警告

warning

注意

error

成功

success

information

ツユクサ(露草/ホタルグサ<蛍草>/アオバナ<青花>etc.)の一覧

いいね済み
11
カタバミ
9月。暑かった夏を後にしながら、私の散歩道の道際等の草花達は、強い日差しから解放されて、より充実した色彩を放そうとしているようだ--- 8月からの、暑中、残暑の解放から新たな草花達の姿 ---その22。 古えから儚さ詠まれし花、よく観るとあの荘厳飛龍似?。 ---自宅から出て直ぐ先の建物の壁面を背にして、この時季以前から出逢い観る、朝咲いた花が昼には萎むことで朝露を思わせるという、小さな可愛い青い花。 緑の中のこの青い花が、私を捕らえるように、ジッと私を見詰めたと、私は思ったのである。そして、私もそのお返しをしたのである(今迄は、この草花に近接して善くも観たことは無かったのである)。 よく観ると、大いに特徴的な花の形を持つ草花である、と一瞬、驚きを禁じえなかったのである。 何時も可愛さ中に観たこの草花には、別の、大いなる意思みたいものを観た想いであった。 それは、古代から儚さが詠まれきたこの草花には、僭越で失礼とは想うのだが、あの猛々しくも狩野芳崖の荘厳な飛龍(作品「飛龍戯児図」)の姿を、瞬時的にも、そこに観てしまったのである。 これは、飛躍した私の妄想、いや白日夢であったのかもしれない。 ツユクサ(露草/ホタルグサ<蛍草>/アオバナ<青花>etc.) 「飛龍戯児図」(狩野芳崖) 「ツユクサと文学」、下記の「ツユクサ」からの抜粋。 <『万葉集』には月草・鴨頭草(つきくさ)を詠ったものが9首存在し、古くから日本人に親しまれていた花の一つであると言える。朝咲いた花が昼しぼむことから、儚さの象徴として詠まれたものも多い> ・ツユクサ<露草、鴨跖草、鴨跖>(ツユクサ科 ツユクサ属) 一年生植物。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草。 <分布> 自生地は日本全土を含む東アジアで、アメリカ東北部などに帰化している。 朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。 <形態・生態> 英名のデイフラワー も「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。 また「鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)」の字があてられることもある。 ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。 「つきくさ」は月草とも着草とも表され、元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているが、『万葉集』などの和歌集では「月草」の表記が多い。 この他、その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。 色が薄く、花が紫色に見えるウスイロツユクサ(薄色露草)※や、紫色の花弁が3枚のムラサキツユクサ(紫色露草)※、白い花弁のトキワツユクサ(常盤露草)※などの近縁種がある。 6本の雄しべの中で、役に立つのは2本だけである。※下記の<近縁種>参照。 高さは15~50cmで直立することはなく、茎は地面を這う。 6月から9月にかけて1.5 - 2cmほどの青い花をつける。 花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない。雌蕊が1本、雄蕊が6本で成り立っている。 アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後には早朝に咲いた花は午後には萎む。 <近縁種> ツユクサ属は世界に180種ほどがあり、日本では本種ツユクサ、①ツユクサ(露草)を含めて5種がある。 そのうち、②シマツユクサ(島露草)と③ホウライツユクサは九州南部以南の南西諸島に、④ナンバンツユクサ(難波露草)は南西諸島に見られる。 ⑤マルバツユクサ(丸葉露草)は本州の関東以西にあり、本種ににているが葉先が丸く、また花を包む包が左右合着して漏斗状になる。 <ツユクサと文学> 『万葉集』には月草・鴨頭草(つきくさ)を詠ったものが9首存在し、古くから日本人に親しまれていた花の一つであると言える。朝咲いた花が昼しぼむことから、儚さの象徴として詠まれたものも多い。 次はその一つ。 → つき草のうつろいやすく思へかも我(あ)が思(も)ふ人の言(こと)も告げ来(こ)ぬ (出典・参考; ツユクサ Wikipedia)
いいね済み
6
カタバミ
