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Maxillariaの一覧

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阿南田零
今日はもう一枚。 どうも不慣れなもんでロゴ入れ忘れるよね~。で、1回ポストすると、文章はあとで再編集出来るのに、画像は差し替え出来ないのね~。不便なのね~。 まあ、それはそれとして、これは2020年4月以来の開花。寒さに強いもんで、まだ庭に放置してたら咲いてた。以前は冬を越えてから咲いてたんだけど、この時期にも普通に咲くもんなのかな? マキシラリア メレアグリス Maxillaria meleagris Lindl. 1844 以前載せた時にも書いたけど、ナゼかこのマキシラリアはサンギノレンタ(Maxillaria sanguinolenta)という名で数多く流通している。それも日本だけじゃなく、世界中のあっちやこっちで。 なんせInternational Orchid Foundationとかいう“国際”NPOのWebページ《Orchids.org》でもこのマキシラリアをサンギノレンタとして載せてるんだから、国際的にフェイクネームが広がるよね~。 組織の趣旨として、『蘭や蘭の育て方自体などについて広く啓蒙する』的なことを標榜してるらしいけど、KewのサイトやGBIFで本物のサンギノレンタの模式標本も公開されてるんだし、国際的なウソはばらまかないで欲しいもんだよ。 ちなみに、本物のサンギノレンタはマキシラリア ミニアタ(Maxillaria miniata)そっくり(もしくは同種)で、この蘭とは似ても似つかない。
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阿南田零
気がついたら咲いてました。 5年ぶり?6年ぶり? とにかく最初は花芽付きで買ったのが咲いただけだから、うちの環境で咲いたのは初めてです。バルボではありませんが、この紫斑だらけの地味な花が好きで買いました。 Maxillaria sanguinolentaというラベルが付いています。HCを廻ってラン展を開く、西日本ではつとに有名な園芸店で買ったので、同じラベル、同じ花の株をお持ちの方も多いんじゃないでしょうか。 一体、どういう蘭なのか調べようと、上記の名で検索すると、この蘭と同じ花の画像はいくつか出てきますが、産地や栽培法など、詳細がわかる情報がありません。さらに検索していくと、キュー植物園に、上記の名の、しかし全く別種の蘭のさく葉標本が所蔵されていることが分かりました。つまり、この蘭は別の蘭の名前だけ借りた全く別物だったということです。 さて、振り出しです。草姿から、マキシラリアには違い無さそうだということで、マキシラリアを片っ端に検索していくと、出て来ました。 マキシラリア メレアグリス Maxillaria meleagris メキシコ、グァテマラの山地の熱帯雨林に自生する蘭のようです。南米のクールオーキッドほどではないですが、夏は湿潤で涼しい環境を好み、冬も比較的寒さに強いみたいです。 一応、これでこの蘭の正体はわかったわけですが、この蘭の個別の事情とは別に、2000年代に入ってからの遺伝子解析技術の進歩によって、植物の分類も遺伝子の系統に合わせて頻繁に再編されるようになってきてます。マキシラリアも大きすぎる属ということで、遺伝子の系統毎にいくつかの属に細分化する分類法が提唱されました。その新分類法に沿った場合、このマキシラリア メレアグリスはカマリジウム属(Camaridium)となり、種名はカマリジウム メレアグリスとなるようで、現在、半々位で採用されているようです。
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阿南田零
フォトコンの締め切り時間をすぎましたが『耐寒性四天王』の〆です。 マキシラリア ポルフィロステレ Maxillaria porphyrostele 近所の人によく春蘭に間違われますが、ブラジル原産の蘭で、育て方を見ても、最低気温10℃までとか、冬は室内に取り込めば加温なしで大丈夫、とか、そこまで耐寒性が高そうな説明はされてないと思いますが、とにかく頑強です。 うちではここ5年くらい屋外に放置しっぱなしですが、雪と霜にさえ気を付ければ、最低気温が-5℃くらいなら全く問題ありません。実のところ、雪が積もっても雪に接した部分の葉が枯れるだけで、本体はほぼ影響を受けません。 しかも、屋外放置でも、これから寒くなるという時期に、既に花芽が出来てしまう他の四天王、 セロジネ フィンブリアタ バルボフィラム アンブロシア デンドロビウム サユリ(仮) と違って、花芽は今の時期になって出てくるので、「株は大丈夫だけど、花芽がしけた」なんて心配もないのでとにかく手がかからない蘭です。 それだけじゃなく、日照の適応幅も、乾湿の適応幅もかなり広いので、よっぽどのことがない限り、失敗しない蘭だと思います。 ただ、とにかく成長が早いので、あっという間に大株になって、もてあましがちです。 こちらの📷は昨年5月15日撮影ですが、昨年の開花期間は4月下旬から1ヶ月ほどでした。屋外放置なので、温室や室内取り込み管理の花より開花は遅くなります。
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