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コバノタツナミ(小葉の立浪)の一覧

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カタバミ
12月は師走(しわす)、陰暦で12月をさす。何かと慌ただしい時期、それは、師匠といえども趨走(すうそう、走り回る)する月。  これは旧暦、現在でも使用されることもあるが、現行歴とはその1〜2月後位の季節感のずれがあるという。 私の散歩道の道際等の草花達は、また新たなに生まれかわろうとする世界にも、自ずからその身を委ねようとしている。 --- 11月からの、新たな時季に向けての草花達の姿 ---その1。   /春観る花この時季にも、     時宜よく得て咲くや白い唇形花/ 11月上旬。遅まきながらも秋の季節感が、漸くだだようにもいつものオープンガーデンの道際。 繁茂する細長い葉を持った草の茂みの中から、ピョコンと、何か白い小花が、そこに可愛いらしく、幾つかが顔を出していた。 それは、伸びた茎の上部に花序を出し、小さな花を穂状に咲かせて、その花は長さ2㎝程度の唇の形を持って、それが筒状に合わさった花弁を持っていた。 それは、清楚にも何か謙虚さが伺える草花のようであった。 この花、、例年、春にここにで会い観て来たが、この今時分の秋にもそこに観るは、気温の変化が大きかったせいであろうか、春の花が季節を間違えてそこに咲くを、私が観たようであるが---。 しかし、この草花、その時宜を得てよく花をつけるようである。     コバノタツナミ(小葉の立浪) <’タツナミソウの名の謂れ‘ について、下記の「タツナミソウ」より抜粋、次に:  この唇形花の花姿が泡立って押し寄せてくる波の様子に似ていることから、立浪草(タツナミソウ)の名前がついたと言われている。> ・タツナミソウ<立浪草、別名 コバノタツナミ<小葉の立浪>>(シソ科 タツナミソウ属) (備忘:タツナミソウの属性等について 5/18or5/19 ‘22) 上記の“タツナミソウの属性等について”は、今後は下記の「タツナミソウ」の属性等がとって代わる。                   ↓ ・タツナミソウ*<立浪草)>(シソ科 タツナミソウ属) *コバノタツナミ含む  日本、中国、朝鮮半島などに分布する常緑多年草。 タツナミソウ属の植物は、世界に広く約200種が分布しており、日本には16種が自生している。 日本で最も多く見られるのがタツナミソウで、自生地は北海道を除く全国にあり、草原や森林の開けた場所などに自生している。 多くの変種が確認されており、種の同定が困難な植物としても知られています。 園芸的には、タツナミソウの変種であるコバノタツナミが最も多く栽培されている。 コバノタツナミは、福島県以南の本州、四国、九州などに分布している。ここでは主にタツナミソウとコバノタツナミについての紹介。 タツナミソウの花期は4月~5月。 花期になると、伸びた茎の上部に花序を出し、小さな花を穂状に咲かせます。 花序は3~8㎝の長さで、花は花序の片側に偏って付く。 花は長さ2㎝程度の唇形花。 唇形花(しんけいか)とは、シソ科の植物に多く見られる花の形。 筒状に合着した花弁の先が上下2つに分かれており、この様子を口に見立て、上部を上唇(じょうしん)、下部を下唇(かしん)と呼ぶ。 タツナミソウの唇形花は、筒部が長く斜上、上唇はかぶと状に膨らみ、下唇は3裂している。下唇には紫色の斑点がある。 個体差が大きく、斑点のほとんど見られないものもある(→コバノタツナミ)。 この唇形花の花姿が泡立って押し寄せてくる波の様子に似ていることから、立浪草(タツナミソウ)の名前がついたと言われている。 花色は紫、白、ピンク。 花が終わると萼片の上唇は皿状、下唇は鍋状になって閉じ、中に種子ができる。種子が熟すと上唇はとれ、中の種子が落ちる。 葉は対生し、広卵形~三角状の卵形で基部は心形、縁に鈍い鋸歯があります。 茎は赤みを帯び、直立し、草丈5~30㎝に成長する。 耐寒性、耐暑性ともにあり、育てやすい植物。 病害虫の発生もほとんどなく、放任でもよく花を咲かせる。 こぼれ種でよく増えるので、グランドカバーとしても利用される。 <タツナミソウ属の仲間> →タツナミソウ タツナミソウ 日本、中国、朝鮮半島に分布し、日本では本州、四国、九州に分布。 花は花序に穂状に付き、草丈20~30㎝程度に成長する。 花の下唇の斑点は、中央裂片にあり、左右に無いのが特徴。 唇形花 葉の鋸歯は7~14対。 → コバノタツナミ 日本、中国、台湾に分布するタツナミソウの変種。 日本では福島県以南の本州、四国、九州などに分布。 花は穂状に付き、草丈5~20㎝に成長する。 花の下唇の斑点が、中央および左右裂片にもある。 個体差が大きく、斑点のほとんど見られないものもある。 唇形花 葉の鋸歯は3~7対。 茎は暗紫色を帯びる。 葉茎に細かい毛が密生しているため触ると柔らかい手触りで、ビロードタツナミとも呼ばれている。 葉茎の毛にも個体差があります。 →オカタツナミソウ 日本固有種のタツナミソウの近縁種で、本州、四国に分布。 花序が短く花がまとまって付く。 草丈10~50㎝に成長する。 → シソバタツナミソウ 日本、中国に分布するタツナミソウの近縁種。 日本では本州、四国、九州に分布。花序は穂状で、草丈5~15㎝に成長する。 葉脈上に暗紫色の斑が入ることが多いが、無い個体も見られる。 茎に上向きの短毛が密生するのが特徴。 (出典・参考: ガーデニングの図鑑)
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