9月。暑かった夏を後にしながら、私の散歩道の道際等の草花達は、強い日差しから解放されて、より充実した色彩を放そうとしているようだ--- 8月からの、暑中、残暑の解放から新たな草花達の姿 ---その22。 古えから儚さ詠まれし花、よく観るとあの荘厳飛龍似?。 ---自宅から出て直ぐ先の建物の壁面を背にして、この時季以前から出逢い観る、朝咲いた花が昼には萎むことで朝露を思わせるという、小さな可愛い青い花。 緑の中のこの青い花が、私を捕らえるように、ジッと私を見詰めたと、私は思ったのである。そして、私もそのお返しをしたのである(今迄は、この草花に近接して善くも観たことは無かったのである)。 よく観ると、大いに特徴的な花の形を持つ草花である、と一瞬、驚きを禁じえなかったのである。 何時も可愛さ中に観たこの草花には、別の、大いなる意思みたいものを観た想いであった。 それは、古代から儚さが詠まれきたこの草花には、僭越で失礼とは想うのだが、あの猛々しくも狩野芳崖の荘厳な飛龍(作品「飛龍戯児図」)の姿を、瞬時的にも、そこに観てしまったのである。 これは、飛躍した私の妄想、いや白日夢であったのかもしれない。 ツユクサ(露草/ホタルグサ<蛍草>/アオバナ<青花>etc.) 「飛龍戯児図」(狩野芳崖) 「ツユクサと文学」、下記の「ツユクサ」からの抜粋。 <『万葉集』には月草・鴨頭草(つきくさ)を詠ったものが9首存在し、古くから日本人に親しまれていた花の一つであると言える。朝咲いた花が昼しぼむことから、儚さの象徴として詠まれたものも多い> ・ツユクサ<露草、鴨跖草、鴨跖>(ツユクサ科 ツユクサ属) 一年生植物。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草。 <分布> 自生地は日本全土を含む東アジアで、アメリカ東北部などに帰化している。 朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。 <形態・生態> 英名のデイフラワー も「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。 また「鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)」の字があてられることもある。 ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。 「つきくさ」は月草とも着草とも表され、元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているが、『万葉集』などの和歌集では「月草」の表記が多い。 この他、その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。 色が薄く、花が紫色に見えるウスイロツユクサ(薄色露草)※や、紫色の花弁が3枚のムラサキツユクサ(紫色露草)※、白い花弁のトキワツユクサ(常盤露草)※などの近縁種がある。 6本の雄しべの中で、役に立つのは2本だけである。※下記の<近縁種>参照。 高さは15~50cmで直立することはなく、茎は地面を這う。 6月から9月にかけて1.5 - 2cmほどの青い花をつける。 花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない。雌蕊が1本、雄蕊が6本で成り立っている。 アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後には早朝に咲いた花は午後には萎む。 <近縁種> ツユクサ属は世界に180種ほどがあり、日本では本種ツユクサ、①ツユクサ(露草)を含めて5種がある。 そのうち、②シマツユクサ(島露草)と③ホウライツユクサは九州南部以南の南西諸島に、④ナンバンツユクサ(難波露草)は南西諸島に見られる。 ⑤マルバツユクサ(丸葉露草)は本州の関東以西にあり、本種ににているが葉先が丸く、また花を包む包が左右合着して漏斗状になる。 <ツユクサと文学> 『万葉集』には月草・鴨頭草(つきくさ)を詠ったものが9首存在し、古くから日本人に親しまれていた花の一つであると言える。朝咲いた花が昼しぼむことから、儚さの象徴として詠まれたものも多い。 次はその一つ。 → つき草のうつろいやすく思へかも我(あ)が思(も)ふ人の言(こと)も告げ来(こ)ぬ (出典・参考; ツユクサ Wikipedia)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ
3件中 1-3件 を表示

人気のコラム一覧

2024.02.14

春に咲く花といえば?4〜6月に見頃を迎える春の花一覧

by.GreenSnap編集部
2019.10.16

簡単DIY!「100均製氷ケース」で多肉ポットを作ろう!

by.hana (a piece of dream*)
2022.08.31

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にも...

by.GreenSnap編集部
2020.01.29

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツ

by.mokutaro(杢太郎)
2020.01.15

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!

by.内田アリ
2024.02.14

冬に咲く花といえば?寒い時期を彩る人気の冬の花一覧

by.GreenSnap編集部