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マメヅタラン属の一覧

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阿南田零
バルボフィラム エリザベス アン 'バックルベリー' Bulbophyllum Elizabeth Ann, J.Chambers 1969年登録 個体名 'Buckleberry' ロンギッシマム(Bulbophyllum longissimum)と ロスチャイルディアナム(Bulbophyllum rothschildianum)の1次交配種。 咲く時はだいたい、まだ屋外に出しておける10月末~11月上旬に咲くんだけど、今年は10月に入っても花芽が上がらなかったので、てっきり今年は咲かないもんだと思ってた。 10月下旬に急激な気温低下があって、室内に取り込もうとした時に鞘をめくったらごく小さな花芽が出来てて、そこから室内の窓際でひたすら暖めて、先週の日曜日にはいつ咲いてもおかしくないところまで来てたのに……そこでナゼか足踏み。 今週日曜日になっても、まだ1~2輪開いただけで、月曜の夜になってやっと全開した。 昨年、この花を載せたとき、個体名について『以前はBuckleburyという綴りを良く見てた気がするけど、最近はBuckleberryばかり目にする。Buckleburyは実在の地名だからこっちが正しい気がするんだけど……』的なことを書いてたんだけど、アメリカではBuckleberry名での受賞歴も沢山あるし、Buckleberryも間違いじゃないんだぁ~って思ってたら、RHSのHPにBulbophyllum Elizabeth Ann 'Buckleberry'はCirrhopetalum Elizabeth Ann 'Bucklebury'のシノニムだ、と書いてあった。 要するに'Buckleberry'と'Bucklebury'は同一個体であるということと、両方とも正式な個体名としてRHSが認めたという事。 Cirrhopetalumは現在はBulbophyllumに統合されて無効名になっているし、前回も書いたように'Bucklebury'は実在の地名で、片や、Buckleberryは何の意味もないただの文字列なので、時系列的にも、最初はCirrhopetalum Elizabeth Ann 'Bucklebury'だったのが、Cirrhopetalum →Bulbophyllum に変わるどこかの段階で'Bucklebury'の綴りを間違っちゃったんだろうね。 ただ、綴り間違いの方があまりにもメジャーになっちゃったもんだから、ただの個体名についてRHSがわざわざ言及したのかも知れないね。 だから、現在はどちらの個体名を使っても間違いじゃないんだろうけど、最初に名付けた人は(Buckleburyに住んでた人なのかな?)、勝手に綴りを変えられて(しかも意味の無い文字列に)、あんまりいい気はしないだろうね。
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阿南田零
今日はもう一枚。 どうも不慣れなもんでロゴ入れ忘れるよね~。で、1回ポストすると、文章はあとで再編集出来るのに、画像は差し替え出来ないのね~。不便なのね~。 まあ、それはそれとして、これは2020年4月以来の開花。寒さに強いもんで、まだ庭に放置してたら咲いてた。以前は冬を越えてから咲いてたんだけど、この時期にも普通に咲くもんなのかな? マキシラリア メレアグリス Maxillaria meleagris Lindl. 1844 以前載せた時にも書いたけど、ナゼかこのマキシラリアはサンギノレンタ(Maxillaria sanguinolenta)という名で数多く流通している。それも日本だけじゃなく、世界中のあっちやこっちで。 なんせInternational Orchid Foundationとかいう“国際”NPOのWebページ《Orchids.org》でもこのマキシラリアをサンギノレンタとして載せてるんだから、国際的にフェイクネームが広がるよね~。 組織の趣旨として、『蘭や蘭の育て方自体などについて広く啓蒙する』的なことを標榜してるらしいけど、KewのサイトやGBIFで本物のサンギノレンタの模式標本も公開されてるんだし、国際的なウソはばらまかないで欲しいもんだよ。 ちなみに、本物のサンギノレンタはマキシラリア ミニアタ(Maxillaria miniata)そっくり(もしくは同種)で、この蘭とは似ても似つかない。
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阿南田零
これを並べて撮りたかったのよ。 バルボフィラム ロスチャイルディアナム Bulbophyllum rothschildianum (O'Brien) J.J. Sm. (1912) ↖️元からウチにあるロスチャイルディアナム。2年ぶりの開花。昨日の朝開き始め、夜完成。 ↗️10月末に広島市植物公園で開かれた『秋の洋蘭展』の分譲・即売会で購入したばかりのご新規さんのロスチャイルディアナム。5日に開き始め、6日の朝開花完了。今日はすでに萎れ始めてることもあり、↖️との大きさの差が写真では分かりにくいが、咲き始めの実物は幅も長さも↖️より相当大きい(例えば下萼長だと↖️は8cm前後、↗️は12~13cm)。蘭展などで賞を貰うのはだいたいこっち系統。 ↗️の方は昨年の秋の洋蘭展でも、たぶん同株由来の物が展示されてて、ウチのとホントに同種か?と思うくらい、大きさから何から違ったんで、欲しいな~とは思ってたんだけど、今年、即売会でまさかの出会い→即買い🤣 で、実際こうやって実物同士を見比べると、花の色や大きさだけじゃなく、単なる個体差で済ませられないくらい色んなところの色んな形態が別種と言っていいくらい色々違う。 もし、別種だとしたらどちらが本物のロスチャイルディアナムなのか?これは後々それぞれの特徴を比較しながら検証しようと思うけど、今のところ気づいてる特徴では新参者↗️の方が本物に近いと思う。元々ウチに居たの↖️は交配種の可能性すらあるような…。 まあ、片方が突然変異個体という可能性もあるんで、どんなに違いがあったとしても市場で流通しているもの1個体ずつ見比べて、別種かどうか断言まではできないんだけど。
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阿南田零
昨日開花した今年のコロリフェラム1番花はちとショボイ。けど昨年より約2週間早かった。 バルボフィラム コロリフェラム Bulbophyllum corolliferum J.J.Smith (1917) シノニム:Cirrhopetalum curtisii (Bulbophyllum curtisii はBulbophyllum purpurascensのシノニムとして優先権があるのでBulbophyllum corolliferumのシノニムとしては非合法名) 誤同定によるフェイクネーム: Bulbophyllum auratum(有名なフェイクネーム個体=Bulbophyllum auratum 'Other World') ボルネオ、マレー半島、スマトラ、タイ原産 低地のマングローブ林等の樹幹に着生 年々初花が早くなってきてるのは株が充実してきてるせいか?入手した頃に比べると葉の長さも3倍くらいになって25cmある。もう小型種とは呼べない😩 匍匐茎も長めだし、根も先端だけ着生させて大部分は空中にむき出し状態なので、温室内など十分に高湿度を維持できて水切れしない環境ならヘゴ付けやバスケットの方が育てやすいとは思うんだけど、うちではそうもいかないのでプラ鉢+椰子ガラでほぼ年中腰水。なのですぐ鉢から飛び出してしまう。バルボばかり育ててると、この手のタイプが結構多いので、保温のためじゃなく保湿のために温室が欲しくなる。 あ、そうそう、においは生魚系。アナンダレイやジア ホー ゴールデン アンブレラとよく似た感じ。ちょっとキュウリっぽさが混じる?でも近くでクンクンしないと気づかない程度の微香性。
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