先月は木のハギをいくつかまとめて投稿しました。 次は草のハギをひとつ。 メドハギ　筮萩　目処萩 マメ科ハギ属の多年草 在来種 日本全土の日当たりのよい草地や道ばたに自生 石神井川のワンドです。 すり鉢状になった深いワンドの階段を上がって来たところで咲いてました。(もう数段で歩道) ワンドの底の方は増水すると水浸しになりますが　流石にこの辺りまでは水は上がってきません。 「メドハギ 見〜っけ」 やや木質化した茎は６０〜１００cm。　 直立し枝分かれして束状になった姿が特徴的なのだそう。 とはいっても　私が見かけたことあるメドハギ達は　どれも倒れてるのよねー。本来の姿をまだ見たことありません。 ６〜７ｍｍ位の 小さなお花 花期は 8〜10月。 葉っぱの様子も覚えたいので　このままのサイズで。 お手数おかけしますが、ど真ん中辺りをぐぐーんと拡大してみると　お花の様子が見えると思います。 撮影　2022 9/17 石神井川のワンド

トマト　蕃茄 ナス科ナス属の多年草 日本では一年草扱いだが原産地では多年草 南アメリカのアンデス山脈高原地帯原産 このお花、この葉っぱ　…？？？ あなた　トマトよね？！ ど～しちゃったのこんなところで！と、思わず話しかけちゃいました。 ( 育てたことないし、じつは撮影も はじめてです ) 石神井川のワンドの底、ボントクタデや アメリカタカサブロウが咲いていた所です。 (増水すると水浸しになる場所) 誰かのお弁当から　コロころコロリン　転げ落ちたトマトが発芽し成長しちゃったのかしらね？ 撮影　2022 9/17 石神井川のワンド

ナンバンギセル　南蛮煙管 ハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物 在来種　日本全土に分布　野山に自生 引き続き　石神井川のワンドです。 すり鉢状になった深いワンドの底を探検し　さてさて次へ移動しましょうかと、階段を上がって来たところで咲いてました。(もう数段で歩道に上がります) ワンドの底の方は増水すると水浸しになりますが　流石にこの辺りまでは水は上がってきません。 ビックリ！！！ えー？！ナンバンギセルよね！ 植物園で一度見たことありました。皆さんの投稿でも拝見してます。 でも　まさか私の行動範囲で出会えるなんて想像してなかったので　驚きました。 高さ15〜20cmの直立した花柄 （この子は１２〜１３ｃｍくらい) 長さ3〜3.5cm 筒状の 俯いたお花の花期は 7月〜9月 花言葉　物思い 俯く姿から連想した花言葉なんてしょうね。 古名は 思ひ草 道の辺の　 尾花が下の　 思ひ草 今さらさらに　 何をか思はむ　　 　　　　　　 万葉集より　　作者　不詳 撮影　2022 9/17 石神井川のワンド …………………………………………………… Wikipediaより イネ科の単子葉植物（イネ、ススキ、サトウキビなど）の根に寄生する。葉緑素が無く、寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育するため、寄主の生長は阻害され、死に至ることもある

アメリカタカサブロウ 　　　亜米利加高三郎　 キク科タカサブロウ属の一年草 熱帯アメリカ原産　　帰化植物 関東以西の水田や水路、路傍、放棄水田、畑地に広く分布 昨日に 引き続き　石神井川ワンドの底辺りです。 昨日投稿した ボントクタデ群生の 直ぐ側で 群れてました。 去年 別の場所で出会いました。 その時は　在来種のタカサブロウなのか？外来のアメリカタカサブロウなのか？ 迷い、最終的に種子の形状を観察し　アメリカタカサブロウだろう！と結論が出ました。 その節は皆さん　一緒に一生懸命考えてくださり　ありがとうございました。 は～い　そして　覚えましたよ。 アメリカタカサブロウ ぱっと、お名前で呼べたのが 嬉しかったなー 花期は　8月〜10月 お花は小さくて ５〜７ ｍｍ 位。 (在来種タカサブロウは10mm位) 鋸歯がハッキリした細長い葉っぱ。　 あ！そうそう！ この子　ちゃんと理由があってここに居るんだなぁって よくわかりました。 種子は水に流され散布されるのだそうです。 種子の観察 (採取10月) 投稿　2021 11/10 撮影　2022 9/17 石神井川のワンド

たぶん ボントクタデ　凡篤蓼　　2/2 間違っていたら教えて下さい。 つづき ・葉っぱを見ると ヤナギタデよりも　幅があり（長楕円状披針形）、黒い斑があるぞ！ (ヤナギタデには黒斑無し) ・草丈は70〜100cmで 茎は直立し分枝して、赤味を帯びることが多い。（← どれも倒れかかってて実際全身の姿はよくわからなかったけど） ・托葉鞘は筒状で、その1/2の長さの縁毛がある　　うん！ある！ ・花期は9〜10月 花序は 5〜12cm程の 細長い ひも状で 先は垂れてまばらに花をつける。花被は長さ2.5-3mm 淡いピンク〜白っぽいお花は 半開きのものが多い気がしました。精一杯開いて５ｍｍくらいかな 蕾は濃い目のピンク。 目立ってる紅色の蕾のような形のものは 宿存萼。花後この萼に包まれて 中で 黒い種子ができます。 よく似たヤナギタデ が 香辛料になるのに対し、こちらは辛味が無く 役に立たないからと、このお名前がついたそう。 “凡篤” は 愚か者の意。 ひどーい　そんなネーミングってあり？！　 　　　　　　　　　　　ぷんぷん そんなときは花言葉で名誉回復 花言葉　　君を離さない 撮影　2022 9/17 石神井川のワンド　北区音無もみじ緑地 …………………………………………………… さてさて　コレで何種類目のタデかなぁ？ 出会って覚えた順に数えると… イヌタデ、オオケタデ、アイ(タデアイ)、サナエタデ、ハナタデ。 そして今回　オオイヌタデ、ボントクタデ。 ちゃんと覚えていられるかなぁ～

