公園のシモクレン(紫木蓮)が一斉に開花し出しました。 シモクレンは古い時代に日本に渡来したと言われていて 平安時代の書物にもその名があるのだとか…。 漢方では その蕾を乾かしたものは 辛夷(しんい)と呼ばれ 頭痛や鼻炎の薬にするため 植えられていた時期もあるようです。 中国南部原産。 モクレン科モクレン属の落葉低木。

街のあちこちで ハクモクレン(白木蓮)が咲いています。 蕾たちからは想像できないような豪華で気品のあるシェープです。 中国原産。 モクレン科モクレン属の落葉高木。

★似てる花を比べてみよう！★ 第32弾 ハクモクレン(白木蓮)とコブシ(辛夷)は 蕾も花の雰囲気も よく似ています。 どこが違うのか比べてみましょう。 　　　ハクモクレン　　コブシ 樹高　　　10m〜15m 5m〜10m 蕾の形　　ふっくら　　ほっそり 蕾の向き　上向き　　　あっちこっち 蕾大きさ　大きい　　　小さい 花色　　　白色　　　　白色 花びら　　９枚※　 　　６枚 花向き　　上向き　　　あっちこっち 花びら厚　肉厚　　　　薄い 花大きさ　大きい　　　やや小ぶり 咲き方　　半開　　　　全開　 開花　　　３〜４月　　３〜４月 葉時期　　花後　　　　開花時１枚　　　　　 葉形　　　逆さ卵形　　逆さ卵形 葉大きさ　大きい　　　やや小ぶり 果実　　　緑→赤　　　緑→ピンク 実形　　　ボコボコ　　ゴツゴツ ※蕾の時期は大きさ や 形と共に向きに注目！コブシの蕾の向きは右・左・上とあっちこっち自由奔放です。 花の時期は大きさや咲き方で区別できますね。🤗 ※ハクモクレンの花びらと萼片は合計９枚ですが 区別がつきません…。 ◆ハクモクレン(白木蓮) 中国原産。 モクレン科モクレン属の落葉高木。 ◆コブシ(辛夷) 日本・韓国原産。 モクレン科モクレン属の落葉高木。 ※"★似てる花を比べてみよう！★"は 似ているけれどよく見たらちょっと　違う花を比較してみるシリーズです。 過去のpicをご覧になられる方は下記の"@似花"の🏷タグをポチッしてお進みください。🧐

★似てる花を比べてみよう！★ 第１弾 シモクレン（紫木蓮）は花びらの外側が紅紫色で内側が白です。 平安時代中期の事典には既にその記載があり、古くに中国から漢方薬として渡来しました。 シモクレン（紫木蓮）とハクモクレン（白木蓮）の違いをまとめてみました。 　　シモクレン　　ハクモクレン 樹高　４〜５m　　５〜１５m 幹　　株立ち　　　単幹 花弁　６枚位　　　９枚位 葉　開花中に出る　開花後 中国原産。 モクレン科モクレン属の落葉低木

１０日程前迄は銀色の毛で覆われていたハクモクレン（白木蓮）の蕾たち。 春の訪れを告げるように一斉に咲き始めました。 蕾たちからは想像できないような真っ白で気品のある美しい花姿です。近寄ると心地よい上品な香りが漂います。 中国原産。 モクレン科モクレン属の落葉高木。

左の蕾がハクモクレン（白木蓮） 右の蕾がコブシ（辛夷）です。 科も同じでよく似ていますがこの２つの蕾の違い分かりますか？ ①白木蓮の蕾はコブシより少し 　大きくふっくらしていること。 ②白木蓮の蕾は皆上を向いている 　が、コブシの蕾は右を向いたり 　左を向いたり…自由奔放。 花が咲く前の蕾でもそれぞれ個性があるんですね！ ハクモクレン（白木蓮） 中国原産。 モクレン科モクレン属の落葉高木 コブシ（辛夷） 日本・韓国原産。 モクレン科モクレン属の落葉高木