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ウイキョウ/フェンネルの一覧

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Kazyan
【万葉の中庭シリーズ:ウイキョウ編】 ♧ウイキョウ:茴香//Fennel:フェンネル(英名) ♡この写真画像は、わが万葉の中庭のプランターで実験的に育てている「ウイキョウ」の様子を撮影したものデス🐶 画像からも分かるように、古い枝の付け根のところから新しい🌱新芽が出てきて、古い枝葉は枯れてしまうけど、ちゃんと次の世代に継承されて、更に大きく成長しているようデスら😸 右側の画像は、玄関を入った所の壁際に「ウイキョウ」の新しい🍃葉っぱの出ているのを一枝摘んで、生花として飾り、ほのかな香りを楽しんでいます。 古い枯れた枝葉と混在して新しい芽が出ているのが観られましたデス😸 玄関の中に入って直ぐに、仄かな香り漂ってイイ感じデスら😸 学名: Foeniculum vulgare セリ科ウイキョウ属:多年生の草本植物 ウイキョウ属唯一の種で、英名からフェンネル: Fennelとも呼ばれている。 フランス名からフヌイユ(fenouil)、イタリア名でフィノッキオ(Finocchio)とも呼ばれる。 属名 Foeniculum は、「小さな干し草」を意味するラテン語に由来し、中世ヨーロッパでは fanculum と呼ばれ、その後に Fenkel や Finule の名で広まっていった。 種小名の vulgare は、ラテン語で「普通の」という意味である。 古代ギリシャ名ではマラトン(mararthon)と呼ばれており、「細くなる」という意味の maraion に由来する。 《一九献上》 『ふわふわとウイキョウ香る清しきや』 @"The fluffy fennel 🍃 leaf scent feels refreshing." 大意:ふわふわとした茴香:ウイキョウの🍃葉の香りは清々しく感じます。 🗒伝統的なハーブの一つとしても知られ、甘みのある香りと樟脳のような風味があり、古くから香辛料や薬草などとして用いられ、栽培も行われてきた。 ♧中国植物名は茴香(ういきょう、ハイシヤン、ホエイシャン)と書き、その由来は、腐った魚に使うと香りが回復するから名づけられたといわれる。 和名ウイキョウ(茴香)の語源は、日本に伝わったときに「茴」を唐音で「ウイ」、「香」を漢音で「キョウ」と読んで名付けられたのだとする説が存在する。 別名として、ダイウイキョウ(大茴香)と呼ぶ場合のあるスターアニスに対して、ショウウイキョウ(小茴香)と呼ぶ場合もある。 🗒フェンネルは人類史において、数千年ほど前のもっとも古い時代から栽培されているハーブの一つである。 原産地の地中海沿岸では、古代ギリシア人が利用し、人々は空腹を抑えるためにフェンネルを食べた。 古代ローマ人は野菜として食べ、ローマ軍の遠征によってヨーロッパ全土へと広まっていった。 胃腸の働きを整え、視力をよくする力があるとされ、古代ローマの戦士たちにも携帯されていたといわれる。 その種子と芽については、961年のスペインの農耕記録にも残されており、1066年ノルマン征服以前のアングロサクソンの料理法と薬用法について言及がなされている。 ローマのパン職人は、パンに風味を加えるために、パン生地の下にフェンネルの葉を置いてパンを焼いた。 中世ヨーロッパでは、村人が夏至祭の前夜に、災いや魔物から家を守る目的で、他のハーブと一緒に戸口に吊るしていたり、虫を追い払うためにも用いられた。 ピューリタン(清教徒)は「礼拝の種」と呼んで、長い礼拝の合間によくフェンネルの種子を噛んでおり、カトリック教徒も断食日の間の空腹を紛らわすために種子を食べた。 1657年、植物学者のウィリアム・コールズが、著書 “Adam in Eden, or Nature's Paradaise”の中で、フェンネルでつくったジュースやスープを肥満患者に食事で与えると、その患者はやせて細くなると言及している。 19世紀のアメリカの詩人ロングフェローは、「低い草木の上に塔のようにそびえる黄色い花をつけたフェンネル」と歌っている。 ☆食用に使える部位は幅広く、葉・茎・鱗茎・種子のように見える果実に至るまで食用になる。 スープ、シチュー、肉料理などの香辛料として使用するフェンネル・シーズ(fennel seeds)は、種子のように見えるものの、正確には果実である。 魚料理との相性が良く、魚の臭い消しと脂っこさを感じさせない効果から、「魚のハーブ」「フィッシュハーブ」の異名がある。 イタリア料理の代表的な食材の一つとして知られ、西洋では魚料理で広く使われるほか、ピクルスの風味付けに用いられ、インドではカレー料理に、中国では五香粉の原料の1つとして用いられる。 またアブサンの主要な三成分の一つであり、パスティスやアクアビットなどの酒類・リキュール類の香り付けにも用いられる。 ☆葉・茎 生の葉はサバやサケなどの魚料理でよく使われており、スープやサラダ、刻んでソースに入れたり、そのまま飾りつけに使われる。 若葉はオリーブ油やビネガーに漬け込んで、調味料として使われる。 イタリアの料理人は、茎をスープやサラダに入れる。 沖縄料理においては、整腸作用のある島野菜として珍重されていた。 魚汁やまーす煮などの魚料理の臭い消しとして用いられ、時にヒラヤーチーなどの薬味としても用いられた。 ☆鱗茎(葉柄基部が肥大した部分)はフィノッキオ (finocchio) とも呼ばれ、パリッとした食感があり、主に野菜として煮込んだり、蒸したり、炒めたり、焼いたり、あるいは生のまま出され、玉ねぎのようにサラダや煮物、炒め物、スープなどに用いられる。 茎・葉は生食されるが、その他にも佃煮、シチューなど肉料理の香味野菜として使用される。 ☆果実(フェンネル・シーズ)はアニスに似た爽やかな風味を持つ甘い芳香があり、菓子に向いている。 そのまま粒状のものは「ホールシード」ともよばれ、使用上必要に応じて粉砕し粉末にしたものは「ファンネルシードパウダー」とよばれている。 ケーキやペストリーなどの菓子のほか、パン、スープ、シチュー、ピクルス、魚料理、ザワークラウトなどの香味付けに用いられ、特にアップルパイ、ビスケット、キャンディーによく合う。イタリアでは、種子をソーセージの風味づけに使う。 砕いた果実は、中国の五香粉の重要な構成要素の一つでもある。インドの郷土料理や、パキスタン・アフガニスタン・イランの料理でも欠かせない。 インドとパキスタンでは、食後の口臭消臭剤として煎った種子を噛む習慣がある。 フェンネル・シーズを様々な色の砂糖でコーティングした物(ヒンディー語で「ソーンフ」。ウイキョウの意味。)が、日本のインド料理店で口直しとしてレジの横などに置かれている場合がある。 種子に含まれる栄養成分は、食物繊維が豊富で、ビタミンA・ビタミンB複合体・ビタミンC・Eのほか、銅・鉄・カルシウム・カリウム・マンガン・マグネシウムなどのミネラル類を含む。脂肪油を12パーセントから18パーセント程度含む。 ただし、種子に含まれる精油成分によって、食べ過ぎると痙攣を引き起こしたり、神経系が乱れることがあるとの指摘もされている。 ✍️Works:Poetaster Kazyan/筍歌人 藪中和堂  Artistic:Prunus japonica March 16,2022:past am 07:30’:📱shooting March 16,2022:past 19:30':uload by Kazusn’s Green Studio
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