先に投稿した　大イヌタデとイヌタデに会った石神井川のワンドへ昨日 行ってみました。 たぶん ボントクタデ　凡篤蓼　　1/2 間違っていたら教えて下さい。 タデ科イヌタデ属の一年草 在来種　 本州、四国、九州、沖縄に分布 水田やため池など湿地に生える おっとーー？！？！？！ 様子が変わってるぞー カナムグラや 他の ざっ草達、イヌタデたちと混ざって 赤っぽい 垂れたコを発見。 はじめまして。 あなたは だぁれ？？？ タデのお仲間よね～ 枝垂た花序に 小さなお花が まばらについた様子はヤナギタデかなぁと迷ったけど… 次の投稿 2/2 に続きます。 撮影　2022 9/17 石神井川のワンド　北区音無もみじ緑地

昨日投稿した オオカワジシャと同じ場所で 同じく７月に 見っけました。 ⬆　オオイヌタデ　　大犬蓼 ★ どうぶつシリーズ タデ科イヌタデ属の一年草 日本全土の道端や荒れ地、河原に生える。 茎はよく分枝して高さは0.8〜2ｍと大きくなるので　イヌタデとはずいぶんサイズ感が違います。 左上 ↖　花序も大きく 3〜7cmと長くて先は垂れさがる。 イヌタデより少しピンク色は薄い。 右上 ↗　白花もある。 右→　オオイヌタデの托葉鞘。 節くれだつことと、茎に赤い斑点があるのが特徴。 …………………………… ⬇　イヌタデ　犬蓼 ★ どうぶつシリーズ タデ科イヌタデ属の一年草 日本全土の道ばたや畑、荒れ地などにごくふつうに生える。 草丈は 20〜50cm。 花序は長さ1〜5cm　 粒状の花をしごき取り、赤飯にみたてて、ままごとに使って遊んだことから、“赤まんま”と呼ばれ親しまれていますね。 俳句では 初秋 の季語です。 オオイヌタデ、イヌタデ共に 撮影　2022 7/3 石神井川のワンド　北区音無もみじ緑地 ★ どうぶつシリーズ

石神井川のワンド 対岸から撮影　2/2川下 先に投稿した　オオカワヂシャを　見っけた場所です。 私の投稿で度々登場している石神井川は 治水のため深く掘り下げられコンクリートで固められた垂直護岸ですが、北区の方へ行くと　一部 すり鉢状の ワンド ( 川の入江 ) が 設けられている箇所があります。 ( 北区音無もみじ緑地 ) 雨の降っていない安全な日中は　川面ぎりぎりまで降りられるよう階段があります。 雨が降って 増水すると　このワンドに どんどん水が入り 洪水を防いだり 増水時の魚たちの隠れ場になるそうです。 撮影　2022 9/17　スマホ

石神井川のワンド 対岸から撮影　1/2川上 先に投稿した　オオカワヂシャを　見っけた場所です。 私の投稿で度々登場している石神井川は 治水のため深く掘り下げられコンクリートで固められた垂直護岸ですが、北区の方へ行くと　一部 すり鉢状の ワンド ( 川の入江 ) が 設けられている箇所があります。 ( 北区音無もみじ緑地 ) 雨の降っていない安全な日中は　川面ぎりぎりまで降りられるよう階段があります。 雨が降って 増水すると　このワンドに どんどん水が入り 洪水を防いだり 増水時の魚たちの隠れ場になるそうです。 撮影　2022 9/17　スマホ

オオカワヂシャ　大川萵苣 オオバコ科クワガタソウ属の越年草 ヨーロッパ〜アジア北部原産　 河原や水田、河川や湖沼の岸辺などに生育 ７月はじめの写真です。 今更ですが　私には はじめましてのコなので　自分の覚書のため投稿しておきます。 まさに水辺で出会いました！ 私の投稿で度々登場している石神井川は 治水のため深く掘り下げられコンクリートで固められた垂直護岸ですが、北区の方へ行くと　一部 すり鉢状の ワンド ( 川の入江 ) が 設けられている箇所があります。 ( 北区音無もみじ緑地 ) 雨の降っていない安全な日中は　川面ぎりぎりまで降りられるよう階段があります。 雨が降って 増水すると　このワンドに どんどん水が入り 洪水を防いだり 増水時の魚たちの隠れ場になるそうです。 7月上旬　ワンドの長い階段を降り すり鉢の底部分を散策したときに　このお花に出会いました。 ん？！ オオイヌノフグリに似てるけど … 違うよね … あなたは だぁれ？ 調べてみると　オオイヌノフグリと同属のお仲間　オオカワヂシャだとわかりました。 草丈は 30cm〜100cm 花期は ４〜９月と記されたものと　５〜６月としたものなどあります。 ５ｍｍ前後位の 小っさな お花は 淡青紫色で、すじが濃い (　在来種のカワジシャは全体的には小ぶりで お花が白く、青い筋がはっきりしないのだそう。) 撮影　2022 7/3 石神井川のワンド　北区音無もみじ緑地