メキシコヒナギク」、「ゲンペイコギク(源平小菊)」、「ムキュウギク(無休菊)」。 葉が薄く、ヨメナのような花を付けることから命名された。(この項、出典・一部抜粋; ペラペラヨメナ Wikipedia) > 分布域は、メキシコから中央アメリカ、ベネズエラにあり、丘陵地帯の斜面や森林の開けた場所、岩場などで自生を見ることが出来る。 多様な環境に適応する高い生命力から、アフリカやヨーロッパ、アジアなど、世界中の熱帯から亜熱帯、温帯地域に移入分布。 日本には明治時代末期に渡来しており、現在では関東以南の本州、四国、九州などで帰化植物として定着しているのが確認されている。 ゲンペイコギクの花期は5月~11月。 花期になると、下部で細かく分枝した茎の頂部に、花径1.5~2㎝程度の頭状花を咲かせる。 頭状花は中心部分の黄色い筒状花と、花弁のように見える周囲の舌状花からなる集合花で、花姿は小菊に似ている。 舌状花は咲き進むに連れて白からピンクへと変化し、株は2色咲きのように見える。 ゲンペイコギクの名前は、この変化する花色に由来(源氏は白旗、平氏は赤旗を用いたところから)。 花は長い花期の間次々と開花し、暖地では冬の間もちらほらと花が咲くこともある。 葉は上部では披針形、下部では3~5裂し、茎に互生。 茎はよく分枝して草丈10~40㎝程度に成長する。 和名のペラペラ嫁菜の名前は、葉が薄く嫁菜のような花を付けることに由来。 性質は強健で耐寒性にも優れるが、多湿にはやや弱いところがある。 環境さえ合えば放任でもよく育ち大株になる。 常緑だが、寒い地方では冬に地上部が枯れて春に再び芽吹く。 (出典・参考; ガーデニングの図鑑 他)
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カタバミ
7月、文月。とはいえ、まだまだ梅雨の真っ只中。でも夏のイメージが強く感ぜられる時期に入る。私の散歩道の道際等の草花達は、徐々に、夏の強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ--- 6月からの、熱い夏に向けての準備に忙しそうな草花達---その11。 小さなガーデンの、赤紫の、白い小花の、草花2つ。 ---近くの小さなオープンガーデンの梅雨季の草花達の一つ風景。 赤紫の可憐な花が、その下手に白い小花が、各々ひとつの塊となって、雨後の小さなガーデンの緑の中に光彩を放っていた。 それぞれ、アケボノフウロ(曙風露)と、ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜/ゲンペイコギク<源平小菊>)だろうか。 ・フウロソウ<別名 ゲラニ ウム(ゲラニュウム)>( フウロソウ科 フウロソウ属) 原産地は東南アジアなどでの多年草(落葉〜常緑) 園芸でフウロソウと呼ばれる花にはたくさんの種類がある。 店頭によく出回っているのは欧米で改良・交雑された品種が多い。 また、外国産の原種で葉がやや大きく赤紫の花が咲くアケボノフウロやグンナイフウロもよく見かける。 日本産の原種では赤紫や白い小花が咲くゲンノショウコなどがあるが、店頭で見かける機会は多くはない。 いずれも可憐な印象で、どことなく野草の雰囲気をもっている。 種類や品種によって冬に常緑を保つものと葉を落とすものがある。 大きさ:背丈10~30cm、横幅20~60cm(ほふく性) 主な見所:花(4~10月)、初夏が最盛期 比較的丈夫な花。 日当たりのよい場所を好みます、夏の西日は遮光する。 水はけのよい土を好む。 耐寒性: 耐寒性は強い。 <フウロソウの主な品種>   欧米から様々な改良品種が入ってきているが、アケボノフウロに代表される丈夫な在来種も人気がある。とにかく種類が多く、改良交雑も盛んなため品種の同定は難しい。 →アケボノフウロ(曙風路) 赤紫の花。株は横に広がるように伸びる。様々な改良品種の元親になっている。暑さに強く暖地でも比較的育てやすい。 「ストリアツム」 アケボノフウロの変種のピンク花。 「ビルウォーリス」 ピレナイカム系の改良品種。紫の花が咲き、大きさはかなり小さめ。株は横に広がりやすい。性質は比較的丈夫で野性味がある。暑さに強い。 →ゲンノショウコ(現の証拠) 日本原産。フウロソウの仲間では珍しい夏~秋咲き。小さな赤紫や白の花が咲く。株は横に広がりやすい。一般的な花店で出回ることは少なく、山野草店などで求める。薬草としてよく知られており、その優れた薬効から「現の証拠」と名が付いた。 <フウロソウの近縁種> →ヒメフウロ(姫風露)                        和名のヒメフウロは異なる花ですが、園芸で単にヒメフウロといえば本種を指すことが多い。交雑種のピンク花「ロゼウム」がよく出回っている。小さな株に小さな花を咲かせる。可憐な姿に比べると比較的丈夫な花。 (出典・参考; 花と緑の図鑑 他) ・ペラペラヨメナ<ぺらぺら嫁菜、別名 ゲンペイコギク<源平小菊>、エリゲロン 他>( キク科 エリゲロン属) 中央アメリカを中心に分布するキク常緑性多年草。 <ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜、学名エリゲロンは、キク科・ムカシヨモギ属の植物の一種。別名「ペラペラヒメジョオン」、「メキシコヒナギク」、「ゲンペイコギク(源平小菊)」、「ムキュウギク(無休菊)」。 葉が薄く、ヨメナのような花を付けることから命名された。(この項、出典・一部抜粋; ペラペラヨメナ Wikipedia) > 分布域は、メキシコから中央アメリカ、ベネズエラにあり、丘陵地帯の斜面や森林の開けた場所、岩場などで自生を見ることが出来る。 多様な環境に適応する高い生命力から、アフリカやヨーロッパ、アジアなど、世界中の熱帯から亜熱帯、温帯地域に移入分布。 日本には明治時代末期に渡来しており、現在では関東以南の本州、四国、九州などで帰化植物として定着しているのが確認されている。 ゲンペイコギクの花期は5月~11月。 花期になると、下部で細かく分枝した茎の頂部に、花径1.5~2㎝程度の頭状花を咲かせる。 頭状花は中心部分の黄色い筒状花と、花弁のように見える周囲の舌状花からなる集合花で、花姿は小菊に似ている。 舌状花は咲き進むに連れて白からピンクへと変化し、株は2色咲きのように見える。 ゲンペイコギクの名前は、この変化する花色に由来(源氏は白旗、平氏は赤旗を用いたところから)。 花は長い花期の間次々と開花し、暖地では冬の間もちらほらと花が咲くこともある。 葉は上部では披針形、下部では3~5裂し、茎に互生。 茎はよく分枝して草丈10~40㎝程度に成長する。 和名のペラペラ嫁菜の名前は、葉が薄く嫁菜のような花を付けることに由来。 性質は強健で耐寒性にも優れるが、多湿にはやや弱いところがある。 環境さえ合えば放任でもよく育ち大株になる。 常緑だが、寒い地方では冬に地上部が枯れて春に再び芽吹く。 (出典・参考; ガーデニングの図鑑 他)
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