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お正月の一覧

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のんちゃん
お正月帰省してました。 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 テリハボク 照葉木 方言名 : ヤラブ、ヤラボ、ヤナブ、タラブ、トゥフクギ、ヤラフクギ タヒチ名: Tamanu  タマヌ テリハボク科テリハボク属の常緑高木 インド洋〜太平洋にかけての熱帯の海岸沿いの地域(マダガスカルからインド、ポリネシアのマルケサス諸島)および北マリアナ諸島、沖縄諸島が原産地 海岸砂地、沿岸部に自生 1つ目 海沿いの公園の駐車場脇に植えられてました。何となく  見たことあるよ うな…??? 珍しくはないような感覚ですが、やはり  故郷の植物をゼンゼン知らずに生きてきた私は  お名前を知りません。 あなたはだぁれ? 調らべてみて  昔から沖縄に自生している木だとわかりました。 20mほどの 大木となり  材が硬いため、かつて南洋地域で造船材として使われていたそう。またフクギのように防潮・防風林として利用したりするそうです。 今回出会った  この木は  まだそんなに大きくなかったなぁ〜 大きく育って活躍を期待したいですね。 お名前のとおり テリテリの葉っぱ。海浜植物らしさを感じられますね。 6~7月と10~11月にお花が咲きます。 白いお花は   2cm位で 爽やかで甘い香りなのだそう。 2つ目 実(核果)は、3〜4cmのまん丸。 外果皮は薄く,淡褐色,光沢はなく,ざらついて,完熟すると皺ができる。  果実から圧搾したオイルは『タマヌオイル』と呼ばれ  古くからタヒチ、ハワイなど太平洋の島々で伝統薬として利用されてきたのだそう。(沖縄でも) 栄養豊富で抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、高保湿作用が高いスキンケアオイルなのだそう。 中果皮は軟らかい肉質,  内果皮は硬く中にコルク質に包まれた種子が1個あり, 核は海水に浮かびます。 なるほど~  海に旅立つのですね〜 ★ 海を旅する種子シリーズ 撮影 2025  /1〜1/3 スマホ 沖縄 *** 3つ目  これにて、今回の沖縄土産投稿はおしまいです。長々とお付き合い下さりありがとうございました。 今回の帰省も  はじめましての出会いがたくさんありました。(投稿した内の半分位) 故郷の植物達のこと ほとんど 知らずに生きてきたんだなぁと、つくづく感じたのと同時に、ますます興味が湧き上がって来ました。 撮影  2025  1/2    スマホ 沖縄  ローカルビーチ ***覚え書き 沖縄の海浜植物 成帯構造 グンバイヒルガオ、テリハクサトベラやモンパノキ、アダン、ユウナが海に最も近い最前列に繁り  その後ろに  このテリハボクやフクギ、アカテツ、ハスノハギリなどが育ち、 後方(陸側)に リュウキュウマツ、モクマオウたち。
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のんちゃん
お正月帰省してました。 沖縄で出会った植物たちのお土産です とは言っても、どれも外来種ばかり。アメリカ、セイロン、恒春など… 1つ目 コトブキギク 寿菊 キク科コトブキギク属の多年草 熱帯アメリカ原産 熱帯、亜熱帯地域に広く分布し 日本では  主に沖縄と小笠原諸島に帰化。発見年の順に辿ると、まず沖縄に移入して  次第に本州太平洋側に広がって行ったのかな?と推測してます。 茎はよく分岐し這って広がり  長い花茎が立ち上がり  30〜60cmになる。 お花は  茎先にひとつ  1.5〜2cm。舌状花は淡いクリーム色で先っちょが3裂し不揃い 筒状花は黄色 茎も葉っぱも毛深いなぁ そして、ふわふわ冠毛も出来上がってました。 気になる お名前の由来ですが… 不明なんです。 ★ ふわふわシリーズ 2つ目 セイロンマンリョウ 錫蘭万両 別名:コウトウタチバナ     ウミベマンリョウ 海辺万両 サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑低木 スリランカのセイロン島原産 スリランカ、マレーシア、インド、インドネシアに分布、日本では沖縄に分布 熱帯の森林や海浜に生育 マンリョウと同じヤブコウジ属で、マンリョウと良く似たお花を夏に咲かせます。 1cm弱の小さな果実は  ピンクから赤、赤紫、黒色に熟していきます。毒はないので食べられるそうですが…(おいしいって記載は無いなぁ)  鳥たちにはご馳走だそう! ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 別名の海辺マンリョウが気になるけど、海浜植物ってことではなさそう 3つ目 アメリカスズメウリ  亜米利加雀瓜 ウリ科アメリカスズメウリ属の蔓性一年草 北アメリカ原産  沖縄では2000年頃に確認 道端、海岸近くの草地、日当たりのいい林縁等に生える ビーチに植えられてるビヨウタコノキの幹に何か絡んでるのを発見!(草丈4~8mになる) むむむ???  黄色くて5〜6mm位の小さなお花が咲いてるぞ。 オキナワスズメウリに似てる気もするけど、違うよなー はじめまして。あなたはだぁれ? 雌雄同株で   ↗  雄花 雄しべが3つ  ↙  雌花 お花下の子房が見えます ↘ この写真は果実は、まだ若い実ようです。 白い点々になり 次第に膨らみを増し、完熟の頃には黒紫色になるようです。大きさは 長楕円形の長さ0.8~2cm、直径0.7~1.5cm *  ついでの覚書 本州〜四国、九州に分布している在来種の  スズメウリの果実は真っ白 熱帯原産の外来種 沖縄に分布している  オキナワスズメウリは 赤い実に白いシマシマ模様 お名前に『雀』どうぶつ名が入ってるので ★ どうぶつシリーズ 4つ目 コウシュンカズラ 恒春葛 キントラノオ科コウシュンカズラ属のつる性常緑低木 台湾、東南アジア、太平洋諸島、オーストラリア、日本では沖縄が原産で  熱帯から亜熱帯に分布。 マングローブ域の後背地や海岸の岩場に生育 台湾の恒春半島の恒春という地名とがお名前の由来になってる、葛=つる性の植物。 沖縄では  自生のものは 減少し  稀だそう。この写真のコウシュンカズラはパーゴラに見事に絡んでました。 2〜3cmくらいの黄色く鮮やかお花が  ポツリポツリ2つ3つ咲いてました。花期は4~12月 コレは名残りかな。  種子はコルク質で海に浮き波に乗って旅立つそう。 ※本来の生育環境や種子散布方法から考えるとコレはきっと海浜植物だ!って考えたのですが、イマイチハッキリしません。ちゃんとわかるまで保留にしますね。 5つ目 ジュズサンゴ 数珠珊瑚 ペティウェリア科リヴィナ属の落葉性多年草 環境によっては常緑 熱帯アメリカ原産 大正時代の初めに渡来 沖縄では 本土復帰後に観賞用に導入したものが逸出して雑草化している 皆さんの投稿でよく拝見する  お花&赤い実が かわいい  ジュズサンゴ。私が見たことある実物は鉢植えで  小さな株でした。 今回の出会いは、首里城公園の外  城南側の一般道沿い。石垣を部分的にフェンスが覆っていて(補強かな)  そのフェンス一面に  半つる性のジュズサンゴが  這うようにバーーっと広がってました。全体の様子をうまく撮れずお伝えできないのが 悔しいなー ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ ★ 気分は南の海へ  珊瑚コレクション (お名前にサンゴが付いている植物を集めてます) 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
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のんちゃん
お正月帰省してました。 沖縄で出会った植物たちのお土産です 1つ目/1〜4 島バナナ 一般的に島バナナと呼ばれてます バショウ科バショウ属の多年草 ローカルなビーチの入り口に植えられてました。 おぉー!こんな所に島バナナ! この写真の島バナナ、高さ3mくらいかな。(通常3〜4m) バナナって木ではなく、草本なんですよね。 高く伸びた茎のような部分は  偽茎で、葉鞘が幾重にも重なりあってできてます。 茎は地下にあって短く横に這ってて、 偽茎の先から、大きな葉っぱが伸びてます。 2つ目〜3つ目/1〜4 渋赤紫色のコレ、お花の蕾を包んでいる苞です。 苞が1枚ずつめくれお花が咲き、実がなり、下へ伸び  また1枚めくれお花が咲き実がなり、下へ伸び・・・と繰り返します。 この果柄はずいぶん伸び、上の方に残した果指が見えてるけど  何段もあったはずの果房が収穫されてるので  もうお花は  おしまいなのかなぁ?と思います。 間違っていたら教えてください。 本当はいっぺんに全部収穫するのだそう。残しているのは  見てもらうためかなぁ?って、勝手に推測してます。 4つ目/1〜4 果指は  はじめ下向きについてますが、成長するに従って  この写真のように  上向きになります。そして果皮の濃い緑色が  うす明るくなって来ます。この写真、収穫出来る状態のようです。 収穫し  追熟させ黄色くなり  更に黒い斑点(シュガースポット)が出て来ると  食べ頃です 私たちが 普段よく食べているバナナは  15〜17cm位ですね。 島バナナは  7〜9cm 程 ずーっと前に食べたことあると思うんだけど、どんな味だったかなぁ? …  あ~あ、覚えてません。資料によると、濃厚な甘さで酸味もあり もっちりしているのだそう。 今度帰ったら絶対食べよっ! 