何の実？ 山菜のウド(独活)の実？ ウコギ科タラノキ属の多年草 【似たもの調べの覚え書き】 「ウド」と「タラノキ」の違い 「ウド」は、セリ目ウコギ科タラノキ属の多年草。 大きくなっても3メートルほど。「ウドの大木」というが木ではなく草である。 茎は円柱形で太く、緑色をしており毛が生える。 草なので、冬には枯れる。 人工的に栽培されたものを白ウド、自生しているものを山ウドと区別する。 それに対して「タラノキ」とは、セリ目ウコギ科タラノキ属タラノキ種に属する落葉低木。 ウドとは同じ属だが別の種であって、タラノキの場合は3メートルほどの大きさの木になる。 タラノキに生える新芽を「タラの芽」といって、新芽は、前年に伸びた枝にのみ生える。 頂芽のみを採取し、側芽は残しておく。側芽を採取してしまうと木は枯れてしまう。 また、自生種のタラノキは幹に棘がある。 「草」か「木」かの違いが大きいと思います。 3メートルくらいあったらどっちか分かりにくいですが、幹に棘があったら、タラノキに間違い無し(トゲが無いタラノキの種もあるようですが…)。 実だけの写真でみたところ、放射状に延びる花(実)の感じがウドの方が綺麗に丸くついている感じがします。 どちらも黒っぽい実になります。 実の写真比較には「松江の花図鑑」さん他を参考にしました。

ウワミズザクラ(上溝桜)の実 バラ科サクラ属　落葉高木 サクラの仲間(サクラ属)ではあるが小さな白い花をたくさん総状のブラシのようにつける。 果実は長さ6～7mmの卵形で、先は尖る。初めは黄色で、熟すと赤色から黒色になる。

ツクバネソウ(衝羽根草)の実(黒紫色の実) ユリ科ツクバネソウ属　多年草 この実とガクの姿が羽根つきの羽に似ていることから名づけられた。 「ツクバネウツギ」「ハナツクバネウツギ」「ツクバネ」の名前も同じ意味からだが、実が黒いのはこのツクバネソウだけ。

ツバメオモト(燕万年青)の実(青い実) ユリ科ツバメオモト属　多年草 オモトのような大きな葉の間から花茎を20～30cmほど伸ばし、先端に純白の小花を総状につける。 花の後は、花茎が40～70cmに伸び、球形の実を結ぶ。 その実は艶があり、濃い藍色で美しい。

ユキザサ(雪笹) ユリ科マイズルソウ属(旧ユキザサ属) 多年草 白い花を雪に、葉を笹にたとえた。秋に赤い実をつける。 タケシマランと間違えてしまいましたが、chibiさんに教えてもらいました。ありがとうございました😊 タケシマランは、葉の下に花(実)がつく。

シラタマノキ（白玉の木）の実(白い実) ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木 樹高は５センチから２０センチくらい 別名：シロモノ 実がこのように白いことからシラタマノキの名前が。 別名シロモノ。 これはアカモノが赤い実を付けるのに対しての名前。 クロマメノキは黒い実。

ゴゼンタチバナ(御前橘)の実(赤い実) ミズキ科ゴゼンタチバナ属の多年草。 葉が四枚では花を付けない。 白い花びらに見える苞の真ん中に20個ほど集まる花が咲く。 赤い実がなる。 ヤマタチバナ(＝ヤブコウジ)やカラタチバナの実に似ることが、名前にタチバナとつく理由。

マイズルソウ(舞鶴草)の実(透き通った赤い実) ユリ科マイヅルソウ属の多年草。 実が熟すと透き通った赤になる。