5つ目 ↑ リュウキュウボタンヅル    琉球牡丹蔓 キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性多年草 奄美大島〜沖縄に分布 標準和名に『琉球』と、付いていますが沖縄固有種ではなく、世界では  台湾,中国~インド,ネパール,パキスタン に広く分布してます。日本の中では沖縄に分布しているので 琉球とつけられたようです。 陽あたりのよい人家周辺や荒地や林の縁などに自生 本州〜四国、九州に分布するボタンヅルとそっくりさんです。 違いは  分布域、花期も少しズレてて ボタンヅルが8〜9月なのに対して リュウキュウボタンヅルは6〜8月。 なのに!!! お正月に 咲いてるリュウキュウボタンヅルを発見! ツルが勢いよく絡んで伸びて、高い所で咲いていました。 いつものカメラは重いから連れて行かなかったので スマホ撮影です。あぁコレで限界です。 ↓ 方言名:サシグサ 指し草 標準和名:オオバナノセンダングサ     大花の栴壇草                 タチアワユキセンダングサ  立泡雪栴檀草 キク科センダングサ属の1年草〜多年草 原産 北アメリカ 日本では沖縄、小笠原に分布 コセンダングサの変種ですから  種子は同じような  トゲトゲの「ひっつき虫」です。 ひっつき虫の様子は  2022.3/21  の投稿をご覧ください ★ ひっつき虫シリーズ 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
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のんちゃん
お正月帰省してました 沖縄で出会った植物たちのお土産です 1つ目 2025年元旦   雲の上から見た 初日の出じゃなくって、初夕焼け空。 翼の折れ曲がったところのちょっと上、赤い点わかるかなぁ? ぐぐーんと拡大すると… いいモノ見っけ♡ 2つ目 ブッソウゲ、ハイビスカス アオイ科フヨウ属の常緑低木 世界各地の熱帯・亜熱帯地域を中心に分布 ↑ ブッソウゲ 仏桑花  原種系で沖縄で古くから親しまれています。 方言名 アカバナー 赤花 また、後生花グソーバナ(=あの世のお花)とも呼ばれます。 亡くなった方の後生(あの世)での幸せを願って墓地に植えたりお供えするのだそう。 ↙  ↘    園芸品種のハイビスカス ハイビスカスの園芸種は世界で、5000種を超えると言われ 大きく分けると  ハワイアンタイプ、コーラルタイプ、オールドタイプの3つのタイプ。 この写真のお花はどちらも小ぶりでした。たぶんオールドタイプかなぁと思います。 3つ目 サンタンカ 山丹花 別名 サンダンカ 三段花 アカネ科サンタンカ属の常緑低木 中国、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン原産 沖縄では古くから栽培され野生化している 私がサンタンカだと思ってたのは  蕾が尖ってて花びらの先も尖ってるけど(2023.4/1投稿)  … この丸っこい花びらのも  サンタンカでした。『サンタンカ・コッキネア』と言う品種で、 尖った方は  『スーパーキング』というのだそう。 花期は  5月〜10月となってますが、帰省すると 3月も11月にも そして  お正月にも咲いてるのを見掛けます。 4つ目 ガジュマル  クワ科イチジク属の常緑高木 アジア東南部の熱帯から亜熱帯地域に分布。屋久島と種子島以南、主に南西諸島に分布 枝から気根を垂らし  徐々に土台や自分の幹に複雑にからみつきます。ヒモのように細い気根が、成長し次第に太くなり  幹のように樹皮が発達します。地面に達すると幹なのか気根なのかわからないくらいになります。 この写真では、ちょっと写りが悪くてわかりにくいですが、 気根がたくさん垂れ下がってました。拡大すると見えるかな〜 ガジュマルの大木や古木には、赤い髪の男の子の精霊キジムナーが住んでいると言い伝えられています。戦前から生き続けているこのガジュマルにも  きっとキジムナーがいるだろうなって思ってます。 5つ目 獅子舞 琉球王朝時代に中国から伝来。 旧暦6月から8月にかけての豊年祭や旧盆に演舞され、悪霊を払い、五穀豊穣や集落の繁栄を祈願する神事や民俗芸能です。 県内の獅子舞の多くはサンシン(三味線)で舞いますが、首里の獅子舞は銅鑼の音で舞います。 お正月には  首里城で奉納演舞の後、町内の各家の邪気を払い嘉例を付けて廻ります。 散歩していると  銅鑼の音が聞こえてきて  町内を廻っている獅子舞に出会いました。道の向こう側で 舞ってて 上手く撮れなかったけど、日本の獅子舞の唐草模様の油単の幕とは  ゼンゼン違って  生きた獅子のように毛むくじゃら! 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
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